富良野岳(原始ヶ原から)


- GPS
- 07:55
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,264m
- 下り
- 1,262m
コースタイム
- 山行
- 7:39
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 7:56
過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレ、登山ポストあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
【滝コース】 渡渉が2か所あります。 1つ目は丸太橋が流されてワイヤーロープだけになっているので橋としては渡れません。上流側で浅くて流れの緩いところを見つけて渡渉します。 2つ目は丸太橋はありますがワイヤーロープが低すぎるので掴んで歩くのはやや難しい。丸太橋が濡れて滑るようなら止めたほうがよいと思います。こちらも上流側に渡渉点を探したほうがよいかもしれません。 いずれにしても現状では夏靴を濡らさずに行くことはできません。長靴でも浸水する深さでした。事故になるという世界でもないので濡れても構わないのならまあ何でもよいですが、苔の岩もあるので滝コースは沢靴がベストだと思います。 下山後に富良野山岳会の方とお話ししたところ、流された橋の架け替えは来年の6月頃になるそうです。 【林間コース】 夏靴でOK 【原始ヶ原】 湿地帯でぬかるむ。 滝コースからならそのまま沢靴。 林間コースからだとハイカットの夏靴とゲイターでも大丈夫そうですがめちゃくちゃ汚れるし、もしかすると浸水するかもしれないので気にせず安心して歩くなら長靴でスタートして原始ヶ原終点で登山靴に履き替えるのがよさそう。 【富良野岳】 ザレ場の急登で滑って登りづらい。左側のハイマツ帯の際に滑らない踏み跡もあったがそれもごく一部だけなのでハイマツなどに掴まって登る。浮き石に注意。 |
写真
感想
今年4月末にスキーで来て気に入った原始ヶ原からの富良野岳。夏にも来たいと思っていながら秋になってようやく来られた。
滝コースの状況は上に書いたとおり。下山後、ニングルの森管理棟にいらした山岳会の方とお話ししたところ、橋が流されたからといって通行止めにはしないから行ける人はどうぞということだった。沢靴でジャブジャブ歩けばどうということはなかった。紅葉と滝と渓相が美しかった。本当はもっとゆっくり景色を楽しみ、できれば釣りもしたかったが寝坊して出発が遅れたのでせっせと歩いたのがもったいなかった。またこんどゆっくりしたい。
勝竜の滝の巻き道から原始ヶ原に出た瞬間の開放感がたまらなかった。正面に富良野岳を見据え左手には前富良野岳という手付かずの高層湿原をただ歩く。ここに木道などがあったら興醒めだろう。グチャドロでもこのままがいい。
富良野岳のザレ場の急登はズルズル滑って無駄に消耗してしまうが、振り返ると前富良野岳が素晴らしいので景色を見るのを口実に小刻みに休みながら登った。肩まで上がるとこれまで見えなかった北〜北東の展望が一気に開ける瞬間もたまらない。十勝岳より先は雲の中だったがそれでも満足した。
原始ヶ原はやはり好きな場所だった。山岳会の方のお話しだと秋に来て正解だったとのこと。夏は暑すぎるので山頂へは行かず滝コースで涼んで林間コースを周回して帰るのがよいらしい。来年の夏には釣り竿を持ってきてたっぷり遊んでみよう。厳冬期にも来てみたい。
山頂以外の道中では誰にも会わない静かな一日だった。
富良野から三笠に抜ける山道を明るいうちに通過したかったので温泉には寄らず帰路に就いた。
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