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Yamareco

記録ID: 8777035
全員に公開
ハイキング
十勝連峰

富良野岳(原始ヶ原から)

2025年10月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:55
距離
14.9km
登り
1,264m
下り
1,262m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:39
休憩
0:17
合計
7:56
距離 14.9km 登り 1,264m 下り 1,262m
6:50
2
スタート地点
7:11
7:12
138
9:30
9:31
37
10:08
10:09
106
11:55
12:02
57
12:59
13:00
36
13:36
13:37
10
13:47
13:48
21
14:09
14:12
11
14:23
14:24
21
14:46
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2025年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
原始ヶ原登山口の駐車場
トイレ、登山ポストあり
コース状況/
危険箇所等
【滝コース】
渡渉が2か所あります。
1つ目は丸太橋が流されてワイヤーロープだけになっているので橋としては渡れません。上流側で浅くて流れの緩いところを見つけて渡渉します。
2つ目は丸太橋はありますがワイヤーロープが低すぎるので掴んで歩くのはやや難しい。丸太橋が濡れて滑るようなら止めたほうがよいと思います。こちらも上流側に渡渉点を探したほうがよいかもしれません。
いずれにしても現状では夏靴を濡らさずに行くことはできません。長靴でも浸水する深さでした。事故になるという世界でもないので濡れても構わないのならまあ何でもよいですが、苔の岩もあるので滝コースは沢靴がベストだと思います。
下山後に富良野山岳会の方とお話ししたところ、流された橋の架け替えは来年の6月頃になるそうです。

【林間コース】
夏靴でOK

【原始ヶ原】
湿地帯でぬかるむ。
滝コースからならそのまま沢靴。
林間コースからだとハイカットの夏靴とゲイターでも大丈夫そうですがめちゃくちゃ汚れるし、もしかすると浸水するかもしれないので気にせず安心して歩くなら長靴でスタートして原始ヶ原終点で登山靴に履き替えるのがよさそう。

【富良野岳】
ザレ場の急登で滑って登りづらい。左側のハイマツ帯の際に滑らない踏み跡もあったがそれもごく一部だけなのでハイマツなどに掴まって登る。浮き石に注意。
出発
2025年10月05日 06:50撮影 by  iPhone 16, Apple
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10/5 6:50
出発
広々と笹刈りしていただいていた
2025年10月05日 07:01撮影 by  iPhone 16, Apple
10/5 7:01
広々と笹刈りしていただいていた
滝コースに行ってみよう
2025年10月05日 07:11撮影 by  iPhone 16, Apple
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10/5 7:11
滝コースに行ってみよう
ハシゴ
2025年10月05日 07:16撮影 by  iPhone 16, Apple
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10/5 7:16
ハシゴ
本来はこのワイヤーロープに掴まりながら丸太橋を渡るようだが橋は流されていた
2025年10月05日 07:31撮影 by  iPhone 16, Apple
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10/5 7:31
本来はこのワイヤーロープに掴まりながら丸太橋を渡るようだが橋は流されていた
この写真の少し上流を渡渉した
2025年10月05日 07:32撮影 by  iPhone 16, Apple
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10/5 7:32
この写真の少し上流を渡渉した
流心部は膝くらいの深さを一歩踏んだがあとは浅かった
増水時はどうかなあ
2025年10月05日 07:35撮影 by  iPhone 16, Apple
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10/5 7:35
流心部は膝くらいの深さを一歩踏んだがあとは浅かった
増水時はどうかなあ
美しい紅葉と清流に心が洗われた
すぐに汚れてしまうのだが今日だけでも
2025年10月05日 07:37撮影 by  iPhone 16, Apple
10/5 7:37
美しい紅葉と清流に心が洗われた
すぐに汚れてしまうのだが今日だけでも
釣りをしたくなるポイントがたくさんあった
2025年10月05日 07:39撮影 by  iPhone 16, Apple
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10/5 7:39
釣りをしたくなるポイントがたくさんあった
二段の滝
ここが魚止め?上にもいるかな?
2025年10月05日 07:45撮影 by  iPhone 16, Apple
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10/5 7:45
二段の滝
ここが魚止め?上にもいるかな?
左岸を巻く
2025年10月05日 07:46撮影 by  iPhone 16, Apple
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10/5 7:46
左岸を巻く
こっちが二段の滝の上段かな
2025年10月05日 07:49撮影 by  iPhone 16, Apple
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10/5 7:49
こっちが二段の滝の上段かな
鎖を掴んでへつる
2025年10月05日 07:51撮影 by  iPhone 16, Apple
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10/5 7:51
鎖を掴んでへつる
蒼天の滝
2025年10月05日 08:00撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/5 8:00
蒼天の滝
2つ目の橋は使えたが、ワイヤーロープは本来、丸太に立ったとき自然に掴める高さに張ってあったそうだが下がってしまったらしい
2025年10月05日 08:04撮影 by  iPhone 16, Apple
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10/5 8:04
2つ目の橋は使えたが、ワイヤーロープは本来、丸太に立ったとき自然に掴める高さに張ってあったそうだが下がってしまったらしい
ちょっと怖かったがなんとか行けた
2025年10月05日 08:05撮影 by  iPhone 16, Apple
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10/5 8:05
ちょっと怖かったがなんとか行けた
渡ったところを振り返る
橋が怖かったら上流側で渡渉点を探した方がよいかもしれない
2025年10月05日 08:06撮影 by  iPhone 16, Apple
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10/5 8:06
渡ったところを振り返る
橋が怖かったら上流側で渡渉点を探した方がよいかもしれない
癒やされますなあ
2025年10月05日 08:31撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/5 8:31
癒やされますなあ
赤岩の滝は大迫力だった
2025年10月05日 08:52撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/5 8:52
赤岩の滝は大迫力だった
こちらは勝竜の滝でこの上が原始ヶ原
右岸に巻き道あり
2025年10月05日 09:08撮影 by  iPhone 16, Apple
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10/5 9:08
こちらは勝竜の滝でこの上が原始ヶ原
右岸に巻き道あり
ハシゴの急斜面を登って少し歩くと、
2025年10月05日 09:11撮影 by  iPhone 16, Apple
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10/5 9:11
ハシゴの急斜面を登って少し歩くと、
原始ヶ原が広がっていた
前富良野岳と富良野岳
2025年10月05日 09:14撮影 by  iPhone 16, Apple
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10/5 9:14
原始ヶ原が広がっていた
前富良野岳と富良野岳
富良野岳はまだ遠い
2025年10月05日 09:35撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/5 9:35
富良野岳はまだ遠い
大半は湿った草地といったところだが、こんなぬかるみもちょいちょいある
2025年10月05日 09:40撮影 by  iPhone 16, Apple
10/5 9:40
大半は湿った草地といったところだが、こんなぬかるみもちょいちょいある
湿地が終わると斜度が上がって富良野岳を登り始める
2025年10月05日 10:24撮影 by  iPhone 16, Apple
10/5 10:24
湿地が終わると斜度が上がって富良野岳を登り始める
ザレザレの急登に消耗させられる
大きめの岩もズリズリ動くので足場として信用ならない
2025年10月05日 10:55撮影 by  iPhone 16, Apple
10/5 10:55
ザレザレの急登に消耗させられる
大きめの岩もズリズリ動くので足場として信用ならない
振り返ると前富良野岳がすばらしい
景色見るフリ休憩が頻発する
2025年10月05日 10:55撮影 by  iPhone 16, Apple
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10/5 10:55
振り返ると前富良野岳がすばらしい
景色見るフリ休憩が頻発する
ハイマツに掴まって登った
2025年10月05日 11:17撮影 by  iPhone 16, Apple
10/5 11:17
ハイマツに掴まって登った
ピンテのところからトラバース気味になる
2025年10月05日 11:24撮影 by  iPhone 16, Apple
10/5 11:24
ピンテのところからトラバース気味になる
ここから先は山頂までしっかり歩きやすい道だった
2025年10月05日 11:27撮影 by  iPhone 16, Apple
10/5 11:27
ここから先は山頂までしっかり歩きやすい道だった
山頂を捕捉
2025年10月05日 11:41撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/5 11:41
山頂を捕捉
着いたー
残念ながら十勝岳より向こうは雲の中
2025年10月05日 11:45撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/5 11:45
着いたー
残念ながら十勝岳より向こうは雲の中
十勝岳の頭が見えたのはこの一瞬だけだった
2025年10月05日 11:52撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/5 11:52
十勝岳の頭が見えたのはこの一瞬だけだった
待っていても晴れそうもないし時間もないので下山開始
2025年10月05日 12:04撮影 by  iPhone 16, Apple
10/5 12:04
待っていても晴れそうもないし時間もないので下山開始
前富良野岳
奥には夕張山地も見える
2025年10月05日 12:09撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/5 12:09
前富良野岳
奥には夕張山地も見える
ここからザレ場の急斜面を慎重に下りる
2025年10月05日 12:17撮影 by  iPhone 16, Apple
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10/5 12:17
ここからザレ場の急斜面を慎重に下りる
登る時は気付かなかったが右側(登りだと左側)のハイマツ帯の際に滑らずに歩ける踏み跡が少しだけあった
ちょっとでも楽できるならそうしよう
2025年10月05日 12:19撮影 by  iPhone 16, Apple
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10/5 12:19
登る時は気付かなかったが右側(登りだと左側)のハイマツ帯の際に滑らずに歩ける踏み跡が少しだけあった
ちょっとでも楽できるならそうしよう
ザレ場をクリアしてひと安心したところ
2025年10月05日 12:38撮影 by  iPhone 16, Apple
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10/5 12:38
ザレ場をクリアしてひと安心したところ
富良野岳は実質ここまでといってもよいくらいかな
登りもここからが本番
2025年10月05日 12:50撮影
10/5 12:50
富良野岳は実質ここまでといってもよいくらいかな
登りもここからが本番
残るは緩く長い帰り道
2025年10月05日 13:11撮影 by  iPhone 16, Apple
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10/5 13:11
残るは緩く長い帰り道
帰りは林間コース
2025年10月05日 13:37撮影 by  iPhone 16, Apple
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10/5 13:37
帰りは林間コース
あとはのんびり秋の散歩といったところ
2025年10月05日 13:55撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/5 13:55
あとはのんびり秋の散歩といったところ
2025年10月05日 14:07撮影 by  iPhone 16, Apple
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10/5 14:07
2025年10月05日 14:28撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/5 14:28
安着
おわり
2025年10月05日 14:45撮影 by  iPhone 16, Apple
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10/5 14:45
安着
おわり

感想

今年4月末にスキーで来て気に入った原始ヶ原からの富良野岳。夏にも来たいと思っていながら秋になってようやく来られた。
滝コースの状況は上に書いたとおり。下山後、ニングルの森管理棟にいらした山岳会の方とお話ししたところ、橋が流されたからといって通行止めにはしないから行ける人はどうぞということだった。沢靴でジャブジャブ歩けばどうということはなかった。紅葉と滝と渓相が美しかった。本当はもっとゆっくり景色を楽しみ、できれば釣りもしたかったが寝坊して出発が遅れたのでせっせと歩いたのがもったいなかった。またこんどゆっくりしたい。
勝竜の滝の巻き道から原始ヶ原に出た瞬間の開放感がたまらなかった。正面に富良野岳を見据え左手には前富良野岳という手付かずの高層湿原をただ歩く。ここに木道などがあったら興醒めだろう。グチャドロでもこのままがいい。
富良野岳のザレ場の急登はズルズル滑って無駄に消耗してしまうが、振り返ると前富良野岳が素晴らしいので景色を見るのを口実に小刻みに休みながら登った。肩まで上がるとこれまで見えなかった北〜北東の展望が一気に開ける瞬間もたまらない。十勝岳より先は雲の中だったがそれでも満足した。
原始ヶ原はやはり好きな場所だった。山岳会の方のお話しだと秋に来て正解だったとのこと。夏は暑すぎるので山頂へは行かず滝コースで涼んで林間コースを周回して帰るのがよいらしい。来年の夏には釣り竿を持ってきてたっぷり遊んでみよう。厳冬期にも来てみたい。
山頂以外の道中では誰にも会わない静かな一日だった。
富良野から三笠に抜ける山道を明るいうちに通過したかったので温泉には寄らず帰路に就いた。

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