ほぼ京都一周トレイル 車損傷のオマケ付き

- GPS
- 23:28
- 距離
- 80.4km
- 登り
- 3,496m
- 下り
- 3,492m
コースタイム
- 山行
- 11:54
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 12:51
- 山行
- 10:11
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 10:36
| 天候 | 偶にジャケット着るほどでもない小雨 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
とても観光色が色濃いコース、良い感じにトレイルと有名観光スポットが交互に配置されていて飽きない。 オーバーツーリズム問題もよく聞くが歩けはほぼ関係なし。 伏見稲荷だけは渋滞必死なので、自分は折角なので一周トレイルルートから外れて山頂までゆっくり観光しましたがここだけはあまり散策せずにさっさと抜けても良いかも。 トレイルは概ね良好だが銀閣寺をこえて再度トレイルに入った直後にスズメバチの巣あり、幸い下山に時間掛からない位置で病院もあるのでひとまず安心? 点在する観光地は外国人で埋め尽くされてますがトレイルはそこまで人多くなかった ロード割合かなり多めなので足に来ました |
写真
ここ多分京都一周トレイルのコースから外れてるけど大文字山ピークから大の文字の流れは外せない、どうしてこっちをルートにしないんだろう
ぱっと見オオスズメバチかヒメスズメバチ
根本の二つの穴から出てきて突進威嚇されたのに気がついてスッと下がると許してくれた、今回は黒タイツやめたからか?
ここで気がつかないと蜂の巣にされるパターンなのか
とりあえずビクビクしながら迂回した後、望遠でパシャリ 本当に助かった
1ヶ月前に熊野古道小辺路でブスブスに刺されてるのでやられるとヤバい
ここなら下山一瞬だしショック状態になっても救急車間に合うと思うけど、、マジかよって独り言ぶつぶつ言ってた気がする
草がいい感じにフカフカ、街に降りる直前なので寒くないし谷で無風で沢もある
ここだけ京都一周トレイルの道標ルートから外れたけどいい場所あって良かった
朝起きると地面も周囲も緑一色で優しい空間だった、滝も見える
深夜に来るはずないけど山の所有者の邪魔にならないようにもーちょい手前にすればよかった
感想
思ったより観光色の強いコースでした。自分的にはとても楽しめた。
更にLAKEBIWA100 というトレラン界隈最高峰のレースに偶然鉢合わせして比叡山で真っ暗な中ガチ勢に紛れさせて貰い滅多に出来ない経験が出来た。
三連休で嫁が実家に帰りたいとのことで遠征ハイキングのついでに車で送ってやるよとのことで金曜夜に嫁実家東大阪前泊
元々鈴鹿セブンを計画してたが、台風進路が上に逸れると自分の実力だと危険そうなので急遽代替え案で京都一周に変更した。
京都一周ならエスケープが何処でも容易なので、重いテン泊装備をワザワザ担がなくても一旦東大阪に帰って分割すれば良いんじゃねと確認すると、義両親と万博行くから帰り24時ぐらいとのこと。ダメじゃん。
京都一周ってトイレ近くにキャンプ適地なさげだし交通網良すぎてテン泊装備担ぐメリット少ないんだけど仕方ない。テン泊する場所も鉄板が無さそうだから成り行き任せのノープランで突撃した。
一日目
観光地をボッチのオッサンがデカいザック背負ってウロウロするの絵面的にヤバそうだが最近は慣れた。
観光楽しみつつ清水山に入るとトレイル率が高くなったが大文字山周辺からすれ違う人がやたら拍手して頑張って!と応援してくれる。京都の風習?とか不思議に感じながら進んでいたが、かなり後で気付いたがなんとトレランの大会に鉢合わせしたようだった。
比叡山の登りをトレランの選手とは知らずに近い間隔で登っていた方が自販機でゼッケンつけてたのに気が付いたのでトレランのレースですか今何kmですかと聞くとナント100km地点でまだ30kmぐらいあるとの事。ヒェーレベチですわ頑張ってください!と衝撃を受けた。
その後も偶然コースが同じようで続々と早い方が抜いていかれる。そうと判ればコースが同じ間は道端にテントなんて貼れないのでレース優先でトレラン選手の方々にはストレス与えないように後方に気を付けながら早めに立ち止まってどんどん先を譲ってレースの邪魔しないように応援しながら並走を楽しむことにした。
そのうち日没&小雨&深い霧で酷い視界不良に。ル―ファイも難しい中ぬかるみと激坂でトレランガチ勢も駆け降りる事が出来ない様子。本来は自分など一瞬で振り切られる筈だがこの時ばかりは悪条件が重なっていて大差ない速度でヘッドライトの灯りを頼りについていくことができたのだと思う。この時が楽しすぎて忘れられない。前後にいくつかのヘッドライトの灯りの中で一緒に進む時の妙な一体感と高揚感、瞑想しているかのような研ぎ澄まされた精神状態。初めての経験で強烈に心に焼き付いてしまった。
やがてトレラン勢ともルートが分かれて本当に夜間完ソロ状態に。
慎重にテント貼れる場所を探しながら歩いた。
京都一周トレイルの道標に急な下り注意とあり、真っ暗&小雨で少しぬかるんでいる事もあり斜度が緩やかそうな東海自然歩道に逃げた。街に下山するに直前、トレラン勢に影響されたのかキャンプ適地無ければ夜通し歩けば良いかとか考え始めた所で良い感じの場所に巡り会えテント設営できた。
「ほぼ」京都一周トレイルなのはここ。
二日目
スタート時は距離と累積標高差から楽勝と余裕ぶっこいでるとロード率が多いからか昨日の疲れかザックが重いからかテン泊初心者で熟睡出来ていないからかコンプレッションタイツの着用やめたからか、えらく足にきた。
登りが天国に感じるほど降りのロードがここまで苦痛に感じたのは初めて
それでもトレイル区間の景観は抜群で疲れた足を忘れさせてくてた。
21時に嫁実家に帰ると伝えてたので温泉入って飯食って20:50に到着すると枚岡神社の祭り行ってるとかで締め出されてた。慣れてしまったけどホント締め出しが多い嫁さんだこと。鍵が閉まってる玄関前にザックをポイして最寄駅に舞い戻り以前と同じくヤマレコ書きながら時間潰し。
後で調べるとLAKEBIWA100 という100マイルレースだったようで全く知識無かったが調べれば調べるほど凄い規模のレースだったようでびっくり。100kmと言われてたけど比叡山地点だと多分スタートから36h程度で120~130km地点 累積標高8000~9000m程度は進んでいた筈でそれどころじゃ無かった。この時出合った方々全員が単純な数字上だけなら大嶺奥駆を無泊踏破出来るレベルということでレベチどころじゃなくて天上人の超人達だったようだ。
三日目【帰宅後追記】
無事にノントラブルでテン泊ハイキング乗り越えたと思ったら帰りの高速で落下物を避けれなくて前輪の左タイヤハウスとバンパーが破損してベロンベロン、タイヤと接触してタイヤも盛大に傷ついてる、、、
高速運転中のバーストが怖くてロードサービス案件とした、、、
避難した高速SAへのタクシー手配も難航しつつも時間ロス無く段取りできたものの、何とか自宅にたどり着いたのが深夜2時
レッカーから下ろしてもらうの立ち会い、ギアを軽く洗ってテントを軽く干して就寝が深夜3時、悲惨である。
テン泊ハイキングしようとすると今のところ3/4でトラブルが起こってる。
骨折、スズメバチブスブス、車事故と来た。今回は家族全員乗る車トラブルで怪我には繋がらなかったので幸いと考えるべきか。面倒だからこのまま運転して帰る事も頭をよぎったが、強引に高速運転続けるとどうなっていたことやら。
次にあるとすれば熊か、、、熊生息エリアではスプレーはほぼ常に携帯してるが一層気を引き締めないと。。。
やま


















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