男体山:公共交通機関利用:前泊+日帰り

- GPS
- 04:23
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,296m
- 下り
- 1,302m
コースタイム
- 山行
- 3:08
- 休憩
- 2:01
- 合計
- 5:09
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
東京着発 21:44 宇都宮駅着 22:33(やまびこ223号) ※前泊した宇都宮の宿 宇都宮ステーションホテル https://hpdsp.jp/utsunomiya-s-hotel/ (当日) 宇都宮駅発 5:57 JR日光駅着 6:39(JR日光線普通、日光行、770円) JR日光駅発 6:52 二荒山神社中祠着 7:48(東武バス、1,400円) 二荒山神社中祠発 13:59 東武日光駅着 14:50(東武バス、1,400円) 東武日光駅発 15:40 下今市駅着15:49(東武線普通) 下今市駅発 15:50 浅草駅着 17:35(スペーシアX 8号) ※復路のバスは約30分遅延し、東武日光駅の到着は15:20分頃でした。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は良く整備されており、特に問題はないと思います。一本道なので、道迷いの可能性も低いと感じました。 ただし、ほぼ最初から最後まで急登が続きます。特に、概ね7合目より上は岩が多い急坂です。この部分は、登りもキツイですが、下りの際にも転倒や落石に要注意だと思います。 |
| その他周辺情報 | [前泊した宇都宮の宿] 宇都宮ステーションホテル https://hpdsp.jp/utsunomiya-s-hotel/ いわゆるビジネスホテルです。駅から近く(徒歩約5分)、前泊には便利でした。近所にコンビニもありました。 |
写真
感想
なるべく公共交通機関を利用しながら関東地方より日本百名山に挑んでいます。今回は、栃木県日光市にある男体山に1泊2日(前泊+日帰り)で登ってきました。
男体山は、東京からは前泊なしで純粋な日帰りでも訪問可能と考えられます。しかし、日光周辺は紅葉観光のハイシーズンであることから、交通渋滞等のリスクを考慮し、宇都宮に前泊しました(下記を参照)。
見事な晴天に恵まれ、山頂からは日光白根山、皇海山、富士山等を始め、360度の大展望を満喫することができました。余りの絶景に、山頂には約1時間も滞在してしまいました。4合目と5合目の間の区間には所々紅葉が綺麗な場所もあり、(急登はキツかったのですが)非常に満足度の高い山行となりました。
(公共交通機関利用による男体山登山)
男体山の登山口は中禅寺湖湖畔の二荒山神社中祠です。こちらには、JR日光駅または東武日光駅から東武鉄道の路線バス(日光−湯元線)によるアクセスが可能です(所要約50分)。路線バスの本数も比較的多く、公共交通機関利用者には有り難い百名山の1つと言えるかもしれません(以下のバスの時刻等は2025年10月30日現在のものです)。
東武バス(日光−湯元線)
https://www.tobu-bus.com/pc/area/nikkou.html
東京から純粋な日帰りとする場合、新幹線の始発を利用しても、日光駅着は午前8時近くになり、登山開始は午前9時近くになります(JR日光駅発 7:50、二荒山神社中祠着 8:46)。これでも、健脚の方であれば、問題なく日光までの戻りの路線バスのあるうちに下山可能と考えられます。
他方、今回の登山日は、日光周辺の紅葉観光のハイシーズンに当たることから、(平日ではあるものの)交通渋滞や路線バスの混雑のリスクもあると考え、念のため前泊することにしました。
前泊する場合、登山口(二荒山神社中祠)に近い宿(「ゆとりろ」等)を利用すれば、神社の受付が始まる午前6時から登山が開始できます。ただし、登山口周辺に向かう路線バス(日光駅から湯元行き)は、午後6時頃に日光駅を出発する便が最終になります(JR日光駅発 18:02、二荒山神社中祠着 18:58)。これに間に合うためには、東京駅を遅くとも午後4時過ぎに出発する新幹線に乗る必要があります。
他方、宇都宮を前泊地にした場合、東京発の新幹線は午後10時過ぎまであります。この場合、翌日は宇都宮駅発5:57の日光線始発を利用すれば、JR日光駅着が6:39で、同駅発 6:52の路線バスに間に合います。二荒山神社中祠着は7:48で、登山開始は午前8時頃になります。自分は、前日の仕事の都合等もあり、この方法を選択しました。
なお、日光駅前に前泊する選択肢もあります。この場合、宇都宮から日光行の終電は22:48発(23:29着)なので、午後10時前に東京を出る新幹線に乗れば間に合います。また、当日は朝一番の路線バス(JR日光駅発 6:06、二荒山神社中祠着 7:02)を利用できます。このオプションの問題は、季節や曜日によっては、宇都宮駅周辺に比較して日光駅周辺の宿の確保が容易ではないことがあります(確保できても値段が高い)。自分も当初はこの選択肢を検討しました。しかし、ハイシーズンであることもあってか直前の宿の確保は容易ではなく、断念しました。
(その他:路線バスの混雑等の状況)
当日の往路の路線バス(JR日光駅発 6:52(湯元行き))では、始発であるJR日光駅からの乗客(約20名)は全員座れましたが、次の東武日光駅からの乗客の中には、座れない方もいました。平日でもこの状況なので、週末はもっと大変かもしれません。いずれにせよ、路線バスは、東武日光駅ではなく始発のJR日光駅から乗るのがお勧めです。
なお、朝の往路では、懸念していた交通渋滞はなく、路線バスは定刻どおり二荒山神社中祠に到着しました(7:48着)。
復路の路線バス(湯元始発、JR日光駅行)は、二荒山神社中祠に到着した時点で、定刻の13:59から約15分遅延していました。東武日光駅に到着したのは15:15頃で、定刻の14:46から約30分の遅延でした。原因は、交通渋滞というよりはむしろ、各停留所において乗客の乗降に非常に時間が掛かっていたことにある模様でした。
復路でも、少なくともこの時間帯では、交通渋滞はほとんどみられませんでした。他方、路線バスの中は非常に混雑しており、自分も当初は座れませんした(途中で、たまたま目の前の席の方が降りたので座ることができました)。途中の中禅寺湖の停留所にはバス待ちの客が多数おり、そのうちの約半数程度の方しか乗車できませんでした。
このように、路線バス利用の場合、季節や曜日によっては、遅延や混雑の可能性があることを念頭に置いて計画を立てる方が良いと感じた次第です。
(以上)
YK












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