【初冬期】剱御前(高山病で敗退)

- GPS
- 03:10
- 距離
- 3.5km
- 登り
- 540m
- 下り
- 203m
コースタイム
| 天候 | ■11/12(水) 晴れ時々曇り🌤️ ※夕刻から風が強かったらしい... ■11/13(木) 曇り🌥️ ※稜線を降りるまで10~13m/s程度の風が吹いていた。 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
7:00頃の到着で10台程度の駐車でした。空いているって幸せ... |
| コース状況/ 危険箇所等 |
■雷鳥沢から劔御前小屋までは冬道。 |
| その他周辺情報 | ■下山後の温泉♨️ 【心笑館 こまどめの湯】 http://cocoekan.jp/onsen.html ■下山後のご褒美🍽 【欧風家庭料理 くんくん亭】 0261-85-4868 長野県大町市大町高見町3343-1 https://tabelog.com/nagano/A2005/A200502/20023935/ 週末に続き来てしまったwww やっぱり美味しい♡ |
| 予約できる山小屋 |
雷鳥沢ヒュッテ
|
写真
装備
| 個人装備 |
【一般雪山装備】
一般冬服装備
ハードシェル(上下)
ゲイター
インナー・アウター手袋
ゴーグル
バラクラバ
ネックウォーマー
日よけ帽子
防寒装備(ダウン上下・象足・フリース・ウール帽子等)
予備着替え(グローブ類・靴下等)
テントシューズカバー
冬靴
ザック
プラティパス(2.5ℓ)
テルモス(500ml)
食器
ライター
山行計画書
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ(予備含む)
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ダクトテープ
予備靴ひも
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
カイロ
ストック(スノーバスケット付)
冬季用シュラフ
シュラフカバー(任意)
スリーピングマット(冬季用)
ビニール袋(数枚(靴入れ・ゴミ袋))
ザック用ビニール袋(各人のザックが入る大きさ)
ソロ用ツエルト(テント所持者以外は携行)
非常用バーナーセット(バーナー/コッヘル/110gガス ※テント所持者以外は携行)
ビーコン
プローブ
スコップ
ワカン
【登攀装備】
ヘルメット
アイゼン
ピッケル(1/リーシュ)
アルパインハーネス
セルフビレイコード+環ビナ
ATC+環ビナ
冬季支点構築セット(環ビナ3/
120(240)cmダイニーマスリング)
プルージックコード+環ビナ
120cmアルヌン(2)
120cmダイニーマスリング+カラビナ(1)
普通カラビナ(2)
【食料品】
朝食(1)
夕食(1)
行動食(2)
非常食(最低500kcal)
嗜好品(適量)
【その他】
風呂・着替えセット
|
|---|---|
| 共同装備 |
【KM】
LEDランタン
シングル2テン
2テン用テント内銀マット
スノーアンカー(7)
雪落し用たわし
1ℓ鍋/バーナーセット
230gガス缶
ブス板(1)
【TI】
30mダブルロープ
|
| 備考 | 何がどこに入っているかの把握の為に, 袋にまとめて入れておくと人に助けてもらう時にとても便利。 |
感想
【初冬期】剱御前(高山病で敗退)
週末に続き立山に入る。
今回は相棒と本格的な雪山はじめの予定だったが、歩き始めから調子が上がらない…
そして剱御前に上がる頃には 完全に高山病の症状が出て グロッキー😫
何とかテントを張るも、そこから先は自分では何もできない状態に陥ってしまった。
少しでも頭を上げると酷い目眩と吐き気に襲われ、動けない…
靴を脱がしてもらい、マットやシュラフを出してもらい、湯たんぽを作ってもらいと… 何から何まで相棒の世話になってしまった。
相棒は友人の国際山岳看護師に相談をしてくれたらしく、色々と世話してくれた…
今までも何度かは高山病の症状は出た事はあるが、ここまで酷いのははじめてで 救助要請しないとまずいかもと思うほどだった。
夜中になって ようやく少しだけお湯を飲めるまでに回復し、朝方には何とか自力下山できそうなほどにはなったのでひと安心ではあったが、飲まず食わずだったので脚に力が入らず ゆっくりゆっくり室堂に辿り着いた…
相棒がいて、本当に助かった…
そして、彼には 大きな心配と迷惑をかけて 申し訳ない気持ちでいっぱいと同時に感謝してもしきれない。
僕との年末の山は一旦白紙にしてしまったけれど、彼にとって最高の年越し山行になると嬉しい。
【下山後のおはなし】
高山病の場合、通常下山後24時間で症状は改善するらしいが、72時間経っても軽い頭痛が取れないので、頭部MRIと血液検査を受ける。現在結果待ち…
日大病院や松本共立病院の登山外来にかかろうとするも来年春まで予約いっぱいとのことで、とりあえず現状の知りたいと ミウラドルフィンズの富士山テスト(標高4000m程度の低酸素室に入り 安静と運動を行い 血中酸素飽和度を測定する)を受ける。
結果としてはspo2は通常よりも高く問題はないので、もしかすると過呼吸だった可能性を指摘される。
そこで 20kgのザックを背負い 当時と同じ呼吸の仕方で踏み台昇降を行ったところ、当時と同じような症状が出た上に血中酸素飽和度も下がった。
症状を再現できたということから もしかすると今回は、過呼吸からくる高山病だったのかもしれない。
今回トレーナーの方から呼吸法を教わったので、練習していきたいと思う。
MRIの検査結果はまだだが、今回の症状の原因が見えてきた事に少しホッとしている…
最後に、今回助けて頂いた皆さんに、心から感謝の意を申し上げます。
●知人の山岳看護師さんからのアドバイス
第一選択は1mでも標高を下げる
無理なら標高を上げない
口すぼめ呼吸をする(即効性あり)
水分を十分に摂る(脱水予防)
寝過ぎない(呼吸数が減るため)
普段から高山へ行ってる人でも体調によってはなるときはなる
そういう人なら必ず順応できる
目安は12時間くらい
その間に低体温症にならないような対策が必要
鎮痛剤は飲んで大丈夫、メモを取っておく
経過観察大事
アドバイスいただき本当にありがとうございます!心強かったー
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けいた
TAKANORIISE










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