静かすぎる 大峰山

- GPS
- 04:44
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 594m
- 下り
- 595m
コースタイム
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
紅葉も盛りの土曜日、大峰山に紅葉狩りに出かけました。箱岩峠の駐車場には車は1台もいませんでした。この箱岩峠のコースは、もともと入山者が少ないのですが、紅葉の最盛期、何組かは登山者がいるのではないかと思っていましたが、やはり熊を恐れてのことでしょうか、結局山中で出会ったのは一人だけでした。
この峠から数キロ離れた集落付近でも、2,3日前に熊が出没して、駆除されたそうなので、登山者がいないのも当然かもしれません。
今日はつれあいと二人なので、まだ多少心強い感じがしますが、やはり登り始めは不安があります。鈴、ホイッスル、大声の3拍子で、登ります。熊さんが潜んでいたら、何とやかましいと思ったかもしれません。
紅葉は、盛りを少し過ぎたくらいですが、まだ十分美しい。登山道には黄や赤の落ち葉が厚く敷き詰められ、ふかふかして、ガサガサ音もうるさいくらいです。残念ながら、雲が多くて、紅葉の映えが今一つなのですが、時折陽が差すと、鮮やかな錦秋が燃え立つようです。
途中の何か所かで、つれあいが、獣臭のような匂いがするといいます。確かに、ちょっと刺激臭がする場所がありましたが、草の匂いだよ、言っておきました。でも、内心は、そうかもしれないと、不安にはなりました。
電波塔の急坂のところで、登山者に一人会いました。かなり軽装だったので、トレランの人かとも思いました。箱岩峠に車はなかったので、どこから登って、どこへ下るのか、それでもこんな時に山に登るのは我々だけではないと、少しほっとしました。
この情景、どこか既視感がありました。それはコロナが真っ盛りの時でした。そのころ、箱岩峠の林道入り口に、入山禁止みたいな看板が立っていました。もともと人がほとんど通らない道なので、その時は無視して登りました。あの時も山は静かでした。
大峰山山頂には、我々だけでした。曇りがちの空で、遠く朳差岳も雲の中です。少し休憩してから下ります。帰りは、山道ではなく、林道を歩きます。きのこを探して、きょろきょろしながら行きました。1か所見つけたのですが、残念ながら、傘が開いて、腐りかけていました。やはり少し遅すぎたようです。
長い単調な林道歩きを終えて、箱岩峠に帰ってくると、車が1台やってきました。登山者かと思いましたが、散策の人でした。いつものこの時期の土日に比べ、駐車場に車が極端に少ないと言っていました。
そうそう。ジンクスの転倒。今回は下りが林道だったせいもあり、ひさしぶりに転ばすに済みました。
熊さんのおかげかどうか、静かな紅葉狩りができました。
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