和名倉山(将監登山口ピストン)+カバアノ頭

- GPS
- 06:36
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 1,517m
- 下り
- 1,512m
コースタイム
- 山行
- 6:08
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 6:48
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
8:00時点で先客4台 Max10台可能とのこと |
| コース状況/ 危険箇所等 |
山ノ神土分岐からの有名な藪漕ぎ 笹の茎が滑る 笹の葉で手を切らないよう手袋は必須 |
| その他周辺情報 | 丹波山温泉 のめこい湯 10月から100円値上げで大人1000円 15時以降は700円 最終受付は変わらず18時 |
写真
装備
| 個人装備 |
ウィンドブレーカー 装備という程ではないが
笹の藪漕ぎで笹の葉が引っ掛からない生地のものを
|
|---|
感想
埼玉県の山50で日本二百名山でもある和名倉山。
有名な藪漕ぎが不安だったが、景色の良さそうな山梨側から。
将監登山道入口の気温はもう一桁。
砂利の林道をしばらく登り、牛王院下の分岐で登山道に入る。
銃声2発。ニホンジカの猟をしているようだ。
牛王院平まで分かりやすく歩きやすい。
大菩薩ラインは紅葉真っ盛りだが、この辺の紅葉はもう終わり。
将監峠からの道に合流し、山ノ神土の分岐。
笠取山への途中「これのどこが道なの!?」と思った、あの分岐だ。
ロングTシャツが笹の葉に引っ掛かるのでウィンドブレーカーを着て突入。
すると意外にも笹が刈られて歩きやすい。
笹の丈も竜喰山ほどではない。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8504793.html
しかし傾斜した笹の茎は滑りやすく、油断して滑った。
自分が笹を掻き分ける音が意外とうるさい。
前方からのスライドに4mまで気付かなかった。
クマ対策で割りと前方を見ていたつもりだが、足元に気を取られると疎かになる。
笹自体が視界を遮ってもいる。ちょっとした気付き。
笹ゾーンを抜けるとしばし視界が開けて大菩薩嶺の後ろに富士山まで見えた。
今度は樹林帯に突入。
唯一の崩落ロープ箇所を過ぎた辺りにトレイルカメラが設置されていた。
するとタイワンリスが現れた。
尻尾まで40cm以上の灰色だったので間違いないと思う。
こんなところまで外来種が。
東仙波は見晴らし良好。
でも感動的なの直ぐ後ろのカバアノ頭。
南側だけキレイに伐採され草地になっている。
標高は東仙波より低いのに、美しいシルエットが圧倒的な存在感。
鞍部まで下りると、太いワイヤーが隣の山まで張られていた。
国立公園だから鉄塔を立てる準備でもないだろうし。
防火帯の作業で張られたのだろうか。
カバアノ頭の頂上すら南側だけ眺望が開けている。
雲取山・飛竜山がこんなに眼前に見えるなんて。
大菩薩嶺の後ろに富士山も見えた。
東仙波への帰りも、人間の作った防火帯と滑らかな稜線の織り成す美しい風景。
これは足を延ばして大正解。
東仙波から小刻みにアップダウンしつつ基本的に等高線に沿って進む。
これが意外に長く、しかも二瀬分岐からなぜか下る。
最後はどこが頂上なのか分からないゆるゆるした登りの末に頂上に到着。
眺望はないが、コメツガなどの針葉樹の爽やかな匂いに包まれていた。
帰りは水を補給するため将監小屋経由。
8月の渇水期もそうだったが、この標高でこの水量。さすが東京都水道局。
下山後、駐車した民宿みはらしでお茶と漬物を頂いた。
90歳のお婆さんがかくしゃくと働いておられる。
クマが入ってきて追い出したと、なんと豪胆な。
また機会があれば駐車場を利用したい。
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森野遊人












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