燕岳

- GPS
- 10:14
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,646m
- 下り
- 1,655m
コースタイム
- 山行
- 4:46
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 6:32
| 天候 | 16日晴れほぼ無風、17日午前晴れ稜線爆風 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
合戦尾根は大分削られた気がする・・ 富士見ベンチ上辺りからテカテカ雪が現れる。チェーンスパイクで降って来られる方、登られる方が多かった気がする。 我々は合戦小屋で12本を履いた。重いが安全を考えれば安心出来た。 |
| その他周辺情報 | 本文に記述 |
| 予約できる山小屋 |
中房温泉登山口
|
写真
装備
| 個人装備 |
ピッケルは持参したけど未使用であった。
|
|---|
感想
今回は燕山荘宿泊なので10時30分位に上り始められるよう、ゆっくりと中房温泉登山者駐車場に向う。日曜日なので駐車場の混雑を予想し、土日で宿泊して下山してくるであろう方々の出庫を想定。駐車場はライブカメラ+「空き」情報がネットで確認出来る様になってて吃驚!頗る助かる(嬉)
さて、コンビニでコーヒーを購入し出発したら、後ろで相方の叫び声が?!勢いでコーヒーを溢してしまったようだ・・・これは、これから始まる波乱の幕開けであった・・(怖)
その後、順調に高速を走行してたら、追い越し車線後方に赤色灯が光り出した・・・パトカーであった・・・横に来て「ここは80キロですよ!」と・・・ああー確かに1xキロ位スピードオーバーだった・・・ゴールド免許が無くなった(涙)と思いつつ減速したら、パトカーさんそのまま追い越し車線を赤色灯回しながら消えてしまった・・・(助)
で、安曇野ic出て、定例のすき家で朝定食。駐車場に9時過ぎに到着。p1は有料化で使用不可、p2はいっぱい、p3も残3,4台であった。天気は上々、日差しは暑い位、準備して出発。p3簡易トイレは使用不可、p1の簡易トイレは使用可能だけど水が無く流せない・・・中房温泉登山口まで1キロ位公道を進み、登山口のトイレはウオシュレット付きで綺麗。
で、相方がトイレから出てきたら・・・「冬用の靴1年ぶりに履いたらソールが剥がれてた(涙)」と・・・確かに靴の両踵が剥がれてるじゃないですか?!!私の装備にはこんな時の為に結束バンド、超強力ガムテープ、太いゴムバンドがあるので、修理が出来るか試行錯誤してみる・・・踵なので結束バンドを効かす事が出来ない・・・「このまま今日は中止にするって事もありですよ」と相談しながら太いゴムバンドとガムテープで修理に勤しむ・・・出来上がりが意外にもしっくりきたし、上に行けばアイゼン履けるからと登る事にする。
靴が壊れる事無く順調に進み、富士見ベンチ上辺りから雪が現れ、あれよあれよと合戦小屋に到着。ここで相方が「燕山荘の昼飯営業時間は13時頃までだからここで食べる」と「おしるこ」800円を食べる。で、ここでアイゼン装着。剥がれた靴の心配も無くなった。土日の宿泊者で流石に下山者が多い。カリカリガリガリの雪を経て、毎度の大天井からの槍からの穂高と段々全容が見えだす絶景と燕山荘と青い空を見ながら14時30分頃燕山荘到着。
先ずはチェックイン。熊鈴を仕舞ってと注意される、うっかりであった(汗)1泊2食で一般部屋15000円。クラブ燕山荘スタンプが6個になった。後2年(有効期間10年)で4個溜められるよう頑張る(嘘)好感の持てる女子従業員さんが小屋の使い方や部屋の説明など親切に案内してくれる。靴やザックは部屋横の棚に置くが、直ぐ燕岳行くと伝えたら親切に玄関に靴置いていいと言ってくれた。部屋は下段の2名仕切り部屋、簡易個室みたいでとてもいい感じ。以前は外サンダルが無く不便を感じた小屋だったが、少しだけどつま先があるクロックスタイプのサンダルを置いてくれたようだ。昼食堂の営業は13時45分までだった。夕飯は17時30分(日の入りは16時45分位)朝食は5時45分(日の出は6時30分位)消灯は20時30分。チェックアウトは8時(夏は7時だそう)
さて、燕岳にサブザックで出発、体が軽い。日も陰り流石に寒く相方は上着手袋帽子を持って来てなく寒そうである。燕岳山頂では富士山、南、八ツ、後立山、立山、裏銀、表銀、穂高と名だたる名峰が雪をかぶり絶景である。ここに小屋が有ったらいいな〜と思う(願)
小屋に戻り、そのまま日の入り夕焼けを待つ。寒くてカメラの電池が危うく手で温めたりして凌ぐ。素晴らしい夕焼けであった。小屋に入ると小屋従業員さん達が「お帰りなさい」と出迎えてくれ、靴を脱いでる私の横にスリッパを置いてくれる。小屋を出る時も「行ってらっしゃい」と声を掛けて送り出してくれるし、優しさが心に沁みる。で、置いてあるポットから熱いお湯を貰いコーヒーを飲む。生き返った。宿泊者は水、お湯は無料で頂ける。受付裏横の食堂が談話室として使えストーブも点いてて温まる。
直ぐに豪華な美味しい夕飯となる。煮カレイの骨が無く?!吃驚。ご飯大盛2.5杯スープ2.5杯を食し大満足の夕飯であった。山小屋の食事に否定的な相方も納得の夕飯であった。食事中、ほんとは支配人さんの話があるみたいだけど、本日は不在で19時30分から談話室のtvでビデオを流すそうである。食後その談話室でまったりして、20時位に部屋に戻り寝る準備、相方は既に寝ている(笑)私も少しして寝に入るが、何時もの騒音と布団の硬さと鼻炎とで熟睡とはいかず、2度トイレに行く。トイレは人感センサーライトでヘッデン要らず、簡易水洗で匂いも無し。トイレ序に外に星を見ようとちょっとだけ思ったけど無論行かなかった(笑)
5時45分に「ご飯だよ!」と相方に起こされる!即、そのまま朝飯に行く(笑)起き抜けでも意外に食える(笑)実に美味しいご飯であった。食事中、窓から朝焼けの富士山が綺麗に見える。食事後フル装備でご来光をヘリポート展望台に見に行く。風が恐ろしく強く飛ばされそうである。天気予報通りなのだ。朝焼けは素晴らしい絶景であった。
チェックアウトは8時なのでコーヒー飲んだりとゆっくり下山準備して7時30分頃出発。寒いので、ほぼフル装備。登って来る方も疎らで、相方の靴も壊れず順調にpに11時頃到着。pはガラガラであった。今年崩壊した県道槍ヶ岳矢村線林道の修理箇所が分かった。
風呂は「しゃくなげの湯」600円に向う。丁度この辺りが紅葉の見頃だった。露天風呂サウナ付きお湯は中房温泉から引いてるらしくコスパ最高でサッパリマッタリスッキリ生き返った。ただ、湯船でおじいちゃんが意識はあるものの動けず倒れてて、救急搬送されてしまった・・・一陣の救急隊の方が若い女子で、無論男子風呂なんて関係無くキビキビした対応が清々しかった。おじいちゃんのご無事を祈る。
で、相方が腹が減ったとの事で有名蕎麦店に行くも1時間待ちなので断念。空いてる店で蕎麦を食べる。山行きは食い過ぎる・・・帰路は何時もの渋滞+事故渋滞をくらいながら無事帰宅。
色々と事件の多い、きっと語り継がれるであろう忘れられない山行きであった。
小屋といい、雪の北アルプスといい、嫌な事が忘れられる、心が洗われる山であった。
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