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Yamareco

記録ID: 8966036
全員に公開
雪山ハイキング
剱・立山

雷鳥荘宿泊:剱御前小舎まで行ってきた(雄山ホワイトアウト撤退、奥大日岳雪崩撤退)

2025年11月21日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
08:48
距離
9.7km
登り
740m
下り
733m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:21
休憩
1:11
合計
2:32
距離 3.8km 登り 52m 下り 96m
10:06
2
スタート地点
10:08
10:12
28
10:40
17
10:57
10:59
12
11:11
11:12
1
11:13
12:15
5
12:20
12:21
5
12:26
12:27
11
12:38
日帰り
山行
5:56
休憩
0:16
合計
6:12
距離 5.9km 登り 689m 下り 637m
7:34
21
8:05
177
11:02
11:12
70
12:22
12:23
5
12:28
12:29
22
12:51
10
13:01
13:02
7
13:09
13:11
5
13:16
16
13:32
12
13:44
13:45
1
13:46
ゴール地点
コース定数:初日4.4、2日目19.8。
天候 11/21(金)、降雪、風はまぁまぁ(予報だと室堂平で8m/s)、-4〜-2℃。視界非常に悪い。早々に小屋に入ったが、午後は窓にあられがたたきつけられ、日没後も吹雪いていた。
11/22(土)、快晴、稜線に出るまでは無風、稜線では強風(予報だと15m/s)、-7〜5℃。日が射すと暑かった。稜線では雪氷が吹き付けて、肌を露出していると痛い。

積雪深は下記参照。
https://toyamaken-sotaikyo.jp/avalanche
11/21 8:25時点で、24時間降雪5cm、積雪深130cm、「なだれに注意」(4段階の一番下)。
11/22 8:26時点で、24時間降雪25cm、積雪深150cm、「危険な状態」(4段階の下から2番目)。
過去天気図(気象庁) 2025年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
扇沢駅の無料駐車場に駐車。7時半ごろの到着だったか(?)、金曜ということもありまだ空きが多かった。有料駐車場はがら空き。路肩には雪があり、駐車場の水たまりは凍っていた。
8時ごろチケット売り場に行くと数人が並んでいた。問題なく始発8時半のチケットゲット。

当初は立山駅を目指していたが、初日の降雪で運航中止になるリスクがあると考えて扇沢駅に回った。実際、運転見合わせとなった時間帯があった様子。

アルペンルート時刻表
https://www.alpen-route.com/timetable/

室堂駅から扇沢駅への最終便は15時半発。
コース状況/
危険箇所等
《11/21の状況》
室堂駅〜室堂山荘:竹ポールがさしてあり、視界悪くても進める。ツボ足ではズボズボ行くのでワカン着用。
室堂山荘〜一ノ越(撤退):なんとか行けないかと思ったが、室堂山荘より先は目印になるものが何もなく、斜面の雪の状態等も見えず危険と判断。早々に撤退。
室堂山荘〜雷鳥荘:こちらもポールがあるので問題なく行けた。ワカンが役立った。
《11/22の状況》
雷鳥荘〜浄土橋:ワカンで問題なし。浄土橋は小さな橋が架かっている。
浄土橋〜新室堂乗越(撤退):途中までトレースあり、アバランチ講習の方たちが通った後だった。夏道どおり新室堂乗越に向かうのでは、雪だまりがあるように見えて危なく思ったので、手前の尾根を上がろうと向かっていた。ボーダーが上から下りてきて、その斜面で小さな雪崩を起こした。これは危険と判断して撤退。
撤退箇所〜剱御前小舎:ボードやスキーの人が大勢登ったトレースを拝借。途中からアイゼン・ピッケルに変更。岩混じりのところは少ないが、ハイマツを踏み抜くところはあった。それほど大きくはないが雪庇は注意して歩く。こちらも先行された方のトレースを使わせていただいた。稜線は風強かった。下りは向かい風で雪氷が叩きつけられてくるので、バラクラバ・ゴーグルで顔を守った。
その後:下りは特に問題なし。雷鳥荘以降は雪が踏み固められていて、チェーンスパイクがちょうどよかったと思う。
その他周辺情報 《入山届》
コンパスで計画書を提出する際に、入山届の記入も求められる。雪崩ビーコン、プローブ、ショベル、ツェルトの持参が必要。入山ルールは下記参照。
http://toyamaken-sotaikyo.jp/rule#02

《雷鳥荘》
https://www.raichoso.com/index.html
・夕食は18時から、朝食は6時半〜8時。早出弁当は17時までにフロントに言うとのことだが今回は利用しなかった。受付時に、昼食弁当の要否も確認された。
・喫茶11時〜19時、売店6時半〜20時、水・湯は24時間無料。
・入浴11時〜翌朝7時。ボディソープ、リンスインシャンプーがある。
・ベッドごとに電源コンセントがある。
・その他、感想欄に書きました。
予約できる山小屋
立山室堂山荘
雷鳥沢ヒュッテ
扇沢駅8時半発始発バスに乗って、黒部ダムに到着。
放水していた。
2025年11月21日 08:50撮影 by  iPhone 16, Apple
1
11/21 8:50
扇沢駅8時半発始発バスに乗って、黒部ダムに到着。
放水していた。
黒部湖は暗く静か。
2025年11月21日 08:54撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/21 8:54
黒部湖は暗く静か。
人数割合は、ボード、スキー、ハイキング(軽装)、登山の順かと思った。
2025年11月21日 09:00撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/21 9:00
人数割合は、ボード、スキー、ハイキング(軽装)、登山の順かと思った。
室堂駅を出て歩き出すと、風強く視界悪い。-4℃。
膝くらいまでズボッたりするのでワカン装着。
2025年11月21日 10:32撮影 by  iPhone 16, Apple
11/21 10:32
室堂駅を出て歩き出すと、風強く視界悪い。-4℃。
膝くらいまでズボッたりするのでワカン装着。
室堂山荘までは竹ポールを頼りに行ける。その先に進もうとしたが、目印が何もなく、ルートも斜面の雪の状態も分からない。
撤退。
2025年11月21日 10:36撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/21 10:36
室堂山荘までは竹ポールを頼りに行ける。その先に進もうとしたが、目印が何もなく、ルートも斜面の雪の状態も分からない。
撤退。
竹ポールどおりにいくと室堂駅まで戻ることになるが、ケルンが見えたので踏み跡を外れてケルン目指して歩いた。これをまっすぐ進めば、みくりが池方面のはず。
2025年11月21日 10:58撮影 by  iPhone 16, Apple
11/21 10:58
竹ポールどおりにいくと室堂駅まで戻ることになるが、ケルンが見えたので踏み跡を外れてケルン目指して歩いた。これをまっすぐ進めば、みくりが池方面のはず。
薄っすら見えるみくりが池温泉。
2025年11月21日 11:07撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/21 11:07
薄っすら見えるみくりが池温泉。
みくりが池温泉で休憩。靴脱ぐのが面倒だったけど、早く行っても仕方ないし…
ピザとホットココア。
2025年11月21日 11:31撮影 by  iPhone 16, Apple
11/21 11:31
みくりが池温泉で休憩。靴脱ぐのが面倒だったけど、早く行っても仕方ないし…
ピザとホットココア。
雷鳥荘目指して出発。標識がありがたい。
2025年11月21日 12:17撮影 by  iPhone 16, Apple
11/21 12:17
雷鳥荘目指して出発。標識がありがたい。
スキーの方々も何も見えないので撤退してこられたということでした。
2025年11月21日 12:25撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/21 12:25
スキーの方々も何も見えないので撤退してこられたということでした。
雷鳥荘到着。-2℃。
これ、冬も置いてあるんだ。
2025年11月21日 12:42撮影 by  iPhone 16, Apple
11/21 12:42
雷鳥荘到着。-2℃。
これ、冬も置いてあるんだ。
チェックインして、外を散歩しようか迷うも、どうせ真っ白なのでビールと枝豆にした。
2025年11月21日 13:23撮影 by  iPhone 16, Apple
11/21 13:23
チェックインして、外を散歩しようか迷うも、どうせ真っ白なのでビールと枝豆にした。
伯鷹は、芦峅寺のホップを使って、南砺市で製造していると。Golden Aleと謳っているが、梅シロップなど副原料を使っているので発泡酒。梅シロップなしだとどんな味なのかが気になった。
2025年11月21日 13:46撮影 by  iPhone 16, Apple
11/21 13:46
伯鷹は、芦峅寺のホップを使って、南砺市で製造していると。Golden Aleと謳っているが、梅シロップなど副原料を使っているので発泡酒。梅シロップなしだとどんな味なのかが気になった。
温泉は広くてゆったりできた。貴重品ロッカーあり、ボディソープ等もありすばらしい。窓にはあられが叩きつけられていた。
こちらは寝床。しっかり仕切ってあって人目に触れないスペースになっている。
2025年11月21日 16:37撮影 by  iPhone 16, Apple
11/21 16:37
温泉は広くてゆったりできた。貴重品ロッカーあり、ボディソープ等もありすばらしい。窓にはあられが叩きつけられていた。
こちらは寝床。しっかり仕切ってあって人目に触れないスペースになっている。
晩ご飯、品数多く、たん白質と食物繊維の多いメニューで嬉しい。
日本酒は「立山」のみで、その点は少し残念(贅沢ですが、富山出身の酒飲みとしては・・・)。
2025年11月21日 18:00撮影 by  iPhone 16, Apple
11/21 18:00
晩ご飯、品数多く、たん白質と食物繊維の多いメニューで嬉しい。
日本酒は「立山」のみで、その点は少し残念(贅沢ですが、富山出身の酒飲みとしては・・・)。
ぐっすり眠って、ストレッチなどして、ビュッフェ形式の朝食。ちょっとずつ一通り取ってみた。
2025年11月22日 06:32撮影 by  iPhone 16, Apple
11/22 6:32
ぐっすり眠って、ストレッチなどして、ビュッフェ形式の朝食。ちょっとずつ一通り取ってみた。
一旦偵察に外に出ると奥大日岳がまっしろできれい。
ワカンで行こうと判断。
2025年11月22日 07:21撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/22 7:21
一旦偵察に外に出ると奥大日岳がまっしろできれい。
ワカンで行こうと判断。
雷鳥荘、お世話になりました。
2025年11月22日 07:25撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/22 7:25
雷鳥荘、お世話になりました。
雷鳥沢野営場にはテントが数張。
2025年11月22日 07:40撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/22 7:40
雷鳥沢野営場にはテントが数張。
立山に上がる雪煙。
2025年11月22日 07:40撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/22 7:40
立山に上がる雪煙。
なんて寒々しい休憩ベンチなんだ。
2025年11月22日 07:43撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/22 7:43
なんて寒々しい休憩ベンチなんだ。
浄土橋は小さい橋になっている。
2025年11月22日 08:01撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/22 8:01
浄土橋は小さい橋になっている。
新室堂乗越に向かうトレースがあった。期待していなかったけれども。
2025年11月22日 08:08撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/22 8:08
新室堂乗越に向かうトレースがあった。期待していなかったけれども。
暑くなりポリゴンジャケットを脱ぐ。
2025年11月22日 08:09撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/22 8:09
暑くなりポリゴンジャケットを脱ぐ。
太陽が上がってきた。
2025年11月22日 08:24撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/22 8:24
太陽が上がってきた。
アバランチの講習をされていた。ビーコン持った人が歩いていると邪魔だよなと思い、さっさと通り過ぎるべく歩く。
2025年11月22日 08:26撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/22 8:26
アバランチの講習をされていた。ビーコン持った人が歩いていると邪魔だよなと思い、さっさと通り過ぎるべく歩く。
雪は締まっていたが、新室堂乗越直登だと雪だまりのあるところを横切ることになり危ないと考え、手前の尾根を上がろうと狙いを定めて歩いていた。
しかし、その尾根でボーダーが雪崩を起こした。
2025年11月22日 08:37撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/22 8:37
雪は締まっていたが、新室堂乗越直登だと雪だまりのあるところを横切ることになり危ないと考え、手前の尾根を上がろうと狙いを定めて歩いていた。
しかし、その尾根でボーダーが雪崩を起こした。
雪崩リスクを教えてくれてありがとうととらえて、新室堂乗越に向かうことはやめた。そもそも、普段は新雪のある日は歩かないことにしている。
大勢が登っているルートに向かい、剱御前小舎を目指すことにした。時間があれば剱御前又は別山に行きたいと思っていた。
2025年11月22日 08:48撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/22 8:48
雪崩リスクを教えてくれてありがとうととらえて、新室堂乗越に向かうことはやめた。そもそも、普段は新雪のある日は歩かないことにしている。
大勢が登っているルートに向かい、剱御前小舎を目指すことにした。時間があれば剱御前又は別山に行きたいと思っていた。
白山も見える。
2025年11月22日 09:37撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/22 9:37
白山も見える。
先行者のトレースをお借りして歩く。
お礼を言いたかったけれども、どの人なのか分からない。
2025年11月22日 09:52撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/22 9:52
先行者のトレースをお借りして歩く。
お礼を言いたかったけれども、どの人なのか分からない。
奥大日岳にはいつか行きたいが、これだけ雪があると一人では無理かなぁ。
2025年11月22日 09:58撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/22 9:58
奥大日岳にはいつか行きたいが、これだけ雪があると一人では無理かなぁ。
途中で、ワカン・ストックから、アイゼン・ピッケルに変更。
2025年11月22日 10:32撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/22 10:32
途中で、ワカン・ストックから、アイゼン・ピッケルに変更。
スキーだと下り楽しそうだなと羨ましくなる。
2025年11月22日 10:32撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/22 10:32
スキーだと下り楽しそうだなと羨ましくなる。
大猫山・猫又山と思う。今年は行けるかなぁ?体力つけておかないと。
2025年11月22日 10:32撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/22 10:32
大猫山・猫又山と思う。今年は行けるかなぁ?体力つけておかないと。
剱御前小舎までもう少し。
2025年11月22日 10:36撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/22 10:36
剱御前小舎までもう少し。
しかし、槍ヶ岳が見えたりして、写真を撮る手が止まらず、足が止まる。
2025年11月22日 10:36撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/22 10:36
しかし、槍ヶ岳が見えたりして、写真を撮る手が止まらず、足が止まる。
時間があれば雄山まで行きたいが、、、
2025年11月22日 10:36撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/22 10:36
時間があれば雄山まで行きたいが、、、
風強く雪煙が上がる。
2025年11月22日 10:41撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/22 10:41
風強く雪煙が上がる。
雪煙が上がるとオートフォーカスが効かなくなるので、マニュアルフォーカスに切り替えて、風が再び起こるのを待って撮影する。そんなことしているので大変歩みが遅い。
2025年11月22日 10:51撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/22 10:51
雪煙が上がるとオートフォーカスが効かなくなるので、マニュアルフォーカスに切り替えて、風が再び起こるのを待って撮影する。そんなことしているので大変歩みが遅い。
剱御前小舎前に到着。剱岳が見えた!
2025年11月22日 10:58撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
1
11/22 10:58
剱御前小舎前に到着。剱岳が見えた!
後立山もしっかり見えて最高だ!
2025年11月22日 10:58撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
1
11/22 10:58
後立山もしっかり見えて最高だ!
しかし、風が強い。身体が揺さぶられる。白馬岳の方はアップで撮ったが、五竜岳は撮り損ねてしまった。痛恨。
扇沢への最終バスは15時半だが、遅くとも14時半には乗りたい。室堂駅まで3時間はかからないと思うが、2時間では難しいと考え、ここで引き返すことにした。
復路は正面から風を受けるので顔に氷雪が叩きつけられる。バラクラバをセットしなおし、サングラスをゴーグルに交換。
2025年11月22日 10:58撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
1
11/22 10:58
しかし、風が強い。身体が揺さぶられる。白馬岳の方はアップで撮ったが、五竜岳は撮り損ねてしまった。痛恨。
扇沢への最終バスは15時半だが、遅くとも14時半には乗りたい。室堂駅まで3時間はかからないと思うが、2時間では難しいと考え、ここで引き返すことにした。
復路は正面から風を受けるので顔に氷雪が叩きつけられる。バラクラバをセットしなおし、サングラスをゴーグルに交換。
下りで撮影した奥大日岳。このあたりでアイゼン→ワカンに変更。
2025年11月22日 11:30撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
1
11/22 11:30
下りで撮影した奥大日岳。このあたりでアイゼン→ワカンに変更。
雄山、浄土山方面。
2025年11月22日 11:31撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
1
11/22 11:31
雄山、浄土山方面。
奥は薬師岳なのかな。
ここからもう少し下りると風がなくなり、ゴーグルをサングラスに戻した。
2025年11月22日 11:31撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/22 11:31
奥は薬師岳なのかな。
ここからもう少し下りると風がなくなり、ゴーグルをサングラスに戻した。
雷鳥沢野営場からのきつい登り返しを終えて。シュプールだらけになった斜面。
この辺りまで来ると人がたくさん通っていて、圧雪されている。チェーンスパイクで良かったと思うが、しばらくワカン継続した。
2025年11月22日 12:43撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/22 12:43
雷鳥沢野営場からのきつい登り返しを終えて。シュプールだらけになった斜面。
この辺りまで来ると人がたくさん通っていて、圧雪されている。チェーンスパイクで良かったと思うが、しばらくワカン継続した。
みくりが池温泉でチェーンスパイクに交換。何もなくても行けたと思うが、せっかく持ってきていたので。
みくりが池は凍結していた。
2025年11月22日 13:30撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/22 13:30
みくりが池温泉でチェーンスパイクに交換。何もなくても行けたと思うが、せっかく持ってきていたので。
みくりが池は凍結していた。
結構みなさん、雪庇間際まで攻めますね。
2025年11月22日 13:31撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/22 13:31
結構みなさん、雪庇間際まで攻めますね。
この辺りまで来ると観光客多数。
2025年11月22日 13:41撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/22 13:41
この辺りまで来ると観光客多数。
室堂駅で14時15分ごろのバスに乗車。
大観峰でロープウェイ出発まで5分くらいありますから写真撮影どうぞという案内があり、赤沢岳。
2025年11月22日 14:37撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/22 14:37
室堂駅で14時15分ごろのバスに乗車。
大観峰でロープウェイ出発まで5分くらいありますから写真撮影どうぞという案内があり、赤沢岳。
針ノ木岳。来年行きたい。
2025年11月22日 14:38撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
1
11/22 14:38
針ノ木岳。来年行きたい。
黒部ダム。この日は放水していなかった。
2025年11月22日 15:07撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/22 15:07
黒部ダム。この日は放水していなかった。
黒部湖の奥に見える山は、私的には未知の世界だ。いつか行きたいなぁ。
2025年11月22日 15:10撮影 by  DC-S1M2ES, Panasonic
11/22 15:10
黒部湖の奥に見える山は、私的には未知の世界だ。いつか行きたいなぁ。

装備

MYアイテム
sharks74
重量:-kg
個人装備
セプター35 ビーコン 予備電池 プローブ ショベル ワカン アイゼン ピッケル トレッキングポール ヘルメット ダウンフーディ エバーブレスアクロジャケット 予備グローブ 予備ソックス サングラス ゴーグル バラクラバ ヘッドライト 予備ヘッドライト 行動食 山専ボトル 日焼け止め 手ぬぐい ファーストエイド ポケットティッシュ 予備靴ひも ピコシェルター エマージェンシーシート マルチツール モバイルバッテリー Focus カメラ コンパス 地形図 iPhone ストラップとタッチペン 時計 財布
備考 ●装備
・10.9kg。お湯0.5L込み。
・アルペンルート交通機関用に、トートバッグが役立った。ヘルメットやピッケルなど外付けは外しておく方が安全。

●服装
《上半身》
・ドライレイヤーウォーム(Finetrack)
・DF Mesh Merino Hoody(山と道)
・ポリゴン2ULジャケット(Finetrack)
・フロウラップフーディ(Finetrack)
初日は終始、2日目は稜線で風が強かったが、ハードシェル出番なし。
2日目、ポリゴンは暑くて脱いだ。

《下半身》
・ドライレイヤータイツ(Finetrack)
・メリノスピンライトタイツ(Finetrack)
・ドラウトクローパンツ(Finetrack)
・エバーブレスアクロパンツ(Finetrack)
ちょうどよい。

《グローブ》
・ウールインナーグローブ(Millet)
・パウダーライトグローブ(Mont-bell)
シェルグローブもスタンバイしていたが出番なし。

《その他》
・Dry Layer Socks(Finetrack)
・RLメリノアルパイン(Caravan)
・MANTATECH GTX(Scarpa)
・クロコダイルゲイター(Outdoor Research)
・Balaclava Arctic WS(Mammut)
・ヘルメット(Grivel)

感想

11月恒例の立山は、当初は11月上旬のみくりが池温泉宿泊の予定だった。しかし、家族のけががあり中止。出かけても大丈夫となってから探したら、11/21(金)の雷鳥荘に空きがあった。仕事の調整をして、出かけることができた。

当初は立山駅に向かう予定だったが、初日が降雪予報だったので立山高原バスが止まるリスクがあると考えて扇沢駅へ(実際、運転見合わせの時間帯があった様子)。扇沢駅から黒部ダムへのバスに初めて乗ることに。

扇沢駅で並んでいる時にビーコンを車に忘れたと気がつき、無料駐車場にとめた車まで走った。何とか間に合ってよかった。
他のお客さんを見ると、ボーダーが多く、次にスキーヤー、ハイキング(軽装)は目立つが、登山はあまりいないかも?

室堂駅から出る時は、吹雪が吹き込んでいて大変な時に来たか?と思ったが、出てみると思ったほど寒くなく、これなら雄山に行けるかもと感じた。
室堂山荘までは、細い竹竿が刺さっていて、視界が悪くてもそれを頼りに行けた。
室堂山荘を過ぎると、たちまち進行方向が分からなくなる。コンパスとGPSを頼りに進むことも考えたが、右手の斜面の状況も分からないのではリスクが高いと考え、撤退。

まずはみくりが池温泉に寄って、ピザとココア。
早々に雷鳥荘に入って、ビール。
何度か外を見たが、アラレが叩きつけるように降っていたり、吹雪が続いていた。

雷鳥荘の素晴らしいところ
・相部屋にしたところ、板壁とカーテンでしっかり仕切られて人に見られない空間が確保されている。膝のテーピングがしやすい!
・一人一人のスペースに電灯とコンセントが用意されている。
・フリーWi-Fiがしっかりした通信速度で役にたつ。
・お風呂が広い。もちろん温泉。
・ボディソープ、リンスインシャンプーが置いてある。
・脱衣所に貴重品ロッカーがある。
・ビールの種類が多い。生ジョッキはアサヒ、缶はアサヒ、キリン、クラフトがある。
・ご飯が美味しいし、品目も多い。みくりが池温泉は、ベースの献立にオプションで注文していく形。雷鳥荘は、定食で完結。

いまいちだったところ
・荷物は靴も含めて部屋に。相部屋にそんなにスペースはないが、まぁ困るほどではなかった。
・日本酒が立山しかない。立山は、県外では一番見かける富山の酒だが、富山の酒っぽいかと言われると我が家(富山の実家)の感覚では違うかなと。

土曜朝、ご飯を腹一杯食べて出発。
少し偵察に出て、ワカンで行くことにした。スノーシューがあればなお良かったと思う。直前まで迷って、ワカンを持ってきたが、この辺りは経験積むと分かるようになってくるのだろうか?
-7℃を見た。下の方は風がなくて、-7℃でもあまり寒くなかった。
日が射すと気温が上がり5℃くらいになった。

奥大日岳を目指して新室堂乗越にどう行くか。まずは夏道通り行こうとしたが、近づいてくると雪溜まりになっている感じ。手前の小さな尾根を上がろうと向かっていたら、ボーダーが小さな雪崩を起こした。
あーやっぱり雪崩リスク高いよね〜、教えてくれてありがとう〜と考え直して、大勢が上がっているルートを使うことにした。目的地はとりあえず剣御前小屋、余裕あれば別山か剣御前に向かうことにした。

長い登りだった。とにかく長く感じた。体力が足りないと感じた。
途中、険しくなるところはアイゼン・ピッケルに変更した。
尾根歩きは雪庇注意と思い、トレースよりもやや下がったところに足場をつくったりしながら歩いた。尾根は風も強かったが、登りでは背中からの風だったのであまり気にならなかった。

剣御前小屋前では剱岳、後立山がきれいに見えた。風が強く、雪というか霰のようなものが叩きつけられた。下山するとなると風に向かって行くことになり、あまりにも顔が痛いので、バラクラバをセットし直して、ゴーグル投入。全く痛くならず、また新調したゴーグルがとても調子良く、快適に下りることができた。

当初、雷鳥坂を下りようかと思ったが、雪崩リスクが頭を掠めたので元来たルートを戻った。
稜線を外れてしばらくすると風がなくなり暑くなってきた。まずアイゼン・ピッケルをワカン・ストックとして、その後ヘルメット・ゴーグルをビーニー・サングラスに変えた。

雷鳥沢野営場は、朝よりもテントが増えて賑やかだった。雷鳥荘への登り返しはわかってはいるけれどもしんどかった。雷鳥荘では休憩せず、みくりが池温泉の前でワカンをチェーンスパイクに変えた。
雷鳥荘〜みくりが池区間で、ボーダーがルート上のステップを削りながら滑っていたのが残念だった。横の斜面を滑ったらいいじゃないか、なんでそんな、人が歩いているところを削りながら下りてくるかな?

前日は真っ白で分からなかったが、みくりが池周囲は雪庇ができていた。
室堂駅に着いたら、立山駅行きも普通通り動いているようだった。扇沢へはバス、ロープウェイ、ケーブルカー、バスと、乗り継がねばならず、待ち時間も意外と取られる。あー立山駅がよかったなぁ、吉峰も行きたかったなぁと思いながら帰った。

初日のホワイトアウト、2日目の雪崩リスク・雪庇リスク、良い経験になった2日間だった。今季も安全に雪山歩きを楽しみたい。
そして、積雪期の奥大日岳と別山にいつかは行く!

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