奥秩父[水晶山~笠取山~唐松尾山](作場平口 周回)

- GPS
- 10:51
- 距離
- 25.2km
- 登り
- 1,794m
- 下り
- 1,803m
コースタイム
- 山行
- 4:37
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 5:34
- 山行
- 4:42
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 5:10
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
元々は大山に行く予定だったのだが、九州から戻ってきたのが20日。翌日は愛知県。
21日夜に大山に行くのはちょっと大変。ということで、急遽スケジュールを変更して奥秩父へ。それでもまだ山域といくつかの山行計画を作っただけ。出発時点で計画が固まっていないなんて初めてだ^_^
奥秩父へ向かう車中で、登山計画を確定させ、GO‼️
作場平口から笠取小屋へ
深夜に作場平口へ。一之瀬側は崩落により通行止めなので、高瀬側から作場平口へ。3時到着時点で先客は1台のみ。
7時。眠い目を擦りながら朝食をとり、登山スタート。
奥秩父に来ると、いつも思うことだが、ここいらの山は下草が鬱蒼としておらず、大変美しい。秋も深まり、冬の気配もする頃なので、足元は大量の落葉だ。
落ち葉を踏み締める音を聞きながら、のんびり歩く。時々踝まで沈み込むほどの落ち葉を、年甲斐もなく蹴り上げてみる。ガサガサ、パリパリ、楽しい秋山行だ^_^
流れる沢は穏やかで、澄んでいる。
笠取小屋までは約1.5時間。急坂もなく快適な散歩道。
ヤブ沢峠に合流。ここから笠取小屋までは未舗装林道。
小屋番さんは車で荷揚げができるのだなあ。と話していたら、後ろから軽トラックがぐんぐん走ってきた。小屋番さん、出勤遅めですね^_^
笠取小屋
小屋番さんは小屋開けで慌ただしくされていたが、許可を頂いてテント設営をさせてもらった。ありがたい。
テン場は小屋の周囲に50張くらい張れそうだ。どこも平坦でゆっくり眠れそう^_^
場所は都度都度小屋番さんに指定していただく形式。
小屋のそばに10頭ほどのシカの群れ。人慣れしているようだ。どうやらシカの動線をコントロールすることでシカの糞害からテン場を守っているのだそう。ありがとうございます^_^
水晶山へ
テントを設営して、荷物を置いたら、空身で水晶山へ。
雁峠分岐から古礼山、水晶山方面へ。登山道脇には霜柱が沢山。冬は近い。
この辺りの植生は笹が優勢だ。下草はずっと笹。綺麗と言えば綺麗なのだが、元の植生を飲み込む笹の生命力は侮れない。
雁峠に着くと、南アルプスの峰々が綺麗に見えた。光岳、聖岳、赤石岳、悪沢岳か。
笹山を登り燕山、古礼山と進むが、北に伸びる稜線の左手にはずっと南アルプスが見えている。
燕山あたりから富士山が見えた。雲ひとつない青空に富士山が鮮やかだ。
古礼山まで登ってくると、隠れていた白根三山が顔を出す。農鳥岳と悪沢岳の間からひょっこり顔を出しているのは塩見岳か^_^
そして、甲武信ヶ岳の傍から顔を覗かせているのは甲斐駒だ‼️これは満点と言っていいのではないか❓^_^
古礼山山頂で南アルプスと富士山を眺めながらランチタイム。ポケットに入れて持ってきたパンを頬張りながら贅沢な時間を過ごす。
富士の裾野がじんわりと霞んでいるのもまた水墨画のようで趣がある。
ずっと見ていたい気持ちもあるが、後ろ髪をひかれながら眺望がない水晶山山頂へ向かう。
水晶山山頂を踏んだら、折り返して富士山と南アルプスを眺める贅沢稜線歩き。富士山の写真が増えるなあwww
笠取小屋にて
14時に小屋に戻り、カンパイ^_^
そして、今回の主目的、鍋‼️
毎年11月あたりで企画している鍋山行、4年目の今年は「赤からおでん鍋」‼️
担いできた鍋に鍋つゆと具材をぶち込み、あとは食べるだけ‼️細かいことは気にしないスタイルだ^_^
ロケーション、季節、仲間、色んなスパイスが最高の鍋に仕上げてくれる^_^
お隣さんと談笑するのもまた楽しいひととき^_^
15時に食べ始めた晩御飯も17時過ぎにはもうお腹いっぱい^_^
撤収して即就寝^_^
笠取山へ
18時前には寝床に入ったが朝4時までしっかり熟睡。どこでも寝れるのは強い^_^
朝食を食べたらテントを撤収し、笠取山へ。今日も快晴になる予報だったが、ガスが広がっている。笠取山山頂もうっすらとガスがかかっている。
日が高くなるにつれて晴れ間が出るとは思うが、、、
笠取山山頂ではガスに阻まれて眺望はない。残念。
笠取山から牛水に下ると、膝丈ほどの笹原が広がる。登山道はあるが笹で隠されているので朝夕は慎重に歩いたほうがよさそうだ。
唐松尾山へ
笹原を抜け、唐松尾山へ登る。この辺りで稜線の北側が開けてきた。
南側の富士はガスに包まれているが、北側はスカッと晴れて遠くまで見渡せる。浅間山が思いの外近くに見えた。この時期の浅間山はうっすらと雪を纏い、ガトーショコラと評されるのだが、今日はシュガーパウダーはかかっていないようだ^_^
唐松尾山山頂に到着。山頂は眺望がないが、少し北に進んだ先の岩場が絶好のビューポイント。
近景に浅間山、両神山、遠くには谷川岳、苗場山。北西奥の方は白馬岳が見える。西側は雲に隠れた甲武信ヶ岳と、その左方向の雲の切れ間から南アルプスが顔を覗かせる。
ガスが多めで心配したが、今日も絶景を満喫できた^_^
奥秩父に来ることが少ないこともあるが、この眺めはとても新鮮^_^
アルプス以外の絶景、これもまた素敵だな。
将監峠へ
唐松尾山を下り、将監峠へ。
下りながら、ふと富士山方向を見やると、なんと隠れていた富士山がドーンと顔を出していた‼️いつの間に⁉️
少し雲を纏った富士山もまたカッコいい^_^
将監峠付近牛王院平付近は広大な笹原。遠くから見えていた茶畑のように刈り込まれた景観は、笹の刈り込みだったようだ。東京都水源管理局の整備が入っており、笹の刈り込み、植樹、シカの食害対策と様々な対策を打たれているようだ。
お疲れ様です^_^
下山
ここいらで富士山ともお別れ。将監登山口へと下山だ。
将監登山口から作場平口までは舗装路を歩く。途中に崩落箇所があるが歩行者は通行可能(と思われる)。但し工事作業中は高巻きして回避する必要がありそう。
今年も無事に恒例行事ができた^_^
めでたし🎵めでたし🎵
そして下山後は、甲州名物のほうとうで締めくくり^_^
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kouzi1104
うみ
















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