西丹沢/晩秋の甲相国境尾根/シキリ尾根再訪と地蔵平の紅葉

- GPS
- 15:47
- 距離
- 31.4km
- 登り
- 1,379m
- 下り
- 2,038m
コースタイム
- 山行
- 6:16
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 7:17
- 山行
- 7:15
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 7:59
| 天候 | 2025/11/23 1日目 曇り時々晴れ 2025/11/24 2日目 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR御殿場線 → 7:23 御殿場駅 富士急モビリティバス 7:45 御殿場 [A2] ぐみ沢・北富士駐屯地入口経由河口湖駅行 → 8:22 旭日(バス乗り換え) 8:46 → 8:56 平野 【復路】 15:01 丹沢湖バス停 → 山北駅下車 → 徒歩で「さくらの湯」へ |
| コース状況/ 危険箇所等 |
【山中湖平野〜菰釣山】 一般登山道でよく整備されています。 「〜丸」「〜頭」と呼ばれる小ピークが連続します。 菰釣山から避難小屋まで20分くらいかかり、意外と距離があります。 菰釣避難小屋内は、不安定ですがDoCoMoの電波が入ります。 【菰釣山〜シキリ尾根〜地蔵平】 菰釣山から避難小屋方向へ50mほど進んだところの、鹿柵の間を抜けて、西南西に伸びるシキリ尾根を下しました。 明るいブナ林が続きます。 ところどころに紛らわしい支尾根(本ルートのように見える立派な尾根)があるので誤進入注意です。 標高1140mに北側が崩落した痩せ尾根があり、注意が必要です。 標高1110mで明瞭な尾根が南に伸びていて引き込まれました。 すぐに「もう一本手前の尾根が正解だ」と気づいて戻り、その「もう一本手前」の尾根を下ったら南東に伸びる支尾根でした。 30mほど下ったところで間違いに気づいて再び戻り、正解の東の尾根を下りました。 標高1000mくらいから植林帯になりますが、熊のような糞があり、木の幹に熊萩のようなものが多数ありました(そんなに新しくない)。 標高930mの黄抗を目印に南東に折れて檜林を下ればやがて林道に降り立ちます。 林道は荒れている箇所や陥没した場所もありますが、通行できます。 標高850mで林道をショートカットしましたが、動物の足跡が多数ありました。熊の足跡かどうかはわかりませんでしたが、わからないだけに緊張しました。 【地蔵平〜大又沢林道〜浅瀬】 歩きやすい林道で、通行に問題ありません。 紅葉パラダイスでした✨ |
| その他周辺情報 | 日帰り温泉 山北さくらの湯 大人2時間 600円 https://maps.app.goo.gl/yU3wCAbwxMKcYK2g6 |
写真
装備
| 個人装備 |
半袖Tシャツ(水色ヤマレコ20周年Tシャツ)(1)
長袖Tシャツ(青緑色)(1)
ズボン(ベージュ色)(1)
ジャケット(黄色)(1)
薄手フリース(濃ピンク色)(1)
ダウンジャケット(青色)(1)
レインスーツ(上:紺色/下:青色)(1)
帽子(紺色)(1)
日除け帽子(緑色)(1)
サポートタイツ(1)
サングラス(1)
ヘッドランプ(1)
予備電池(3)
腕時計(1)
カメラ(1)
ガイド地図(1)
コンパス(1)
ホイッスル(1)
筆記用具(1)
保険証(1)
飲料(1)
トイレットペーパー(1)
熊避け鈴(1)
スマートフォン(1)
充電バッテリー(1)
充電USBケーブル(1)
計画書(1)
ストック(2)
水プラスティックケース(2)
非常食(500kCal以上)(1)
ツェルト(山吹色)(1)
寝袋(2)
寝袋マット(2)
ガスバーナー(1)
ガス缶(1)
コッヘル(1)
コップ(1)
万能ナイフ(1)
箸(1)
日焼け止め(1)
タオル(1)
歯ブラシ(1)
座布団(1)
リップクリーム(1)
救急セット(1)
|
|---|---|
| 備考 | 洗濯バサミとゴミ袋を忘れた。古くなって破れかけのジップロックにヘッデン、モバイルバッテリー、USBケーブル等を入れておいたら破れて乾電池が見つからなくなってしまった(ザックの底に落ちていたのを後になって発見)。 |
感想
晩秋の西丹沢へ、1泊2日の縦走に行ってきました。
今年の4月、菰釣山からシキリ尾根を下って美林に癒やされ、「季節を変えてまた歩きたい」と思いましたので、今回、その実現のために再訪しました。
2025年04月19日(土)
西丹沢/浅瀬〜椿丸〜大栂〜菰釣山〜シキリ尾根〜地蔵平
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8033196.html
ブナの黄葉には遅い時期ですが、丹沢湖方面に降りればちょうど紅葉の盛りなのではないかという目論見でした。
出発地は、快晴予報なら富士山の眺望が良い山中湖(平野)発を予定していましたが、当日の朝は雲が多く、西丹沢発のつもりで家を出ました。しかし、電車移動中に晴れ間が広がり始めたため、山中湖発に決定。
御殿場から旭日丘までは大きな富士山がくっきり見えていたものの、平野に着く頃には再び雲の中へ。結局、平指山の手前で一瞬山頂が見えただけで、終日富士山は雲に隠れてしまいました。残念!(´・ω・`)
菰釣山までの甲相国境尾根を歩くのは、昨年末の縦走以来でした。背中の荷物は前回の縦走よりは軽かったはずですが、菰釣山の最後の登りでは普段の運動不足が露呈し、太ももが攣りそうでした。やはり日々の積み重ねが重要ですね。
避難小屋に荷物を置いて山頂に戻るも、雲が多くて富士山は全く見れないため、早々に諦めて避難小屋へ。
宿泊者は、3人組2組、ソロ2名(私含む)の合計8名。皆さん山岳会やワンゲル経験者など山のベテラン揃いで、寝床のフロアの分割、21時消灯、早立ち組の配慮など、互いにマナーを尊重し合った快適な一夜を過ごせました。
二日目は、午前4:30起床、5:40に出発。寒さはそれほど感じませんでした。
菰釣山山頂に立つと、そこには雄大で雲ひとつない富士山の姿!山中湖には白い霧が立ち込めており、東の空からは太陽が顔を出し、富士山が紅に染まる厳かな御来光を拝むことができました。昨日見られなかった分、感動もひとしおです✨
ご来光を楽しんだ後は、いよいよシキリ尾根を下ります。世附の最奥のマイナールートだけあって人の気配はありません。熊対策で音楽を大きめに流しながら歩きましたが、晩秋らしく地面一面に積もった落ち葉を踏みしめる「サクサク」という音が愉快です。誰も居ない美林はとても静か。半年ぶりに再訪して、また癒やされました。
シキリ尾根から忍橋林道に降り立つと、そこからはまばゆいばかりの紅葉・黄葉の道が始まりました。地蔵平までの林道も、大又沢林道も、どこを見ても黄色、橙色、紅色の絨毯。丹沢湖畔の観光地での紅葉を期待していましたが、静かな西丹沢の奥地で最盛の美しさを堪能できて幸せでした✨
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メロンパン














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