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Yamareco

記録ID: 9013977
全員に公開
沢登り
蔵王・面白山・船形山

二口 太郎川支流 大倉沢左俣遡行 

2025年11月30日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
03:56
距離
3.8km
登り
469m
下り
456m

コースタイム

日帰り
山行
3:57
休憩
0:00
合計
3:57
距離 3.8km 登り 469m 下り 456m
8:36
237
スタート地点
12:33
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
北太郎川林道の、大倉沢出合い付近に架かる橋付近に駐車。
コース状況/
危険箇所等
名取川水系 太郎川支流 大倉沢左俣遡行 枝沢下降

■体感2級下 ラバー△ 水量少ない 雪渓なし

■アプローチ
駐車地点から橋を渡り、橋の袂から斜面を下り太郎川に入渓。歩き出しから入渓まで5分。

■大倉沢左俣遡行
太郎川に入渓すると、すぐに左岸から大倉沢が滝で出合う。本流の太郎川にも滝が架かり、ちょっとした両門滝になっている。
出合いの8m滝を水線左から登って大倉沢に入る。
時期的なモノか、めちゃくちゃヌメる上に、大量の落ち葉でかなり歩きづらい。
2段15m滝を右岸から巻き、ちょっとしたゴルジュを越えると、560m二俣。
右俣にはハングした40m大滝。左俣には直瀑の20m滝が架かり素晴らしい渓相。
左俣の20m滝を右岸から巻くと、その先にもちょっとした連瀑帯があり直登で越える。
この先はナメ床があったりするが一気に平凡になる。

左岸尾根に上がり、大倉沢の右俣に降り立ち、さらに左岸尾根に上がって隣の沢を下降して林道へ帰還。

その他周辺情報 秋保 嘉一
朝の気温はマイナス4℃だった。
2025年11月30日 08:37撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/30 8:37
朝の気温はマイナス4℃だった。
太郎川に降り立つとすぐに大倉沢出合い。
2025年11月30日 08:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/30 8:42
太郎川に降り立つとすぐに大倉沢出合い。
POM)太郎川本流(左)と大倉沢(右)出合い
2025年11月30日 08:43撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
11/30 8:43
POM)太郎川本流(左)と大倉沢(右)出合い
大倉沢出合いの滝を直登。
2025年11月30日 08:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/30 8:43
大倉沢出合いの滝を直登。
POM)見事な柱状節理!
2025年11月30日 08:47撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
11/30 8:47
POM)見事な柱状節理!
水に触ると冷た過ぎる。
2025年11月30日 08:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/30 8:47
水に触ると冷た過ぎる。
上の滝。
2025年11月30日 08:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/30 8:48
上の滝。
POM)柱状セツリがすごい
2025年11月30日 08:48撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
11/30 8:48
POM)柱状セツリがすごい
POM)一つ目の大滝15mほどか
2025年11月30日 09:02撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
11/30 9:02
POM)一つ目の大滝15mほどか
今日は休憩多めでのんびり行く。
2025年11月30日 09:18撮影 by  Pixel 8a, Google
11/30 9:18
今日は休憩多めでのんびり行く。
POM)ゴルジュが出てきた
2025年11月30日 09:24撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
11/30 9:24
POM)ゴルジュが出てきた
濡れないように突破。
2025年11月30日 09:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/30 9:24
濡れないように突破。
POM)ゴルジュに厳しい滝はなかった
2025年11月30日 09:24撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
11/30 9:24
POM)ゴルジュに厳しい滝はなかった
ゴルジュを振り返る。
2025年11月30日 09:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/30 9:25
ゴルジュを振り返る。
POM)右俣大滝は水量少ないけど40mはある
2025年11月30日 09:29撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
11/30 9:29
POM)右俣大滝は水量少ないけど40mはある
登れません。
2025年11月30日 09:28撮影 by  Pixel 8a, Google
11/30 9:28
登れません。
左俣大滝。
2025年11月30日 09:30撮影 by  Pixel 8a, Google
11/30 9:30
左俣大滝。
POM) 2つ目の大滝 2段20mくらいある
2025年11月30日 09:32撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
11/30 9:32
POM) 2つ目の大滝 2段20mくらいある
左俣大滝上の連瀑帯。
2025年11月30日 09:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/30 9:49
左俣大滝上の連瀑帯。
ポムが右の斜面に張り付いている。
2025年11月30日 09:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/30 9:53
ポムが右の斜面に張り付いている。
POM)ヌルヌルの連瀑帯
2025年11月30日 09:55撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
11/30 9:55
POM)ヌルヌルの連瀑帯
直登。
2025年11月30日 09:58撮影 by  Pixel 8a, Google
11/30 9:58
直登。
POM)二口らしいナメ
2025年11月30日 10:08撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
11/30 10:08
POM)二口らしいナメ
太陽が暖かいけど、冬だね。
2025年11月30日 10:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/30 10:21
太陽が暖かいけど、冬だね。
POM)平流も良い雰囲気
2025年11月30日 10:26撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
11/30 10:26
POM)平流も良い雰囲気
儚く侘しい。
2025年11月30日 10:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/30 10:32
儚く侘しい。
POM)右俣のボロい滝を懸垂下降
2025年11月30日 11:16撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
11/30 11:16
POM)右俣のボロい滝を懸垂下降
落ち葉多すぎ。木から全部落ちてる。
2025年11月30日 11:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/30 11:23
落ち葉多すぎ。木から全部落ちてる。
林道帰還。これにて今シーズンの沢登りは終了。ありがとうポム。
2025年11月30日 12:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/30 12:30
林道帰還。これにて今シーズンの沢登りは終了。ありがとうポム。
POM)塩チャーシュー麺大盛り(1360円也)
2025年11月30日 14:12撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
11/30 14:12
POM)塩チャーシュー麺大盛り(1360円也)

装備

個人装備
30mザイル ガチャ類 ビバーク装備

感想

モヤモヤしていた。

2週間前に南魚沼で開催された、「純正・沢ヤ交流会」を終えて、ちょうど区切りもいいし、これで気持ちよく今シーズンは沢納めと思っていたが、それから2週間、自分の中で何かモヤモヤが晴れない。

モヤモヤ?いや、ウズウズ・・・
いや、ムラムラだろうか。

気付くと毎週のルーティンと同じように、どこかこの時期でも入れる沢はないかと探していた。

先週、ポムが南相馬の聞いたこともない渓谷沿いを1人で散歩する記録を見た。

「何やってんだコイツは・・・」

おそらく、同じ気持ちだろう。わかる、わかりやす過ぎる。
今週行った沢は最高だったなぁ、さぁ次はどこに行こうか、みんなはどこに行ったかな。
これの繰り返しが毎日の生きる糧、生きてる証である。
終わりたくない。

冬山の事など考える余裕もなく、1年中沢の事ばっかり考えてる我々にとっては、沢シーズンの終わりはあまりにも寂しすぎる。
特に今シーズンは、ゴルオヂメンバーはもちろんの事、沢を通じてたくさんの人と出会った。
遡行した1本1本、全て鮮明に覚えているし、一緒に行った仲間の顔も一緒に酒を飲み交わした面々も全て脳裏に焼き付いている。

沢に入れなくなる寂しさはもちろんだが、それよりも、そんな仲間達としばらく会えなくなる寂しさの方が上かもしれない。

こんな事を考えるのも、歳をとった証拠だろう。
若い頃は、1年を振り返る事なんてしなかったし、する暇もなかった。


今シーズンのラストは地元の二口。
同じくモヤモヤしてるであろうポムに連絡したら、即答で「行きます」ときた。

今シーズンの楽しかった記憶を1つ1つ思い出し、まるで気持ちは夏に戻ったかのようにバカ笑いしながら、のんびりと2人で遡行した。
ふと空を見ると、葉を全て落とした木々が冬の風に揺られ、我々のバカ笑いも冷たい風に乗って一瞬で消し去られていった。

自分にとっては、この侘しさを感じてようやく沢納め。モヤモヤの原因はこの侘しをまだ感じてなかった事だとこの時気付いた。
そうだ、毎年これの繰り返しだ。

今シーズンは自分にとって、過去イチと言える素晴らしいシーズンだった。
一緒に遡行したゴルオヂのメンバーには本当に心から感謝したい。
ありがとうございました。

そして今シーズン、新たに出会った沢ヤの方々、今から来シーズン一緒に遡行するのが楽しみでならない。
来シーズンは、今シーズン以上に素晴らしい沢シーズンになると確信している。

それまで暫しの充電期間。
皆様、また来春にお会いしましょう。

ありがとうございました。



今年最後?の沢は仙台市内の沢だがダート林道10km以上進んだ先にある秘境の沢だった。
朝、道路脇の気温表示板は-4度を示していた。
「モーリーさん!-4℃です! これから沢登りですか!?」

道の水たまりは凍りつき、落葉し切った木々、頬を撫でる風は凍てつく寒さだ。
生命感のない沢歩きもまた一興!

大倉沢は二口特有の泥と落ち葉でズルッズル!
巻きもまぁまぁ悪くて、普通に沢登りでした。
楽しかった〜 
モーリーさんありがとうございます😊!

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