記録ID: 9025213
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ハイキング
大峰山脈
大峯最後の靡 小池宿(第31靡)
2025年12月02日(火) [日帰り]

- GPS
- 06:33
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 835m
- 下り
- 844m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 6:33
距離 9.3km
登り 835m
下り 844m
6:45
35分
前鬼林道ゲート
8:08
8:11
59分
P1170取付点
9:10
9:20
5分
展望地
9:25
11分
石楠花尾根分岐(P1170)
11:30
11:34
6分
石楠花尾根分岐(P1170)
11:40
11:50
40分
展望地
12:30
12:33
14分
P1170取付点
13:18
前鬼林道ゲート
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
小仲坊〜小池宿: 道標や赤テープは要所要所に見られ、また踏み跡もある程度は分かるので、事前に考えていたよりはルートは分かりやすく、大きく迷うことはありませんでした。 ただ、序盤の墓地手前で右折するところから取水パイプに出るまでのルート(往復とも)がよく分かりませんでした。 |
写真
その左下の方にも墓地があり、確か明治三十何年と彫られた古い墓石もありました。
このあとさらに下の涸沢まで行きましたが踏み跡らしいものは見られなかったので、取り敢えず墓地の入口まで戻りました。
このあとさらに下の涸沢まで行きましたが踏み跡らしいものは見られなかったので、取り敢えず墓地の入口まで戻りました。
踏み跡を辿って行ったが、途中で多くの踏み跡(?)が交差するようになり訳が分からない状態になった。ふと左下の沢の方を見ると黒い取水パイプが張られていたのでそれに沿って進んで行く。
この墓地の手前の分岐から取水パイプのところまでのルートが今回の山行で唯一不明瞭なところでした。
この墓地の手前の分岐から取水パイプのところまでのルートが今回の山行で唯一不明瞭なところでした。
小池宿跡への道標です。ここから大峯奥駈道上の石楠花岳から派生する尾根上にあるP1170(仮称:国土地理院地図には記載なし)までの登りが始まります。(P1170取付点としておきます)
午前8時10分、標高差約300mの登りの開始です。
午前8時10分、標高差約300mの登りの開始です。
標高1100mを超えたところの展望地です。釈迦ヶ岳方面の眺めが広がる。左から蘇獏岳、大日岳、釈迦ヶ岳、孔雀岳。
蘇獏岳から右に下る尾根は10日前に歩いた閼伽坂尾根。右に平らなP1185。
蘇獏岳から右に下る尾根は10日前に歩いた閼伽坂尾根。右に平らなP1185。
靡看板の下には西行の詩。
現在の奥駈道から遠く離れたこの地に何故小池宿があるのかという疑問は当然出て来ると思います。これについては以前涅槃岳の山行記録でも触れたように、昭和初期以前では子守岳や奥守岳あたりは人の背を超す篠の密林で覆われていて道など全くない状態で、修行者は乾光門あたりから稜線を避けて小池宿に向かったとの説があります。参考までに。
現在の奥駈道から遠く離れたこの地に何故小池宿があるのかという疑問は当然出て来ると思います。これについては以前涅槃岳の山行記録でも触れたように、昭和初期以前では子守岳や奥守岳あたりは人の背を超す篠の密林で覆われていて道など全くない状態で、修行者は乾光門あたりから稜線を避けて小池宿に向かったとの説があります。参考までに。
下りも倒木を乗り越えて・・・。
下りでは1ヶ所、緩く左方向に行くところを直進してしまって引き返すことがありました。踏み跡を当てにせず、GPSの軌跡や赤テープを確認しながら下ることが大事です。
下りでは1ヶ所、緩く左方向に行くところを直進してしまって引き返すことがありました。踏み跡を当てにせず、GPSの軌跡や赤テープを確認しながら下ることが大事です。
途中でパイプから離れて往路を戻ろうとしたが、いつの間にか踏み跡を見失ってしまった。なんとか正規(?)の踏み跡に合流して墓地入口の二つの岩の手前に出たが、あのまま取水パイプに沿って進めばよかったのだろうか。このあたりだけが今回の不明瞭な部分でした。
感想
大峯奥駈道に75箇所ある靡の中で最後に残った小池宿を出来れば年内に訪れてこの懸案を完結したいと思っていた。そのため、関連するいろいろな山行記録を拝見させていただき、大まかなポイントは分かったつもりでいたが、それらを繋ぐルートが今一つ頭に浮かんでこないところもあった。これはもう現地で判断するしかないと割り切って、寒波が来る前の2日に決行することにしました。
当日は晴れのち曇りで午後から曇が多くなると言う予報をもとに、自宅を午前3時半に出発。10日前に走った国道169号を南下して行きました。途中の上北山の道の駅で朝食を取ってから少し休憩。そのあと前鬼まで30分ほど走って、午前6時30分に林道ゲート手前の広場に到着した。平日の早朝のことで一番乗り。すぐに支度をして明るくなった6時45分に出発しました。
と言うことで始めた小池宿への山歩きでしたが、不安だったルートは道標や赤テープ、踏み跡などで大きく迷うことはなく無事に目的地に達して戻って来ることができました。これは不断の整備に尽力されている新宮山彦ぐるーぷを始めとする関係者の皆さんのおかげと感謝しています。
道中では釈迦ヶ岳を始めとするかつて登った大峯の山々を眺めることができ、また深い山の中にもかかわらず小池宿跡付近の広々とした平坦地は想像だにしなかった雰囲気のいいところでした。
かくして最後の靡、小池宿行は無事終わりました。75靡巡りはこれで完結です。
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yamaaruki108




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