大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)
最終更新:2025-05-05 12:53 - silverfrost
基本情報
▼概略
吉野から熊野までの約170km、役行者が8世紀初めに開いたとされる修験者の修行の道。一部が世界文化遺産に登録。
▼順峯(じゅんぷ)と逆峯(ぎゃくふ)
・行場を巡る方法には2つの方法あり。
・順峯:本宮から吉野に向かう行程
天台宗系の聖護院(本山派)が主導
・逆峯:吉野から本宮に向かう行程
真言宗系の醍醐寺三宝院(当山派)が主導
▼上北山村役場 コース案内
https://www.vill.kamikitayama.nara.jp/kanko/tanoshimu_tsuri_tozann/tozann/133.html
▼ヤマレコ 山リスト「大峯奥駈道」
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptlist.php?groupid=319
・75の靡がリスト化
⚠️山上ヶ岳は女人禁制
https://yamare.co/i281 参照
吉野から熊野までの約170km、役行者が8世紀初めに開いたとされる修験者の修行の道。一部が世界文化遺産に登録。
▼順峯(じゅんぷ)と逆峯(ぎゃくふ)
・行場を巡る方法には2つの方法あり。
・順峯:本宮から吉野に向かう行程
天台宗系の聖護院(本山派)が主導
・逆峯:吉野から本宮に向かう行程
真言宗系の醍醐寺三宝院(当山派)が主導
▼上北山村役場 コース案内
https://www.vill.kamikitayama.nara.jp/kanko/tanoshimu_tsuri_tozann/tozann/133.html
▼ヤマレコ 山リスト「大峯奥駈道」
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptlist.php?groupid=319
・75の靡がリスト化
⚠️山上ヶ岳は女人禁制
https://yamare.co/i281 参照
山の解説 - [出典:Wikipedia]
大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)は、吉野と熊野を結ぶ大峯山を縦走する、修験道の修行の道。1000-1900m級の険しい峰々を踏破する「奥駈」という峰入修行を行なう約80kmに渡る古道を指す2002年(平成14年)12月19日、国の史跡「大峯奥駈道」として指定された。ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』(2004年〈平成16年〉7月登録)の一部。
大峯奥駈道は、修験道の根本道場である金峯山寺などがある奈良吉野山と熊野三山を結ぶ、もとは修験道の修行場として開かれた道であり、熊野古道の中で最も険阻なルートをなす。修験道の開祖とされる役行者が8世紀初頭に開いたとされる。今日、一般的に大峰山(大峯山)といえば山上ヶ岳を指すが、大峯奥駈道でいう「大峯」とは、吉野から山上ヶ岳を経てさらに奥の山々、そして最終的には熊野三山に至る大峰山脈を縦走する修行の道全体を指している。道中の最高峰は八経ヶ岳の1915m。
吉野から熊野まで、神社や寺のほかに、大峰山脈の主稜線沿いに75の靡(なびき)と呼ばれる行場(霊場)があり、修験者は5月3日の大峯山寺の戸開けから9月23日の戸閉めまでの間に奥駈修行を行なう。宗教上の理由から、山上ヶ岳の北「五番関」から南の「阿弥陀ヶ森」までは女人禁制。