夏の丹沢はきつかった。玄倉から蛭ヶ岳周回。玄倉林道で落石。


- GPS
- 08:57
- 距離
- 26.1km
- 登り
- 2,542m
- 下り
- 2,529m
コースタイム
- 山行
- 7:37
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 9:05
天候 | 晴のちガスのち雷雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは玄倉バス停横 臼ヶ岳南尾根の下りは支尾根に注意 玄倉林道は豪雨で落石注意 |
その他周辺情報 | 丹沢ホテル時之栖 日帰り湯 平日600円 黄金ラーメン |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
コンパス
笛
GPS
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ガスカートリッジ
コンロ
食器
|
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感想
1ヶ月半ぶりの全日山行。脚はなまっていないだろうか?
夕立の予報もあるので玄倉林道ゲートまで車で行きました。
そこから自転車でヒルクライム。早くも汗だく口呼吸。
トイレ休憩のためにユーシンロッジまで行って駐輪。ここから歩きで玄倉林道に戻って熊木沢出合に向かいます。
熊木沢出合のコンクリ橋を渡って、棚沢ノ頭尾根に取り付きます。
ここから流汗淋漓急勾配を登ります。弁当沢ノ頭で緩んでぶなの美林が現れますが
再び急坂が始まります。ぜんぜん脚が進まず。10歩進んで水飲んで、また10歩進んで汗をふき。脚が売り切れ寸前でした。
視界の開ける岩場を過ぎて主脈合流手前は少し勾配が緩みます。
もう休んでビール飲みたいを我慢して主脈を歩く。ガスが出てきて展望はなくなりましたがノイバラの花に励まされがんばる。
おなかペコペコ、のどカラカラで到着した蛭ヶ岳で飲むビールがうまい。
休憩中に大倉から西丹沢自然教室縦走のハイカーと合流。毎年日の長い時期の縦走を慣行なさるとか。臼ヶ岳まで着かず離れず先行させていただきました。
蛭ヶ岳から臼ヶ岳まで初めての行程は急勾配でしたが、左右切立っている箇所が少なく、思っていたより怖くなかった。ミカゲ沢の頭と臼ヶ岳の上り返しがこたえる。
臼ヶ岳でコースタイムを確認しあって縦走の方とお別れ。臼ヶ岳南尾根を下ります。
以前上りでは分かりやすい印象でしたが、下りでは2箇所ほど迷いやすい所がありました。途中の水晶平はいやしの美林でした。往路の棚沢の尾根と臼ヶ岳南尾根は途中で緩んで小ピークがありブナの美しい経路が出現する所が似ています。
ユーシンロッジから自転車でダウンヒル。随所でヤマユリの芳香空間を突破していきます。石崩隧道脇の沢から林道に復帰してきた軽装の女性2人を追い抜きました。
大粒の雨が落ちてきたゲートの少し前で女性3人を追い越しました。
玄倉林道ゲート到着時から土砂降り。林道が壊れる前に丹沢湖までたどり着きたいので、急いで自転車をしまって出発。川の様になっている林道をバシャバシャ走って落下した枝は乗り越えましたが、30cmぐらいの落石が何個か転がっています。
降りて石をどかそうかと思いましたが、滝のような雨だし傘もないし、上からさらに石が落ちてきたら死ぬかもしれない。半分パニック状態で強行突破しました。ガリガリゴトゴト石を引きずりながら百メートル以上進んでやっと音がしなくなり、丹沢湖の太い道まで行き着きました。
車のダメージは気になりましたが普通に走行できたので、日帰り温泉に。うぐいすの里 丹沢荘は臨時休の貼り紙。isさんのレコにあった時之栖にまわりました。きれいでいい温泉でした。車のことが心配でゆっくりはできませんでしたが。
締めは土砂降りの小田原に戻ってラーメン。今回の塩ラーメンは安いけどおいしくありませんでした。
落石を強行突破は後悔します。あの時どうすれば良かったのか。
ゲート前で小止みになるまで待ってから、出発して障害物をどけながらいけばよかったのか。傘があればその場で外に出て石をずらしていたかもしれないし。落石の前で雨が落ち着くまで待つのも怖かっただろうし。
imu3eazy様、当日、蛭が岳から臼が岳まで同行させていただいた
KazeTaroです。
臼が岳でお別れした後、私は檜洞までの2度の大きな登り返しと最後の檜洞への急登でヘトヘトになり、予定時刻を30分超過で檜洞に到着。頂上は
無人、遠雷が聞こえ怪しい雲行き、ということで、あまりゆっくり休め
ずに下山を開始しました。途中、ツツジ新道の分岐を過ぎたあたりから
雨足が強まり、急きょ雨装備に変身しました。土砂降りの岩場を慎重に
下りていきました。この日は長距離縦走の訓練に加えて、悪天候悪路の
訓練まで、いやというほど盛りだくさんの訓練ができました。ゴーラ沢
ではさほど増水はしていないにもかかわらず、足元がふらついて思わず
水中にチャポン。転倒は防ぎましたが靴に浸水を許しました。結局予定
時刻を1時間超過、18時過ぎに西丹沢自然教室に無事下山しました。
21キロ、11時間、5万歩の旅でした。結局、臼が岳以降は誰とも会わず、
最終バスの乗客も私ひとりでした。極めつけは、帰宅して靴を脱いだ時
です。右足のアキレスけんの上あたりをヤマビルにやられていました。
靴下は血でべっとり、いくらふき取っても血が止まりません。ヤマビル
の毒素恐るべし、です。
おたがいに、大変な一日でしたね。それでも懲りずに、早くも次の縦走
計画を練っています。またどこかでお会いするかもしれませんが、その
時はまたよろしく。 KazeTaro
KazeTaroさん、コメントありがとうございました。
短い行程ながらご一緒できて楽しかったです。
ものすごい雨だったのでKazeTaroさんが無事下山できたか心配していました。
片足ドボンとヒルに咬まれたぐらいですんでよかったですね。
またどこかでお会いした時はよろしくお願いします。
imu3eazyさん こんばんは。
蒸し暑い中での蛭ヶ岳への縦走、お疲れ様です。
棚沢ノ頭尾根、私も使ったことがあります。
結構長く感じ、足に来たのを覚えています。
ブナ林がなければ萎えてしまうコースだと思います。
臼ヶ岳南尾根、支尾根があって迷いやすいコースを難なくクリアー、流石です。
下山最後のゲリラ雨、勘弁してもらいたいですね。
私は、通勤帰路に靴が水浸しになりました。
落石の処理は、車利用者の参考になったのではないでしょうか。
車の底が気になりますが、ご無事で何よりです。
hadahiroさん、コメントありがとうございます。
夏の丹沢の消耗度はすごいですね。汗を大量分泌することに体が疲れてしまうように感じます。夏は行程を短くしたりして欲張らないほうがよさそうです。
臼ヶ岳南尾根は経験済みと思ってなめていました。GPSログをマッピングしていかなかったので迷ったら危なかったです。
玄倉林道は雨による崩落が多いように思います。去年の台風の後(7/20)もすごかったので。
車に傘と長靴を積んでおけばよかった。今回のケースでは雨が落ち着くまでゲート前の駐車場で待っていたほうが良かったかもしれません。
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