記録ID: 978089
全員に公開
アルパインクライミング
甲信越
前穂高岳北尾根
2016年10月09日(日) 〜
2016年10月10日(月)
長野県
amenaryusa
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 33:07
- 距離
- 33.1km
- 登り
- 2,294m
- 下り
- 2,303m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 7:34
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 8:36
5:50
163分
スタート地上高地
8:33
8:40
178分
横尾山荘
11:38
12:33
113分
涸沢ヒュッテ
14:26
5・6のコル
2日目
- 山行
- 7:18
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 8:54
6:00
79分
5・6のコル
7:19
30分
4峰
7:49
8:44
85分
3・4のコル
10:09
10:10
15分
3峰
10:25
10:35
9分
2峰
10:44
10:59
121分
前穂高岳山頂
13:00
13:15
99分
岳沢小屋
14:54
上高地
ログのスタートとゴールがずれています。
| 天候 | 9日、雨〜雲。10日、晴れ。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2016年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
タクシー 自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
涸沢から5・6のコルへは岩ゴロゴロ帯を詰めてコルへの登りはジグザグの踏み跡があります。 5峰は踏み跡明瞭です。4峰はルートがわかりずらいです、涸沢側から取りつき奥又代池側に移行後、あまりまかずに、残置ハーケンを目指し登りました。ここは先行パーティさんのルート取りを参考にしました。 3峰。今回私の他に6〜7パーティが北尾根に望みましたがソロは私だけ。パーティのみなさんは3峰はロープを出しました。私はフリーです。 3峰は5〜6ピッチありますが、最初のピッチが落ちれば何百メートルです。ここで痛恨のルートミス、ハーケンを追わずに奥又代側に巻きすぎてしまい、リカバリーに怖い思いを。今思えばそのまま登ってしまえばよかったです。小指の先くらいのホールドに足を置いて横移動。残りのピッチはフリーでも問題ないありません。2峰は涸沢側を巻きすぎて、懸垂下降の降下地点近くまで行ってしまいました。 ザレ場を渡れば懸垂下降なしでした。せっかくなので少し戻って直登したら懸垂下降地点でした。2峰はフリーでも降りれそうですがロープを出して懸垂下降。 北鎌尾根に比べ岩場、ルーファイは難易度が高いと思います。4峰のルートファインディングが私には核心部でした。 |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
横尾で小降りになりました。
当初、奥又代池経由で5・6のコルへ行く予定でしたが中畠新道が悪そうなので涸沢経由に変更。
当初、奥又代池経由で5・6のコルへ行く予定でしたが中畠新道が悪そうなので涸沢経由に変更。
この日仲間と、本谷橋から横尾本谷〜北穂池へ行く計画でしたが中止。やはり増水してます。急遽ソロで北尾根を目指すことに。
テントも多数。今年は紅葉が今ひとつでした。ついでに天気は今二つです。
これから向かうゴロゴロ帯。石が大きく歩きやすい。水4�箸�ズシリ。
コル到着！おっ一番乗り。テント4張りはいけそうですが快適に張るのは2張り程。
軽量化のためカモシ○スポーツのツェルト型テント、今回デビュー。
風よけのあるベストポジションに張ります。
風よけのあるベストポジションに張ります。
奥穂も。何枚も撮りましたがほとんどピンぼけ。カメラはムズイ。
夜、風強く何度も目を覚ましました。このツェルト床部分と入り口部分がボタンでパチパチと留めるタイプで、風でボタンが外れてしまい外気が入ってきます。
10/10 0:33
奥穂も。何枚も撮りましたがほとんどピンぼけ。
カメラはムズイ。
夜、風強く何度も目を覚ましました。このツェルト床部分と入り口部分がボタンでパチパチと留めるタイプで、風でボタンが外れてしまい外気が入ってきます。
カメラはムズイ。
夜、風強く何度も目を覚ましました。このツェルト床部分と入り口部分がボタンでパチパチと留めるタイプで、風でボタンが外れてしまい外気が入ってきます。
続々と北尾根チャレンジャーが上がって来ます。
確認できたのは私以外で6パーティー、ソロは私だけ。
確認できたのは私以外で6パーティー、ソロは私だけ。
4峰。ここはあまり予習してきませんでした。涸沢側から取り付き、上部の大岩を奥又代側に巻いて直登しました。先行パーティーさんに感謝です。
1
10/10 6:43
4峰。ここはあまり予習してきませんでした。
涸沢側から取り付き、上部の大岩を奥又代側に巻いて直登しました。先行パーティーさんに感謝です。
涸沢側から取り付き、上部の大岩を奥又代側に巻いて直登しました。先行パーティーさんに感謝です。
大岩を目指します。大岩の上にあるハーケンを目指して上がります。
私も取り付きます。フリーで登るのはわたしだけです。セルフビレイ用にハーネス、シュリンゲカナビラは装着。個人的にこのワンピッチ目が核心部でした。
10/10 8:55
私も取り付きます。フリーで登るのはわたしだけです。セルフビレイ用にハーネス、シュリンゲカナビラは装着。
個人的にこのワンピッチ目が核心部でした。
個人的にこのワンピッチ目が核心部でした。
後方パーティー。ガイドツアーのガイドさんです。日本語ペラペラの西洋人です。
チョックストーンです。ここも行けますが出口がちょっとザレてました。
ガイドさんです。ダンシングスペースだと踊ってらっしゃいました。
2峰。まっすぐ登れば懸垂下降取り付き地点だったのですが、涸沢側を巻いてしまいました。巻いた先に懸垂下降地点、1・2のコルが見えました。少し戻って直登すると取り付き地点にでました。
1
10/10 10:06
2峰。まっすぐ登れば懸垂下降取り付き地点だったのですが、涸沢側を巻いてしまいました。巻いた先に懸垂下降地点、1・2のコルが見えました。少し戻って直登すると取り付き地点にでました。
フリーでも行けそうでしたがせっかく持参した20�奪蹇璽廚之�垂下降しました。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
水筒（保温性）
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
ロールペーパー
携帯
時計
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
シェラフ
ロープ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
|
|---|
感想
今回初めての北尾根。ルートファインディングで迷うことが多く、先行パーティーさんを追うことが度々でした。先行パーティーさんには助けていただき感謝です。
フリーで行けたのは自信になりましたがお薦めはできないです。ミスったら死んじゃいますから。
でも良いコースです。用意周到に準備してソロで行くか。パーティーで行くか。
次回が楽しみです。
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