記録ID: 1000687
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無雪期ピークハント/縦走
比良山系
釈迦岳から打見山
2016年11月05日(土) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,596m
- 下り
- 1,610m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:16
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 10:39
16:24
16:26
17分
びわこバレイ山麓駅駐車場
16:43
びわこバレイ国道ゲート
イン谷口から打見山まで事前の読みより1時間程度長く掛かっています。
烏谷山、比良岳と今まで未踏の区間が本当に素晴らしかったことが要因でしょう。
キタダカ道に入ってからはペースをやや上げたので、少しは遅れを短縮出来たのではないかと思います。
烏谷山、比良岳と今まで未踏の区間が本当に素晴らしかったことが要因でしょう。
キタダカ道に入ってからはペースをやや上げたので、少しは遅れを短縮出来たのではないかと思います。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
夜間はスキー場への道路入口がゲートで封鎖されていました。リサーチ不足です。 結局、ゲート下の国道沿いに自転車をデポしてから、車は登山口のイン谷口へ。 キタダカ道登山口(びわこバレイ駐車場脇)16:24 ↓ 徒歩 国道161号・びわこバレイ口交差点 16:50 ↓ 自転車 湖西道路高架下付近(自転車デポ) 17:25 ↓ 徒歩 イン谷口駐車場(大津ワンゲル道登山口) 17:37 ※ ひらトピア付近から自転車は降りて押して歩いてます…。 キタダカ道から志賀駅へのルート沿いに自転車をデポするほうがベター。 比良駅付近に適切な駐車スペースがあれば夜明け前にイン谷口まで歩いて登る。 志賀駅付近に適切な駐車スペースがあれば、イン谷口に自転車を置いていっそのこと逆向きで歩く。 などの改善点が考えられそうです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大津ワンゲル道のイチョウガレは三点支持で。下降は要注意。 比良岳〜木戸峠間は地形が複雑で、今の時期は落ち葉で踏み跡が分かりにくいところも。 あれ?と行き詰ったら、しっかりと見回してルートファインディングしました。 木戸峠〜クロトノハゲ間は登山道が崩壊している箇所があるようで閉鎖されています。 キタダカ道下部、志賀駅方面(キタダカ谷左岸を下るルート。分岐の傍に橋があります)と、びわこバレイ山麓駅への分岐には指導標がありません。 |
写真
イン谷口駐車場下部・大津ワンゲル道登山口(260m)
まずは先週の縦走の終点となった釈迦岳へ。
今回はまだ歩いていない大津ワンゲル道で登ります!
縦走後の車の回収には時間が掛かるものの、駐車場のすぐ傍に登山口があるのは好都合。
正確にはまだ夜明け前ですが、うっすらと周りが見えるようになったので出発します。
まずは先週の縦走の終点となった釈迦岳へ。
今回はまだ歩いていない大津ワンゲル道で登ります!
縦走後の車の回収には時間が掛かるものの、駐車場のすぐ傍に登山口があるのは好都合。
正確にはまだ夜明け前ですが、うっすらと周りが見えるようになったので出発します。
大津ワンゲル道の序盤は緩い山腹道でウォーミングアップにちょうど良い感じです。
尾根上の400m前後の等高線の詰まったところを避けてルートを通したのでしょうか。
概ね尾根の東側を通りますが、直上や西側も通っていきます。
尾根上の400m前後の等高線の詰まったところを避けてルートを通したのでしょうか。
概ね尾根の東側を通りますが、直上や西側も通っていきます。
雄松山荘道出合(620m)にて小休止をとりました。
合流してきた別尾根のルートはマーキングはありますが、
やや荒れていてあまり人が入っていないようです。
それと分岐の指導標には表示が無いので、登り推奨のルートなのかもしれません。
合流してきた別尾根のルートはマーキングはありますが、
やや荒れていてあまり人が入っていないようです。
それと分岐の指導標には表示が無いので、登り推奨のルートなのかもしれません。
尾根の前方に白い崖が見えてきました。
これが山と高原地図で危険マークの付いているイチョウガレのようです。
一見するとどこから登るのかという感じでしたが、
左端にはロープとステップがあって楽しく登れます。
地元の雪彦山を思い出します。
よく見ると右端からも登れそうな…。
これが山と高原地図で危険マークの付いているイチョウガレのようです。
一見するとどこから登るのかという感じでしたが、
左端にはロープとステップがあって楽しく登れます。
地元の雪彦山を思い出します。
よく見ると右端からも登れそうな…。
釈迦岳山頂(1,060m)。
大津ワンゲル道のおかげで楽しくここまで登ることが出来ました。
とはいってもようやく縦走の起点に着いただけで、
これから今日の行程の主題となります。
この後の比良の主稜線はほぼ全て初めてということで、
小休止しながら読図して縦走に備えます。
大津ワンゲル道のおかげで楽しくここまで登ることが出来ました。
とはいってもようやく縦走の起点に着いただけで、
これから今日の行程の主題となります。
この後の比良の主稜線はほぼ全て初めてということで、
小休止しながら読図して縦走に備えます。
カラ岳(1,030m)山頂。
びわこバレイのある蓬莱山・打見山を除いては、比良では珍しく人工物のある山頂です。
縦走路は建物に遮られるように南に90度方向転換します。
この頃から縦走路にて他の登山者の方々と時折出会うようになってきました。
びわこバレイのある蓬莱山・打見山を除いては、比良では珍しく人工物のある山頂です。
縦走路は建物に遮られるように南に90度方向転換します。
この頃から縦走路にて他の登山者の方々と時折出会うようになってきました。
カラ岳からは縦走路は蛇行しながら南西へ。
正面にはまだまだ距離があるはずの堂満岳が大きく見えてきます。
縦走路は1,020mピークを越えると比良ロッジ跡まで北側山腹を巻いていきます。
八淵の滝方面から上がってくるルートとの分岐もありました。
正面にはまだまだ距離があるはずの堂満岳が大きく見えてきます。
縦走路は1,020mピークを越えると比良ロッジ跡まで北側山腹を巻いていきます。
八淵の滝方面から上がってくるルートとの分岐もありました。
旧比良ロッジ跡(970m)。
西側には旧比良スキー場のコースが見えています。
リフトとロープウェイを乗り継いで、ようやくゲレンデまで辿り着けるというすごいアクセス。
人里離れた山奥の秘境感あるスキー場という雰囲気だったのでしょう。
2003-2004年シーズンを最後に廃止されたとか。
当時既にスキーが趣味の中心だったのに(登山はまだやっていませんでした)、来たことがないまま廃止されてしまったことが悔やまれます。
西側には旧比良スキー場のコースが見えています。
リフトとロープウェイを乗り継いで、ようやくゲレンデまで辿り着けるというすごいアクセス。
人里離れた山奥の秘境感あるスキー場という雰囲気だったのでしょう。
2003-2004年シーズンを最後に廃止されたとか。
当時既にスキーが趣味の中心だったのに(登山はまだやっていませんでした)、来たことがないまま廃止されてしまったことが悔やまれます。
北比良峠(970m)。
ここに来たのは2回目で9年ぶり。月日の経つのは早いものです。懐かしかったです。
自分はこの光景の北比良峠しか見ていませんが、9年前はロープウェイ等の建物が全て撤去されて自然修復工事が終わった直後だったようです。
9年前は坊村から武奈ヶ岳を経てダケ道へ降りていますが今回は縦走。
南側に見えている前山(999m)へ登っていきます。
ここに来たのは2回目で9年ぶり。月日の経つのは早いものです。懐かしかったです。
自分はこの光景の北比良峠しか見ていませんが、9年前はロープウェイ等の建物が全て撤去されて自然修復工事が終わった直後だったようです。
9年前は坊村から武奈ヶ岳を経てダケ道へ降りていますが今回は縦走。
南側に見えている前山(999m)へ登っていきます。
金糞峠(880m)。
8年前に堂満岳に登りに来た際に通過したことのある峠。
詳細はすっかり忘れていましたが、前回は曇りで微妙な天候だったから雰囲気は全く違うものでした。
ここは琵琶湖側から武奈ヶ岳へ向かう際、北比良峠と並んで要衝となる峠ということで多くの登山者の方が小休止中でした。
8年前に堂満岳に登りに来た際に通過したことのある峠。
詳細はすっかり忘れていましたが、前回は曇りで微妙な天候だったから雰囲気は全く違うものでした。
ここは琵琶湖側から武奈ヶ岳へ向かう際、北比良峠と並んで要衝となる峠ということで多くの登山者の方が小休止中でした。
70m程登った辺りで縦走路と堂満岳へ向かうルートが分岐します。
縦走では堂満岳を避けるほうが楽なのはいうまでもないけど、
8年前の登頂時は曇りで微妙な空模様でした。
また折角すぐ近くを通るのだから立ち寄らない手はないでしょう。
但し堂満岳山頂周辺は急峻な箇所があって、ちょっとした気合が必要です。
縦走では堂満岳を避けるほうが楽なのはいうまでもないけど、
8年前の登頂時は曇りで微妙な空模様でした。
また折角すぐ近くを通るのだから立ち寄らない手はないでしょう。
但し堂満岳山頂周辺は急峻な箇所があって、ちょっとした気合が必要です。
堂満岳山頂(1,057m)
先着の4人パーティーさんと入れ替わるように到着しました。
今回は天候は良いのですが、雲海のためにまた琵琶湖は見えずです。
まあこれはこれで美しい光景なので良しとしましょう。
一しきり撮影を済ませてから、一息入れて出発します。
先着の4人パーティーさんと入れ替わるように到着しました。
今回は天候は良いのですが、雲海のためにまた琵琶湖は見えずです。
まあこれはこれで美しい光景なので良しとしましょう。
一しきり撮影を済ませてから、一息入れて出発します。
堂満岳山頂からは一旦これまで登ってきた尾根を引き返します。
そして急坂が始まる直前、今度は北西へ伸びるゆったりとした尾根に向かいます。
自分の持っている2007年版の山と高原地図「比良山系」には載っておらず、この分岐には指導標もありません。
しかし分岐から少し下ったところにマーキングがあるのを見つけました。
それにこの別ルートは30〜40m下ったところで縦走路へ戻ることが出来る筈。
ということで念のために方向確認をしてから取付きます。
そして急坂が始まる直前、今度は北西へ伸びるゆったりとした尾根に向かいます。
自分の持っている2007年版の山と高原地図「比良山系」には載っておらず、この分岐には指導標もありません。
しかし分岐から少し下ったところにマーキングがあるのを見つけました。
それにこの別ルートは30〜40m下ったところで縦走路へ戻ることが出来る筈。
ということで念のために方向確認をしてから取付きます。
南比良峠(910m)に到着です。
比良の縦走ではいくつもの味わいのある峠に降り立つことが出来て幸せな気分です。
地元の山では峠は林道などで潰されてることが多いので、原型を留めていることは貴重と感じます。
ここの峠はちょっとだけ複雑で西の奥ノ深谷側から上がってくるルートは少し西で合流します。
琵琶湖側から上がってくる深谷のルート(山と高原地図で破線扱い)は指導標には書かれていないので、登り限定の難路なのでしょう。
比良の縦走ではいくつもの味わいのある峠に降り立つことが出来て幸せな気分です。
地元の山では峠は林道などで潰されてることが多いので、原型を留めていることは貴重と感じます。
ここの峠はちょっとだけ複雑で西の奥ノ深谷側から上がってくるルートは少し西で合流します。
琵琶湖側から上がってくる深谷のルート(山と高原地図で破線扱い)は指導標には書かれていないので、登り限定の難路なのでしょう。
南北に長い970mピークに乗り上げました。
北側には木々越しに堂満岳が見えています。南側から見てもどっしりして貫録ある山です!
多少左肩が下がってますが富士山みたいな形です。
六甲縦走に比べると比良の縦走は数値上はアップダウンが小さいものの、
歩いてみると地味でもメリハリのある起伏でなかなかハード。
滑りやすくザレた急坂も多いです。
北側には木々越しに堂満岳が見えています。南側から見てもどっしりして貫録ある山です!
多少左肩が下がってますが富士山みたいな形です。
六甲縦走に比べると比良の縦走は数値上はアップダウンが小さいものの、
歩いてみると地味でもメリハリのある起伏でなかなかハード。
滑りやすくザレた急坂も多いです。
荒川峠(950m)。
970mピークからは一旦僅かに下って、この荒川峠に降り立ちます。
地形図には記載がありませんが、ここも峠の原型を留めています。
ここからも大谷川を経て志賀駅へ降りられそうです。
西側に古道が続いてる形跡が見られますが、どの地図にも記載が無いので今ではバリルートとみてよいでしょう。
この辺りから数人の南下中の方々と前後入れ替わるように歩いていくようになります。
中にはテント泊装備の方も居られました。
実は自分も75Lザックで用意していたのですが、日曜は時雨そうだったので残念ながら急遽日帰りに変更しました。
970mピークからは一旦僅かに下って、この荒川峠に降り立ちます。
地形図には記載がありませんが、ここも峠の原型を留めています。
ここからも大谷川を経て志賀駅へ降りられそうです。
西側に古道が続いてる形跡が見られますが、どの地図にも記載が無いので今ではバリルートとみてよいでしょう。
この辺りから数人の南下中の方々と前後入れ替わるように歩いていくようになります。
中にはテント泊装備の方も居られました。
実は自分も75Lザックで用意していたのですが、日曜は時雨そうだったので残念ながら急遽日帰りに変更しました。
990mピーク。
荒川峠から一登りでこの好展望の無名峰に到着です。
南側は崖になっていて、これから向かう烏谷山(右端)、打見山(左端)を見通せました。
蓬莱山ではなく打見山が時間的に縦走の終点になりそうと分かってきました。
まだまだ距離がありますが、先を急ぐには惜しいと感じる素晴らしい縦走路が続きます。
日没までの時間が厳しくなったとしても、打見山からはロープウェイがあるので焦らずにいきます。
荒川峠から一登りでこの好展望の無名峰に到着です。
南側は崖になっていて、これから向かう烏谷山(右端)、打見山(左端)を見通せました。
蓬莱山ではなく打見山が時間的に縦走の終点になりそうと分かってきました。
まだまだ距離がありますが、先を急ぐには惜しいと感じる素晴らしい縦走路が続きます。
日没までの時間が厳しくなったとしても、打見山からはロープウェイがあるので焦らずにいきます。
烏谷山山頂(1,076.5m)到着!
今日の縦走で踏んだ数々の山頂の中でここが最も好展望でした♪
武奈ヶ岳やコヤマノ岳はもちろん、今日歩いてきた釈迦岳、カラ岳、堂満岳が勢ぞろい。
縦走の醍醐味を満喫出来ました!
ここは武奈ヶ岳のように広々としてはおらずこじんまりとした山頂です。
先着されていたお二人の登山者とご挨拶を交わして休憩していきます。
今日の縦走で踏んだ数々の山頂の中でここが最も好展望でした♪
武奈ヶ岳やコヤマノ岳はもちろん、今日歩いてきた釈迦岳、カラ岳、堂満岳が勢ぞろい。
縦走の醍醐味を満喫出来ました!
ここは武奈ヶ岳のように広々としてはおらずこじんまりとした山頂です。
先着されていたお二人の登山者とご挨拶を交わして休憩していきます。
三等三角点
点名:「大物」
標高:1,076.46m
烏谷山から北西には緩い大きな尾根が派生しており、別に展望地があるかもとちょっと入ってみましたが見出せませんでした。
地形図を見ると奥ノ深谷方面から登ってこれそうな尾根に見えます。
風も穏やかで心地良く、好展望の山頂で立ち去り難かったです。
でも縦走はまだまだ先が長いので、20分の滞在で出発することにします。
点名:「大物」
標高:1,076.46m
烏谷山から北西には緩い大きな尾根が派生しており、別に展望地があるかもとちょっと入ってみましたが見出せませんでした。
地形図を見ると奥ノ深谷方面から登ってこれそうな尾根に見えます。
風も穏やかで心地良く、好展望の山頂で立ち去り難かったです。
でも縦走はまだまだ先が長いので、20分の滞在で出発することにします。
南隣の比良岳を見通す。
山頂からは先述の分岐に戻らなくても、そのまま南下して縦走路に復帰出来ました。
烏谷山の次は比良岳です。南側にどっしりした貫禄ある山が見えてきました。
“比良”の名が付けられてるだけあって、存在感抜群の山です。
烏谷山と比良岳の間の葛川越を隔てたアップダウンは比較的大きいものです。
下り120m、登り100m。等高線の詰まり具合を見るとけっこう疲れそうで気合が要ります。
山頂からは先述の分岐に戻らなくても、そのまま南下して縦走路に復帰出来ました。
烏谷山の次は比良岳です。南側にどっしりした貫禄ある山が見えてきました。
“比良”の名が付けられてるだけあって、存在感抜群の山です。
烏谷山と比良岳の間の葛川越を隔てたアップダウンは比較的大きいものです。
下り120m、登り100m。等高線の詰まり具合を見るとけっこう疲れそうで気合が要ります。
地形図にも峠名が記載されている葛川越(940m)に降り立ちました。
学生の団体さんらしい皆さんが休憩中でした。
山と高原地図では琵琶湖側から大岩谷沿いを登ってくる破線道が描かれていますが、
地形図では峠から50mほど下で破線道が切れています。
西側は白滝谷方面へ谷が続いてますが、完全にバリルートの範疇でしょう。
ここで一息入れてから間髪入れずに比良岳への登り返しに掛かります!
学生の団体さんらしい皆さんが休憩中でした。
山と高原地図では琵琶湖側から大岩谷沿いを登ってくる破線道が描かれていますが、
地形図では峠から50mほど下で破線道が切れています。
西側は白滝谷方面へ谷が続いてますが、完全にバリルートの範疇でしょう。
ここで一息入れてから間髪入れずに比良岳への登り返しに掛かります!
だだっ広い平らなところに乗り上げました。
ここは広大な比良岳の北東端で、山頂は少し先の南西端。
もうほぼ同じ標高なので、既に山頂に達していると考えても良いでしょう。
それにしても展望は乏しいのに、何故か本当に居心地良く感じたところでした。
ここは広大な比良岳の北東端で、山頂は少し先の南西端。
もうほぼ同じ標高なので、既に山頂に達していると考えても良いでしょう。
それにしても展望は乏しいのに、何故か本当に居心地良く感じたところでした。
比良岳山頂(1,051m)
木々に覆われてはいますが、周囲の景観が透けて見えています。
南側には蓬莱山がよく見えてます。
山頂には山名標も全く無く、唯一手製のものが木に置かれています。
この何もないこともすごく良いです。
山頂の良さは展望の有無だけで決まるものではないということを
改めて認識させられた比良岳山頂でした。
すぐに出発するのはもったいないので、ここでも小休止をとっていきます。
木々に覆われてはいますが、周囲の景観が透けて見えています。
南側には蓬莱山がよく見えてます。
山頂には山名標も全く無く、唯一手製のものが木に置かれています。
この何もないこともすごく良いです。
山頂の良さは展望の有無だけで決まるものではないということを
改めて認識させられた比良岳山頂でした。
すぐに出発するのはもったいないので、ここでも小休止をとっていきます。
比良岳から下ってきて間もない頃にお地蔵さんが。
もう木戸峠に着いたのかと思ったが、指導標を見ればまだ先でした。
周辺は二重山稜のような複雑な地形。
昔から迷いやすいところとしてお地蔵さんが置かれたのでしょうか。
今では廃道扱いでしょうけど、地形図には大谷川沿いからこの辺りまで登ってくる破線道が描かれています。
もう木戸峠に着いたのかと思ったが、指導標を見ればまだ先でした。
周辺は二重山稜のような複雑な地形。
昔から迷いやすいところとしてお地蔵さんが置かれたのでしょうか。
今では廃道扱いでしょうけど、地形図には大谷川沿いからこの辺りまで登ってくる破線道が描かれています。
尾根の東側へ移ってくると、もう殆ど標高差は無くなりました。
行く手にはようやく打見山が大きく迫ってきます。
と同時にここまでは静寂の世界でしたが、びわこバレイから賑わっていることを
伺わせる色んな音が聞こえてくるようになりました。
行く手にはようやく打見山が大きく迫ってきます。
と同時にここまでは静寂の世界でしたが、びわこバレイから賑わっていることを
伺わせる色んな音が聞こえてくるようになりました。
木戸峠(970m)到着!
多くの峠を経てきましたが、ここが今日の縦走で最後の峠です。
木戸峠からキタダカ道へ打見山北山腹を抜ける登山道が閉鎖されていました。
一部で斜面が崩壊している模様です。
自分は元々行くつもりでしたが、一度は打見山を越えなければいけません。
木戸峠はT字状になっていて、一旦は琵琶湖と反対側に右折。
すぐにキャンプ施設?と思われるところに出ます。
多くの峠を経てきましたが、ここが今日の縦走で最後の峠です。
木戸峠からキタダカ道へ打見山北山腹を抜ける登山道が閉鎖されていました。
一部で斜面が崩壊している模様です。
自分は元々行くつもりでしたが、一度は打見山を越えなければいけません。
木戸峠はT字状になっていて、一旦は琵琶湖と反対側に右折。
すぐにキャンプ施設?と思われるところに出ます。
キャンプ施設を抜けると、あとは打見山に向かってスキー場の斜面を淡々と登っていきます。
蓬莱山から打見山にかけてのメインゲレンデは歩いたことがありますが、
この谷筋のコースは初めてでした。
登り始めは初級向きの斜度でほっとしますが、この後に壁が待っていることはまだ知る由もありません。
蓬莱山から打見山にかけてのメインゲレンデは歩いたことがありますが、
この谷筋のコースは初めてでした。
登り始めは初級向きの斜度でほっとしますが、この後に壁が待っていることはまだ知る由もありません。
木戸峠付近から斜面を登り始めて、ようやく打見山の建物群を見上げるところまでやってきました。
振り返ると釈迦岳からこれまで歩いてきた山々が勢ぞろい!
縦走の達成感に包まれる至福の一時でした。ここから見ると釈迦岳が遥かなる山となっています。
写真中央奥には2週連続の比良縦走で、行けなかった武奈ヶ岳も見送ってくれています。
登ってきたこのコースは上部は中斜面、下部は緩斜面となっています。
空いていれば気持ち良く滑れそうです。
なお自分はびわこバレイにスキーに来たことはまだありません。
歩くと長かった斜面をようやく登りきると、そこは観光客で大賑わい!!のびわこバレイ。
縦走の終点、打見山にようやく到着です!
振り返ると釈迦岳からこれまで歩いてきた山々が勢ぞろい!
縦走の達成感に包まれる至福の一時でした。ここから見ると釈迦岳が遥かなる山となっています。
写真中央奥には2週連続の比良縦走で、行けなかった武奈ヶ岳も見送ってくれています。
登ってきたこのコースは上部は中斜面、下部は緩斜面となっています。
空いていれば気持ち良く滑れそうです。
なお自分はびわこバレイにスキーに来たことはまだありません。
歩くと長かった斜面をようやく登りきると、そこは観光客で大賑わい!!のびわこバレイ。
縦走の終点、打見山にようやく到着です!
打見山山頂(1,108m) ※現地表記より地形図の標高のほうが高いです。
最後のスキー場の斜面を登るのがきつかった…。
長い縦走を経てようやく到着した山頂ではありますが、半分は下界のような不思議な空間。
日の長い時期なら蓬莱山まで行けたでしょうけど、今日はここを最後のピークとします。
下りでロープウェイに乗車するのを前提にすれば蓬莱山まで行けますが、
山行中はケガでもしない限り自力で下山したいのです。
最後のスキー場の斜面を登るのがきつかった…。
長い縦走を経てようやく到着した山頂ではありますが、半分は下界のような不思議な空間。
日の長い時期なら蓬莱山まで行けたでしょうけど、今日はここを最後のピークとします。
下りでロープウェイに乗車するのを前提にすれば蓬莱山まで行けますが、
山行中はケガでもしない限り自力で下山したいのです。
打見山から蓬莱山を眺める。
行きたかったけど蓬莱山まで行くと完全に日没に間に合わないでしょう。
考えてみれば休日にここに来るのは初めてでした。
本当に大賑わいで驚きました。
居るだけで気持ち良い場所であることは間違いないし、
今日の好天であればお客さんが多いことは充分に頷けます。
行きたかったけど蓬莱山まで行くと完全に日没に間に合わないでしょう。
考えてみれば休日にここに来るのは初めてでした。
本当に大賑わいで驚きました。
居るだけで気持ち良い場所であることは間違いないし、
今日の好天であればお客さんが多いことは充分に頷けます。
せっかく辿り着いた打見山ですが、ゆっくりしている時間はないのでさっさと下山にかかります。
8年前に平からここまで歩いてきて以来ですが、下り口は何となく覚えていました。
クロトノハゲ経由、キタダカ道(一度下りで経験済)を通って下山します。
8年前に平からここまで歩いてきて以来ですが、下り口は何となく覚えていました。
クロトノハゲ経由、キタダカ道(一度下りで経験済)を通って下山します。
下り始めて間もなくロープウェイが通り掛かりました。
シャッターが下りるタイミングが一瞬遅くて底しか写ってませんが…。(^^;
ロープウェイの乗客の方々が手を振ってくれましたので、こちらも振り返しました。
短い時間でしたが打見山では観光気分も味わえて良かったです。
シャッターが下りるタイミングが一瞬遅くて底しか写ってませんが…。(^^;
ロープウェイの乗客の方々が手を振ってくれましたので、こちらも振り返しました。
短い時間でしたが打見山では観光気分も味わえて良かったです。
下山するまでまだけっこうな標高差があります…。
ちょうど写真中央少し上に山麓駅の駐車場が写っていますが、
あそこが下山地点。
キタダカ道は一度は歩いているところだけに、撮影回数は減らして下りに集中したいと思います。
ちょうど写真中央少し上に山麓駅の駐車場が写っていますが、
あそこが下山地点。
キタダカ道は一度は歩いているところだけに、撮影回数は減らして下りに集中したいと思います。
クロトノハゲの展望地。
打見山の喧騒を離れて、静かに今日の縦走を振り返ります。
右から釈迦岳、カラ岳、堂満、烏谷、比良の山々。
ここからの景観は2度目なのですが、やはり縦走してきた山々を眺めるのは格別です。
この先は延々とジグザグが続く、長く感じる下りとなります。
日没までの時間は押していて、安全は確保しながらもややペースを上げて降りていきます。
キタダカ道は整備が行き届いていて、比較的安全な下山ルートと感じました。
打見山の喧騒を離れて、静かに今日の縦走を振り返ります。
右から釈迦岳、カラ岳、堂満、烏谷、比良の山々。
ここからの景観は2度目なのですが、やはり縦走してきた山々を眺めるのは格別です。
この先は延々とジグザグが続く、長く感じる下りとなります。
日没までの時間は押していて、安全は確保しながらもややペースを上げて降りていきます。
キタダカ道は整備が行き届いていて、比較的安全な下山ルートと感じました。
一気に写真が飛んでもう山麓です。
ここは指導標がありませんが、JR志賀駅とロープウェイ山麓駅駐車場へ向かう林道が分岐します。
8年前は左折してキタダカ谷左岸沿いを志賀駅へ向かいましたが、
今回はびわこバレイの国道の入口付近に自転車を置いたので直進します。
ここは指導標がありませんが、JR志賀駅とロープウェイ山麓駅駐車場へ向かう林道が分岐します。
8年前は左折してキタダカ谷左岸沿いを志賀駅へ向かいましたが、
今回はびわこバレイの国道の入口付近に自転車を置いたので直進します。
国道161号、びわこバレイ入口の交差点(110m)
やっと自転車を回収。
日没が迫っていますが、もう下界には降りてきたので問題なし。
次はイン谷口に停めている車へ戻ります。
国道は小幅なアップダウンの勾配なので、ずっと自転車を漕げました。
沿道で出会う地元の方々からご挨拶いただいたのが嬉しかったです。
やっと自転車を回収。
日没が迫っていますが、もう下界には降りてきたので問題なし。
次はイン谷口に停めている車へ戻ります。
国道は小幅なアップダウンの勾配なので、ずっと自転車を漕げました。
沿道で出会う地元の方々からご挨拶いただいたのが嬉しかったです。
比良川に掛かる橋上(110m)より、堂満岳、釈迦岳を見上げる。
比良舞子口交差点より県道322号へ入り、一路イン谷口へ。
比良駅からイン谷口へ歩いたことがありますが、
下手に脇道に入ると迷いそうだったので多少遠回りでも国道沿いに北上してきました。
ここからは登り勾配が続くので、ほぼ徒歩にてイン谷口へ戻らなくてはいけません。
自転車は湖西道路の高架下辺りでデポして、身一つになってイン谷口の車へ戻りました。
比良舞子口交差点より県道322号へ入り、一路イン谷口へ。
比良駅からイン谷口へ歩いたことがありますが、
下手に脇道に入ると迷いそうだったので多少遠回りでも国道沿いに北上してきました。
ここからは登り勾配が続くので、ほぼ徒歩にてイン谷口へ戻らなくてはいけません。
自転車は湖西道路の高架下辺りでデポして、身一つになってイン谷口の車へ戻りました。
装備
個人装備 |
三脚
水筒
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
サングラス
タオル
カメラ
|
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感想
大津ワンゲル道、そして釈迦岳から打見山までの比良縦走。
ちょうど紅葉見ごろで好天にも恵まれ、最高の道のりとなりました。
これで比良の主稜線は全てひと通りは踏破出来ました。
但し今回の下山後のアクセスは改善点が多いですので参考になりません。
日が暮れてからは本当に寒くて、今年は寒気が順調に降りてきているのを肌で感じました。
1日の気温差も激しく、冬山の気配も濃厚な山行でした。
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ルーンさん またまたロングコースですね。
すごいなぁー♪
私は3回に分けて 歩いたような。
急な大津ワンゲルから 入られたんですね。
雄松山荘への道は 以前、
かおりさんが 良く歩いておられましたね。
釈迦岳 懐かしいです。
静かな歩きが出来られらようですね。
堂満にもきっちりよられたんですね。
この時期 落ち葉が登山道を 隠していますね。
ドキッとしたことがありました。
注意が必要ですね
荒川峠 キタダカ道と自力で下って行かれ、
自転車へ。
自転車 車の置き場に 苦労されたようでした。
それに 渋滞でしたか。
主人と車で比良へ行ったのは一度きりですが、
湖西道路で渋滞でした。
一号線に乗ろうとして迷った記憶があります。
お疲れ様でした。
大台は 大杉谷へ、大峰弥山川など
ルーンさんなら 楽々行けるでしょう。
山は 待ってくれない、と感じるこの頃です。
しかし 歩けるところを歩くと言う意識では
山は待ってくれますね。
いつまで歩けるか、、課題ですが、
気力 体力 脚力を保ち 少しでも長く歩いていたいです。
ありがとうございました。
おはようございます。今週から遅出になりましてまだゆっくりしています。
数値上の歩行距離は六甲での山行とあまり変わらないのですが、
比良の場合はそのほぼ全てが山道ということで中身が濃いですね。
釈迦岳から打見山まで10km、稜線上だけで約6時間掛かっています。
帰路の渋滞がうっとおしいですが、車で行かないと山行時間を確保出来ないです。
大津ワンゲル道は以前から興味を持っていましたが、今回まで機会を残しておいてちょうど良かったです。
雄松山荘からの道もしっかり歩き込まれた方が居られたのですね。
イチョウガレは岩場が好きな人なら楽しく登れますよ。
堂満岳への登りはけっこうハードでした。こんなに急登だったかなと思いました。
縦走の終点にしては打見山は賑やか過ぎるところでしたが…。(^^;
あそこから南は歩いたことがあるので、とりあえず未踏区間は埋めることが出来たので良しとします。
長い行程でしたがほぼ予定どおりに完遂出来て良かったです。
下山後の自転車と車の回収のほうが問題ありましたが・・。
大台ケ原は雨が多いということですが、本当に好天で歩けて良かったですね!
日曜はTVでは晴れと言ってましたが、冬型の気圧配置になっていたので好天は土曜までとみました。
初の比良でのテント泊を狙ってたんですがそれだけが残念です。
mayasanpoさん、まだまだ山に登れます。大丈夫です。
なんといっても筋肉はいつからでも付けられます。
でも無理はせずに安全第一で山行を重ねていっていただければと思います。
来週末は予定どおり行ければ1ヶ月ぶりくらいの六甲での山行になりますね。今週末同様、好天を願っています。
ありがとうございました。
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