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Yamareco

記録ID: 1031292
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

三ツ峠山、黒岳、釈迦ヶ岳 〜 河口浅間神社から反時計回りで 〜

2016年12月24日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
12:11
距離
27.1km
登り
2,539m
下り
2,543m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:14
休憩
0:52
合計
12:06
距離 27.1km 登り 2,543m 下り 2,547m
4:51
22
5:13
26
5:39
5:40
18
5:58
44
6:42
3
6:50
6:51
6
6:57
9
7:06
7:07
15
7:22
7:33
34
8:07
12
8:19
17
8:36
25
9:01
5
9:06
9:17
14
9:31
26
9:57
36
10:33
10:35
20
10:55
41
11:36
11:37
49
12:26
20
12:46
29
13:15
13:33
24
13:57
14
14:11
52
15:03
2
15:05
15:11
85
16:36
21
16:57
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
【河口浅間神社→三ツ峠山(御巣鷹山)】
◆概ねゆったりとした傾斜の歩きやすい道です。
◆途中林道を歩く又は横切る区間が3〜4カ所ほどあります。林道から登山道に入る地点には、標識が設置されています。
【三ツ峠山→清八山南分岐点】
◆御巣鷹山からの下りは急傾斜です。
◆概ね土のクッションが効いた歩きやすい道です。
【清八山南分岐点→黒岳】
◆土のクッションが効いた歩きやすい道です。
◆小ピークを含め、いくつものピークを越えていくので、こまめなアップダウンがあります。どこも傾斜はきつくありません。
【黒岳⇔釈迦ヶ岳】
◆黒岳からどんべえ峠(日向坂峠)までは、標高差にして340mほどガッツリ下りますが、傾斜はきつくありません。間に小ピークが二つあります。
◆どんべえ峠から釈迦ヶ岳までは、小ピークのアップダウンをこまめに繰り返しながら、標高差にして200mほど登ります。釈迦ヶ岳直下を除き、傾斜はきつくなく、ダートのクッションが効いた歩きやすい道です。
◆釈迦ヶ岳直下はお助けロープが架けられたちょっとした岩場の急登です。トレッキングポールを持ったままでも問題なく通過できる程度の岩場ですが、最低限の注意は必要です。
【黒岳→野天風呂天水】
◆小さな登り返しが3カ所ほどありました。
◆展望台を過ぎると、急傾斜の下りとなります。傾斜がかなりきついので要注意です。地面が水を含んでいる場合は、泥でスリップしやすくなるので、下りでこの道を使う場合は、かなりの慎重さが必要です(個人的には使用したくありません)。落ち葉が積もっていると、落ち葉でもスリップします。九十九折で道を付ければ歩きやすくなると思える場所でも直登ぎみに登山道が付けられている所が多数ありました。一気に標高を稼ぐことはできるので、登りで使用するには良いのかもしれません。
【野天風呂天水→河口浅間神社】
◆舗装路歩きです。
その他周辺情報 ★富士眺望の湯ゆらりで入浴。
・大人1500円…。
・複数の浴場を持つ、綺麗な施設。
・カルキ泉です。
予約できる山小屋
三つ峠山荘
河口浅間神社からスタート。
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河口浅間神社からスタート。
まずは参拝します。
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まずは参拝します。
この橋の下を潜ります。
この後、ヘッドランプの明かりを頼りに黙々と歩きました。
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この橋の下を潜ります。
この後、ヘッドランプの明かりを頼りに黙々と歩きました。
木無山からついに富士山が見えました。
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木無山からついに富士山が見えました。
木無山の標識
日の出直前の富士山
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日の出直前の富士山
三ツ峠山荘
日の出直後
黒岳方面。
遠く、南アルプスも見えています。
南アルプスは雲が多め。
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黒岳方面。
遠く、南アルプスも見えています。
南アルプスは雲が多め。
朝陽に染まる黒岳を拡大。
どうにかなりそうなくらい寒かったので、オーバーグローブとニット帽、ネックウォーマーをこの写真を撮った地点で着用しました。
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朝陽に染まる黒岳を拡大。
どうにかなりそうなくらい寒かったので、オーバーグローブとニット帽、ネックウォーマーをこの写真を撮った地点で着用しました。
八ヶ岳を拡大。
山頂直下の反射板(?)。
人工物満載の山ですね…。
山頂直下の反射板(?)。
人工物満載の山ですね…。
霜柱を拡大してみた。
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霜柱を拡大してみた。
山小屋と御坂山地
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山小屋と御坂山地
三ツ峠山に到着。
富士演習場の禿地が無粋な感じで、あまり感動できません。
寒いので、さっさと先に進みます。
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三ツ峠山に到着。
富士演習場の禿地が無粋な感じで、あまり感動できません。
寒いので、さっさと先に進みます。
NTTの電波塔。
重機やら車やらが放置されていて、無粋の極み。
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重機やら車やらが放置されていて、無粋の極み。
風を避け、電波塔の階段で休憩。
風を避け、電波塔の階段で休憩。
御巣鷹山からの急坂の最後にちょっとした岩場があります。
山と高原地図に「露岩」と書かれた所かな。
御巣鷹山からの急坂の最後にちょっとした岩場があります。
山と高原地図に「露岩」と書かれた所かな。
「露岩」を振り返る。
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「露岩」を振り返る。
三ツ峠山から清八山まではろくな展望地もなく、高圧電線の鉄塔下が唯一の展望地。
ここからは、肉眼ではスカイツリーも見えました。
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三ツ峠山から清八山まではろくな展望地もなく、高圧電線の鉄塔下が唯一の展望地。
ここからは、肉眼ではスカイツリーも見えました。
清八山南分岐点から西に向かいます。
清八山南分岐点から西に向かいます。
八丁山からは南アルプスを望むことができました。
ここで展望を楽しみながら休憩。
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八丁山からは南アルプスを望むことができました。
ここで展望を楽しみながら休憩。
甲府盆地も一望できます。
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甲府盆地も一望できます。
鳳凰山と甲斐駒ヶ岳を拡大。
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鳳凰山と甲斐駒ヶ岳を拡大。
甲斐駒ヶ岳をさらに拡大。
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甲斐駒ヶ岳をさらに拡大。
白峰三山を拡大。
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白峰三山を拡大。
間ノ岳と北岳をさらに拡大。
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間ノ岳と北岳をさらに拡大。
白峰南嶺とその向こうに塩見岳。
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白峰南嶺とその向こうに塩見岳。
塩見岳から悪沢岳までを拡大。
その手前に釈迦ヶ岳が見えています。
山容が大峰山脈の釈迦ヶ岳(を北側から見た姿)に似ていますね。お釈迦様のイメージに通じるものがあるのでしょうか?
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塩見岳から悪沢岳までを拡大。
その手前に釈迦ヶ岳が見えています。
山容が大峰山脈の釈迦ヶ岳(を北側から見た姿)に似ていますね。お釈迦様のイメージに通じるものがあるのでしょうか?
赤石岳と悪沢岳を拡大。
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赤石岳と悪沢岳を拡大。
聖岳と赤石岳を拡大。
聖岳の手前に笊ヶ岳。
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聖岳と赤石岳を拡大。
聖岳の手前に笊ヶ岳。
白峰三山から甲斐駒ヶ岳をもう一度。
寒いし、人工物だらけで興ざめでさっさと帰ろうかとも考えましたが、この景色のおかげで思い直すことができました。
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白峰三山から甲斐駒ヶ岳をもう一度。
寒いし、人工物だらけで興ざめでさっさと帰ろうかとも考えましたが、この景色のおかげで思い直すことができました。
八丁峠手前から富士山を拡大。
八丁山から黒岳までは富士山がほぼずっと見守っていてくれます。展望地が続くというわけではありませんが、葉を落とした木々の間から富士山を垣間見ることができます。
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八丁峠手前から富士山を拡大。
八丁山から黒岳までは富士山がほぼずっと見守っていてくれます。展望地が続くというわけではありませんが、葉を落とした木々の間から富士山を垣間見ることができます。
八丁峠。
高圧電線の巡視路と交差しています。
八丁峠。
高圧電線の巡視路と交差しています。
青々とした松の緑がアクセントになっていい感じです。
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青々とした松の緑がアクセントになっていい感じです。
何度も富士山を撮影してしまう。
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何度も富士山を撮影してしまう。
歩きやすい尾根道を歩いていく。
歩きやすい尾根道を歩いていく。
御坂峠に到着。
御坂山に到着。
ここで休憩しました。
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御坂山に到着。
ここで休憩しました。
休憩後、先に進みます。
休憩後、先に進みます。
旧御坂峠まで歩いてきました。
この先1分ほど黒岳に向かって歩くと登山道わきにトイレがありますが、ちょっと使用する気にはなれない状態でした。
旧御坂峠まで歩いてきました。
この先1分ほど黒岳に向かって歩くと登山道わきにトイレがありますが、ちょっと使用する気にはなれない状態でした。
黒岳到着。
山頂は木々に囲まれ、展望はありません。
腰かけることができる岩なども見当たらないので、休憩せずに釈迦ヶ岳に向かうことに。
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黒岳到着。
山頂は木々に囲まれ、展望はありません。
腰かけることができる岩なども見当たらないので、休憩せずに釈迦ヶ岳に向かうことに。
黒岳から東に少し戻ると、釈迦ヶ岳への分岐点があります。
黒岳から東に少し戻ると、釈迦ヶ岳への分岐点があります。
上記の分岐点から1分ほど歩くとピンクテープが左右に分かれてつけられていました。
この画像は左手に向かうピンクテープを追ったものです。
このまま進むと、黒岳から北西に派生する尾根に乗りそうなので、林道に出るための印なのかもしれません(が詳細は不明)。
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上記の分岐点から1分ほど歩くとピンクテープが左右に分かれてつけられていました。
この画像は左手に向かうピンクテープを追ったものです。
このまま進むと、黒岳から北西に派生する尾根に乗りそうなので、林道に出るための印なのかもしれません(が詳細は不明)。
右手を見ると、こんな感じ。
踏み跡が濃いのでこちらに進みます。
右手を見ると、こんな感じ。
踏み跡が濃いのでこちらに進みます。
すぐに標識が設置された木が現れます。
この先で少し休憩しました。
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すぐに標識が設置された木が現れます。
この先で少し休憩しました。
林道への分岐点まで下ってきました。
途中ピンクテープが一定間隔で貼ってありましたが、踏み跡が濃い部分とはズレている区間が数百メートルありました。
林道への分岐点まで下ってきました。
途中ピンクテープが一定間隔で貼ってありましたが、踏み跡が濃い部分とはズレている区間が数百メートルありました。
広い尾根を歩いていきます。
広い尾根を歩いていきます。
小ピークを二つ越え、どんべえ峠に到着。
ここからは登り基調となります。
小ピークを二つ越え、どんべえ峠に到着。
ここからは登り基調となります。
分岐点を通過します。
分岐点を通過します。
府駒山に到着。
幾つも越えていく小ピークの一つで、ピークをとった感じが全くしない。
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府駒山に到着。
幾つも越えていく小ピークの一つで、ピークをとった感じが全くしない。
途中の展望地から奥秩父山塊を望む。
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途中の展望地から奥秩父山塊を望む。
金峰山を拡大。
釈迦ヶ岳直下はちょっとした岩場です。
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釈迦ヶ岳直下はちょっとした岩場です。
釈迦ヶ岳に到着。
お釈迦様ではなく、お地蔵様が二体設置されていました。
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釈迦ヶ岳に到着。
お釈迦様ではなく、お地蔵様が二体設置されていました。
三ツ峠山や黒岳とお地蔵様。
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三ツ峠山や黒岳とお地蔵様。
山頂標識は西側の1mほど低い所にあります。
展望を楽しみながら、ゆっくりしました。
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山頂標識は西側の1mほど低い所にあります。
展望を楽しみながら、ゆっくりしました。
布引山、笊ヶ岳、聖岳を拡大。
聖岳の横に兎岳も見えています。
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布引山、笊ヶ岳、聖岳を拡大。
聖岳の横に兎岳も見えています。
赤石岳を拡大。
悪沢岳を拡大。
塩見岳を拡大。
白峰三山を拡大。
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白峰三山を拡大。
鳳凰山を拡大。
左奥に仙丈ケ岳の頭の先が見えています。
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鳳凰山を拡大。
左奥に仙丈ケ岳の頭の先が見えています。
甲斐駒ヶ岳を拡大。
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甲斐駒ヶ岳を拡大。
八ヶ岳を拡大。
編笠山以外は雲に包まれてしまっています。
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八ヶ岳を拡大。
編笠山以外は雲に包まれてしまっています。
金峰山方面
大菩薩嶺方面
釈迦ヶ岳山頂を後にします。
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釈迦ヶ岳山頂を後にします。
黒岳までは距離も登り返しもかなりあります。
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黒岳までは距離も登り返しもかなりあります。
どんべえ峠まで戻ってきました。
ここからは無心で登り返しました。
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どんべえ峠まで戻ってきました。
ここからは無心で登り返しました。
黒岳まで戻ってきました。
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黒岳まで戻ってきました。
少し南側にある展望地から富士山を眺める。
展望地で少し休憩しました。
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少し南側にある展望地から富士山を眺める。
展望地で少し休憩しました。
上記の展望地では木の枯れ枝が少し邪魔になっていましたが、少し下ると、絶好の富士山撮影スポットがありました。
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上記の展望地では木の枯れ枝が少し邪魔になっていましたが、少し下ると、絶好の富士山撮影スポットがありました。
急坂を下っていく。
滑るので慎重に下ります。
写真は振り返ってのもの。
急坂を下っていく。
滑るので慎重に下ります。
写真は振り返ってのもの。
今日は思う存分富士山を堪能できました。
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今日は思う存分富士山を堪能できました。
急斜面が続くので、気が抜けません。
急斜面が続くので、気が抜けません。
この辺りまで下ってくれば、後は、最後の舗装路に出る直前の区間を除き、歩きやすい道です。
この辺りまで下ってくれば、後は、最後の舗装路に出る直前の区間を除き、歩きやすい道です。
明るいうちに舗装路に辿り着きました。
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明るいうちに舗装路に辿り着きました。
河口浅間神社まで戻ってきました。
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河口浅間神社まで戻ってきました。

感想

先週登った越百山から見えた富士山は頭の先だけ。
中央アルプスから富士山を見るたびに思うのですが、何とも冴えない姿で、端正な富士山のイメージとはかけ離れた姿です。
そこで、今週は、秀麗な富士山の姿を眺めることができる山に登ることにしました。
そして、先週は雪山だったので、今週は土のトレイルを歩きたい気分。
木曜日の夜に温かい雨がたっぷりと降ったようなので、標高からして雪がすっかり溶けているだろう御坂山地に向かいました。

今回の山行では、二百名山であり、よく話題にも上る、三ツ峠山が第一の目的地でした。
三ツ峠山は、確かに、迫力ある富士山を望め、南アルプスなども遠望できるので、展望地としては優れている山でした。
しかし、登った三ツ峠山はあちこちに電波塔やらの人工物が立ち並び、自然を満喫できるような雰囲気の山ではなく、期待していた分、ガッカリしました。

それに対して、三ツ峠山と黒岳の周回だけでは歩き足りないかなと思い、ついでに足を延ばすことにした釈迦ヶ岳は、素晴らしい展望地で満足できました。

三ツ峠山は少し残念でしたが、思う存分土のトレイルを歩き通すことができ、富士山や南アルプスの眺望を楽しむこともでき、総じて満足のいく山行となりました。

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