ラッセル地獄 モッカ平から荒島岳


- GPS
- 09:55
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 1,938m
- 下り
- 1,946m
コースタイム
- 山行
- 9:24
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 9:55
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
先週から一気に80cmくらい新雪が積もったので激しいラッセルが待ち受けているのにロングな計画を・・・というわけでモッカ平から荒島岳まで行ってきました。
ダムの周辺の雪はモナカでバリバリと歩きます。林道を歩いて行き、標高が上がると本物のラッセルとなり足が重くなります。やっぱり単独生ラッセルは大変です。でも誰も来そうにないので黙々と歩くだけです。
このルートは初めてなのでGPSでよくチェックしながら歩きます。「多分大丈夫」というのは危険で、特に谷筋の横断、尾根が二股の谷と合流するところは実際に行って見ると進めないということがよくありますから確実な選択をしましょう。
天気はまあまあ穏やかな予報でしたが、モッカ平を出て稜線からはやはり強風。幸いラッセルは軽くなります。しかし長い稜線です。しかもアップダウンがとても多く、加賀禅定道を彷彿とさせます。
稜線上の難しいところは荒島岳が近づいてきたところでちょっともちが壁風の壁があります。ここはクトー装着してスキーのカニ歩きで苦労して登りました。
あとは黙々と・・・するとちょうど勝原ルートからの先頭の方々?が集団で登られてくるタイミングと一致しました。やはり新雪が多くて沈んで苦労されていたようです。
私は風のましなところに移動してシールを剥がします。これだけのラッセルと強風での登頂は喜びもひとしおでしょう。締まった雪でトレースバッチリ!な時なら全然コンディションは違っていたと思いますが、雪の状況は無数にあります。色々なコンディションを経験するのが成長につながります。登頂できなくても激ラッセル歩行とか是非やりましょう。
下りはしばらくは快調にスキー滑降できます。そのあとはまたシールを貼ってのアップダウンが続きます。試練です。
雪崩はかなり心配していましたが、さすが北陸の重く湿った雪は相当な斜度でも雪崩れることなく安定していました。本当はテント泊したかったのですが、やはり雪崩が心配だったのでエアバッグザックにしたことで泊まりはなくなりました。
途中、荒島岳の登頂は諦めようかとも思いましたが、無事に登頂して下山できてよかったです。ダム湖周辺の林道は斜度がないのでまたシールを貼りました。結構山スキーの方もモッカ平に来られてて、滑走を楽しまれたことでしょう。私も満足できました。
コメント
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本日勝原側から登っておりましたが本当にラッセルきつかったですね!
新雪でのラッセルは初めてでしたがここまでしんどい物とは思ってもみませんでした・・・
別の方向からスキー板履いて一人で登って来ている方いましたがmomochannだったんですね!
一人で登って来る方がいるとも思っておらず驚愕でした
またどこかでお会いしたら話しかけてみたいと思います!
mtkさんこんばんは!
今回の新雪は特に重くねっとりと深かったのでハードでしたね。
この日は誰もピークにたどり着けていないかも?と思いましたがみなさん根性で登られましたね!
またピンクヘルメット見かけたら怖がらずに声をかけてください
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