日光白根山


- GPS
- 28:38
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,492m
- 下り
- 1,485m
コースタイム
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 2:50
- 合計
- 9:00
- 山行
- 2:30
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 2:50
天候 | 4/14 晴れ、4/15 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
マーキング多数あり。全体的に踝〜脛程度の踏み抜きあり。 |
写真
感想
関東以北の最高峰である日光白根山に登ってきました。雪上での幕営を経験したかったので、ルートは湯元からのピストンとし、テント泊での行程としました。
初日は日光湯元スキー場から五色沼避難小屋を目指しました。まずはゲレンデから稜線までの標高差約500mの登りでしたが、なかなかの急登で踏み抜きも多く、荷物の重さも相まって、この登りだけでかなりの体力を消耗しました。稜線上は展望も素晴らしく気持ちの良い道ですが、周囲の景色を楽しむ余裕もなく、ひたすら歩き続けました。前白根山からは雄大な日光白根山を望む事が出来て非常に感動しましたが、この消耗した状態であれだけの登り返しをするのかと、ここで完全に心が折れてしまいました。その後、這うようにして五色沼避難小屋に到着。小屋の脇のスペースで幕営させてもらい休憩しつつ、登頂をどうするか思案しました。本日中に登るのは体力的に厳しそうだし、明日、凍結が見込まれる早朝にあの山頂までの急登を登るのもリスキーだし...。このままテントでのんびり過ごして、明日ゆっくり下山しようか等と
考えていると、下山してきた先行者の方に話しかけられ、“前白根から見た時は登り返しがキツそうでしたが、意外とすぐに登れましたよ”との言葉を頂きました。折角なら山頂を踏みたいので本日中の登頂を決意し、ザックを軽くして再度出発しました。十分に休憩したため体力も回復しており、直登だったためスムーズに標高を稼ぐ事が出来、コースタイム以下のペースでなんとか山頂に到着。しばし誰もいない山頂を独占出来ました。霞んでおり展望はイマイチでしたが、なんとか登頂出来た事が非常に嬉しかったです。その後はテントに戻り、1人だけの静かな夜を楽しみました。
2日目はテントを撤収し、食料の分だけ軽くなった荷物を背負い、展望を楽しみながら下山しました。
先行者の方からの言葉がなければ、おそらく山頂を踏む事なく下山していたので、トレースも併せて先行者の方には大変感謝しています。また、この時期に幕営の装備で登山をするとなると、このくらいのレベル(標高差や行程)が限度だなと、自身の実力を推し量る上でも、得る物の多い山行となりました。
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