記録ID: 1138874
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積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
【雨は読み、晴れは登り】阿弥陀岳・赤岳
2017年05月14日(日) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 09:53
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,515m
- 下り
- 1,500m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:42
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 9:53
距離 13.4km
登り 1,515m
下り 1,514m
16:28
ゴール地点
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場:美濃戸山荘駐車場 \1000 復路:諏訪南IC〜首都高 |
コース状況/ 危険箇所等 |
南沢:中ノ行者小屋まではほぼ雪なし。白河原は半分雪の中、時間が遅いと踏み抜き地獄になる。 行者小屋〜阿弥陀岳:6本爪の簡易アイゼンで行けたが、前爪あった方が楽だったなという印象。鎖場はほとんど雪の中なので岩登りできないと危険。 中岳〜赤岳:雪はほとんどなし。アイゼンなしで行けた。 赤岳〜地蔵の頭〜行者小屋:午後は雪がグズグズ。ポール突きながら下ったが踏み抜くところは股までハマる。慎重に。 |
その他周辺情報 | コンビニは原村のセブンイレブン。 お風呂は樅の湯、大人300円で泉質よし。露天サウナ水風呂あり。 大山祇神社、千鹿頭神社参拝。 テンホウ富士見店にて夕食。毎月14日は餃子半額サービスデー。 |
写真
撮影機器:
装備
共同装備 |
6本爪簡易アイゼン
ストック
|
---|---|
備考 | 赤岳のみなら簡易アイゼンで大丈夫、阿弥陀に登るなら10本爪を推奨。 |
感想
雨の土曜日はおとなしく家で読書。古事記やら日本書紀なんかの歴史書物をぺらぺらとめくると諏訪地方に由来した神様がチラホラと顔を出す。
お馴染みの八ヶ岳近辺は原始、産土の神々が統べて繁栄していた土地だ。そこへ古事記の国譲りの一件で出雲を追われたタケミナカタが逃げ込み、産土の神官族モレヤを丸め込み諏訪信仰を広めたとか。
以降、大山祇神だったり、その娘の石長姫が現れたりと神話と伝説、仏教に政治や産業も絡んで諸説紛々。いろんな仮説やら想像やら、思考は部屋の中で四散。
---
晴れの日曜日は山へ。赤岳の残雪具合を見に行こうと思ったのだがあまりの晴天にいらぬ欲が沸き、阿弥陀岳から周回。残雪の急登にヒーヒー。
特等席から残雪の八ヶ岳を南北ぐるりと見渡し、竜頭峰の遺構を整え、赤岳の怪しい偽神社の説明文に鼻笑して下山。残雪の南沢を抜けて苔の道を歩きながら、産土の神々に思いを馳せたり。
---
時間があったら寄ろうと思っていた神長官守矢資料館は16時半で閉館ということで、残念ながら次回に持越し。近場で原村の大山祇神社と富士見町の千鹿頭神社をぶらり。
ミシャクジ様やらモレヤ族なんてキーワードにこそたどり着けなかったが、何となく山の中で信仰と畏怖について考えることができて、四散していた思考が薄ボンヤリながら形を帯びてきたような。
機会を作って、もう少しいろいろと調べてみたい。
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コメント
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八ヶ岳・蓼科 [2日]
美濃戸(南沢)〜行者小屋〜赤岳(文三郎尾根)〜横岳〜硫黄岳〜赤岩の頭〜行者小屋〜阿弥陀岳(ピストン)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ツクモグサやホテイランと楽しみな季節になってきましたな。
今年は残雪多めな感じかな?
健康診断‼
いよいよキましたね
とりあえず餃子は一人前にしておきましょう
機会合わせて、是非是非八ヶ岳を歩きましょう。いや、八ヶ岳以外も歩きましょう。
そろそろ、好きなだけ飲んで好きなだけ食べる生活も改めないといけないのかなあ...
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