北岳(広河原〜御池小屋〜草すべり〜北岳〜右俣〜大樺沢〜広河原)

- GPS
- 56:00
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,722m
- 下り
- 1,707m
コースタイム
- 山行
- 3:56
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 4:37
- 山行
- 5:29
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 7:39
| 天候 | 曇、雨 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
タクシー
*協力金100円を含む http://yamanashikotsu.co.jp/noriai/hirogawara_Bus/2017hirogawara.htm |
| コース状況/ 危険箇所等 |
今回通ったコースに特に危険箇所などはない。 肩の小屋側から北岳へ登ると、山頂の手前に山頂に見えるようなところがあり、だまされている人が多数いた。 |
| その他周辺情報 | 天恵泉白根天笑閣 600円 http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/sisetsu/onsen-tensyokaku とろっとしたお湯 バス停が目の前にある |
写真
感想
芦安には7時前に到着で、第一駐車場へ。
7時のバスに間に合うと駐車場の案内をしている人に言われたけど、ゆっくり準備して8時前の乗り合いタクシーに乗ることに。
第一駐車場で拾ってくれるということだったけど、とりあえず乗り場から乗る。
9時前には広河原に到着。
インフォメーションセンターで登山届を出して、掲示物を見たりしてから登山開始。
初日は白根御池小屋に泊まる予定なので、急いでいない。
ゆとりがあるというのはいい。
広河原山荘を過ぎ、しばらくすると道は結構急になる。
そして、それは小屋までほぼずっと続くことになる・・・
寝不足もあるし、キツイ。
しかも前回の白山ほどではないけど、暑い。
早ければお昼は小屋についてからになるかどうかと言っていたけど、それはものすごく甘かった。
もともと私のペースは遅いうえに、花を見つけては撮影でストップするのでさらに遅い。そのうえ急登。
そんな早く到着できるわけはなかった。
まあ、計画通りかな。
というわけで、お昼は途中の第二ベンチというところで。
そこから約1時間半で小屋に到着。
小屋の手前でアップダウンを繰り返し、もう足あがらない・・・
小屋で受け付けを済ませ案内された部屋はくろゆり。
白山の時もくろゆりだったな。
布団は2人で1.5枚。
まだ早いのか、部屋には誰もいないので、ドアを閉めて体を拭いてすっきり。
蛇口をひねると出てくる南アルプス天然水で顔を洗って更にすっきり!
そして、外で冷たい飲み物を飲んで体の中からクールダウンしていると、雨がぱらついてきた。
夕食までの間、談話室で本を見ながら急須に入れられたワインを湯呑で飲む。
変なの(笑)
16:30頃から夕食。
食後、特にすることもないので、外を少しぶらぶらして、談話室で本を見たりするも、眠気が襲ってくる。
今寝たら、夜、目が覚めて眠れなくなる。
だけど、昨晩はほぼ寝ていないので睡魔には勝てず、18時頃から寝てしまった・・・
予想通り、20時の消灯の声がかかったあと、暑くて目が覚めたら、それからはもうちゃんとは眠れない。
そして・・・雨の音が。
電気がついた・・・
雨だし、ゆっくりしていると、早く朝食をとるように声がかかる。
朝食をとり、出発準備をしているうちに雨はほとんどやんだ。
6:30頃、出発
草すべりコースを行く。
なかなかの急登で、数分歩くともう御池がだいぶ下の方に見える。
足が重く、キツイ。
2時間ほど登ると、柵に囲まれた花畑が現れた。
草すべり上部にあたる場所のようだ。
少なくとも半分以上は過ぎたってことだなと思いながら歩いていると、ほどなくして右俣コースとの分岐に出た。
その次は小太郎山との分岐。
看板には肩の小屋まで40分と書かれている。
あと少しだ。
肩の小屋には10:20ごろ到着。
真っ白で何も見えない・・・
チェックインできるということだったので、早々にチェックインし、お昼。
小屋の外のベンチでお昼の準備をしていると、突然雨が!
しかも、すぐに土砂降りに。
小屋の自炊場に避難し、そこで食事し、とりあえず小屋の中へ。
雨は弱くなったり、強くなったりを繰り返していて、やんでくれない。
このままこんな調子で雨が降り続くなら、北岳山頂に立つことをあきらめないといけないかもしれない。
そんな空気が流れ始めていたけど、12時過ぎ、かなり小降りとなり、その状態が続いているので、途中で降られることも覚悟し、最低限の荷物だけで山頂へ。
山頂までの道にはチョウノスケソウが結構あった。
景色が望めないなら花。
代わりの物があると少しは気分も違う。
そろそろ山頂も近づいてきたと思っていたら、どうやら見ていたのはその手前の偽ピーク・・・
それを左に見ながら歩き進み、本物の山頂へ。
なーんにも見えない!
真っ白。
今年の山はこんなのが多い。
山頂で15分ほど休憩して下山。
途中、やはり偽ピークに騙されている人たちとすれ違う。
実際によじ登ってしまったという人も。
肩の小屋に戻るまで、雨はぱらっと降った程度で済んだ。
まあ、それだけが救いだな・・・
チェックインが早かったので、夕食は1回目で、16時前から。
それまでテント場周辺の花を見て回る。
肩の小屋まで登ってくる途中ですれ違った人から、テント場近くにクロユリや、かろうじて残ったキタダケソウがあると聞いたから。
キタダケソウらしき花は、テント場へ行く階段のところにあった。
ただ、ハクサンイチゲとか似た花もあるので、本当にこれがキタダケソウかがよくわからない。
クロユリは同じあたりにいくつか咲いていた。
そうこうしているうちに夕食。
16時前って、普段ならお昼の時もある時間だわ・・・
夕食後は飲みながら過ごす。
そこで居合わせた元スタッフの方にキタダケソウの特徴を教えていただく。
葉っぱがハクサンイチゲとは違ってパセリみたいなのだとか。
スタッフの方に残っているものがあるのか聞いてみると、かろうじて散っていないものがあるということ。
話を聞くと、やっぱりこれではないか?と思ったヤツっぽい。
20時前には就寝。
通路側だったのだけど、通路を挟んだ反対側の人が通路に使わない毛布を並べたせいで、皆、歩くときに私寄りの毛布のない部分を歩くので、何度も蹴られて踏まれてであまり眠れなかった。
翌朝は大雨。
夜中に何度もすごい雨音がしていた。
小屋を出発した6時前ごろまでは、雨がまだ残っていたので、雨の中の下山。
しばらく下っていると雨はやんで、急に青空が見えたりも。
広河原には10時過ぎに到着。
すぐに乗り合いタクシーが出ると言うので、乗る。
天気は良くなかったけど、大雨の中を歩くのを避けられたことは良かった。
山頂からの景色が全く見られなかったので、いずれまたリベンジしたい。
キツいけど・・・









北岳 2泊3日!
良い山登りしてる。o(^-^)o
感想文楽しみにしています。
1泊2日とか、2泊3日なら間ノ岳も・・・等、検討しましたが、私の体力では無理とゆっくりプランにしました。
天気のことも含め、これは正解でした。
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