赤岳・阿弥陀岳【リベンジ・返り討ち】

- GPS
- 32:00
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 2,422m
- 下り
- 2,427m
コースタイム
美濃戸口930-1145行者小屋1245-1305阿弥陀岳下分岐(デポ)-1330阿弥陀岳1345-1405阿弥陀岳下分岐(デポ回収)-1405中岳-1435文三郎分岐-1500キレット分岐-1520赤岳
2日目
赤岳645-735行者小屋755-930美濃戸945-1030美濃戸口1120
| 天候 | 一日目:晴れのち曇り・ガス強風 二日目:大雨・暴風 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは、茅野駅と美濃戸口にあります。 阿弥陀岳は、初心者同士での登頂はやめた方が無難です。 |
写真
感想
前回の悪天で断念から早2週間。
リベンジせよとアヒル隊長の指示www
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-120184.html
行ってきました八ヶ岳。
前日に茅野に入り、一番のバスで美濃戸口から赤岳鉱泉、
硫黄岳から横岳を経て、赤岳の予定でしたが、18日は一番バスは無しとの事。
急遽、サプライズ阿弥陀岳から赤岳に予定を変更。
台風迫る天候の中、翌日はキレットを越える予定で入山しました。
茅野から840のバスでスタート、登山者は自分含め単独3名の乗車です。
途中、バスの中から北・中央・南アルプスの大展望。
槍の残雪がまぶしかったです(そう感じたw)。
登山者カードは茅野駅て投函していたので、早々美濃口を後にします。
噂通り、アブくんのお出まし。
美濃戸までの道すがら沢山のアブくんと出会います。こんにちは「チッくぅ」。
すれ違う方々のお尻の辺りに沢山飛んでいました。
ペースメーカーアブくんのお陰で、30分で南沢に入ることができました。
3連休と言うこともあり多くの山ガール・山ボーイと元山ガール・元山ボーイとも家族ずれともすれ違い。
山ガールの居るパーティーには「こんにちは。なでしこ勝ちましたよ」が挨拶になっていました(なでしこジャパン優勝)。
前回と同じで、残念なのはすれ違いの8割が「登り優先」を無視していたこと。
倒木1本をくぐるのに団体さんを5分もまったことです。
そこの貴方ですよん。山は、余裕を持って下山まで。はい。。
行者小屋で水汲みと大休止とキジを撃ちました。
天気もまだまだいけそうです。
今回は、小屋の正面から登ります。
小屋から5分で分岐。左文三郎、右阿弥陀岳。
樹林帯の九十九を登ること40分ぐらいで山の左手を巻きながら上がります。
途中、ガレているところがあります。
慎重に渡りました。
自信のない方は、ロープが張られている高巻きルートもあります。
直ぐ先に中岳と阿弥陀の分岐に。
這松の下にザックをデポ。水分を補給しいざ阿弥陀岳へアタック。
梯子と二つの鎖場を過ぎ、高度が上がります。
振り返ると、梯子が見えませんがデポしてあるザックが見えます。
角度は、何度でしょう(汗)。
20年ぶりでも体は覚えているんですねぇ、三点確保で慎重に登ること。
ただ風がだんだん強くなってきているので、時々岩肌に隠れます。
最後は、ザレ気味の尾根登り。
360度の大展望なのでしょう・・・・ご褒美に時々、アルプスの峰々が顔を出してくれました。
山頂には、南稜を登ぼってこられた方と出会います。
記念写真を撮り、デポ現場へ下ります。
クライムダウンは慎重に短い脚を伸ばします。
ザックを背負って、いざ主峰赤岳へ。
この辺から強風&ガスに天気が変化。
南東から稜線めがけて吹き上がってきます。
バランスを崩さないように慎重に切立った稜線を歩きます。
中岳と赤岳の鞍部でさらに風が強くなってきました。
九十九を登る時にたまに低姿勢で風を過ごします。ピッケル欲しいwww
文三郎の分岐に到着。さぁ、ここからは岩峰赤岳の登りです。
今回は、鎖に頼らずが約束。
鎖に頼るより、自分で選んだルートのほうが優しい感じです。
キレットの分岐、頂上まであとわずか。
頂上直下の分岐で、アルピニストの野口さんに出会いました。
最後の梯子を登り、赤岳登頂。
約束通りきましたよwww
風も半端じゃなくなってきたし、ビールも飲みたいので本日のお宿、
赤岳頂上小屋のある北峰へ移ります。
天気がよければ高度感あるんですよねぇ。今日は余裕。
頂上小屋は感じの良い小屋番さんとスタッフでお出迎えしていただきました。
即、ビールを購入し記念写真を。
ガソリンストーブの使用は不可なのですが、メタクッカーなら本日特別にOKを頂、
マキネッタでエスプレッソコーヒーを入れました。
天空の窓の部屋で・・・・天空過ぎて真っ白白白。
明日は、暴風・暴雨との事を小屋番さんから教わります。
2000消灯。
夜中にすざましい風の音で目が覚めます。
朝、起きると雨風は相変らず。
こんな日は、早出が原則。
今回もキレット越えはあきらめます。また、くればいいのだから。
荷物をまとめ朝食をとりました。
小屋番さんから地蔵に下りたほうが風は弱いとききました。
お年を召されているパーティーは小屋番さんが地蔵の頭まで同行とのこと。
最後まで悩んだ結果、文三郎を下ることに。
分岐までは、飛ばされるかと思うくらいの風に打たれました。
しかし、地蔵まで小一時間下りるより早いので・・・。
分岐からは、名物の階段。長〜い。
横殴りの雨の中、一昔前のゴアのレインウェアー。ファイトしてくれていますW。
予定通りに行者小屋に到着。
途中、先行する中津川からのパーティーと同行になりました。
お邪魔します。
先方のリーダーと協議の結果、今の内なら南沢ルート。
小屋下涸沢も水が流れています。
そう言えば、文三郎から見える雪渓の上下が雪渓を挟んで滝になっていたなぁと回想。
途中、何度か沢を渡るのですが・・・ジャンプ。
無事、時間通りに美濃戸に到着。
この雨のお陰で、アブの待ち伏せはなしでした。
美濃戸口で中津川のパーティーとお別れです。
観音平にデポしてある車をとりにタクシーだそうです。
皆さんとお別れの握手を。
リーダーとの握手、一枚撮っていただきました。画像くださいM(._.)M
バスを待つ間、汗を流しにバスへ。
残念ながらキレットはそう簡単に今回も越えられませんでした。
また、くるよ。
コマゲン八ヶ岳・リベンジ返り討ちwwww
次回は、必ず。













コメントありがとうございます。
風はほんとに凄かったですね。
野口さんと山で会えるとは羨ましい限りです。
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