今回は長距離を歩く予定ですから、いつもより早目の朝4時半に出発。厚木の国道246号でいつものように大山を見ますと、完全に雲の中。雨こそ降っていませんが、山の中はどうでしょうか。
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今回は長距離を歩く予定ですから、いつもより早目の朝4時半に出発。厚木の国道246号でいつものように大山を見ますと、完全に雲の中。雨こそ降っていませんが、山の中はどうでしょうか。
とりあえず道志みちを山伏トンネルまで進み、東側の登山道入口付近に自転車を止めてワイヤーロックしておきました。帰りはここからほぼ下りで道志の中心部まで進めます。
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とりあえず道志みちを山伏トンネルまで進み、東側の登山道入口付近に自転車を止めてワイヤーロックしておきました。帰りはここからほぼ下りで道志の中心部まで進めます。
朝早かった割りに、道志の湯の先にある駐車場に到着したのは7時20分頃になってしまいました。来る途中、昼食用の「冷したぬきそば」をセブンイレブンで買おうと思って寄ってみると、どこも入荷前のようで売ってなくて、結局ここまでの通過地点にある全てのセブンイレブンに寄ったので、無駄に時間を費やしました。とりあえず準備を整えて出発したのは7時28分でした。
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朝早かった割りに、道志の湯の先にある駐車場に到着したのは7時20分頃になってしまいました。来る途中、昼食用の「冷したぬきそば」をセブンイレブンで買おうと思って寄ってみると、どこも入荷前のようで売ってなくて、結局ここまでの通過地点にある全てのセブンイレブンに寄ったので、無駄に時間を費やしました。とりあえず準備を整えて出発したのは7時28分でした。
駐車場のすぐ先に加入道山西尾根登山道入口があります。大変便利ですね。
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駐車場のすぐ先に加入道山西尾根登山道入口があります。大変便利ですね。
登山道に入ってすぐに小さな沢を渡りますが、まだ登らずに右側に進みます。
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登山道に入ってすぐに小さな沢を渡りますが、まだ登らずに右側に進みます。
苗木にカバーを掛けて保護して植林したところに出ますが、道が二又に分かれています。「加入道山→」となった道標が地面に落ちていますが、それの通り右にカーブする形で進みます。
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苗木にカバーを掛けて保護して植林したところに出ますが、道が二又に分かれています。「加入道山→」となった道標が地面に落ちていますが、それの通り右にカーブする形で進みます。
すると、突然「戸塚区」と刻まれたポールが。戸塚区もずいぶんワイルドになったもんです(笑。
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すると、突然「戸塚区」と刻まれたポールが。戸塚区もずいぶんワイルドになったもんです(笑。
すぐに鹿柵の設けられたところに出ます。ここの扉を開けて抜けますが、必ず扉は閉じてワイヤーで縛っておかなければいけません。
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すぐに鹿柵の設けられたところに出ます。ここの扉を開けて抜けますが、必ず扉は閉じてワイヤーで縛っておかなければいけません。
どうもあの「戸塚区」は、横浜市の水源保護のための山林整備事業に関連したものらしく、各区のポールが順次立てられていました。
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どうもあの「戸塚区」は、横浜市の水源保護のための山林整備事業に関連したものらしく、各区のポールが順次立てられていました。
「保土ヶ谷区」、残念でした…。
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「保土ヶ谷区」、残念でした…。
我が南区も終わりに近い方に立ってました。この後、鹿柵出口があり、同じようにロックして抜けます。
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我が南区も終わりに近い方に立ってました。この後、鹿柵出口があり、同じようにロックして抜けます。
道は「加入道山西尾根」となっていますが、尾根道ではなくトラバース区間が大半を占めます。整備された正規ルートとは言え、利用者はあまり多くないせいか、ところどころ崩れかけたような区間もあります。
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道は「加入道山西尾根」となっていますが、尾根道ではなくトラバース区間が大半を占めます。整備された正規ルートとは言え、利用者はあまり多くないせいか、ところどころ崩れかけたような区間もあります。
中間地点に立派な東屋が建っていました。せっかくだからここで軽く休んで、道標の裏側の道を少し見に行ってみると、沢に下れるところがありました。『西丹沢登山詳細図』には「水場」と書かれています。
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中間地点に立派な東屋が建っていました。せっかくだからここで軽く休んで、道標の裏側の道を少し見に行ってみると、沢に下れるところがありました。『西丹沢登山詳細図』には「水場」と書かれています。
本線は東屋の裏を左に折れる形で登り、いよいよ尾根に乗って進む感じになりました。
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本線は東屋の裏を左に折れる形で登り、いよいよ尾根に乗って進む感じになりました。
と思いきや、あっけなくまた尾根の脇をトラバースして進むようになりました。
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と思いきや、あっけなくまた尾根の脇をトラバースして進むようになりました。
途中傘を広げていたタマゴ茸。きれいな円形になってますね。もう少し育つと、端が割れてしまいそうです。
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途中傘を広げていたタマゴ茸。きれいな円形になってますね。もう少し育つと、端が割れてしまいそうです。
道はやはり尾根上に出ずにトラバースしています。おかげで、道志側から主要な山に登る時のようなハードな急登区間はなく、結構楽ですね。しかし、完全に無風なので、朝の気温が22℃くらいでも上昇した体温がなかなか冷されず、暑苦しく感じました。
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道はやはり尾根上に出ずにトラバースしています。おかげで、道志側から主要な山に登る時のようなハードな急登区間はなく、結構楽ですね。しかし、完全に無風なので、朝の気温が22℃くらいでも上昇した体温がなかなか冷されず、暑苦しく感じました。
そんな時またタマゴ茸を見付けると、写真を撮っているうちに乱れた呼吸も落ち着きます。ここでは3本が密集して出ています。
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そんな時またタマゴ茸を見付けると、写真を撮っているうちに乱れた呼吸も落ち着きます。ここでは3本が密集して出ています。
こちらは傘が開く前のお菓子みたいなきれいな形のタマゴ茸。
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こちらは傘が開く前のお菓子みたいなきれいな形のタマゴ茸。
この道はほとんどが鬱蒼とした木々に覆われていますが、一部木の間から南西側の遠景が見えます。谷間を挟んで向き合う手前の山は鳥ノ胸山でしょうか。
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この道はほとんどが鬱蒼とした木々に覆われていますが、一部木の間から南西側の遠景が見えます。谷間を挟んで向き合う手前の山は鳥ノ胸山でしょうか。
東屋から600mほど先にベンチがありますが、もう腰を下ろす平板は朽ちてどこかに消えてしまい、だれかが代わりに置いた細い枯れ木の幹に腰掛けます。道は上のトラロープのある側を登ります。
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東屋から600mほど先にベンチがありますが、もう腰を下ろす平板は朽ちてどこかに消えてしまい、だれかが代わりに置いた細い枯れ木の幹に腰掛けます。道は上のトラロープのある側を登ります。
するとようやく尾根に乗った形になりましたが、道はすぐに右側に逸れて行きます。
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するとようやく尾根に乗った形になりましたが、道はすぐに右側に逸れて行きます。
結局また斜面をトラバースすることになりますが、あの尾根をそのままよじ登れば、直接加入道山に出られそうです。この最後のトラバース区間は崩れ気味ですから、慎重に抜けないといけません。
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結局また斜面をトラバースすることになりますが、あの尾根をそのままよじ登れば、直接加入道山に出られそうです。この最後のトラバース区間は崩れ気味ですから、慎重に抜けないといけません。
すぐ先でも崩れたV字谷区間を横切りますが、ここも足の置き場に注意しないといけません。未明まで降った雨で岩が濡れているので、滑りやすいです。
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すぐ先でも崩れたV字谷区間を横切りますが、ここも足の置き場に注意しないといけません。未明まで降った雨で岩が濡れているので、滑りやすいです。
大きな岩が目立つ区間を抜けます。
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大きな岩が目立つ区間を抜けます。
その岩は黒っぽいので騙されますが、実は大理石の白石峠が近いように、ここも白い大理石でした。
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その岩は黒っぽいので騙されますが、実は大理石の白石峠が近いように、ここも白い大理石でした。
このトラバース区間も地滑りでザレが流れてきていて、足の置き場が斜めになっています。ロープがあるのが親切ですね。
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このトラバース区間も地滑りでザレが流れてきていて、足の置き場が斜めになっています。ロープがあるのが親切ですね。
そしてまた大岩の脇を抜けます。
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そしてまた大岩の脇を抜けます。
そう危険ではないですが、足場の狭くなったところにはトラロープが張られています。
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そう危険ではないですが、足場の狭くなったところにはトラロープが張られています。
甲相国境尾根に合流。時間は10時頃ですから、東屋とベンチで少し休みましたが、目安通りの2.5時間で登れました。とりあえず第一段階はクリアしました。
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甲相国境尾根に合流。時間は10時頃ですから、東屋とベンチで少し休みましたが、目安通りの2.5時間で登れました。とりあえず第一段階はクリアしました。
そこから250mほど下ったところが白石峠で、ベンチが設置されています。朝までの雨で湿っていますが、ここでちょっと休んでここまでの登りで何となくかかとが心配になったので、靴を脱いでテーピングをしておきました。7月までは何度も靴擦れに悩まされましたが、この日は大丈夫でした。
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そこから250mほど下ったところが白石峠で、ベンチが設置されています。朝までの雨で湿っていますが、ここでちょっと休んでここまでの登りで何となくかかとが心配になったので、靴を脱いでテーピングをしておきました。7月までは何度も靴擦れに悩まされましたが、この日は大丈夫でした。
白石峠の道標。左に折れると用木沢出合経由で西丹沢自然教室・丹沢湖方面に至ります。モロクボ沢ノ頭までは3.6kmとなってますから、国境尾根に出てから4kmほどでやっと第二段階クリアになります。
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白石峠の道標。左に折れると用木沢出合経由で西丹沢自然教室・丹沢湖方面に至ります。モロクボ沢ノ頭までは3.6kmとなってますから、国境尾根に出てから4kmほどでやっと第二段階クリアになります。
峠からはあまり起伏のない区間が続き、緩く下っては登り返します。加入道山西尾根では全く風が吹いていなくて暑苦しかったですが、国境尾根に入ってからはほぼ全線でやんわりと南から風が流れ込んできて涼しかったです。
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峠からはあまり起伏のない区間が続き、緩く下っては登り返します。加入道山西尾根では全く風が吹いていなくて暑苦しかったですが、国境尾根に入ってからはほぼ全線でやんわりと南から風が流れ込んできて涼しかったです。
左に鹿柵が設けられている楽な区間を黙々と歩いていると、倒木とベンチのある山頂に到着。ここが水晶沢ノ頭で、1278mになります。
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左に鹿柵が設けられている楽な区間を黙々と歩いていると、倒木とベンチのある山頂に到着。ここが水晶沢ノ頭で、1278mになります。
やはりあまり人が来ないのか、せっかくベンチがあるのにご覧の通り苔まみれ。白石峠に出る人は多くが大室山方面に向かい、畦ヶ丸方面からモロクボ沢ノ頭に出て国境尾根を東西に歩く人はあまりいないのでしょうね。
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やはりあまり人が来ないのか、せっかくベンチがあるのにご覧の通り苔まみれ。白石峠に出る人は多くが大室山方面に向かい、畦ヶ丸方面からモロクボ沢ノ頭に出て国境尾根を東西に歩く人はあまりいないのでしょうね。
水晶沢ノ頭から緩く下って行くと、すぐに平坦な尾根筋になります。とても歩きやすいです。途中、道標が2箇所で立っていました。
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水晶沢ノ頭から緩く下って行くと、すぐに平坦な尾根筋になります。とても歩きやすいです。途中、道標が2箇所で立っていました。
少しするとこんな丸木の桟道が架かっていましたが、朽ちかけていてかえって危険ですので、皆さん脇の尾根上を抜けていますね。ここから少ししっかりした登りになります。
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少しするとこんな丸木の桟道が架かっていましたが、朽ちかけていてかえって危険ですので、皆さん脇の尾根上を抜けていますね。ここから少ししっかりした登りになります。
そしてシャガクチ丸(山と高原地図)またはシャガグチ丸(西丹沢登山詳細図)に到着。ここは『山と高原地図』にもしっかりピーク名が記載されていますが、現場では他のピークと異なって、道標中央にその名が入っていません。どなたかがテープを貼ってマジックで書き込まれていますが、ここでは「ジャガクチ丸」となっていますね。「蛇ヶ口丸」と漢字表記されるようなので、「ジャガグチ丸」と全部濁点を付けても正解のようです。ちなみに標高は1191mですから、この尾根筋では低い方のピークです。
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そしてシャガクチ丸(山と高原地図)またはシャガグチ丸(西丹沢登山詳細図)に到着。ここは『山と高原地図』にもしっかりピーク名が記載されていますが、現場では他のピークと異なって、道標中央にその名が入っていません。どなたかがテープを貼ってマジックで書き込まれていますが、ここでは「ジャガクチ丸」となっていますね。「蛇ヶ口丸」と漢字表記されるようなので、「ジャガグチ丸」と全部濁点を付けても正解のようです。ちなみに標高は1191mですから、この尾根筋では低い方のピークです。
ジャガクチ丸からの下りも緩やかで、すぐに平坦な区間になります。距離が長いので、こうしたところで時間稼ぎしておきます。
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ジャガクチ丸からの下りも緩やかで、すぐに平坦な区間になります。距離が長いので、こうしたところで時間稼ぎしておきます。
ちょっと雑然としたところになりますが、こんなわずかなピークがちょくちょく出てきます。
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ちょっと雑然としたところになりますが、こんなわずかなピークがちょくちょく出てきます。
その名無しピークにも道標がありますが、ピーク名はここにも記載されていません。どの地図にも名前は出ていないようです。
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その名無しピークにも道標がありますが、ピーク名はここにも記載されていません。どの地図にも名前は出ていないようです。
少し下って鞍部になりますが、ここも朽ちかけた桟道があります。下側の土が流れてしまっているので、やはり皆さん左側の尾根筋を通り抜けていますね。
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少し下って鞍部になりますが、ここも朽ちかけた桟道があります。下側の土が流れてしまっているので、やはり皆さん左側の尾根筋を通り抜けていますね。
鞍部からの登りはしっかりした勾配です。と言っても平均的なレベルですが。
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鞍部からの登りはしっかりした勾配です。と言っても平均的なレベルですが。
そしてピークに至ります。道標を見ると中央に「バン木ノ頭」と刻まれています。ここから道標の向かいを下るとバン木ノ頭西尾根で、室久保沢の林道ゲート付近に出られるようです。
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そしてピークに至ります。道標を見ると中央に「バン木ノ頭」と刻まれています。ここから道標の向かいを下るとバン木ノ頭西尾根で、室久保沢の林道ゲート付近に出られるようです。
少し下っていると、道端にこんな白いキノコが。白いキノコは危ないと言われますが、これはドクツルタケと言うかなりヤバいやつみたいです。
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少し下っていると、道端にこんな白いキノコが。白いキノコは危ないと言われますが、これはドクツルタケと言うかなりヤバいやつみたいです。
この付近の尾根道は細尾根区間が多く、片面が崩れているのをちょくちょく見かけます。崩れたところはどれも白ザレですから、元々土砂崩れが多い脆い地盤なんでしょう。
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この付近の尾根道は細尾根区間が多く、片面が崩れているのをちょくちょく見かけます。崩れたところはどれも白ザレですから、元々土砂崩れが多い脆い地盤なんでしょう。
道が右に折れ曲がるところに道標が立っています。ここから少しの間下りになります。今回持って行ったフィルムカメラは1974年製のコニカ・オートリフレックスT3で、レンズは標準の他は28mmと70-150mmズームをバッグに入れておきましたが、天気が悪くてズームは使いませんでした。
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道が右に折れ曲がるところに道標が立っています。ここから少しの間下りになります。今回持って行ったフィルムカメラは1974年製のコニカ・オートリフレックスT3で、レンズは標準の他は28mmと70-150mmズームをバッグに入れておきましたが、天気が悪くてズームは使いませんでした。
ここにもドクツルタケが生えていますが、見た目は愛嬌あるんですけどね。
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ここにもドクツルタケが生えていますが、見た目は愛嬌あるんですけどね。
ここにもタマゴ茸が生えています。傘を広げる直前でしょうか。まん丸な頭になっていますね。
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ここにもタマゴ茸が生えています。傘を広げる直前でしょうか。まん丸な頭になっていますね。
下り区間はこの先の鞍部で終了し、モロクボ沢ノ頭への最後の登り区間が始まります。
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下り区間はこの先の鞍部で終了し、モロクボ沢ノ頭への最後の登り区間が始まります。
別に階段を設けた訳ではないですが、踏み跡上の土が掘られて木の根が剥き出たのが、たまたま階段状にきれいに並んだ感じになっています。結構キツイですが、あと一歩です。
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別に階段を設けた訳ではないですが、踏み跡上の土が掘られて木の根が剥き出たのが、たまたま階段状にきれいに並んだ感じになっています。結構キツイですが、あと一歩です。
木の根階段の先は偽ピークでもう少し登りが続いた後、雑然とした山頂に到着しました。ここがモロクボ沢ノ頭で、去年はブナ沢乗越からここまで来て、道標にある畦ヶ丸まで進んで往復しました。とりあえず第二段階クリアです。
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木の根階段の先は偽ピークでもう少し登りが続いた後、雑然とした山頂に到着しました。ここがモロクボ沢ノ頭で、去年はブナ沢乗越からここまで来て、道標にある畦ヶ丸まで進んで往復しました。とりあえず第二段階クリアです。
ここにはベンチがあるので、時間も丁度12時になったことだし、昼食タイムにしました。コンビ二では冷したぬきそばが買えなかったので、うどんの方で我慢しました。前回同様、トッピングして少し豪華にしておきました(^∇^)v
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ここにはベンチがあるので、時間も丁度12時になったことだし、昼食タイムにしました。コンビ二では冷したぬきそばが買えなかったので、うどんの方で我慢しました。前回同様、トッピングして少し豪華にしておきました(^∇^)v
モロクボ沢ノ頭からはすぐにしっかりした下り道になります。あまり下ると、後で同じ分だけ登らないといけなくなるので、ちょっと気分的によろしくないですね。
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モロクボ沢ノ頭からはすぐにしっかりした下り道になります。あまり下ると、後で同じ分だけ登らないといけなくなるので、ちょっと気分的によろしくないですね。
結構下りは長く続き、土嚢階段が先まで見えています。この国境尾根の区間では一番大きな起伏になりますね。モロクボ沢ノ頭は西の大界木山とのセットではなくて、東の畦ヶ丸の連山みたいな感じですね。
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結構下りは長く続き、土嚢階段が先まで見えています。この国境尾根の区間では一番大きな起伏になりますね。モロクボ沢ノ頭は西の大界木山とのセットではなくて、東の畦ヶ丸の連山みたいな感じですね。
一旦下り切って細尾根区間を進みますが、またこんな小ピークが現われます。この道標のところがどうやら忘路峠と呼ばれるところで、ここを北側に下ると先ほどのバン木ノ頭西尾根ルートと同じところに出られるようです。
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一旦下り切って細尾根区間を進みますが、またこんな小ピークが現われます。この道標のところがどうやら忘路峠と呼ばれるところで、ここを北側に下ると先ほどのバン木ノ頭西尾根ルートと同じところに出られるようです。
その先はかなり痩せ細ったところになり、その先で登りに転じます。白ザレのヤセ尾根は慎重に歩かないといけませんね。
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その先はかなり痩せ細ったところになり、その先で登りに転じます。白ザレのヤセ尾根は慎重に歩かないといけませんね。
またちょっと下って同じような細尾根鞍部を越えて登りになります。この登り区間はそこそこありますので、モロクボ沢ノ頭からたっぷり下った分を取り返したかのようです。
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またちょっと下って同じような細尾根鞍部を越えて登りになります。この登り区間はそこそこありますので、モロクボ沢ノ頭からたっぷり下った分を取り返したかのようです。
そしてピークかと思いきや、まだまだでした。本当に偽ピークが多い尾根道です。ひょっとするとこちらの道標のところが忘路峠かも知れません。
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そしてピークかと思いきや、まだまだでした。本当に偽ピークが多い尾根道です。ひょっとするとこちらの道標のところが忘路峠かも知れません。
平坦な区間の先に見える突起がきっと大界木山です。第三段階のゴールの菰釣山まではまだ5kmもありますので、ここはせっせと足早に進みます。
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平坦な区間の先に見える突起がきっと大界木山です。第三段階のゴールの菰釣山まではまだ5kmもありますので、ここはせっせと足早に進みます。
登りに転じてからはこんな岩場もありますが、何しろ濡れているので滑りやすいです。一時的ではありますが、勾配が急になっています。
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登りに転じてからはこんな岩場もありますが、何しろ濡れているので滑りやすいです。一時的ではありますが、勾配が急になっています。
そしてやっと大界木山に到着。1246mですから、この尾根筋では平均的な高さのピークです。
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そしてやっと大界木山に到着。1246mですから、この尾根筋では平均的な高さのピークです。
この山頂は平たく続いていまして、しばらく先で下りになります。日が出ていないので、大変涼しくて歩くには丁度良い気温でした。
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この山頂は平たく続いていまして、しばらく先で下りになります。日が出ていないので、大変涼しくて歩くには丁度良い気温でした。
ここのタマゴ茸は殻を割って出始めたばかりでした。頑張って傘を広げてくれるでしょう。
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ここのタマゴ茸は殻を割って出始めたばかりでした。頑張って傘を広げてくれるでしょう。
細尾根を遮る木の根。根っこの上は湿っていると大変滑りやすいです。左側に踏み跡があるので、そちらに回って進みます。
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細尾根を遮る木の根。根っこの上は湿っていると大変滑りやすいです。左側に踏み跡があるので、そちらに回って進みます。
少し先にかなりデカいタマゴ茸が頭を出していました。普通はウズラの卵よりちょっと大きい程度の頭を出すのですが、これは画像の通り、指四本分の幅がありました。傘を広げたら相当大きなものになりそうです。
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少し先にかなりデカいタマゴ茸が頭を出していました。普通はウズラの卵よりちょっと大きい程度の頭を出すのですが、これは画像の通り、指四本分の幅がありました。傘を広げたら相当大きなものになりそうです。
あまり起伏のない道を淡々と歩いていると、尾根が広くなったところになります。広場みたいですが、この辺で北に折れると浦安峠に至り、室久保林道に出られます。そのまま林道を横切って平指山や雑木ノ頭、鳥ノ胸山方面のルートに進めます。
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あまり起伏のない道を淡々と歩いていると、尾根が広くなったところになります。広場みたいですが、この辺で北に折れると浦安峠に至り、室久保林道に出られます。そのまま林道を横切って平指山や雑木ノ頭、鳥ノ胸山方面のルートに進めます。
同じような平坦な区間を進むと城ヶ尾峠に到着。ここを南に下って信玄平に出て東の大滝沢方面に出る旧東海自然歩道は完全に廃道状態です。道標はもう取り払われていますが、ここから入ると大変危険な崩れたトラバース区間がすぐ始まりますので、『山と高原地図』に記載されているからと言って入らない方が良いです。
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同じような平坦な区間を進むと城ヶ尾峠に到着。ここを南に下って信玄平に出て東の大滝沢方面に出る旧東海自然歩道は完全に廃道状態です。道標はもう取り払われていますが、ここから入ると大変危険な崩れたトラバース区間がすぐ始まりますので、『山と高原地図』に記載されているからと言って入らない方が良いです。
峠からそれなりの勾配の登り区間を進むと、また広場のようなところに至ります。ここが城ヶ尾山の山頂になります。信玄平からは危険なトラバース区間を回避して尾根沿いの道を登ってここに出られるそうですが、その目印になるマーキングや踏み跡は見えませんでした。
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峠からそれなりの勾配の登り区間を進むと、また広場のようなところに至ります。ここが城ヶ尾山の山頂になります。信玄平からは危険なトラバース区間を回避して尾根沿いの道を登ってここに出られるそうですが、その目印になるマーキングや踏み跡は見えませんでした。
城ヶ尾山の標高は1160mとなっていますので、大界木山から150mくらい下って50mほど登り直した感じかな。
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城ヶ尾山の標高は1160mとなっていますので、大界木山から150mくらい下って50mほど登り直した感じかな。
城ヶ尾山からはどんどん霧が南側から流れ込んできて、天気がこの先怪しくなってきました。さっさと下って先を急ぎます。
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城ヶ尾山からはどんどん霧が南側から流れ込んできて、天気がこの先怪しくなってきました。さっさと下って先を急ぎます。
ここのタマゴ茸は立派に傘が開いていましたが、まだ端が切れていませんで、形が整っていますね。
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ここのタマゴ茸は立派に傘が開いていましたが、まだ端が切れていませんで、形が整っていますね。
登りになると土嚢階段が設置されていました。ここは短い区間ですが、もう結構歩いているので、ちょっとした登りでも息が上がりそうになります。
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登りになると土嚢階段が設置されていました。ここは短い区間ですが、もう結構歩いているので、ちょっとした登りでも息が上がりそうになります。
この日は相変わらず遠景が見えませんでしたが、雲は南側から来ていて、北側はまだ完全には覆われていませんから、道志渓谷を挟んだ向かいの山々が見えました。
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この日は相変わらず遠景が見えませんでしたが、雲は南側から来ていて、北側はまだ完全には覆われていませんから、道志渓谷を挟んだ向かいの山々が見えました。
菰釣山2.8kmと書かれているのを見ると、「まだまだ遠いな〜」と心が折れそうになりますね。
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菰釣山2.8kmと書かれているのを見ると、「まだまだ遠いな〜」と心が折れそうになりますね。
道は相変わらずこんな具合ですが、先ほどの霧は消えて、日差しと言うほどではないのですが、雲が薄くなったところから木漏れ日がありました。
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道は相変わらずこんな具合ですが、先ほどの霧は消えて、日差しと言うほどではないのですが、雲が薄くなったところから木漏れ日がありました。
途中、道端に花でも落ちているのかなと思って見てみると、これは直接土から出ていたキノコの一種でした。調べてもはっきりしないですが、ツノマタケと言うやつに似ています。
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途中、道端に花でも落ちているのかなと思って見てみると、これは直接土から出ていたキノコの一種でした。調べてもはっきりしないですが、ツノマタケと言うやつに似ています。
霧が立ち込めているのに日差しがある変な光景。煙みたいに見えますね。
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霧が立ち込めているのに日差しがある変な光景。煙みたいに見えますね。
穏やかな起伏の区間を抜けて中ノ丸に到着。地味なピークですが、1280mですので、意外と標高はありますね。
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穏やかな起伏の区間を抜けて中ノ丸に到着。地味なピークですが、1280mですので、意外と標高はありますね。
中ノ丸からはしっかりした下りが続きます。ここでも木漏れ日がありますが、決して晴れていた訳ではありません。
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中ノ丸からはしっかりした下りが続きます。ここでも木漏れ日がありますが、決して晴れていた訳ではありません。
あまり下りたくないですが、先の方でさらに組み立て階段+土嚢階段の下りが続きます。この土嚢階段の丸太の土止めは、湿っている日には大変良く滑ります。うっかり下りで足を掛けると、ツルンと下の段に足が進んでしまいます。
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あまり下りたくないですが、先の方でさらに組み立て階段+土嚢階段の下りが続きます。この土嚢階段の丸太の土止めは、湿っている日には大変良く滑ります。うっかり下りで足を掛けると、ツルンと下の段に足が進んでしまいます。
ここにもタマゴ茸が生えていましたが、横向きに面白い形で傘を出していますね。それにしてもここの尾根道はタマゴ茸が多いです。「きのこの山」ならぬ「きのこの尾根」ですね(^∇^)v
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ここにもタマゴ茸が生えていましたが、横向きに面白い形で傘を出していますね。それにしてもここの尾根道はタマゴ茸が多いです。「きのこの山」ならぬ「きのこの尾根」ですね(^∇^)v
結構下った後に少し登り返してブナ沢ノ頭に到着。ここは1229mになります。
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結構下った後に少し登り返してブナ沢ノ頭に到着。ここは1229mになります。
笹の多い区間になりますが、菰釣山が近い証拠ですね。ダニに気を付けないといけませんが、朝までの雨で葉が濡れていますので、あまり虫達は葉に付いていない感じです。ただし、笹の多いところは蜘蛛の巣も多く、これが顔や手の肌に触れて鬱陶しいことこの上なしです。
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笹の多い区間になりますが、菰釣山が近い証拠ですね。ダニに気を付けないといけませんが、朝までの雨で葉が濡れていますので、あまり虫達は葉に付いていない感じです。ただし、笹の多いところは蜘蛛の巣も多く、これが顔や手の肌に触れて鬱陶しいことこの上なしです。
そして緩く下って行くとブナ沢乗越に到着。菰釣方面に来る時は、全部西沢林道からここに登ってきていたので、東側から来たのは初めてです。
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そして緩く下って行くとブナ沢乗越に到着。菰釣方面に来る時は、全部西沢林道からここに登ってきていたので、東側から来たのは初めてです。
200mほど登ると菰釣山避難小屋に至ります。建て直されてまだそう年月が経っていないので、きれいな山小屋です。一度寝袋と食料品をしっかり持ち込んで泊まってみたいですね。
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200mほど登ると菰釣山避難小屋に至ります。建て直されてまだそう年月が経っていないので、きれいな山小屋です。一度寝袋と食料品をしっかり持ち込んで泊まってみたいですね。
菰釣山までの登り区間は地味に長いです。ブナ沢乗越から1kmですが、勾配の緩む区間はありませんから、疲れた足にはなかなか応えます。追い討ちをかけるように、この登り区間ではそれまでずっと流れ込んでいた風がぱったり止んで、こもった体温がダルさを助長します。
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菰釣山までの登り区間は地味に長いです。ブナ沢乗越から1kmですが、勾配の緩む区間はありませんから、疲れた足にはなかなか応えます。追い討ちをかけるように、この登り区間ではそれまでずっと流れ込んでいた風がぱったり止んで、こもった体温がダルさを助長します。
菰釣山山頂に到着したのは午後3時半。これでやっと第三段階をクリアです。ここから山伏峠まで5.6kmあり、『詳細図』ではここまでしか載っていないものの、山伏峠まで2時間30分となっていて、『山と高原地図』では2時間45分になりますから、何とか暗くなる前に山を下れそうです。
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菰釣山山頂に到着したのは午後3時半。これでやっと第三段階をクリアです。ここから山伏峠まで5.6kmあり、『詳細図』ではここまでしか載っていないものの、山伏峠まで2時間30分となっていて、『山と高原地図』では2時間45分になりますから、何とか暗くなる前に山を下れそうです。
菰釣山からの富士山はもちろんこんな霧に中では拝めませんから、ここはさっさと下ります。雲が厚くなって、急に暗さが増してきた感じです。
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菰釣山からの富士山はもちろんこんな霧に中では拝めませんから、ここはさっさと下ります。雲が厚くなって、急に暗さが増してきた感じです。
しっかりした下りの後、意外と早くに登りになり、こんな岩っぽい小ピークがあります。
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しっかりした下りの後、意外と早くに登りになり、こんな岩っぽい小ピークがあります。
そこからわずかに進んだら道標が出てきて、そこに「ブナノ丸」と書かれていました。いつも初めて登頂した名のある山頂では小石を拾ってコレクションしていますが、先ほどの岩場と異なり、この山頂は土だらけでなかなか石が見付かりませんでしたね。菰釣山も土の山で、以前石を探すのに難儀しました。
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そこからわずかに進んだら道標が出てきて、そこに「ブナノ丸」と書かれていました。いつも初めて登頂した名のある山頂では小石を拾ってコレクションしていますが、先ほどの岩場と異なり、この山頂は土だらけでなかなか石が見付かりませんでしたね。菰釣山も土の山で、以前石を探すのに難儀しました。
ふと道標の向こうを見ると、鮮やかなヤマブキ色のキノコが見えました。このタイプは今日初めてですが、調べてもどうもはっきりしません。アキヤマタケと言うやつが一番似ているかも。
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ふと道標の向こうを見ると、鮮やかなヤマブキ色のキノコが見えました。このタイプは今日初めてですが、調べてもどうもはっきりしません。アキヤマタケと言うやつが一番似ているかも。
ブナノ丸からも下って行きます。個人的な印象ですが、菰釣山から南側の国境尾根は、利用者数が少ない気がします。それでも道はしっかり整備されていますね。
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ブナノ丸からも下って行きます。個人的な印象ですが、菰釣山から南側の国境尾根は、利用者数が少ない気がします。それでも道はしっかり整備されていますね。
ここのタマゴ茸もきれいに傘を広げていました。殻の部分が土で汚れていないのも珍しいですが、意外と殻の部分は分厚いんですね。
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ここのタマゴ茸もきれいに傘を広げていました。殻の部分が土で汚れていないのも珍しいですが、意外と殻の部分は分厚いんですね。
これまでさんざん見かけた光景。起伏の緩やかな尾根道は歩きやすいですが、かなり天気が心配になってきました。
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これまでさんざん見かけた光景。起伏の緩やかな尾根道は歩きやすいですが、かなり天気が心配になってきました。
あまり厳しい登りはないままベンチのあるピークに到着。湿っていますが、ここでも腰を下ろして一休みしておきました。
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あまり厳しい登りはないままベンチのあるピークに到着。湿っていますが、ここでも腰を下ろして一休みしておきました。
このピークの名は油沢ノ頭で、標高は1310mもあるんですね。道理で菰釣山から一旦しっかり下っただけで、そう長い下り区間がなかった訳です。山伏峠まで残り4kmですね。
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このピークの名は油沢ノ頭で、標高は1310mもあるんですね。道理で菰釣山から一旦しっかり下っただけで、そう長い下り区間がなかった訳です。山伏峠まで残り4kmですね。
油沢ノ頭からはしっかり下ります。先に鞍部らしいところが見えますが、まだ次のピークまではもう少しあります。
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油沢ノ頭からはしっかり下ります。先に鞍部らしいところが見えますが、まだ次のピークまではもう少しあります。
一旦下ってもこうした小ピークが出てきて、またその分下るのはこれまで通り。先を急ぎます。
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一旦下ってもこうした小ピークが出てきて、またその分下るのはこれまで通り。先を急ぎます。
そしてまた土嚢階段が現われます。ここはそこそこ長いので、さすがに疲れて一度段差の丸太に腰掛けて息を整えました。
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そしてまた土嚢階段が現われます。ここはそこそこ長いので、さすがに疲れて一度段差の丸太に腰掛けて息を整えました。
一旦土嚢階段が終わりますが、すぐにまた始まります。最後のところには大きな岩があり、その形が頭を傾けたフクロウナギの顔みたいで、何だか土嚢階段がその口から吐き出されているようでした。
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一旦土嚢階段が終わりますが、すぐにまた始まります。最後のところには大きな岩があり、その形が頭を傾けたフクロウナギの顔みたいで、何だか土嚢階段がその口から吐き出されているようでした。
その大岩の向こう側がピークで、樅ノ木沢ノ頭になります。それにしても、何でここだけ「〜ノ頭」とカナ書きせずに「の頭」としているのでしょう? 不思議ですが、ここでは他と揃えてカタカナにしておきます。
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その大岩の向こう側がピークで、樅ノ木沢ノ頭になります。それにしても、何でここだけ「〜ノ頭」とカナ書きせずに「の頭」としているのでしょう? 不思議ですが、ここでは他と揃えてカタカナにしておきます。
樅ノ木沢ノ頭からは日も傾いてきた上、一層雲が深くなってきて、相当暗くなりました。まだランプで照らしても明るく見えないのですが、頭に掛けておきました。
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樅ノ木沢ノ頭からは日も傾いてきた上、一層雲が深くなってきて、相当暗くなりました。まだランプで照らしても明るく見えないのですが、頭に掛けておきました。
下り区間が終わるとすぐにキツい勾配の登りになり、段差の大きい土嚢階段と組み立て階段が続きます。
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下り区間が終わるとすぐにキツい勾配の登りになり、段差の大きい土嚢階段と組み立て階段が続きます。
上に出てもまだピークではなく、しばらくこんな細尾根区間を進みます。
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上に出てもまだピークではなく、しばらくこんな細尾根区間を進みます。
そしてまた登りになり、やっと次のピークかと思いきや、これは偽ピークでした。疲れている時に上に登って何もないとガッカリしますね。
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そしてまた登りになり、やっと次のピークかと思いきや、これは偽ピークでした。疲れている時に上に登って何もないとガッカリしますね。
先はこんな感じで、まだまだたっぷり土嚢階段登りが続きます。ゆっくり休んでもいられませんので、遅いながらも一歩一歩休まず登ります。
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先はこんな感じで、まだまだたっぷり土嚢階段登りが続きます。ゆっくり休んでもいられませんので、遅いながらも一歩一歩休まず登ります。
登り切ったところが菰釣山からは三つ目のピークになる西沢ノ頭です。ここで南側に道が折れます。
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登り切ったところが菰釣山からは三つ目のピークになる西沢ノ頭です。ここで南側に道が折れます。
ここのタマゴ茸は丁度頭が殻から抜け出たところでした。茎が1日も経つとどんどん伸びてくるのでしょうが、この状態では何か着物を着ているみたいで顔の絵を描きたくなりますね(^∇^)b
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ここのタマゴ茸は丁度頭が殻から抜け出たところでした。茎が1日も経つとどんどん伸びてくるのでしょうが、この状態では何か着物を着ているみたいで顔の絵を描きたくなりますね(^∇^)b
西沢ノ頭からもしっかりとした下り区間があります。残るピークは石保土山だけですが、これだけ下ると登りもきついだろうなと思いながら歩いていました。
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西沢ノ頭からもしっかりとした下り区間があります。残るピークは石保土山だけですが、これだけ下ると登りもきついだろうなと思いながら歩いていました。
鞍部からは階段区間がすぐに始まります。先を見るとすぐにピークみたいですが、そんな甘くはないでしょう。
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鞍部からは階段区間がすぐに始まります。先を見るとすぐにピークみたいですが、そんな甘くはないでしょう。
もちろんそれは偽ピークで、一旦平らな区間の後に、すぐにまたキツい登り区間になります。途中2箇所に道標が設けられていました。
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もちろんそれは偽ピークで、一旦平らな区間の後に、すぐにまたキツい登り区間になります。途中2箇所に道標が設けられていました。
登り切ったらピークに見えるところになりましたが、何も道標はありません。先も霧が深くなってはっきり見えなくなってきました。
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登り切ったらピークに見えるところになりましたが、何も道標はありません。先も霧が深くなってはっきり見えなくなってきました。
少し進んで行くと尖がった岩のようなものがあって、その脇を抜けるとベンチがありました。ここが石保土山山頂ですね。もう5時57分ですから、かなり暗いです。
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少し進んで行くと尖がった岩のようなものがあって、その脇を抜けるとベンチがありました。ここが石保土山山頂ですね。もう5時57分ですから、かなり暗いです。
もうここまで来たら山伏峠まではそう遠くありません。とは言え、50分ほど掛かりますから、下山は7時近くになりますね。
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もうここまで来たら山伏峠まではそう遠くありません。とは言え、50分ほど掛かりますから、下山は7時近くになりますね。
石保土山からは下りが続かず、こんな尾根の起伏をいくつか越えて行きます。しばらくは勾配が緩い区間が続くので、疲れはあまり感じません。
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石保土山からは下りが続かず、こんな尾根の起伏をいくつか越えて行きます。しばらくは勾配が緩い区間が続くので、疲れはあまり感じません。
するとまたこんなベンチのところに出ました。ここで尾根が右に折れる側に進みますが、ここからはしっかりした下り区間になります。
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するとまたこんなベンチのところに出ました。ここで尾根が右に折れる側に進みますが、ここからはしっかりした下り区間になります。
結構長い土嚢階段です。山伏峠分岐の大棚ノ頭の脇はピークではないですが1230mほどありますから、あまり下ると後が大変そうです。
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結構長い土嚢階段です。山伏峠分岐の大棚ノ頭の脇はピークではないですが1230mほどありますから、あまり下ると後が大変そうです。
水ノ木分岐の少し手前にベンチのあるところに出ました。この辺かもう少し下ったところから西丸への安全なルートが出ているはずですが、この時は霧が深くて日も沈んできて、画像以上に暗くて確認できませんでした。
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水ノ木分岐の少し手前にベンチのあるところに出ました。この辺かもう少し下ったところから西丸への安全なルートが出ているはずですが、この時は霧が深くて日も沈んできて、画像以上に暗くて確認できませんでした。
水ノ木分岐に到着。前回はここを奥に進んで西丸・東丸経由で世附の水ノ木に出ましたが、ここまで来たら甲相国境尾根は全て歩いたことになります。
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水ノ木分岐に到着。前回はここを奥に進んで西丸・東丸経由で世附の水ノ木に出ましたが、ここまで来たら甲相国境尾根は全て歩いたことになります。
山伏峠分岐までは300m。途中鉄塔脇を通りますが、空はこんな感じです。カメラの感度はISO1600ですが、まだまだうっすらと明るいですね。
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山伏峠分岐までは300m。途中鉄塔脇を通りますが、空はこんな感じです。カメラの感度はISO1600ですが、まだまだうっすらと明るいですね。
やっと山伏峠分岐に到着。第四段階クリアーです。ここからトンネルまでが第五段階です。もうヘッドランプを点灯させていますから、ストロボなしでも道標の文字が明るく写ってますね。
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やっと山伏峠分岐に到着。第四段階クリアーです。ここからトンネルまでが第五段階です。もうヘッドランプを点灯させていますから、ストロボなしでも道標の文字が明るく写ってますね。
山伏トンネルの西に出るか東に出るかの分岐点。自転車は東に止めてますんで、この苗木の植林地帯のすぐ後ろで右に進みます。空はまだかすかに明るいですが、もうストロボなしでは写せないです。
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山伏トンネルの西に出るか東に出るかの分岐点。自転車は東に止めてますんで、この苗木の植林地帯のすぐ後ろで右に進みます。空はまだかすかに明るいですが、もうストロボなしでは写せないです。
その先も3箇所で分岐があって、暗い中ですからともすると訳が分からなくなるところもあります。ここは道標があるから良いですが、一箇所どちらか分からないところがありました。昼間でも分かりづらい分岐が結構出てきます。
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その先も3箇所で分岐があって、暗い中ですからともすると訳が分からなくなるところもあります。ここは道標があるから良いですが、一箇所どちらか分からないところがありました。昼間でも分かりづらい分岐が結構出てきます。
そして谷間のトラバース区間を抜けて登山口に到着。予想通り6時50分ですから、ギリギリ日没後で晴れていたら空はかすかにグレーな状態だったでしょうね。これで後は自転車を使って駐車場まで戻る最後の第六段階をクリアしたら、今回の作戦は完遂です。
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そして谷間のトラバース区間を抜けて登山口に到着。予想通り6時50分ですから、ギリギリ日没後で晴れていたら空はかすかにグレーな状態だったでしょうね。これで後は自転車を使って駐車場まで戻る最後の第六段階をクリアしたら、今回の作戦は完遂です。
とりあえず国道に出てから明かりの下で準備をして、ストックをザックに止めて道志の湯を目指します。朝車で走った時に確認しておいたところ、道志の湯の入口まで12km、そこから駐車場まで1kmの合計13kmほどになりますが、国道から駐車場まではしっかりした登り坂なので、自転車を分岐に止めておいて歩いて駐車場に進むつもりです。
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とりあえず国道に出てから明かりの下で準備をして、ストックをザックに止めて道志の湯を目指します。朝車で走った時に確認しておいたところ、道志の湯の入口まで12km、そこから駐車場まで1kmの合計13kmほどになりますが、国道から駐車場まではしっかりした登り坂なので、自転車を分岐に止めておいて歩いて駐車場に進むつもりです。
快調に下っていきますが、さすがに距離が長いので、尻が痛くなってきました。また、途中から雨が降ってきて、眼鏡に雨粒が付いて見づらくなり、フェンダーが付いていないためにタイヤが路面の雨水を巻き上げて水浸しになりました。道の駅道志を過ぎて一旦登りに転じる道坂峠方面の県道分岐の信号を越えて、また下りになりますが、そろそろ道志の湯の案内板に気を付けていたところ、道志のさまざまな施設の案内表示板が道路標示として大きく上に出ていました。これをゆっくり走りながら注視しましたら、道志の湯が入っておらず、この先なのかなと思ってそのまま進んでしまいました。
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快調に下っていきますが、さすがに距離が長いので、尻が痛くなってきました。また、途中から雨が降ってきて、眼鏡に雨粒が付いて見づらくなり、フェンダーが付いていないためにタイヤが路面の雨水を巻き上げて水浸しになりました。道の駅道志を過ぎて一旦登りに転じる道坂峠方面の県道分岐の信号を越えて、また下りになりますが、そろそろ道志の湯の案内板に気を付けていたところ、道志のさまざまな施設の案内表示板が道路標示として大きく上に出ていました。これをゆっくり走りながら注視しましたら、道志の湯が入っておらず、この先なのかなと思ってそのまま進んでしまいました。
結局間違いに気付いたのが紅椿の湯の看板を目にしたところですから、もう5kmは進んでしまいました。自転車だから戻るのは楽かと思いきや、逆方向は登り坂がほとんどになるので、疲れた足では無理です。少し押して戻り、東屋のある駐車場に駐輪して、歩いて道志の湯の駐車場に向かいましたが、もう土砂降りになった中で6kmもの舗装路歩きを余儀なくされました。たっぷり山歩きした上で、ちょっとした見落としで余計に疲れる羽目になって、我ながら情けなかったです。それでも、今回未踏の国境尾根区間を全て一気に踏破できて、かなり充実した山行になりました。
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結局間違いに気付いたのが紅椿の湯の看板を目にしたところですから、もう5kmは進んでしまいました。自転車だから戻るのは楽かと思いきや、逆方向は登り坂がほとんどになるので、疲れた足では無理です。少し押して戻り、東屋のある駐車場に駐輪して、歩いて道志の湯の駐車場に向かいましたが、もう土砂降りになった中で6kmもの舗装路歩きを余儀なくされました。たっぷり山歩きした上で、ちょっとした見落としで余計に疲れる羽目になって、我ながら情けなかったです。それでも、今回未踏の国境尾根区間を全て一気に踏破できて、かなり充実した山行になりました。
これが今回歩いた(走った)ルートマップ。GPSロガーは久しぶりにHOLUXを使いましたが、これは距離方向で若干数字が多くなります。帰路で自転車を置いた駐車場でGPSロガーのスイッチを切っていますが、実際はそこから道志の湯の先のスタート地点まで+6km歩いています。ちなみに、iPhoneのヘルスケアアプリでは徒歩の距離が28.3kmで、コンビ二や自宅での距離と、帰路の駐車場までの6kmの歩きを引いて、22km程が今回の山歩きの距離になります。
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これが今回歩いた(走った)ルートマップ。GPSロガーは久しぶりにHOLUXを使いましたが、これは距離方向で若干数字が多くなります。帰路で自転車を置いた駐車場でGPSロガーのスイッチを切っていますが、実際はそこから道志の湯の先のスタート地点まで+6km歩いています。ちなみに、iPhoneのヘルスケアアプリでは徒歩の距離が28.3kmで、コンビ二や自宅での距離と、帰路の駐車場までの6kmの歩きを引いて、22km程が今回の山歩きの距離になります。
結構長い距離を歩かれましたね。道志村の北側の山々(菜畑山、今熊山、御正体山など)を経て山伏峠までは行ったことがありましたが、南側の山域は行ったことがありません。是非とも行ってみたいですね。
hidemiyaさん、有り難うございます!
甲相国境尾根は大室山から三国山まで延々と続く縦走ルートですが、トレランの健脚な方なら早朝から日没までで抜けることができるかも知れません。
一般のハイカーですと、最後まで歩き切るには2日コースで、交通機関の問題もあるのでなかなか難しいでしょうが、マイカー登山ならこんな自転車併用という裏技で、結構な距離を縦走できます。
これから日が短くなりますが、足に自信があって朝6時スタートが可能なら、大室山〜山伏峠もできるかも知れませんね。
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