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Yamareco

記録ID: 131942
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

赤岳・三度目の馬鹿正直キレット越

2011年08月28日(日) 〜 2011年08月30日(火)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
MerrycocoK その他1人
GPS
56:00
距離
23.4km
登り
2,067m
下り
2,396m
天候 入山日:晴れ曇り
一日目:晴れのちガス
二日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
硫黄岳〜赤岳
蟹の横這い以降、梯子・鎖場多数にて、すれ違い注意

キレット越
鎖場多数、高度感あり

キレット〜権現
岩場・梯子・鎖場多数

甲斐大泉
駅知近に「パノラマの湯」正面に富士展望
露天風呂に浸かりながら富士山を独り占めできます。
茅野1530発、美濃戸口行は貸切でした。
2011年08月28日 15:54撮影 by  iPhone 4, Apple
8/28 15:54
茅野1530発、美濃戸口行は貸切でした。
八ヶ岳山荘、25畳の個室www。朝まで誰も来なかった。
2011年08月28日 18:52撮影 by  iPhone 4, Apple
8/28 18:52
八ヶ岳山荘、25畳の個室www。朝まで誰も来なかった。
さぁ、よいよ入山。
2011年08月29日 07:05撮影 by  iPhone 4, Apple
8/29 7:05
さぁ、よいよ入山。
2011年08月29日 07:27撮影 by  iPhone 4, Apple
8/29 7:27
天気、いいなぁ。
2011年08月29日 07:59撮影 by  iPhone 4, Apple
8/29 7:59
天気、いいなぁ。
2011年08月29日 08:01撮影 by  iPhone 4, Apple
8/29 8:01
これから歩くところが丸見え。
2011年08月29日 09:13撮影 by  iPhone 4, Apple
8/29 9:13
これから歩くところが丸見え。
天空のラピュタ。
2011年08月30日 20:03撮影 by  iPhone 4, Apple
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8/30 20:03
天空のラピュタ。
2011年08月30日 20:03撮影 by  iPhone 4, Apple
8/30 20:03
2011年08月29日 10:09撮影 by  iPhone 4, Apple
8/29 10:09
蟹の横這
2011年08月30日 20:03撮影 by  iPhone 4, Apple
8/30 20:03
蟹の横這
反対側
2011年08月29日 11:05撮影 by  iPhone 4, Apple
8/29 11:05
反対側
最後の一登り
2011年08月30日 20:03撮影 by  iPhone 4, Apple
8/30 20:03
最後の一登り
2011年08月30日 20:03撮影 by  iPhone 4, Apple
8/30 20:03
2011年08月30日 20:03撮影 by  iPhone 4, Apple
8/30 20:03
明日の荷揚げの帰り便
2011年08月29日 13:04撮影 by  iPhone 4, Apple
8/29 13:04
明日の荷揚げの帰り便
2011年08月30日 20:03撮影 by  iPhone 4, Apple
8/30 20:03
運命のジャンクション(一回目の敗退時は県界尾根)
2011年08月29日 13:14撮影 by  iPhone 4, Apple
8/29 13:14
運命のジャンクション(一回目の敗退時は県界尾根)
よい子は、まねしないでね。
2011年08月30日 20:03撮影 by  iPhone 4, Apple
8/30 20:03
よい子は、まねしないでね。
2011年08月29日 14:29撮影 by  iPhone 4, Apple
8/29 14:29
ご来光
2011年08月30日 05:11撮影 by  iPhone 4, Apple
8/30 5:11
ご来光
富士は登る山ではなく、見でる山。
2011年08月30日 05:11撮影 by  iPhone 4, Apple
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8/30 5:11
富士は登る山ではなく、見でる山。
槍穂の連山
2011年08月30日 06:15撮影 by  iPhone 4, Apple
8/30 6:15
槍穂の連山
朝日をあびて、茶碗の中で盛るゲンロートwww
2011年08月30日 05:27撮影 by  iPhone 4, Apple
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8/30 5:27
朝日をあびて、茶碗の中で盛るゲンロートwww
さぁ、いきますよぉ。遠いいなぁ。
2011年08月30日 06:20撮影 by  iPhone 4, Apple
8/30 6:20
さぁ、いきますよぉ。遠いいなぁ。
ここですかぁ。
2011年08月30日 06:46撮影 by  iPhone 4, Apple
8/30 6:46
ここですかぁ。
大天狗・小天狗
2011年08月30日 20:04撮影 by  iPhone 4, Apple
8/30 20:04
大天狗・小天狗
先ほどまでいた天辺
2011年08月30日 07:07撮影 by  iPhone 4, Apple
8/30 7:07
先ほどまでいた天辺
底抜けに青い空
2011年08月30日 20:04撮影 by  iPhone 4, Apple
8/30 20:04
底抜けに青い空
2011年08月30日 07:42撮影 by  iPhone 4, Apple
8/30 7:42
権現さんもお待ちかね。
2011年08月30日 07:42撮影 by  iPhone 4, Apple
8/30 7:42
権現さんもお待ちかね。
名物、源爺梯子61
2011年08月30日 20:04撮影 by  iPhone 4, Apple
8/30 20:04
名物、源爺梯子61
2011年08月30日 08:43撮影 by  iPhone 4, Apple
8/30 8:43
2011年08月30日 09:52撮影 by  iPhone 4, Apple
8/30 9:52
ここで、休めばよかったです。一分前に休憩。
2011年08月30日 10:49撮影 by  iPhone 4, Apple
8/30 10:49
ここで、休めばよかったです。一分前に休憩。
天女はいなかったし、ただの広場でした。
2011年08月30日 11:11撮影 by  iPhone 4, Apple
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8/30 11:11
天女はいなかったし、ただの広場でした。
夏、まもなく終わります。
2011年08月30日 11:28撮影 by  iPhone 4, Apple
8/30 11:28
夏、まもなく終わります。
風呂上りは、やっぱこれ
2011年08月30日 13:35撮影 by  iPhone 4, Apple
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8/30 13:35
風呂上りは、やっぱこれ
また、おいでねぇ。
2011年08月30日 13:57撮影 by  iPhone 4, Apple
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8/30 13:57
また、おいでねぇ。
撮影機器:

感想

GWからはじめたヤマレコと登山。

今年の夏の締めくくりは、
 一度ならずとも二度までも敗退。しかも悪天大二発。。
なぁ、なななんとぉ!!!!
 二発目は台風。。

さてさて、今回は。

二度あることは・・・
 三度目の馬鹿正直でした。

某SNSで、八ヶ岳山荘の二階に仮眠室があり、\2,000-で寝具付きとのこと。
使わない手はないと「キレット」を越えるだけじゃなくって、ついでに縦走しちゃいましょうと計画変更。
後は、お天道様しだい。しかし、台風が二発も太平洋上に大気中。

またしても・・・・・。

なるようにしかならないのが、山登り。
20年前、いや30年前の冬の槍の敗退だって、時間まで頑張った。

時間と天気の許す限り山に居よう。

と、いうことで。
東京から6時間をかけて、八ヶ岳山荘に到着。
今宵は、ここの二階の仮眠室にお世話になることにしました。
結局、朝まで誰も来ず、25畳の個室でしたwww

美濃戸口からは、前回同様や美濃戸山荘を目指します。
今回は、情報通り「虻」は居ませんでした。
今回は、硫黄岳経由なので、左巻きで北沢経由です。
林道歩きですが、苔生した風景はやっぱり「八ッ」です。はい。
堰堤を越えるとよいよ、登山口。
橋を渡り、沢づたいの道を歩きます。
気持ちのいい道。
朝日が時々差し込みます。

少しずつ、頭上が開けてくると赤岳鉱泉はまもなく。

赤岳鉱泉で、二日分の水を汲まさせていただきました(3L)。
赤岳鉱泉からは一気に稜線を目指すため九十九折れの急登を。
頭上が明るくなってくるとよいよ森林限界。
ひょっと赤岩の頭に着くと、天空のラピュタでした。
硫黄岳の山頂は直ぐそこです。
硫黄岳は、だだっ広い山頂です。
ガスのときは、注意が必要でしょう。

硫黄岳からしばらく下ります。危ないところはありません。
硫黄岳山荘から登ります。
えっチラおっちらと・・・。

だんだんと稜線の雰囲気が変わってきます。
さぁ、よいよ本日の核心部、蟹の横這い。
すれ違い時は注意が必要ですね。
反対側にでると横岳山頂は近いです。

横岳からは、一度梯子を下ります。
痩せた稜線は、高度感バッチリ。
鎖・梯子。
一枚岩のルンゼを下るときは注意が必要です。
結構、滑ります。

しばらくするとお地蔵様。
地蔵尾根のジャンクション。
その先の展望荘のベンチを借りて、一服。
最後の急登に備えました。

展望荘を越え、敗退のジャンクションで県界尾根に睨みをきかし、
「さぁ、登るぞぉ」と気合をいれました。
最初は、ザレザレ。
途中から中途半端な角度の岩場にかわります。
心が折れそうになったところで、今夜のお宿が見えたので、
心の中で「ビール・ビール」と念仏を唱えました。
ビール、いや、チェックインする前に頂上へ。すぐ小屋の先。

深夜、キジ撃ちに起きると空は満天の星。
しばらく、夜空を眺めていました。
私のカメラでは撮ることができません(涙)。

朝、起きると予想通り。
昨晩は、12名と少数な宿泊者全員でご来光をおがみました。

朝食を済ませ、皆さんにお別れのご挨拶。
キレットへ行くのは私だけ。

さぁ、念願のキレット越えです。
この天気、「三度目の馬鹿正直」と表情はニコニコ。
体は、武者震いwww

真行寺尾根の分岐からは鎖場のトラバース。
特に大天狗を眺めながらのトラバースは結構、高度感あります。
梯子を下りさぁ、キレット。
「ガッツリ切戸」なんて冗談をツイート(独り言)しながら、結構ガレガレです。
下に人がいないか確認しながら降りていきます。
落石には、十分注意しながら。

キリットが終わり樹林帯にでたり入ったり。
「おっ」あちらも「あっ!!」目と目が合ったのは、1m手前。
カモシカくんでした。
小さなピークをいくつか越えるとツルネの取り付き。
結構、急なのね。
森林限界を超える大きな石の上を一つ一つ歩きます。

ツルネを過ぎると目指す権現さんも間近。
権現手前のピークは、右側から回り込んで登ります。
稜線の上を歩き、梯子が見えたらトラバース気味に進んでいきますが、
途中一箇所、崩落していました。怖ぁ。

うわさの源爺梯子、間違いなく61段でした。
梯子の先のほうが結構しんどかったりして。(唯一、ワイヤーを頼りにしてしまった)

権現小屋を右斜め下に見ながら、権現岳山頂へ。
山頂は、大きな岩がデェ〜ンとありました。
ガスも少しずつ上がってきて、先ほどまでのスキッとした展望が・・・・。
さぁ、先を急ぎましょう。

権現から九十九の下り、スリップに注意。
あっと言う間に三つ頭に到着です。
権現を下る人・登る人がくっきり。
ここで、簡単に食べ物を口に。
ここから先は、下るだけ。

ガスの中を下っていると頭の中は「早く風呂入って、ビール」しか考えていない。
天の河原まで来るとガスから抜け、最後の夏空になりました。
天女山は、ダダッ広い公園でした。天女は居らず。

天女山を下ると車道に出ます。
さぁ、後はだらだら小一時間の車道歩き。
途中、地べたに座って(歩道)一服してたら、車の方から変な目で見られてしまいました。
まぁ、ここはおしゃれな別荘地・八ヶ岳高原ですものね。

列車の時刻を調べに甲斐大泉駅に一度立ち寄りました。
ここの素敵な駅長さんが、一回目の敗退のときにお邪魔したことを覚えてくれていて、おみやげいただいちゃいました。

お風呂は直ぐそこ。
素敵な富士を見ながら三日分の汗と垢を。
日本のお風呂には、富士山がないとね。

駅に戻り、権現様・阿弥陀様・赤岳様にお別れ。
「また、来るね」って約束、二回も守りましたよwww
権現様・阿弥陀様・赤岳様が「また、おいで」って。
ありがとう。

20年ぶりの八ヶ岳。
三度もきちゃいました。
【三度目の馬鹿正直なお天気に】


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