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Yamareco

記録ID: 1345392
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東海

ボンジ山、京丸山、高塚山 〜 勝坂公民館から往復 〜

2017年12月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
11:34
距離
24.7km
登り
2,258m
下り
2,261m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:56
休憩
0:38
合計
11:34
距離 24.7km 登り 2,258m 下り 2,261m
5:31
133
スタート地点
7:44
7:50
90
9:20
9:30
134
11:44
11:54
103
13:37
13:44
86
15:10
15:15
110
17:05
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◇自家用車を勝坂公民館前に駐車。
コース状況/
危険箇所等
【勝坂公民館⇔ボンジ山】
◆勝坂公民館から少し登ると廃屋があり、その北側を抜けていきます。
◆廃屋を過ぎると、進路が北向きに代わり、標高330m付近で沢(今回は涸れていた)を一本横切ります。沢前後は、岩がごろつき、少し踏み跡が不明瞭です。
◆沢を過ぎると、急斜面にジグザグにつけられた林業者が使用している道(はっきりと踏み跡が分かる道)を辿っていけば、尾根に乗れます。
◆尾根から勝坂公民館に下る際は下降点を確認する必要があります。下降点は標高550m付近です。ピンクテープや赤テープで下山道が分かるようにしてありますが、北西に直進する尾根方面への踏み跡も濃く、ピンクテープの印があったりするので、少し紛らわしいかもしれません。
◆尾根に乗ってから737mピークへの直登ルートと737mピーク北側をトラバースするルートとの分岐点までは、はっきりと濃い踏み跡の林業者が使用している道を辿ります。急斜面にジグザグにつけられた道を辿りますが、少しザレっぽいので、下りではスリップに少し注意が必要です。
◆737mピークの北側をトラバースする道は、道が細くなっている区間もあり、道を踏み外さないよう注意が必要です。
◆直登ルートとトラバースルートが合流してから、標高670m付近までは濃い踏み跡の歩きやすい道を辿れます。
◆標高670m付近ではっきりした踏み跡の道から外れ、尾根筋を辿ります。ピンクテープや赤布で尾根筋と分かるように印がしてあります。
◆標高820m〜830m付近から南西に続く尾根と、北西に続く尾根(標高点656mがある尾根)が二つ派生していますが、勝坂方面に下る際に辿る尾根は南西に続く尾根です。赤布が北西尾根に少し引っ張られているので、誤って北西尾根を下りてしまわないように注意が必要です。もっとも、標高820m付近で注意深く観察すれば、南方に赤布の印が目に入るので、印を辿れば南西尾根に乗ることができます。
◆標高点1126mでも北西に伸びる尾根と南西に伸びる尾根が分岐していますが、勝坂方面へのルート寄りに境界杭があり、勝坂方面へのルートを示す赤ペイントの印があるので、それほど紛らわしいとは感じませんでした。もっとも、北西尾根方面への踏み跡や赤ペイントもあるので、少しは注意する必要がありそうです。
◆標高1200m付近はザレた急斜面を歩きます。下りではスリップに注意が必要です。
◆標高1220m付近でも西側へと続く尾根と南西に続く尾根が分岐していますが、南西に続く尾根にも赤布やペイントで印があるので、誤って、南西尾根に乗らないように注意が必要です。調子に乗ってそちらの尾根を下りかけてしまいました。
【ボンジ山⇔京丸山】
◆ボンジ山から京丸山に向かう場合は、石切からのルートとの合流点まではピンクテープや赤布、青のビニールひもで登山道であることを示す印があります。途中二重稜線となりますが、南側の尾根に印がつけられています。
◆石切からのルートと合流してから京丸山まではひたすら尾根筋を辿ります。標高1320〜1350m付近で少し尾根が拡がっていますが、登りでは標高の高い方へ高い方へ登るだけなので難しくはありません。下りでは、東側の斜面を見えるくらい東寄りを歩けば道迷いは防げると思います。
【京丸山⇔高塚山】
◆高塚山直下の標高1450m付近までは、ひたすら尾根筋を辿ります。ゆったりとしたアップダウンを繰り返します。広い尾根を歩く区間が長いのですが、谷側に下らなければ問題ありません。
◆標高1450m付近から高塚山山頂までは尾根ではなく斜面が拡がっていて、どこを歩いたらよいのか少し分かりにくいかもしれません。登りでは、標高の高い方へ高い方へと登っていけば、山頂にたどり着けます。下りでは、視界が良ければ、木々の間から見える京丸山を目印にして、下ります。視界が悪いときはコンパスで進むべき方角を合わせることをオススメします。
その他周辺情報 ◆あらたまの湯で入浴。
・大人660円。
・カルキ泉。
・混雑していることが多い。
・汗を流すためと割り切らないと、やりきれない。
ヘッドランプを使用してのスタート。
右側の建物がトイレです。
つまり、トイレの北側(左手)を奥に進みます。
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ヘッドランプを使用してのスタート。
右側の建物がトイレです。
つまり、トイレの北側(左手)を奥に進みます。
ボンジ山手前標高1200m付近は急登です。
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ボンジ山手前標高1200m付近は急登です。
積雪が多くなってきました。
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積雪が多くなってきました。
踏み跡を振り返る。
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踏み跡を振り返る。
ボンジ山に到着。
ここでこの日初めての休憩。
山頂は木々に囲まれ、すっきりとした展望はありません。
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ボンジ山に到着。
ここでこの日初めての休憩。
山頂は木々に囲まれ、すっきりとした展望はありません。
京丸山に向かいます。
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京丸山に向かいます。
少し下ると細尾根に乗ります。
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少し下ると細尾根に乗ります。
木々の間から次のメインピークの京丸山が見えました。
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木々の間から次のメインピークの京丸山が見えました。
石切からのルートと合流してから見た京丸山。
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石切からのルートと合流してから見た京丸山。
京丸山に向かう途中で見えた竜頭山。
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京丸山に向かう途中で見えた竜頭山。
竜頭山の山頂付近を拡大。
人の手が入っていることがよく分かります。
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竜頭山の山頂付近を拡大。
人の手が入っていることがよく分かります。
京丸山に到着。
ここでもゆっくりしました。
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京丸山に到着。
ここでもゆっくりしました。
京丸山山頂からの下り始めで。
この先積雪が増えるかと期待していたのですが、結局、ここが最も積雪量がありました。
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京丸山山頂からの下り始めで。
この先積雪が増えるかと期待していたのですが、結局、ここが最も積雪量がありました。
木々の間から見えた越百山、南駒ケ岳、空木岳付近を拡大。
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木々の間から見えた越百山、南駒ケ岳、空木岳付近を拡大。
黒法師岳付近
黒法師岳を拡大。
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黒法師岳を拡大。
この木の地点で少し手前で休憩した地点にカメラを置き忘れたことに気づき、取りに戻りました。
10分のロス。
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この木の地点で少し手前で休憩した地点にカメラを置き忘れたことに気づき、取りに戻りました。
10分のロス。
先週登った竜馬ヶ岳
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先週登った竜馬ヶ岳
枯れ木と青空。
うっすらと雲がかかっています。
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枯れ木と青空。
うっすらと雲がかかっています。
高塚山への登りに入ります。
地形的には分かりにくい。
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高塚山への登りに入ります。
地形的には分かりにくい。
高塚山山頂に到着。
ゆっくりお昼休み。
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高塚山山頂に到着。
ゆっくりお昼休み。
それでは、戻ります。
積雪量は先週の変わらないくらいでした。
雪雲はここまではほとんど流れつかなかったようです。
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それでは、戻ります。
積雪量は先週の変わらないくらいでした。
雪雲はここまではほとんど流れつかなかったようです。
木々の間から見えた京丸山。
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木々の間から見えた京丸山。
ヤマレコでもよく紹介されている「へびヒメシャラ」。
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ヤマレコでもよく紹介されている「へびヒメシャラ」。
倒木の皮の一部がシカに食べられ、迷彩模様のようになっていました。
展望がないので被写体が限られる…。
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倒木の皮の一部がシカに食べられ、迷彩模様のようになっていました。
展望がないので被写体が限られる…。
京丸山まで戻ってきました。
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京丸山まで戻ってきました。
次は、ボンジ山まで戻ります。
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次は、ボンジ山まで戻ります。
ボンジ山。
ボンジ山の奥に浜名湖が輝いています。
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ボンジ山。
ボンジ山の奥に浜名湖が輝いています。
雪国では晩秋か残雪期の景色だろうか。
でも、静岡県の低山では、真冬の景色。
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雪国では晩秋か残雪期の景色だろうか。
でも、静岡県の低山では、真冬の景色。
御嶽山を拡大。
ボンジ山への分岐点まで戻ってきました。
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ボンジ山への分岐点まで戻ってきました。
ようやくボンジ山まで戻ってきました。
後は下るだけと安心して、山頂でゆっくりしました。
しかし、大変なのはここからでした。
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ようやくボンジ山まで戻ってきました。
後は下るだけと安心して、山頂でゆっくりしました。
しかし、大変なのはここからでした。
枯葉などでクッションが効いているエリアは、倒木が足に引っかかってうまく下れない…。
それだけ足が上がっていたということでしょうが、転倒しては困るので、ゆっくり下ることに。
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枯葉などでクッションが効いているエリアは、倒木が足に引っかかってうまく下れない…。
それだけ足が上がっていたということでしょうが、転倒しては困るので、ゆっくり下ることに。
左手が737mピークへの直登ルート、右手が737m北側をトラバースするルートです。
右手を進みました。
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左手が737mピークへの直登ルート、右手が737m北側をトラバースするルートです。
右手を進みました。
ここは勝坂への下降点。
左手を下っていきます。
正面奥にもピンクテープの竿が立てられていて、紛らわしい。
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ここは勝坂への下降点。
左手を下っていきます。
正面奥にもピンクテープの竿が立てられていて、紛らわしい。
とっくに日没は過ぎていましたが、ヘッドランプを再使用することなく戻ってくることができました。
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とっくに日没は過ぎていましたが、ヘッドランプを再使用することなく戻ってくることができました。

感想

忘年会で重くなった体に厳しく、忘年会で軽くなった財布には優しい。
そんな状況に最適かなと目星をつけていたのが京丸山から高塚山までのコース。
元々石切ゲートから登ろうかと考えていましたが、最近ヤマレコにレコがアップされておらず、ゲートまで行けるか不安でした。ゲートまで行けるとしても、パンクしないかどうかも不安。
そこで職場の先輩に相談すると、勝坂公民館からのルートにすれば、登山口までスムーズにアプローチできることを教えて頂きました。
そこで、勝坂公民館からボンジ山を経て高塚山まで歩いてみることにしました。

高塚山まではルートファインディングという点でも、体力面でも、想像以上に順調でした。
問題は帰路。
ロングルートということもあってか、京丸山からボンジ山までの間でペースが落ち始め、ボンジ山から先はさらにゆっくりペースに。
ボンジ山からの下りは、ルートファインディングという点で難しいポイントが複数あり、また想像以上に下りづらい区間も長く、苦戦しました。

今年はこれで登り納め。
夏季や10月は天候不順で、計画通りには登りたい山に登ることができない時期もありましたが、一年を通してみれば、山登りを楽しめた一年となりました。

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