記録ID: 1447346
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船
赤城山・黒檜山〜鈴ヶ岳
2018年04月21日(土) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,453m
- 下り
- 1,368m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:12
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 10:22
4:40
5分
赤城神社北隣の駐車場
4:45
15分
黒檜山登山口
5:59
6:02
4分
黒檜山
6:06
6:23
3分
黒檜山北側の絶景スポット
6:26
6:27
27分
黒檜山
7:20
7:22
29分
鉄階段
7:51
7:57
26分
鳥居峠
9:32
9:34
34分
八丁峠駐車場
10:08
10:42
28分
地蔵岳
11:10
11:14
2分
新坂平駐車場
11:16
11:17
50分
鈴ヶ岳登山口
12:07
12:13
19分
鍬柄山
12:32
28分
大ダオ(タルミ)
13:00
13:26
19分
鈴ヶ岳
13:45
25分
大ダオ(タルミ)
14:10
14:19
37分
鍬柄山
14:56
6分
鈴ヶ岳登山口
15:02
赤城山総合観光案内所
一つ一つの山は大きくなくても、繋いでみれば本格的な縦走の行程になりました。
冬枯れの光景でも夏日の暑さだったこともあり、日差しを和らげる木陰が欲しいという不思議な状況。
後半になるほどペースが落ちていきました。(^^;
冬枯れの光景でも夏日の暑さだったこともあり、日差しを和らげる木陰が欲しいという不思議な状況。
後半になるほどペースが落ちていきました。(^^;
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
赤城神社北側の無料駐車場に車を置きました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
駒ヶ岳南側の稜線で鉄階段以南〜小地蔵岳間はほぼバリルート。 それ以外は指導標豊富で整備された登山道です。 |
写真
登山口から15分くらいでさっそく最初の展望スポット。(1,470m)
初めての赤城なのでいきなり感動でした。
大沼の向こうに見える地蔵岳、鈴ヶ岳が思っていた以上に近くに見えたので、
案外楽勝かと感じましたが錯覚だったと後ほど身をもって確認することになります。
初めての赤城なのでいきなり感動でした。
大沼の向こうに見える地蔵岳、鈴ヶ岳が思っていた以上に近くに見えたので、
案外楽勝かと感じましたが錯覚だったと後ほど身をもって確認することになります。
黒檜山山頂付近まで急登の連続。
登山口からの標高差は500m弱ですが、なかなか登り甲斐のあるルートでした。
ごくごく一部でしたが、登山道の路肩に残雪が残っていました。
念のために6本爪アイゼンを携行していましたが、もちろん出番なしと判断しました。
登山口からの標高差は500m弱ですが、なかなか登り甲斐のあるルートでした。
ごくごく一部でしたが、登山道の路肩に残雪が残っていました。
念のために6本爪アイゼンを携行していましたが、もちろん出番なしと判断しました。
赤城山最高峰・黒檜山山頂(1,827.7m)。
朝日に照らされて清々しい黒檜山山頂でした。
木々はまだ冬枯れで、展望もそれなりにあります。
赤城山は山全体の名前で、ピークの一つ一つに名前が付いているというのも最近知りました。
このあたりの事情も地元の六甲山と似てます。
朝日に照らされて清々しい黒檜山山頂でした。
木々はまだ冬枯れで、展望もそれなりにあります。
赤城山は山全体の名前で、ピークの一つ一つに名前が付いているというのも最近知りました。
このあたりの事情も地元の六甲山と似てます。
谷川岳から平標山までの主脈を真横から一望!
昨秋に縦走してめちゃくちゃしんどい思いをしましたが、
遠くから見ると歩きやすそうに感じます。
一息入れてから絶景スポットを出発。
待望の主稜線での縦走に取り掛かります。
昨秋に縦走してめちゃくちゃしんどい思いをしましたが、
遠くから見ると歩きやすそうに感じます。
一息入れてから絶景スポットを出発。
待望の主稜線での縦走に取り掛かります。
バリルート扱いであることを忘れるくらい明瞭な稜線歩きとなりました。
途中で大小2つの尾根が派生していましたが、明瞭な踏み跡で間違えようがないと思えました。
行く手にはいつの間にか小地蔵岳が大きく見えてきました。
途中で大小2つの尾根が派生していましたが、明瞭な踏み跡で間違えようがないと思えました。
行く手にはいつの間にか小地蔵岳が大きく見えてきました。
慎重に薄い踏み跡を辿っていくと、鳥居峠の駐車場の一角に出てきました。
鳥居峠は広大な広場となっていて、何台の車を停められるか見当が付かないほどでした。
また、鳥居峠にはケーブル駅の遺構が残っていて、
かつては赤城にケーブルカーが走っていたことを初めて知りました。
鳥居峠は広大な広場となっていて、何台の車を停められるか見当が付かないほどでした。
また、鳥居峠にはケーブル駅の遺構が残っていて、
かつては赤城にケーブルカーが走っていたことを初めて知りました。
小地蔵岳山頂(1,574m)到着!
“小”が付くとはいえ、小地蔵岳もだだっ広い山頂です。
但し木々に覆われていて展望はありません。
大きな目標の地蔵岳の前にまず小地蔵岳を踏めました。
バリルートの急登で乱れた息を整えてから手短な滞在で出発します。
“小”が付くとはいえ、小地蔵岳もだだっ広い山頂です。
但し木々に覆われていて展望はありません。
大きな目標の地蔵岳の前にまず小地蔵岳を踏めました。
バリルートの急登で乱れた息を整えてから手短な滞在で出発します。
次の目標は何となく眼前に見えている長七郎山。
写真では笹薮を歩いてるように見えますが、小地蔵岳山頂から南側は明瞭な踏み跡が続いています。
この辺りでは黒檜山周辺ほどではないものの数人の登山者と出会いました。
写真では笹薮を歩いてるように見えますが、小地蔵岳山頂から南側は明瞭な踏み跡が続いています。
この辺りでは黒檜山周辺ほどではないものの数人の登山者と出会いました。
小沼。(1,470m)
若干遠回りになりますが、小沼越しに地蔵岳を見上げたく反時計回りに歩きました。
行程の途中で湖畔を歩くのは、登山を始めるきっかけになったワーホリで渡航していたニュージーランド以来かもしれないです。
若干遠回りになりますが、小沼越しに地蔵岳を見上げたく反時計回りに歩きました。
行程の途中で湖畔を歩くのは、登山を始めるきっかけになったワーホリで渡航していたニュージーランド以来かもしれないです。
小沼駐車場から少しの間だけ車道歩きで八丁峠に到着。
ここから先はまだ車は通行止めになっていました。
もう道に雪が残っているようには思えないのですが。
八丁峠のゲートを右手に進むと、すぐに地蔵岳への登山口です。
ここから先はまだ車は通行止めになっていました。
もう道に雪が残っているようには思えないのですが。
八丁峠のゲートを右手に進むと、すぐに地蔵岳への登山口です。
きつかった地蔵岳への急登…。
八丁峠から地蔵岳へは標高差150mほどですが、
ここまでの道のりを経てだいぶ脚が疲れてきてました。
この日の季節外れの暑さも疲れに拍車を掛けていたでしょう。
小刻みに小休止を入れつつ、熱中症予防に塩まで舐めて登り詰めていきました。
地蔵岳への急登では多くの登山者とすれ違い、また追い抜かれました。
どうやら赤城では黒檜山と地蔵岳で人気を二分しているように思えました。
八丁峠から地蔵岳へは標高差150mほどですが、
ここまでの道のりを経てだいぶ脚が疲れてきてました。
この日の季節外れの暑さも疲れに拍車を掛けていたでしょう。
小刻みに小休止を入れつつ、熱中症予防に塩まで舐めて登り詰めていきました。
地蔵岳への急登では多くの登山者とすれ違い、また追い抜かれました。
どうやら赤城では黒檜山と地蔵岳で人気を二分しているように思えました。
遂に地蔵岳山頂(1,674m)到着!!
朝方登った黒檜山、駒ヶ岳が大沼の向こうに。
暑さもあったでしょうけど、けっこうな歩き応えでした。
そしてヤマノススメで読んだ場所に辿り着いたことも、
より感慨を深くする要素となりました。
朝方登った黒檜山、駒ヶ岳が大沼の向こうに。
暑さもあったでしょうけど、けっこうな歩き応えでした。
そしてヤマノススメで読んだ場所に辿り着いたことも、
より感慨を深くする要素となりました。
途中で見晴山登山口方面へ下るルートを見送ると、
行く手には鈴ヶ岳が小さく見えてきました。
まだけっこう距離があると感じましたが、鈴ヶ岳は本当に鈴のようなきれいな形で、
ぜひあそこまで辿り着きたいと改めて思いました。
行く手には鈴ヶ岳が小さく見えてきました。
まだけっこう距離があると感じましたが、鈴ヶ岳は本当に鈴のようなきれいな形で、
ぜひあそこまで辿り着きたいと改めて思いました。
新坂平駐車場(1,430m)
地蔵岳から快調に下って新坂平へ。
仮にここへ車を置けば、地蔵岳と鈴ヶ岳へピストンする行程も良いかもしれません。
新坂平駐車場を通り抜け、赤城道路を僅かに南下すると鈴ヶ岳登山口に辿り着きます。
地蔵岳から快調に下って新坂平へ。
仮にここへ車を置けば、地蔵岳と鈴ヶ岳へピストンする行程も良いかもしれません。
新坂平駐車場を通り抜け、赤城道路を僅かに南下すると鈴ヶ岳登山口に辿り着きます。
いよいよ今日の行程での最終課題となる鈴ヶ岳へ。
当初はここに自転車をデポするつもりでしたが、
少し北側の赤城山総合観光案内所まで登りが続くのをみて変更しました。
鈴ヶ岳のみピストンの行程となるので、後ほどここへ再び戻ってきます。
当初はここに自転車をデポするつもりでしたが、
少し北側の赤城山総合観光案内所まで登りが続くのをみて変更しました。
鈴ヶ岳のみピストンの行程となるので、後ほどここへ再び戻ってきます。
姥子峠(1,487m)
なだらかな稜線で読図が難しく、指導標のおかげで姥子峠に着いたことを知りました。
基本的には地形図を用意するのですが、今回は山と高原地図のみを参照していました。
収録されている赤城山詳細は1:25000ですが、やはり地形図に比べると読み辛く感じます。
でも登山道の接続はよく分かるので、今日はそちらのメリットを優先しました。
なだらかな稜線で読図が難しく、指導標のおかげで姥子峠に着いたことを知りました。
基本的には地形図を用意するのですが、今回は山と高原地図のみを参照していました。
収録されている赤城山詳細は1:25000ですが、やはり地形図に比べると読み辛く感じます。
でも登山道の接続はよく分かるので、今日はそちらのメリットを優先しました。
本当に鈴を思わせるきれいな形です。
でもその代わりに山頂までは相当急なようです。
行きの鈴ヶ岳への稜線では10人くらいの登山者とすれ違いました。
この急坂ですれ違った方もアップダウンで相当疲れておられました。
でもその代わりに山頂までは相当急なようです。
行きの鈴ヶ岳への稜線では10人くらいの登山者とすれ違いました。
この急坂ですれ違った方もアップダウンで相当疲れておられました。
先着の登山者と入れ替わるように、ようやく待望の鈴ヶ岳山頂(1,564.7m)に到着!!
いや、かなりきつかった…。ちょっと足も攣りかけてました。
このあとの復路に備えて、ここで大休止をとっていきます。
なお鈴ヶ岳山頂は木々に囲まれていて、展望は控えめでした。
いや、かなりきつかった…。ちょっと足も攣りかけてました。
このあとの復路に備えて、ここで大休止をとっていきます。
なお鈴ヶ岳山頂は木々に囲まれていて、展望は控えめでした。
指導標に付けられている、この謎めいた看板。
言いたいことは何となく分かるけど、何だか頓智めいた感じ。
ここで驚くことに今日初めてスマホが電波を捉えました。
さすが鈴ヶ岳という名前だけあって、電話が通じるのかと感心しましたが単に偶然だったかも。
それはともかく、入っていた着信が予想外に仕事絡みだったのであたふたとしました。
結果的には自分が着信に気付くまで数時間掛かっていたことで、既に問題は他の方により解決したようで。
週明けにお礼を言っておかないと。
言いたいことは何となく分かるけど、何だか頓智めいた感じ。
ここで驚くことに今日初めてスマホが電波を捉えました。
さすが鈴ヶ岳という名前だけあって、電話が通じるのかと感心しましたが単に偶然だったかも。
それはともかく、入っていた着信が予想外に仕事絡みだったのであたふたとしました。
結果的には自分が着信に気付くまで数時間掛かっていたことで、既に問題は他の方により解決したようで。
週明けにお礼を言っておかないと。
電話対応のおかげもあってだいぶ休憩をとってから出発しました。
再び来た道を戻っていきます。
行く手には鍬柄山が近くに見えてますが、あそこまでのアップダウンが大変なのはもう身をもって体験しています…。
鈴ヶ岳登山口まではピストンとなるので以下省略しますが、
縦走疲れで相当長く感じました。
意外にも復路でも多くの登山者とすれ違いましたが、
所要時間を考えると昼からでも鈴ヶ岳ピストンは充分に可能でしょう。
再び来た道を戻っていきます。
行く手には鍬柄山が近くに見えてますが、あそこまでのアップダウンが大変なのはもう身をもって体験しています…。
鈴ヶ岳登山口まではピストンとなるので以下省略しますが、
縦走疲れで相当長く感じました。
意外にも復路でも多くの登山者とすれ違いましたが、
所要時間を考えると昼からでも鈴ヶ岳ピストンは充分に可能でしょう。
赤城山総合観光案内所(1,430m)
夜明け前に自転車をデポしたので、周囲が暗くてよく分かりませんでしたが、
観光案内所の入り口付近に自転車を置いていました。
観光案内所の開館時間は9:00〜16:00ということで、
赤城山のバッジを購入するために自転車で出発する前に寄っていきました。
夜明け前に自転車をデポしたので、周囲が暗くてよく分かりませんでしたが、
観光案内所の入り口付近に自転車を置いていました。
観光案内所の開館時間は9:00〜16:00ということで、
赤城山のバッジを購入するために自転車で出発する前に寄っていきました。
装備
個人装備 |
三脚
水筒
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
サングラス
タオル
カメラ
|
---|
感想
谷川岳から赤城山の大きな山塊を眺めてから、ヤマノススメで読んだことも手伝って気になっていました。
暑さに備えて充分な水分とハイドレーション、そして塩まで携行する夏装備で挑みました。
僅かに残雪(これが名残り雪かな)も踏みましたが、もはやアイゼンはただの重りでした。
黒檜山、地蔵岳、鈴ヶ岳と一気に繋いで、初めての赤城を満喫した日となりました。
でも暑いし脚力的にも疲れました。下山後のコーラがめっちゃ美味しかったのはいうまでもありません。
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訪問者数:744人
ロングコースですねぇ!
良く歩かれましたね! いつも通り
YAHOO地図で確認でした。
ヤマノススメが登山案内になっていますね。
登山口での標高がすでに、1353Mもあるのですね!
関東は 町の標高が高いですね。
凄いアップダウンですね。
1,2、、7か所のピークを踏まれ、
そのたびのアップダウンですね。
山行時間 10時間!
朝4:40STARTでも 下山口に15:00と、
ほんとに長い行程ですね。
家から どのくらいかかりますか?
夜中に出発されたのかしら?
その甲斐ある 良い展望をGETされ、
楽しい山歩きをされましたね。
沼のある景色はまた楽しいですね。
連休もたっぷり楽しまれているよう。
レポ 待っています。
まずは ありがとうございました。
こんばんは、mayasanpoさん。
長いレポをご覧いただきまして、ありがとうございました!
行先を選ぶのもけっこう大変で、ヤマノススメが本当に良い登山案内になっています。
ということでどうしても群馬や埼玉に偏ってしまいますね。
赤城は家から3時間弱くらいでした。
それなりに距離があるので、せっかく行くのだからまとめて歩かないと、
ちょっともったいないと思いました。
登山開始したい時刻を基準にして、前の晩から生活サイクルを前倒ししますよ。
帰宅後に出来るだけ早く家事を済ませて就寝。夜中に起きて出発します。
おかげでこれだけの行程が組めるのですから、頑張って早起きする甲斐はありますよ。
赤城は外輪山の麓まで道路が上がってきてるので、標高差自体は小さいです。
街があるというよりは観光地化されてるような感じですね。
GWも天気を選んで、合計4日山行に出ることが出来ました。
おかげで未完成のレポが一気に増えた状態です。
まだ高尾〜陣馬レポに取り掛かったところですが、出来るだけ早くUPしたいです。
今回もありがとうございました。
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