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Yamareco

記録ID: 1466115
全員に公開
ハイキング
丹沢

将軍様も登っていた@鳥屋ノ丸北尾根(頼朝の豪弓ルート)-甲相国境尾根-山伏峠

2018年05月16日(水) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 神奈川県 山梨県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:35
距離
13.2km
登り
778m
下り
777m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:19
休憩
1:17
合計
5:36
距離 13.2km 登り 779m 下り 788m
8:23
9
鳥屋の沢
8:32
8:35
14
頼朝の豪弓入口
8:49
8:58
45
矢頭山
9:43
9:45
65
P1022.6
10:50
10:51
4
鳥屋ノ丸
11:05
11:07
24
11:31
12:16
17
12:33
10
12:43
12:46
14
鉄塔
13:18
13:30
29
13:59
鳥屋の沢
休憩は矢頭山への途中のベンチで軽く休み、P1022.6付近でも倒木に腰掛けてゆっくり休んでいます。鳥屋ノ丸までは合計4回ほど休んでいます。当初ヤマレコ情報で登り切ったところが樅ノ木沢ノ頭となっていて、それを信じていましたが、見慣れた東海自然歩道の道標兼山名標柱がこの横長ピークにはありませんで、東の端まで行ったものの見当たりませんでした。実はここは樅ノ木沢ノ頭ではなく、鳥屋ノ丸と言う別の名の山頂で、樅ノ木沢ノ頭の山頂の道標兼山名標柱は一度東にしっかり下って登り返した油沢ノ頭に近いところのピークにあります。
ちなみに昼食は石保土山のベンチで取りました。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鳥屋の沢付近の道脇
コース状況/
危険箇所等
 矢頭山までは急勾配の階段区間が続き、2コブのピークの間に出ます。そこを左に進んで岩場を下ったところに祠がありますが、何も表記がないので分かりづらいです。国境尾根方面は右のコブを越えて尾根沿いに進みますが、道として整備されていないので、伐採した枝が雑然と放置されていて歩きづらく、マーキングも踏み跡もなくなります。急勾配も何度かでてきますが、下りでこの尾根を使うと絶対間違えるような斜面をよじ登るようなところから出てくる感じになります。P1022.6への尾根へは、上の方でトラバースする杣道が残っていました。このP1022.6には四等三角点があり、地形図では丸く括られていないので、ピークと思わないのですが、ちゃんと突起になっていました。また、全体に鬱蒼とした樹林帯でしたが、ここだけは開けたところでした。そこからは普通の勾配・緩い勾配・急勾配を繰り返して鳥屋ノ丸の横長の山頂の西側に出ます(ヤマレコ情報では樅ノ木沢ノ頭になっていますが、誤りです)。
 甲相国境尾根は特に問題なし。西沢ノ頭から先に北側が崩落したヤセ尾根も出てきますが、ルート自体はきちんと整備されています。
 水ノ木分岐の北側の「行き止まり」表示のルートは東電の管理径路で、この辺に多い鉄塔までのルートです。真っ直ぐ進むと数百mで鉄塔に至りますが、左右が地滑りで地肌むき出しのところに鉄塔が立っていて迫力がありました。途中、分岐があって斜面をトラバースしながら下ると次の鉄塔のところに出られるようですが、その先は道があるのかどうか分かりません。
 山伏峠もこれまでと何ら変わりありませんが、途中分岐がたくさんあって混乱しやすいです。どれも結局山伏トンネルの方に出られますが、正規のトンネル東側に出るルートは、一部トラバース区間が崩れ気味で狭くなっているので、要注意です。
朝5時半に自宅を出発。早い時間ながら、国道246号はもう渋滞する区間がありましたが、いつもの丹沢ビューポイントではしっかり大山からの東丹沢の稜線がくっきり見えました。暑くなりそうですが、いい登山日和です。
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朝5時半に自宅を出発。早い時間ながら、国道246号はもう渋滞する区間がありましたが、いつもの丹沢ビューポイントではしっかり大山からの東丹沢の稜線がくっきり見えました。暑くなりそうですが、いい登山日和です。
まずは下山後に使うチャリを山伏トンネル横の公園に下ろしておきます。今何か工事をしていて、登山道入口付近にも重機が入っていました。
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まずは下山後に使うチャリを山伏トンネル横の公園に下ろしておきます。今何か工事をしていて、登山道入口付近にも重機が入っていました。
こんな感じで括り付けておき、そこから戻って鳥屋の沢の橋に向かいます。
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こんな感じで括り付けておき、そこから戻って鳥屋の沢の橋に向かいます。
車は鳥屋の沢キャンプ場方面に少し進んだところの脇にある橋を渡ってすぐの道端の広場で、畑かどうかを確認してみたら、ただの平地でしたので、そこに軽トラを止めておきました。
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車は鳥屋の沢キャンプ場方面に少し進んだところの脇にある橋を渡ってすぐの道端の広場で、畑かどうかを確認してみたら、ただの平地でしたので、そこに軽トラを止めておきました。
鳥屋の沢の細い橋を渡ってすぐのところに矢頭山への登山口があり、そこに「頼朝の豪弓」と書かれた標柱が立っています。それによると、源頼朝が矢頭山から放った矢が、一里先の矢崎まで飛んだとか。「的様」もそうですが、道志には源頼朝由来の逸話が結構あるんですね。
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鳥屋の沢の細い橋を渡ってすぐのところに矢頭山への登山口があり、そこに「頼朝の豪弓」と書かれた標柱が立っています。それによると、源頼朝が矢頭山から放った矢が、一里先の矢崎まで飛んだとか。「的様」もそうですが、道志には源頼朝由来の逸話が結構あるんですね。
最初の階段区間は結構な勾配でしたが、その後の階段もなかなか疲れます。画像のように途中にベンチが2箇所設けられていました。
最初の階段区間は結構な勾配でしたが、その後の階段もなかなか疲れます。画像のように途中にベンチが2箇所設けられていました。
階段が終わると一般登山道並みと言う感じの勾配になります。もう山頂が見えてきました。
階段が終わると一般登山道並みと言う感じの勾配になります。もう山頂が見えてきました。
上に出ると、右にピークがあるのですが、そこには何もなし。戻って左側のコブを確認してみます。
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上に出ると、右にピークがあるのですが、そこには何もなし。戻って左側のコブを確認してみます。
軽い鞍部のようになったところから登ってきましたが、左側には岩が盛り上がったところがあります。
軽い鞍部のようになったところから登ってきましたが、左側には岩が盛り上がったところがあります。
そちらに進んで上から見下ろすと、2mほどの段差になっていて、下に祠らしきものがありました。右から回り込んで下ってみます。
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そちらに進んで上から見下ろすと、2mほどの段差になっていて、下に祠らしきものがありました。右から回り込んで下ってみます。
下ってみるとこの祠がありました。これがどうやら頼朝の豪弓由来のもののようです。ただし、ここにも何ら説明書きはありませんでした。
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下ってみるとこの祠がありました。これがどうやら頼朝の豪弓由来のもののようです。ただし、ここにも何ら説明書きはありませんでした。
もう一度右のピーク側に戻って先に進みます。緩やかな下りになります。ここから先は、しばらく伐採した枝が雑然と捨て置かれていて、大変歩きづらい区間が続きます。
もう一度右のピーク側に戻って先に進みます。緩やかな下りになります。ここから先は、しばらく伐採した枝が雑然と捨て置かれていて、大変歩きづらい区間が続きます。
そしてまた急勾配の登りになりますが、そう長くは続かないので助かります。
そしてまた急勾配の登りになりますが、そう長くは続かないので助かります。
すると再びこんな緩い区間になりますが、やはり木の枝を掃ったり避けたりしながら進みます。
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すると再びこんな緩い区間になりますが、やはり木の枝を掃ったり避けたりしながら進みます。
また結構厳しい勾配になってきました。四つん這いほどではないものの、ストックを土に突き刺して軟らかくなった急斜面で支えにして登りました。
また結構厳しい勾配になってきました。四つん這いほどではないものの、ストックを土に突き刺して軟らかくなった急斜面で支えにして登りました。
尾根の肩に出たところ。振り返って撮っていますが、下りで使うと右に直進したくなります。登ってきた左側は下の方で尾根に見えるものの、直下はただの斜面みたいです。
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尾根の肩に出たところ。振り返って撮っていますが、下りで使うと右に直進したくなります。登ってきた左側は下の方で尾根に見えるものの、直下はただの斜面みたいです。
しばらくまた穏やかな区間になりますが、こんな標柱もありました。昔の村の境界標柱なんでしょうかね?
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しばらくまた穏やかな区間になりますが、こんな標柱もありました。昔の村の境界標柱なんでしょうかね?
巨大倒木。かなり崩れているので、大分前に倒れたものなんでしょうが、相当太い幹です。
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巨大倒木。かなり崩れているので、大分前に倒れたものなんでしょうが、相当太い幹です。
もう少しで三角点のあるP1022.6への分岐になりますが、その支尾根の始まるところまで登る手前に、杣道を発見。このままトラバースして隣の尾根に進めそうです。
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もう少しで三角点のあるP1022.6への分岐になりますが、その支尾根の始まるところまで登る手前に、杣道を発見。このままトラバースして隣の尾根に進めそうです。
真ん中の二本の木の下を通ってその裏側に進みますと、向こうの尾根に出られます。道はまだしっかり残っていましたが、使われている形跡はないですね。
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真ん中の二本の木の下を通ってその裏側に進みますと、向こうの尾根に出られます。道はまだしっかり残っていましたが、使われている形跡はないですね。
隣の尾根に合流。ここを左に少し下って行けば三角点があります。
隣の尾根に合流。ここを左に少し下って行けば三角点があります。
そこは突然杉の植林が途切れて開けたところになります。日差しをモロに浴びるので、結構暑いですが、風が少し吹いていたために助かりました。
そこは突然杉の植林が途切れて開けたところになります。日差しをモロに浴びるので、結構暑いですが、風が少し吹いていたために助かりました。
ここはわずかながらも登り返してピークになっています。しかし、名もないところですからわざわざ来るまでもないのですが、三角点があるのでわざわざやってきました。すると、手前にこんなものが。偽ピークならぬ偽三角点です(笑。良く見たら、「三」ではなくて横線が4本ありますね。「二一一」なんでしょうか?
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ここはわずかながらも登り返してピークになっています。しかし、名もないところですからわざわざ来るまでもないのですが、三角点があるのでわざわざやってきました。すると、手前にこんなものが。偽ピークならぬ偽三角点です(笑。良く見たら、「三」ではなくて横線が4本ありますね。「二一一」なんでしょうか?
少し下ったところに本物の三角点がありました。四等三角点ですが、ちょっと新し目ですね。
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少し下ったところに本物の三角点がありました。四等三角点ですが、ちょっと新し目ですね。
ここからは御正体山が真正面に見えます。このルートで見晴らしが良かったのはここだけですね。
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ここからは御正体山が真正面に見えます。このルートで見晴らしが良かったのはここだけですね。
こんな花が咲いていましたが、なんだかサッパリ分かりません。Facebookの「丹沢ハイキング」グループのページでアップしたら、kazikaさんが「ヒメハギ」だと教えて下さいました。とても小さい花ですが、日差しをいっぱい浴びて育っていました。
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こんな花が咲いていましたが、なんだかサッパリ分かりません。Facebookの「丹沢ハイキング」グループのページでアップしたら、kazikaさんが「ヒメハギ」だと教えて下さいました。とても小さい花ですが、日差しをいっぱい浴びて育っていました。
戻って杣道の出口を通過します。ストックの指す方から来ましたが、今度は尾根を直登します。勾配はキツいです。
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戻って杣道の出口を通過します。ストックの指す方から来ましたが、今度は尾根を直登します。勾配はキツいです。
途中見かけたキノコ。今の時期もしっかり傘を開くやつもあるんですね。
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途中見かけたキノコ。今の時期もしっかり傘を開くやつもあるんですね。
尾根の分岐に立って振り返ったところ。右がP1022.6方面で、左が矢頭山方面です。
尾根の分岐に立って振り返ったところ。右がP1022.6方面で、左が矢頭山方面です。
そこからもしばらくキツい勾配の登りが続きます。気温は大したことないのですが、さすがに汗をかきますので、水分補給と塩熱サプリを飲んでおきました。
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そこからもしばらくキツい勾配の登りが続きます。気温は大したことないのですが、さすがに汗をかきますので、水分補給と塩熱サプリを飲んでおきました。
細尾根になって真ん中を岩が覆うところがありました。こんな具合に、岩の上に木が根を張っていましたが、逞しいものですね。
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細尾根になって真ん中を岩が覆うところがありました。こんな具合に、岩の上に木が根を張っていましたが、逞しいものですね。
キツイ登りが済んで尾根の肩に乗ると支尾根も合流する形になるところがここともう一つありました。どちらも振り返って見ると左から出てきましたが、下りでは本当に間違えやすいので要注意ですね。
キツイ登りが済んで尾根の肩に乗ると支尾根も合流する形になるところがここともう一つありました。どちらも振り返って見ると左から出てきましたが、下りでは本当に間違えやすいので要注意ですね。
この辺から巨木が目立つようになってきました。これはブナではなく松のようでした。
この辺から巨木が目立つようになってきました。これはブナではなく松のようでした。
時々尾根の勾配が強くなります。黙々と下を見て歩いていたら、木を削ったかすが散らばっていたので上を見ると、こんなになっていました。どうやらキツツキが頑張っちゃったみたいです。
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時々尾根の勾配が強くなります。黙々と下を見て歩いていたら、木を削ったかすが散らばっていたので上を見ると、こんなになっていました。どうやらキツツキが頑張っちゃったみたいです。
最後の登りも大変でしたが、あと少しのところにきて手前に偽ピークがあって、後にまだ尾根が続くのを見るとガッカリしますね。
最後の登りも大変でしたが、あと少しのところにきて手前に偽ピークがあって、後にまだ尾根が続くのを見るとガッカリしますね。
偽ピークから200mくらい進むと、今度は本当のピークに至ります。ここはもう甲相国境尾根になります。
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偽ピークから200mくらい進むと、今度は本当のピークに至ります。ここはもう甲相国境尾根になります。
やっと国境尾根のルートに出ました。ちょっとだけ鳥屋ノ丸のピークより西側になります。
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やっと国境尾根のルートに出ました。ちょっとだけ鳥屋ノ丸のピークより西側になります。
振り返って出て来た尾根を指しています。「J五○四」の杭の裏に始まる尾根です。下りでは支尾根がたくさんあるので、細かいルートファインディングは必須になります。
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振り返って出て来た尾根を指しています。「J五○四」の杭の裏に始まる尾根です。下りでは支尾根がたくさんあるので、細かいルートファインディングは必須になります。
せっかくだから樅ノ木沢ノ頭のピークのところに行ってみますが、この細長いピークのどこにも山名表示板はありませんでしたね。それもそのはず、ヤマレコ情報ではこの細長ピークが樅ノ木沢ノ頭となっているのに、実はそれはもっと東側のピークになり、そちらに道標兼山名標柱が立っています。ここの横長ピークは鳥屋ノ丸と言います。
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せっかくだから樅ノ木沢ノ頭のピークのところに行ってみますが、この細長いピークのどこにも山名表示板はありませんでしたね。それもそのはず、ヤマレコ情報ではこの細長ピークが樅ノ木沢ノ頭となっているのに、実はそれはもっと東側のピークになり、そちらに道標兼山名標柱が立っています。ここの横長ピークは鳥屋ノ丸と言います。
鳥屋ノ丸から西沢ノ頭辺りまではツツジが結構残っていました。この辺でこの日唯一のハイカーとすれ違いました。
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鳥屋ノ丸から西沢ノ頭辺りまではツツジが結構残っていました。この辺でこの日唯一のハイカーとすれ違いました。
晴れているはずなのに、世附方面の南側はかなりガスってます。風も南西からそこそこ吹いていて、結構涼しかったです。
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晴れているはずなのに、世附方面の南側はかなりガスってます。風も南西からそこそこ吹いていて、結構涼しかったです。
甲相国境尾根に多い土嚢階段が出てきました。ここを登れば西沢ノ頭です。
甲相国境尾根に多い土嚢階段が出てきました。ここを登れば西沢ノ頭です。
西沢ノ頭に到着。右膝裏の具合はやはり3週前に痛めたままで、筋肉痛ではないために歩いたからと言って消える訳でもないですね。
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西沢ノ頭に到着。右膝裏の具合はやはり3週前に痛めたままで、筋肉痛ではないために歩いたからと言って消える訳でもないですね。
その先の小ピークの付近から南に下れば世附の樅ノ木林道に出られるビリ沢歩道と言う古道のはずなんですが、今回は右膝に加えて左足裏の筋も痛いままで、悪いことに右かかとの靴擦れの兆候も現われたので、そっちのルートは断念。このまま甲相国境尾根を縦走します。
その先の小ピークの付近から南に下れば世附の樅ノ木林道に出られるビリ沢歩道と言う古道のはずなんですが、今回は右膝に加えて左足裏の筋も痛いままで、悪いことに右かかとの靴擦れの兆候も現われたので、そっちのルートは断念。このまま甲相国境尾根を縦走します。
次の名のあるピークは石保土山になりますが、途中まだいくつかの名無し小ピークがあります。長い登りにはなりませんので、さほど足に負担はないです。
次の名のあるピークは石保土山になりますが、途中まだいくつかの名無し小ピークがあります。長い登りにはなりませんので、さほど足に負担はないです。
一つ目の名無しピークには道標が立っています。山伏峠までは2.6kmとなっていますが、山伏分岐まではもう2km弱ですね。
一つ目の名無しピークには道標が立っています。山伏峠までは2.6kmとなっていますが、山伏分岐まではもう2km弱ですね。
再びしっかりした階段の登りになります。
再びしっかりした階段の登りになります。
次の名無しピークにも東海自然歩道の道標が設置されていますが、この古いタイプの木の道標は、結構新しい金属製のものに取り替えられているところが多くなってきましたね。
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次の名無しピークにも東海自然歩道の道標が設置されていますが、この古いタイプの木の道標は、結構新しい金属製のものに取り替えられているところが多くなってきましたね。
今年初めて見たヘビ。30cmくらいの小さいやつでしたが、近付くとちゃっかり威嚇してました。カメラを向けると猛ダッシュで薮の中に逃げ込んでました。
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今年初めて見たヘビ。30cmくらいの小さいやつでしたが、近付くとちゃっかり威嚇してました。カメラを向けると猛ダッシュで薮の中に逃げ込んでました。
この辺からはもうあまり起伏もなくなって大分歩きやすい区間が続きます。
この辺からはもうあまり起伏もなくなって大分歩きやすい区間が続きます。
少しして、再び登りになりましたが、ほどなくベンチのある石保土山に到着。途中から結構腹が減っていたので、ここで昼食タイムにしました。
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少しして、再び登りになりましたが、ほどなくベンチのある石保土山に到着。途中から結構腹が減っていたので、ここで昼食タイムにしました。
菰釣山から下ってブナノ丸からずっと1300m前後のピークが揃っているのが甲相国境尾根の西側区間の特徴ですね。ここもほぼ1300mになります。
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菰釣山から下ってブナノ丸からずっと1300m前後のピークが揃っているのが甲相国境尾根の西側区間の特徴ですね。ここもほぼ1300mになります。
石保土山にはご覧のように三等三角点があります。この日は二つ目の三角点でした。
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石保土山にはご覧のように三等三角点があります。この日は二つ目の三角点でした。
ベンチでは久しぶりに「ラ峰・丹々麺」にしました(^∇^)v 調理中に丁度12時になり、時間的にはドンピシャでしたね。
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ベンチでは久しぶりに「ラ峰・丹々麺」にしました(^∇^)v 調理中に丁度12時になり、時間的にはドンピシャでしたね。
昼食後に記念写真を撮って山伏峠に向かいます。
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昼食後に記念写真を撮って山伏峠に向かいます。
石保土山から先はザレた細尾根も出てくるようになり、北側の斜面が地滑りした箇所も何度か見られました。歩道そのものはきちんと整備されていて問題ないです。
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石保土山から先はザレた細尾根も出てくるようになり、北側の斜面が地滑りした箇所も何度か見られました。歩道そのものはきちんと整備されていて問題ないです。
ほとんど起伏のない区間が続きます。
ほとんど起伏のない区間が続きます。
そして尾根が右に折れ曲がるピークに到着。要所小屋ノ頭と言う名が付いていますが、山名表示はありません。ここが現在の水の木分岐になり、道標の後の尾根を進むと西丸・東丸を経て、世附の水の木に出られます。
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そして尾根が右に折れ曲がるピークに到着。要所小屋ノ頭と言う名が付いていますが、山名表示はありません。ここが現在の水の木分岐になり、道標の後の尾根を進むと西丸・東丸を経て、世附の水の木に出られます。
要所小屋ノ頭から下ると、右にしっかりした径路が見えてきました。
要所小屋ノ頭から下ると、右にしっかりした径路が見えてきました。
鞍部に下り切ると元の水の木分岐があります。この道標を見て後ろのトラバースを進むと、すぐ先で足場の崩れた超危険箇所になります。
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鞍部に下り切ると元の水の木分岐があります。この道標を見て後ろのトラバースを進むと、すぐ先で足場の崩れた超危険箇所になります。
まだ時間も早いので、せっかくだから水の木方面とは反対側の北面の径路を確認しに行ってみます。前から気になっていました。
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まだ時間も早いので、せっかくだから水の木方面とは反対側の北面の径路を確認しに行ってみます。前から気になっていました。
この作業径路はかなりしっかりしていて歩きやすいです。
この作業径路はかなりしっかりしていて歩きやすいです。
ご覧のように東電の径路であることが分かりますが、分岐がありました。ここは直進してみます。
ご覧のように東電の径路であることが分かりますが、分岐がありました。ここは直進してみます。
するとこの鉄塔に出て終了。なかなか迫力満点のところでした。途中の分岐を進めば、この次の鉄塔の方に下れるようです。
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するとこの鉄塔に出て終了。なかなか迫力満点のところでした。途中の分岐を進めば、この次の鉄塔の方に下れるようです。
鉄塔の右側も地滑りしていて、赤土がむき出していますね。上から見ていると薄気味悪いです。
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鉄塔の右側も地滑りしていて、赤土がむき出していますね。上から見ていると薄気味悪いです。
径路を戻りますが、分岐で次の鉄塔まではどんどん下って行ってしまうため、戻るのが面倒なのでそのまま戻りました。2つめの鉄塔の先に道があるのかどうかは分かりませんが、山伏トンネル方面の斜面は国道側からは道らしきものは見えませんし、間に川を挟むはずですが、橋はないので、国道側には抜けられないかも知れませんね。後日検証しておきます。
径路を戻りますが、分岐で次の鉄塔まではどんどん下って行ってしまうため、戻るのが面倒なのでそのまま戻りました。2つめの鉄塔の先に道があるのかどうかは分かりませんが、山伏トンネル方面の斜面は国道側からは道らしきものは見えませんし、間に川を挟むはずですが、橋はないので、国道側には抜けられないかも知れませんね。後日検証しておきます。
大棚ノ頭の近くの鉄塔から見た西丸。こうして見ると尖ったピークなんですね。
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大棚ノ頭の近くの鉄塔から見た西丸。こうして見ると尖ったピークなんですね。
そして日向に咲いていた可愛らしい花。カタバミと言う花だそうです。葉っぱが面白い形です。
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そして日向に咲いていた可愛らしい花。カタバミと言う花だそうです。葉っぱが面白い形です。
そしてあっさりと山伏峠分岐に到着。
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そしてあっさりと山伏峠分岐に到着。
下りながらいくつかの分岐を進みますが、この苗木保護のところが大きな分かれ目で、右に下るのが山伏トンネルの道志側に出る正規の登山ルートになり、左側にほぼ直進するのがトンネルの西バス停のある山中湖側に出るルートです。途中こまごまと分岐があり、どれもどちらかの道にまた合流するようになっていますが、道標はないので分かりづらいですね。
下りながらいくつかの分岐を進みますが、この苗木保護のところが大きな分かれ目で、右に下るのが山伏トンネルの道志側に出る正規の登山ルートになり、左側にほぼ直進するのがトンネルの西バス停のある山中湖側に出るルートです。途中こまごまと分岐があり、どれもどちらかの道にまた合流するようになっていますが、道標はないので分かりづらいですね。
先ほどの分岐を右に下るとここに出ます。ルート上ではここが山伏峠ですが、本来はトンネルの上の辺りが「峠」のようですから、そっちまで行ってみます。
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先ほどの分岐を右に下るとここに出ます。ルート上ではここが山伏峠ですが、本来はトンネルの上の辺りが「峠」のようですから、そっちまで行ってみます。
最初のコブを越えますが、その先でちょっと広くなったところがありました。そこが本来の山伏峠なんでしょうか。
最初のコブを越えますが、その先でちょっと広くなったところがありました。そこが本来の山伏峠なんでしょうか。
そのまましばらく先まで行ってみましたが、木々に覆われて見晴らしはダメで、国道のトンネルを走るバイクや車の排気音ばかりが響き、面白味は皆無でした。先まで行ってもきりがないので、ここらでUターン。
そのまましばらく先まで行ってみましたが、木々に覆われて見晴らしはダメで、国道のトンネルを走るバイクや車の排気音ばかりが響き、面白味は皆無でした。先まで行ってもきりがないので、ここらでUターン。
国道に下る分岐まで戻ってきました。そう言えば去年の夏に御正体-石棚山を縦走した際に、ここを使って下ってきたんでしたっけ。あまりに印象に薄いルートなんで、忘れていました。
国道に下る分岐まで戻ってきました。そう言えば去年の夏に御正体-石棚山を縦走した際に、ここを使って下ってきたんでしたっけ。あまりに印象に薄いルートなんで、忘れていました。
後はトンネルの東側に出るルートで帰ります。トラバース区間が続くのですが、一部足場が崩れかけて薄くなったところもあるので注意が必要です。
後はトンネルの東側に出るルートで帰ります。トラバース区間が続くのですが、一部足場が崩れかけて薄くなったところもあるので注意が必要です。
登山道入口まで戻ってきました。時間はまだ午後1時40分くらいです。
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登山道入口まで戻ってきました。時間はまだ午後1時40分くらいです。
そして朝くくり付けておいたチャリを外して下るだけです。
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そして朝くくり付けておいたチャリを外して下るだけです。
国道をすいすい下って鳥屋の沢に戻ってきました。4kmほどの距離でしたが、とても快適ですね。時間はまだ午後2時です。
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国道をすいすい下って鳥屋の沢に戻ってきました。4kmほどの距離でしたが、とても快適ですね。時間はまだ午後2時です。
そしてすぐ近くに置いた軽トラに積んで、帰りの準備が完了。足の痛みは右膝裏は相変わらずですが、左足裏の筋はいつの間にか消えてくれました。
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そしてすぐ近くに置いた軽トラに積んで、帰りの準備が完了。足の痛みは右膝裏は相変わらずですが、左足裏の筋はいつの間にか消えてくれました。
時間も早いし、せっかくだから山中湖に下って三国峠方面の県道に進み、パノラマ台から富士山を見てからもう一度道志経由で帰宅しました。
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時間も早いし、せっかくだから山中湖に下って三国峠方面の県道に進み、パノラマ台から富士山を見てからもう一度道志経由で帰宅しました。
これが今回歩いた(走った)コースマップ。 歩いた区間は8.6kmほどで、自転車は4kmほどになります。時間的にはゆとりがあったので、後日またビリ沢歩道-西丸東尾根-山伏歩道のルートで一周してこようと思います。何はともあれ、将軍様の登った矢頭山経由で鳥屋ノ丸の北尾根を抜けたことで、一層裏丹沢ルートが楽しくなりました。
これが今回歩いた(走った)コースマップ。 歩いた区間は8.6kmほどで、自転車は4kmほどになります。時間的にはゆとりがあったので、後日またビリ沢歩道-西丸東尾根-山伏歩道のルートで一周してこようと思います。何はともあれ、将軍様の登った矢頭山経由で鳥屋ノ丸の北尾根を抜けたことで、一層裏丹沢ルートが楽しくなりました。

感想

 東丹沢はヒルが出る季節になりましたので、今回は裏丹沢の最奥の方を歩いてきました。まだ歩いたことのない尾根で、「頼朝の豪弓」と名の付いた逸話のある矢頭山経由で甲相国境尾根の鳥屋ノ丸(ヤマレコ情報では樅ノ木沢ノ頭と誤表記)に出るルートを歩いてみるのがメインの目的です。その後は油沢ノ頭から北に戻れそうな尾根もあるので、それを使って一周も考えましたが、それだと短すぎるかなと思い、当初西沢ノ頭の手前の名無しピークから南に下り、樅ノ木林道に出て西丸東尾根経由で国境尾根に戻って山伏峠から帰ろうとも考えました。しかし、もう3週前になる蛭ヶ岳への山行時に、後半から右膝裏側の腱の痛みがずっと残り、前回のドーカク尾根の時はそれに加え左足親指付け根から土踏まずまでの筋が痛くなって、これらがまだ治っていない状態でした。ですから、ロングコースになると後が大変だから、とにかく最初の登りを抜け切ってからどうするか決めることにしました。
 矢頭山から鳥屋ノ丸に抜ける尾根道は、途中の支尾根に三角点のある小ピークがあり、それに寄ってから国境尾根に向かいましたが、このルートは三個所で急勾配区間がありました。登りならともかく、支尾根が多い上に本線が尾根に見えない斜面を登ることがあるので、このルートは下りだとかなりミスコースしやすいでしょう。マーキングはありませんし、踏み跡もほとんどありません。しかし、面白いルートなので、もっと使われても良さそうな印象のルートでした。
 国境尾根にはまだ一部区間でツツジが咲いていましたが、そろそろ終わりの時期になってきましたね。天気は晴れているのに、南の世附側を見ると真っ白にガスっていました。足の具合はやはり痛みが残ったままなので、金山沢-樅ノ木沢方面には下らず、そのまま国境尾根を縦走することにしました。昼食は石保土山のベンチで取りましたが、調理中に正午になって丁度良かったです。
 水ノ木分岐には大分早く到着したので、前から気になっていた北側の作業径路がどうなっているのか確認しに行ってみました。しっかりした道で、鉄塔管理用のものでした。 途中、分岐がありましたが、直進したら最初の鉄塔で終了。分岐の先は次の鉄塔まで向かえそうですが、どんどん下ってしまうので、後が大変になりそうですから、ここはそのまま戻りました。
 山伏峠も石棚分岐方面に少し進んだところに本来の「峠」があるようなので、これもちょっと寄ってみましたが、これと言って何もなし。そう言えば去年御正体山-石棚山を縦走した際に、ここを使って下りたことを思い出しましたが、記憶に残らない地味なルートでしたね。
 山伏トンネルの脇の公園に朝くくり付けておいた自転車でスイスイ国道413号を下って鳥屋ノ沢まで下り、車を止めておいたところに戻ったのが午後2時。まだまだ時間に余裕があったので、山中湖側に出て三国峠の県道を登り、パノラマ台で富士山をパチリとやって帰りました。
 それにしても、膝の腱はなかなか元に戻らないもんですね。痛みは軽いものなんですが、この違和感はやはり気になりますね。山歩きにはそう問題のないレベルの痛みなので、今後も週一登山を続けていく予定ですが、足の痛みよりも体重を落としてへばらないようにしないといけませんね(^∇^)b

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