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記録ID: 1481324
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰

鶏頭山、中岳、早池峰縦走

2018年05月29日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
05:49
距離
20.7km
登り
1,546m
下り
1,574m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:40
休憩
0:09
合計
5:49
距離 20.7km 登り 1,547m 下り 1,582m
7:39
8
8:37
8:38
10
8:48
14
9:02
39
10:37
10:38
26
11:04
33
11:37
11:40
2
11:42
11:43
4
11:52
11:53
6
11:59
17
12:16
10
12:26
12:27
13
12:40
12:41
9
12:50
34
13:28
ゴール地点
昨年の同時期よりも残雪が少なめだったこともあり、6時間かからずに踏破できた。
早池峰→中岳→鶏頭山の順番で、シャトルバス運行期間中に踏破することをおすすめするが、それでもコースタイムで9時間の長いルート。
始発の岳5:30に乗れるようにしたいところ。
天候 晴天
過去天気図(気象庁) 2018年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
岳から小田越方面のシャトルバスは、6月10日(日)〜8月5日(日)までの土日祝に運行。
シャトルバス運行時はマイカー規制があり、シャトルバス利用が前提となる。
コース状況/
危険箇所等
鶏頭山までは残雪なし。
鶏頭山から中岳に残雪があり、ルートファインディングのスキルが求められる。
中岳から早池峰の鞍部のオオシラビソ林に残雪があり、多少のルートファインディングスキルが求められる。
今後、融雪により状況はよい方向に向かうので、あまり気にしなくてもよいと思う。

鶏頭山から中岳の区間は、倒木が多いため、大きなリュックや身長によっては苦労を強いられる。
結構な数の倒木があるので、体力のロスはそれなりに考慮する必要がある。
その他周辺情報 下山後の日帰り入浴の最寄は、ホテルベルンドルフ(500円 13:00〜)
宿泊もできる。
いつもスタッフの方達はよい対応をしてくれる。
残念ながら温泉ではない。
いきなり鶏頭山避難小屋
ここまで45分。
1
いきなり鶏頭山避難小屋
ここまで45分。
ツバメオモト
今シーズンもお初の出会いは、この山で。
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ツバメオモト
今シーズンもお初の出会いは、この山で。
ツクバネソウ
ミヤマキンバイだ!
これが見られはじめると…
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ミヤマキンバイだ!
これが見られはじめると…
ドーンとニセ鶏頭が見える
ここまではたいした展望もないので、一気に開けた景色が気持ちいい。
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ドーンとニセ鶏頭が見える
ここまではたいした展望もないので、一気に開けた景色が気持ちいい。
ここからはミヤマキンバイだらけ
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ここからはミヤマキンバイだらけ
あー、幸せな景色
3
あー、幸せな景色
とにかくたくさん咲いている
3
とにかくたくさん咲いている
ミヤマシオガマ
そして、ヒメコザクラ
今年も出会えた。
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そして、ヒメコザクラ
今年も出会えた。
ニセ鶏頭でジャンプ
14
ニセ鶏頭でジャンプ
この山の半分はミヤマキンバイでできているのではないか…
そう思うくらいたくさんある。
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この山の半分はミヤマキンバイでできているのではないか…
そう思うくらいたくさんある。
ショウジョウバカマ
1
ショウジョウバカマ
イワベンケイ
鶏頭山
山頂でジャンプ
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鶏頭山
山頂でジャンプ
これから向かう中岳、早池峰を見据える。
右端は薬師岳。
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これから向かう中岳、早池峰を見据える。
右端は薬師岳。
コミヤマカタバミ
4
コミヤマカタバミ
縦走路を振り返る
この縦走路は展望がいいと記載されていたこともあるが、全体的にはそんなに展望はよくない。
樹林帯を歩く時間のほうが長い。
しかし、時折このような展望が開け、心躍る。
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縦走路を振り返る
この縦走路は展望がいいと記載されていたこともあるが、全体的にはそんなに展望はよくない。
樹林帯を歩く時間のほうが長い。
しかし、時折このような展望が開け、心躍る。
中岳山頂付近の岩塊
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中岳山頂付近の岩塊
チシマアマナ
こういう岩をしばらく乗り越えて行くと中岳山頂
ロープが設置されていたりと配慮はされているが、バランスを崩せばケガにつながる可能性もある気の抜けない区間だ。
こういう岩をしばらく乗り越えて行くと中岳山頂
ロープが設置されていたりと配慮はされているが、バランスを崩せばケガにつながる可能性もある気の抜けない区間だ。
中岳山頂
元気よくジャンプ
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中岳山頂
元気よくジャンプ
早池峰山頂方面を遠望する
3
早池峰山頂方面を遠望する
オオシラビソ林に残雪あり
ルートファインディングはそんなには難しくはないけれど、夏道を見失わないように。
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オオシラビソ林に残雪あり
ルートファインディングはそんなには難しくはないけれど、夏道を見失わないように。
あきらケルン
来年で60周年となる。
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あきらケルン
来年で60周年となる。
ケルン付近のヒメコザクラに英気をもらう
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ケルン付近のヒメコザクラに英気をもらう
ここから正念場
という気持ちを何回抱いたか。
勝負所が多い縦走路だ。
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ここから正念場
という気持ちを何回抱いたか。
勝負所が多い縦走路だ。
縦走路ももうじき終わり
振り返ってみる。
2
縦走路ももうじき終わり
振り返ってみる。
早池峰山頂到着
青空か気持ちいい。
早池峰山頂到着
青空か気持ちいい。
薬師岳を背に、ジャンプ。
空中姿勢がキレイに決まった。
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薬師岳を背に、ジャンプ。
空中姿勢がキレイに決まった。
早池峰山頂といえばこの岩
この岩に登らずして、早池峰登頂とは言えない。
わけではないけれど。
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早池峰山頂といえばこの岩
この岩に登らずして、早池峰登頂とは言えない。
わけではないけれど。
薬師岳を望む
これから下る小田越コースも明瞭に見える。
薬師岳を望む
これから下る小田越コースも明瞭に見える。
御田植場付近の残雪
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御田植場付近の残雪
ハシゴ
上から見ても、下から見てもスゴイけれど、使ってみると案外そうでもない。
2
ハシゴ
上から見ても、下から見てもスゴイけれど、使ってみると案外そうでもない。
ナンブイヌナズナ
わーい
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ナンブイヌナズナ
わーい
早池峰で一番好きな風景。
これが見られるから小田越が好き。
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早池峰で一番好きな風景。
これが見られるから小田越が好き。
五合目から山頂方面を見返す
長い道のりだったが、この先もまだまだ長いのである。
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五合目から山頂方面を見返す
長い道のりだったが、この先もまだまだ長いのである。
とにかくあちらこちらにミヤマキンバイ
踏まないように慎重になる。
とにかくあちらこちらにミヤマキンバイ
踏まないように慎重になる。
ナンブイヌナズナ
登山道から少し離れたところに。
4
ナンブイヌナズナ
登山道から少し離れたところに。
一合目
この先、小田越登山口までは少々の残雪あり。
特に危険ではないけれど、今後踏み抜きに注意。
1
一合目
この先、小田越登山口までは少々の残雪あり。
特に危険ではないけれど、今後踏み抜きに注意。
小田越登山口
ここからロードランニング
およそ8km、標高差500mダウン。
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小田越登山口
ここからロードランニング
およそ8km、標高差500mダウン。
登山口付近にはミツバオウレンがたくさん咲いていた
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登山口付近にはミツバオウレンがたくさん咲いていた
河原ノ坊
ここで水を汲む。
冷たい水を飲み、少し活力が蘇る。
河原ノ坊
ここで水を汲む。
冷たい水を飲み、少し活力が蘇る。
清廉の滝
清らかで涼しげ。
清廉の滝
清らかで涼しげ。

感想

昨年歩いたこの縦走路をまた歩きたいと思い、晴天と花のタイミングにあわせて行って来た。
今年は融雪も早めであり、昨年よりも数日遅らせたことで、残雪歩きを少なくできるのでは、との期待も込めて歩いて来た。
案の定、縦走路の残雪は昨年よりもはるかに少なめで、ルートファインディングや踏み抜きで苦労することは少なかった。

さて、期待していた花はというと。
ミヤマキンバイのあまりの多さは、あいかわらず。
これを見るだけで幸せを感じるし、足を止める回数も時間もとにかく増える。
それに加えて、早池峰山塊の固有種のヒメコザクラがあちらこちらに咲いている。
黄色と白と、それはもうたくさんの花が一面に広がる。
来て良かった。

昨年より数日遅いだけではあるが、融雪のタイミングが異なるだけでずいぶん花の数も種類も違っていた。
特にセリバオウレンの数が多く、雪融け後のいいタイミングで訪れることができた。
来て良かった。

スキーもしまったことだし、これからしばらくは花を巡る山旅を楽しみたい。

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