立山、剱岳

- GPS
- 56:00
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 2,039m
- 下り
- 2,041m
コースタイム
- 山行
- 5:12
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 6:50
- 山行
- 8:05
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 9:30
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
剣山荘でルート図もらえます |
| その他周辺情報 | 雷鳥沢ヒュッテに泊ったので白濁の外湯にゆっくり浸かれました。 最終日下山後はグリーンパーク吉峰の温泉に寄りましたが、平日の午前中は老人たちの憩いの場になってました。 |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
感想
今回は立山を縦走し、剣山荘に1泊して別山尾根から剱岳に登り、雷鳥沢ヒュッテでまったりして下山する2泊3日の山旅。初日の午前3時前に自宅を愛車で出発、午前7時少し前に立山駅前の駐車場に着きました。チケット売り場に並ぶこともなく、普通に室堂までの往復券を購入し、始発から2便目の7時20分のケーブルに乗車、美女平からはすぐに室堂行きのバスに乗れました。室堂に着いても平日の朝と言うことで大した混雑もなく、晴天の下、身支度を整えて雄山を目指します。1時間も経たないうちに一ノ越山荘に到着、ここからの眺めも最高で、槍穂まで綺麗に見えていました。しかし、ここから見上げる雄山は結構な急登、弱気になりますが、水分を補給して登ります。雄山からは高校生位の団体が下ってきました。思ったほどのダメージもなく雄山神社の社務所に到着、お守りを授かり、峰本社で神主さんの御祈祷を受けました。御朱印を頂いて縦走路を進みます。ほどなく大汝休憩所に到着、入口に雪渓の雪で冷やした飲み物が売られており、たまらずペットボトルのオレンジジュースを購入しましたが、キンキンに冷えておりこの上なく美味しいジュースでした。さらに縦走路を進み、富士ノ折立、真砂岳と気持ち良い稜線を辿り、別山頂上に到着しました。目前には雪と岩の殿堂、剱岳が聳えています。しばらく景色を楽しんで、剱沢に
下りました。キャンプ場は割と空いており、ゆったりとテント泊が楽しめそうでした。また、管理小屋の下にある水場の水は冷たくておいしくて最高でした。ここまで来ればこの日の宿、剣山荘はすぐです。雪渓を数本渡りましたが、アイゼンは必要ありませんでした。剣山荘では8人の蚕棚に4人くらいで非常にゆっくり過ごせました。夕食をいただき、ビールを飲みながら小屋前のベンチから眺める夕日は最高で、翌日の登頂が楽しみです。
翌朝も晴天で、午前4時ころから早い人たちは出発していきます。私は4時25分スタート、最初の一服剱まで登ると、前剱がドーンと現れます。目を凝らすと岩の斜面に先行者の姿が見え、すごいところを登っているなーって思いながら進みます。毎回思いますが、自分がその場を進んでいても、傍目から見ていたほどの凄さは感じずに登れるのが不思議です。カニの縦バイも混雑することなく進めたし、身体は疲れるけれども割とスムーズに人生3度目の剱岳山頂に立つことができました。剱の山頂は他の山に比べて登って来られた方々の感動度合いが高く、念願の剱に立ったというような喜びの声がよく聞かれます。さすがに雪と岩の殿堂だと私の感心しました。この山は下山でも岩場の通過、アップダウンがあるので緊張を絶やしてはいけません。特に下りの前剱の門から剣山荘までの間の事故が多いようです。
剣山荘まで下山し、冷たいコーラをチャージしてこの日の宿である雷鳥沢ヒュッテを目指します。別山乗越へのトラバース道で剱御前小舎へ進もうと思いましたが、先行者が行列をつくっていたので、剱沢経由で登り返すことにしました。剱沢のテントは前日より少なくなっていました。剱御前小舎に登り着くとトラバース道から先行した愛知県の若者が休憩していました。どちらのルートからも時間差はほとんどなさそうです。
剱御前小舎からは雷鳥沢まで一気に下ります。足場のゆるい下り道も雷鳥沢ヒュッテの温泉と生ビールを楽しみに頑張って下ります。ヒュッテには午後2時前に到着、白濁源泉の外湯一番風呂に入ることができました。思いっきり水で薄めて温度を下げて、立山を眺めながらの温泉は言うまでもなくサイコーで、湯上りの生ビールの旨かったこと。結局生ビールとロング缶を飲みほし、夕食時にも生ビール飲んでしまいました。ここでも6人相部屋に4人とゆったり過ごせ、疲れた身体を休めることができました。
翌朝も快晴、朝食をいただき。朝風呂の後室堂に向けて出発し、午前8時のバスに乗ることができ、9時には立山駅の駐車場に戻ることができました。下りのケーブルカーで草刈りの作業員の方がケーブルカーに巻き込まれ、緊急停車する事故がありましたが、作業員の方にけがはなかったようで大事に至らず安心しました。駐車場は満車の状態で、入れ替わりに場所をお譲りし、剱岳の状況をお伝えしました。帰りには雄山神社中宮祈願殿、岩峅の雄山神社にお参りし、御朱印をいただき、グリーンパーク吉峰で再度汗を流して帰路につきました。



















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