2018-08-05 鳥海山。チョウカイフスマを探して。


- GPS
- 07:30
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,411m
- 下り
- 1,398m
コースタイム
天候 | 霧&強風 のち 風雨。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
ノミノフスマみたいな名前なのに、花弁が2つに裂けていない。
調べてみると、ノミノフスマではなく、ノミノツヅリの仲間だった。
どうりで…。
ちなみに、フスマ(衾)っていうのは、昔の寝具の一種で、掛け布団のように体に掛けて使った布の事。
チョウカイフスマは、ノミが使うには大き過ぎる布団だね。
(ちなみに、ツヅリ(綴)は、粗末な服の事。)
感想
天候が荒れるのは分かっていたけど、チョウカイフスマや、ヒナザクラがどうしても見たくて、強行した結果が、このザマ。。
scwだと、朝6時か7時くらいから降りだしそうな予報だった為、夜間登山で早目に下山する計画。
前日は、鉾立の駐車場で車中泊だったが、時折、強風で車が揺れていた。
寝不足だったが、なんとか1時30分頃、出発。
暗くて花はよく見えないが、夜のうちに距離を稼いで、下山しながら花を探す予定。
寒くは無いが、風が強い。
雨が降り始めるとやっかいなので、 最悪、チョウカイフスマとヒナザクラを観察出来た時点で、撤退しようと考える。
ところが、チョウカイフスマもヒナザクラも見つからない…。登り続ける事に…。
結局、新山直下の御室の辺り(動画の辺り)でやっとチョウカイフスマに出会えた。
せっかくなので、新山山頂は踏んだが、強風と霧の為、稜線を歩く外輪山コースは止めて、歩いてきた千蛇谷コースをピストンで帰る事にする。
霧のせいで薄暗く、花の写真がうまく撮れないが、帰り道ならヒナザクラを見つけられるかもしれない、と期待して歩く。
だが、結局、見つからず。
南風だった為、鳥海湖の南側を周るコースを避けたのがあだになってしまった様子。
どうやら、そっちに咲いているらしい。
どうせ稜線で風を食らうんだから、池の方を回っても良かったかな?
でも、一旦下って登り返すのも面倒だし、こんな天気で池を見てもなあ…。
御浜小屋のスタッフさん達が小屋前に出て居て、上部の風の様子を聞かれた。
下山する頃には、どしゃ降りとなっていた。
霧が濃すぎて、視界が効かず、しばらく駐車場で待機したが、時間が経てば立つ程、悪化する予報だった為、発進するしかなかった。
2秒、外に居れば全身ずぶ濡れの雨の中、なんとか秋田、山形を脱出。
次は天気のいい日に来たい。。
翌日のニュース その1。
「山形県では、前線の影響で5日昼すぎから1時間に100mm以上の雨が観測され、酒田市、遊佐町付近では、記録的短時間大雨情報が相次いで発表された。」らしい。
でも、下山中、登ってくる多くの登山者とすれ違ったんだけど…。
みんな、ハートが強いよなあ…。
東北の人かなぁ…。
翌日のニュース その2。
4日に入山したツアー客13人が5日、110番通報にて遭難騒ぎになったが、6日未明に捜索隊に付き添われて全員無事に下山出来たらしい。
どしゃ降りで身動きとれなくなったのかもしれない。
何事も無くて良かった。
小屋で待機してたのかな。
小屋がちょこちょこあるので、その意味では、安心感のある山だと思った。
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