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記録ID: 1557424
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

霧と虹の栗沢山 - 早川尾根の縦走路を歩く@北沢峠

2018年08月15日(水) 〜 2018年08月16日(木)
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
26:23
距離
11.3km
登り
1,171m
下り
1,691m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:57
休憩
0:15
合計
5:12
距離 6.0km 登り 961m 下り 566m
7:31
11
9:52
10:04
60
11:04
11:06
41
11:47
56
2日目
山行
4:15
休憩
0:21
合計
4:36
距離 5.2km 登り 216m 下り 1,128m
5:14
31
5:45
5:46
55
6:41
6:42
15
6:57
7:14
122
9:16
9:18
32
9:50
広河原
歩行距離:11.2km
最低高度:1520m(広河原) 最高高度:2799m(アサヨ峰)
累積標高差(登り):1069m
累積標高差(下り):1596m
天候 8/15:晴のち雨
8/16:雨・強風
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
◆自家用車
市営芦安駐車場(600台−無料)

◆南アルプス林道バス
南アルプス林道乗合タクシー(芦安⇔広河原):片道1200円
南アルプス市営バス(広河原⇔北沢峠):片道1000円
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
[8/15]
北沢峠(標高:2032m)
たくさんの登山者たちが
仙丈甲斐駒へ向かう
2
[8/15]
北沢峠(標高:2032m)
たくさんの登山者たちが
仙丈甲斐駒へ向かう
長衛小屋
長衛小屋キャンプ場
小仙丈ヶ岳を見上げる
2
長衛小屋キャンプ場
小仙丈ヶ岳を見上げる
栗沢山は右
仙水峠は左
2
栗沢山は右
仙水峠は左
樹林帯の直登コース
出だしから急登
2
樹林帯の直登コース
出だしから急登
森林限界を飛び出すと
ハイマツの登り
2
森林限界を飛び出すと
ハイマツの登り
双児山と虹
束の間の青空を満喫
4
双児山と虹
束の間の青空を満喫
世界の歌姫が腰掛けて
有名になったヒカル岩
2
世界の歌姫が腰掛けて
有名になったヒカル岩
栗沢山(標高:2714m)
3
栗沢山(標高:2714m)
縦走路から登山者
この先出逢った登山者は
この3名と単独行の方のみ
3
縦走路から登山者
この先出逢った登山者は
この3名と単独行の方のみ
大岩が立ちはだかる
2
大岩が立ちはだかる
ルンゼを這い上がる
下る際は三点確保を忠実に
2
ルンゼを這い上がる
下る際は三点確保を忠実に
このような天候なので
ライチョウが姿を見せた
3年ぶりの出逢い
3
このような天候なので
ライチョウが姿を見せた
3年ぶりの出逢い
登山道を先導してくれる
愛らしくぴょこぴょこ進む
2
登山道を先導してくれる
愛らしくぴょこぴょこ進む
そちらに巣があるのかな
ここでバイバイ
2
そちらに巣があるのかな
ここでバイバイ
アサヨ峰が見えてきた
深い霧で眺望は諦めモード
2
アサヨ峰が見えてきた
深い霧で眺望は諦めモード
アサヨ峰(標高:2799m)
晴れていれば
仙丈や塩見の眺望が良さそう
2
アサヨ峰(標高:2799m)
晴れていれば
仙丈や塩見の眺望が良さそう
山梨百名山の標柱
2
山梨百名山の標柱
早川尾根の稜線が続く
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早川尾根の稜線が続く
野呂川を俯瞰
北沢橋が架かる場所が
野呂川出合
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野呂川を俯瞰
北沢橋が架かる場所が
野呂川出合
ハイマツの急坂を下る
アサヨから高度を下げていく
2
ハイマツの急坂を下る
アサヨから高度を下げていく
細かいアップダウンが続く
2
細かいアップダウンが続く
樹林帯に入ると
緩やかな下りが続く
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樹林帯に入ると
緩やかな下りが続く
幻想的な原生林を歩く
左側が開けている道では
Docomo電波を拾える
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幻想的な原生林を歩く
左側が開けている道では
Docomo電波を拾える
早川尾根の頭(標高:2463m)
目立たないので
通り過ぎてしまいそう
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早川尾根の頭(標高:2463m)
目立たないので
通り過ぎてしまいそう
郷留沢
正式な三角点名
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郷留沢
正式な三角点名
苔床の原生林を下ると
早川尾根小屋は近い
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苔床の原生林を下ると
早川尾根小屋は近い
早川尾根小屋
現在は無人営業
(感想欄に詳細記述)
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早川尾根小屋
現在は無人営業
(感想欄に詳細記述)
収容は定員30人
寝具は10人分ほど
長く干されてないため
寝具持参が望ましい
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寝具は10人分ほど
長く干されてないため
寝具持参が望ましい
小屋の近くに水場あり
湧き出る水は細いが
冷たくて美味しい
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小屋の近くに水場あり
湧き出る水は細いが
冷たくて美味しい
小屋前のテント場
10張ほどのスペース
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小屋前のテント場
10張ほどのスペース
[8/16]
木々が揺らぐほどの強風
鳳凰三山縦走を念頭に出立
2
[8/16]
木々が揺らぐほどの強風
鳳凰三山縦走を念頭に出立
樹林帯を緩やかに下る
5時も過ぎれば十分明るい
2
樹林帯を緩やかに下る
5時も過ぎれば十分明るい
広河原峠(標高:2344m)
雨風が強めだが
もう少し進む事にした
2
広河原峠(標高:2344m)
雨風が強めだが
もう少し進む事にした
再び森林限界を越える
ハイマツを縫うように歩く
2
再び森林限界を越える
ハイマツを縫うように歩く
早川尾根崩壊点
通行止め措置が取られている
2
早川尾根崩壊点
通行止め措置が取られている
崩落個所はこの辺り
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崩落個所はこの辺り
2013年の台風により崩落
あまり近付きすぎないように
注意を払って進んだ
2
2013年の台風により崩落
あまり近付きすぎないように
注意を払って進んだ
赤薙沢の頭(標高:2553m)
2
赤薙沢の頭(標高:2553m)
高峰へ続く登り
樹林帯から抜け出ている
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高峰へ続く登り
樹林帯から抜け出ている
白鳳峠(標高:2450m)
立派な道標が立てられている
2
白鳳峠(標高:2450m)
立派な道標が立てられている
ゴーロ帯を下る
晴れていれば
眼前の北岳が素晴らしい
2
ゴーロ帯を下る
晴れていれば
眼前の北岳が素晴らしい
白鳳峠のシラビソ林
森林限界の目安になる
2
白鳳峠のシラビソ林
森林限界の目安になる
鉄製梯子が続く
岳沢の重太郎新道を思い出す
3
鉄製梯子が続く
岳沢の重太郎新道を思い出す
大岩を避けるように
鉄製梯子の登高が続く
2
大岩を避けるように
鉄製梯子の登高が続く
トラロープの崩壊地
足場が悪いので滑落注意
勾配もかなりきつい
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トラロープの崩壊地
足場が悪いので滑落注意
勾配もかなりきつい
白鳳峠入口(標高:1650m)
しばらく林道を進む
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白鳳峠入口(標高:1650m)
しばらく林道を進む
広河原に帰着
北岳からの下山者が多い
皆ズブ濡れで本当にお疲れ様
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広河原に帰着
北岳からの下山者が多い
皆ズブ濡れで本当にお疲れ様

感想

◆行動記録
悪天候合間の晴れ間を狙い、早川尾根と鳳凰三山を縦走する登行計画。
北沢峠には7時過ぎに到着。仙流荘からの入山組は既に登行を初めているので
さほどの混雑はなく、長衛小屋のキャンプ場も空いている様子だった。
栗沢山へ直登する急登の続く樹林帯を登高、森林限界まで眺望はない。
ハイマツの露岩に立つと、青空の下に双児山と虹が広がり印象的だった。
栗沢山からの縦走路では3人組Pと単独行の男性とすれ違ったのみで
とても静かな縦走路の一人旅が続いた…。
早川尾根小屋には大学生PTが先着しており、他に登山者が訪れる事はなかった。

翌朝は木々が揺らめく風の中を、鳳凰三山縦走の計画のまま5時に出立。
時折雨風が強く吹きすさぶが、樹林帯の行程中は難なく進めた。
白鳳峠から高峰へ登り出したところで雨風が強まり、
雨雲レーダーを確認したところ芳しくない予報が出ている。
計画中断し、白鳳峠からエスケープし広河原へ下る事にした。
2日目は広河原まで誰一人と出会う事はなかったが、
長らく歩いておきたかった早川尾根と崩落現場の視察を果たせた。

◆早川尾根小屋
収容定員30人、テント場10張程度、自炊装備要
※好天だった2018年海の日3連休は20人宿泊の情報あり
小屋近くに湧水あり
床を切り抜いただけの屋外トイレが1基のみ、紙は持参必要
定期的に小屋番が入り、トイレ掃除や水場管理を行っている
寝具は10人分ほどの敷布団&毛布が用意されていたが
長く干されていないため少々カビ臭い…寝具持参が望ましい
Docomo圏外
小屋から1分ほど歩いた東面(韮崎方面)が開ける場所で電波を拾う
アサヨ峰、広河原峠どちら側に歩いても1分程度

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