ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1581391
全員に公開
ハイキング
谷川・武尊

谷川岳(西黒尾根)

2018年09月13日(木) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 新潟県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:47
距離
9.3km
登り
1,457m
下り
866m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:52
休憩
0:42
合計
5:34
距離 9.3km 登り 1,457m 下り 869m
6:01
6:05
109
7:59
57
8:56
8:58
13
9:16
9:27
11
9:38
9:48
11
10:03
10:13
7
10:20
10:22
14
10:36
10:37
25
11:02
16
11:31
11:32
0
11:32
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2018年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
谷川岳ベースプラザ駐車場利用(500円/日)
コース状況/
危険箇所等
・全行程にて
往路は西黒尾根、復路は天神尾根を利用しました。
西黒尾根は日本三大急登にも数えられており、高低差1200mほどを前半樹林帯・後半岩場にてグイグイ登るコースです。
腰を据えて挑む必要があるでしょう。
天神尾根はロープウェイを利用できるためかなり難易度は下がりますが、それでも600m近い高低差と多少の岩場を伴います。
谷川岳はその立地的な特徴から急な天候変動の恐れが強い事も加えて、ロープウェイ登山とはいえしっかりとした準備が必要でしょう。

・西黒尾根登山口〜ラクダの背
基本的に樹林帯の急登が続きます。
階段などの整備の手は入っていませんが、よく踏まれており明瞭で歩きやすい道となっています。
とはいえひたすら登りっぱなしなうえに段差のキツイところもあるので、それなりに心構えは必要でしょう。
ラクダの背に至る少し手前くらい(1400m程度)から森林限界となり、一気に岩場が増えてきます。
複数回出現する鎖場は難易度そのものは高くないと思いますが、滑りやすい一枚岩もあるので特に下山で使う場合には最新の注意を。

・ラクダの背〜天神尾根分岐
岩場のキツイ登りが続きます。
手がかり足がかりも多いですし本気の岩登りではありませんが、土道とは違う足置きやバランス感覚が必要となります。
歩ける場所は狭くはありませんが、尾根の両側は切れ落ちています。
特にマチガ沢側は絶壁なので、端には寄らない方が良いでしょう。
ザンゲ岩に近づいてくると岩場はおとなしくなり、緩やかに天神尾根分岐へと登って行きます。

・天神尾根分岐〜トマの耳〜オキの耳
多少の岩がありながらもややザレた坂道をジリジリ登って行く感じの道となります。
トマの耳とオキの耳の間にある鞍部も同様なのですがそれぞれのピーク直下は斜度が強めです。
ピークから降りる際には注意を。
どちらの耳も山頂はそこまで広く無いのですが、谷川岳は混む時は物凄いと言うことなので、特にマチガ沢側の絶壁には気をつけましょう。

・肩の小屋〜熊穴沢避難小屋
ここからは天神尾根ルートとなります。
登りの場合はこの区間は天神尾根の後半戦と言うことになりますが、この区間はなかなかの斜度である事と複数回現れるロープ場・鎖場が存在する事が特徴的です。
道は良く手が入っていますが、鎖場のような狭く急な箇所は特に混み合いやすい傾向が顕著です。

・熊穴沢避難小屋〜天神平
登りの場合は前半戦となるこの区間は、多少のアップダウンはありますが、ほぼ水平移動に近い区間です。
気をつけるべきは木道の存在で、本来であれば歩きやすい道のはずなのですが、湿潤環境である事が多いのかかなり苔むしており滑りやすいので注意です。
また木道の周囲の土がかなり流れてしまっており、特に木道の入口と出口の部分が高い段差になってしまっている箇所も目立ちます。
その他周辺情報 ・登山届
谷川岳ベースプラザ
谷川岳登山指導センター

・トイレ
谷川岳ベースプラザ
谷川岳登山指導センター
肩の小屋
天神平
おはようございます。
ここは谷川岳ベースプラザです。
今日のお目当は北関東の名峰、谷川岳です。
2018年09月13日 05:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
9/13 5:52
おはようございます。
ここは谷川岳ベースプラザです。
今日のお目当は北関東の名峰、谷川岳です。
谷川岳へはロープウェイを使って一気に1300m付近まで高度を稼ぐこともできますが、今回は日本三大急登に数えられている西黒尾根を歩きたいと思います。
2018年09月13日 05:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
9/13 5:58
谷川岳へはロープウェイを使って一気に1300m付近まで高度を稼ぐこともできますが、今回は日本三大急登に数えられている西黒尾根を歩きたいと思います。
一般車通行止めのゲートを通過し登山口を目指します。
途中にある谷川岳登山指導センターは登山届の提出、トイレの利用が可能です。
谷川岳ベースプラザでも届出は可能なのですが、朝早いと開いていません。
2018年09月13日 06:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/13 6:00
一般車通行止めのゲートを通過し登山口を目指します。
途中にある谷川岳登山指導センターは登山届の提出、トイレの利用が可能です。
谷川岳ベースプラザでも届出は可能なのですが、朝早いと開いていません。
そして登山口に到達。
西黒尾根登山口まで少しだけ舗装路を歩きます。
ちなみに、有名な一ノ倉沢へ行く場合は引き続き車道を歩いて行きましょう。
2018年09月13日 06:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/13 6:08
そして登山口に到達。
西黒尾根登山口まで少しだけ舗装路を歩きます。
ちなみに、有名な一ノ倉沢へ行く場合は引き続き車道を歩いて行きましょう。
開幕から樹林帯の急登が続きます。
ただメジャーな事もあり非常に良く歩かれているようで、明瞭な歩きやすい道です。
2018年09月13日 06:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/13 6:17
開幕から樹林帯の急登が続きます。
ただメジャーな事もあり非常に良く歩かれているようで、明瞭な歩きやすい道です。
途中、送電線の鉄塔横を通過します。
鉄塔周囲は刈り払われているため、良い展望スポットとなります。
この送電線を通る電気は、はるばる新潟から清水峠を越え首都の鉄道を動かしていると聞いた事があります。
すごいな。
2018年09月13日 06:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/13 6:25
途中、送電線の鉄塔横を通過します。
鉄塔周囲は刈り払われているため、良い展望スポットとなります。
この送電線を通る電気は、はるばる新潟から清水峠を越え首都の鉄道を動かしていると聞いた事があります。
すごいな。
なにやら目立つキノコが生えていました。
傘の直径は15cmくらいありました。
何キノコとかは全くわかりません。
2018年09月13日 06:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/13 6:47
なにやら目立つキノコが生えていました。
傘の直径は15cmくらいありました。
何キノコとかは全くわかりません。
基本的に樹林帯なので展望はあまりありませんが、時折開ける箇所があり元気をもらえます。
正面には天神平のロープウェイ施設が見えていますね。
2018年09月13日 06:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
9/13 6:53
基本的に樹林帯なので展望はあまりありませんが、時折開ける箇所があり元気をもらえます。
正面には天神平のロープウェイ施設が見えていますね。
足場は土道から段々と岩成分が増えていきます。
先日の雨と朝露で結構濡れているため、滑らないように神経を使いました。
2018年09月13日 06:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/13 6:59
足場は土道から段々と岩成分が増えていきます。
先日の雨と朝露で結構濡れているため、滑らないように神経を使いました。
前方に樹林帯突破の兆しが!
谷川岳はその立地的な特性から、森林限界の高さがかなり低いため、1400mを越えたあたりで樹林帯を抜けるはず。
2018年09月13日 07:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/13 7:32
前方に樹林帯突破の兆しが!
谷川岳はその立地的な特性から、森林限界の高さがかなり低いため、1400mを越えたあたりで樹林帯を抜けるはず。
キター!
一気に開ける世界。
植生は笹原となり、広がる絶景に言葉を失います。
2018年09月13日 07:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
9/13 7:33
キター!
一気に開ける世界。
植生は笹原となり、広がる絶景に言葉を失います。
実際は樹林帯と森林限界の移行帯という感じの植生が続きますが、足元の西黒尾根は一気にヒートアップしてきます。
写真は第1鎖場。
壁のような斜度ですが、手がかり足がかりが多いため落ち着けば難しい事はありませんでした。
2018年09月13日 07:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/13 7:38
実際は樹林帯と森林限界の移行帯という感じの植生が続きますが、足元の西黒尾根は一気にヒートアップしてきます。
写真は第1鎖場。
壁のような斜度ですが、手がかり足がかりが多いため落ち着けば難しい事はありませんでした。
マチガ沢の岸壁と両耳。
有名な一ノ倉沢ではありませんが、十分とんでもない感じです。
2018年09月13日 07:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
5
9/13 7:41
マチガ沢の岸壁と両耳。
有名な一ノ倉沢ではありませんが、十分とんでもない感じです。
振り返って白毛門・朝日岳方面。
あそこから始める馬蹄形縦走路をいつの日か歩きたい。
2018年09月13日 07:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
9/13 7:42
振り返って白毛門・朝日岳方面。
あそこから始める馬蹄形縦走路をいつの日か歩きたい。
ウメバチソウかな?
2018年09月13日 07:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
9/13 7:45
ウメバチソウかな?
これは多分オヤマリンドウだと思います
2018年09月13日 07:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
9/13 7:45
これは多分オヤマリンドウだと思います
進行方向。
ラクダのコブっぽいトンガリが見えていますが、地図にあるラクダの背はあの手前です。
そしてガスが!
晴れ予報を信じて前進。
2018年09月13日 07:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/13 7:48
進行方向。
ラクダのコブっぽいトンガリが見えていますが、地図にあるラクダの背はあの手前です。
そしてガスが!
晴れ予報を信じて前進。
ジョウシュウオニアザミのように見えるけど…
2018年09月13日 07:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
9/13 7:49
ジョウシュウオニアザミのように見えるけど…
第2鎖場。
ここは二段構えになっていて、二段目は一枚岩の登りになります。
全鎖場の中でここが一番滑りそうでした。
2018年09月13日 07:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
9/13 7:50
第2鎖場。
ここは二段構えになっていて、二段目は一枚岩の登りになります。
全鎖場の中でここが一番滑りそうでした。
二段目の一枚岩。
背後が崖なので十分に引いて撮影できないのですが、下の方が半分以上見切れています。
2018年09月13日 07:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/13 7:51
二段目の一枚岩。
背後が崖なので十分に引いて撮影できないのですが、下の方が半分以上見切れています。
第3鎖場。
西黒尾根の鎖場は一部を除き鎖無しでも普通に登れる程度のものが多かったです。
適度な緊張感が楽しい。
2018年09月13日 07:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/13 7:53
第3鎖場。
西黒尾根の鎖場は一部を除き鎖無しでも普通に登れる程度のものが多かったです。
適度な緊張感が楽しい。
連続する鎖場で一気に高度を稼ぎましたが、あまり近づいた感じがしない両耳。
2018年09月13日 07:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/13 7:54
連続する鎖場で一気に高度を稼ぎましたが、あまり近づいた感じがしない両耳。
ラクダの背通過。
西黒尾根の本領はここからです。
目の前のコブに登る前にまずラクダのコルに下ります。
2018年09月13日 07:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
9/13 7:58
ラクダの背通過。
西黒尾根の本領はここからです。
目の前のコブに登る前にまずラクダのコルに下ります。
トンガリの上からラクダの背を振り返っています。
私は道のある山風景がとても好きですので、こういうのは大歓迎。
2018年09月13日 08:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
9/13 8:14
トンガリの上からラクダの背を振り返っています。
私は道のある山風景がとても好きですので、こういうのは大歓迎。
右から白毛門、稜線を歩いて左端の笠ヶ岳、そして中央に一際目立つ朝日岳という感じだと思います。
2018年09月13日 08:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
9/13 8:14
右から白毛門、稜線を歩いて左端の笠ヶ岳、そして中央に一際目立つ朝日岳という感じだと思います。
楽しい岩場なのですが、それは登り限定の話。
こういう所を下るのは本当に苦手です。
超スローペースで進行。
ラクダのコルには巌剛新道との合流があります。
2018年09月13日 08:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
9/13 8:16
楽しい岩場なのですが、それは登り限定の話。
こういう所を下るのは本当に苦手です。
超スローペースで進行。
ラクダのコルには巌剛新道との合流があります。
トンガリへの登りにもお約束の鎖場。
第4鎖場になります。
こちらも鎖は殆ど使いませんでした。
2018年09月13日 08:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/13 8:16
トンガリへの登りにもお約束の鎖場。
第4鎖場になります。
こちらも鎖は殆ど使いませんでした。
トンガリの先はさらなるトンガリへの道でした。
ペンキマークに注意しながらルートを見極めていきましょう。
2018年09月13日 08:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/13 8:20
トンガリの先はさらなるトンガリへの道でした。
ペンキマークに注意しながらルートを見極めていきましょう。
第2トンガリへ登るといよいよウィニングロードが見えてきます。
尾根の両側はタダでは済まない崖ですので、あまり寄り過ぎないように歩いて行きました。
2018年09月13日 08:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/13 8:24
第2トンガリへ登るといよいよウィニングロードが見えてきます。
尾根の両側はタダでは済まない崖ですので、あまり寄り過ぎないように歩いて行きました。
まだまだ標高差は200m程度あるのですが、ガスも晴れ両耳にロックオンです。
正直急登続きがキツイのですが上がり続けるテンションに助けられています。
2018年09月13日 08:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/13 8:26
まだまだ標高差は200m程度あるのですが、ガスも晴れ両耳にロックオンです。
正直急登続きがキツイのですが上がり続けるテンションに助けられています。
マチガ沢の迫力が凄まじいです。
こういうのが苦手な方には西黒尾根は精神的にキツイかもしれません。
2018年09月13日 08:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
9/13 8:27
マチガ沢の迫力が凄まじいです。
こういうのが苦手な方には西黒尾根は精神的にキツイかもしれません。
最後の急登の前に一休み。
休憩がてら遠くを見ると富士山がボンヤリ見えていました。
2018年09月13日 08:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/13 8:41
最後の急登の前に一休み。
休憩がてら遠くを見ると富士山がボンヤリ見えていました。
こちらは天神平方面。
天神尾根はとても穏やかなルートに見えます。
実際はなかなか本格派ですので、甘く見ない方が良いでしょう。
2018年09月13日 08:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/13 8:41
こちらは天神平方面。
天神尾根はとても穏やかなルートに見えます。
実際はなかなか本格派ですので、甘く見ない方が良いでしょう。
これが噂の蛇紋岩かな?
いかにも私滑りますと言わんばかり。
実際乾いていてもかなり滑りますので、濡れていたら恐ろしいトラップになるでしょう。
2018年09月13日 08:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/13 8:47
これが噂の蛇紋岩かな?
いかにも私滑りますと言わんばかり。
実際乾いていてもかなり滑りますので、濡れていたら恐ろしいトラップになるでしょう。
数ある鎖場を差し置いて、何気にここが一番緊張しました。
天然の滑り台です。
2018年09月13日 08:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
9/13 8:48
数ある鎖場を差し置いて、何気にここが一番緊張しました。
天然の滑り台です。
この花は…ホソバコゴメグサが似ているような
2018年09月13日 08:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
9/13 8:51
この花は…ホソバコゴメグサが似ているような
ザンゲ岩に近づいてきました。
長く続いた急登もこの付近からなりを潜め、よくある森林限界の登山道になってきました。
2018年09月13日 08:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/13 8:52
ザンゲ岩に近づいてきました。
長く続いた急登もこの付近からなりを潜め、よくある森林限界の登山道になってきました。
ザンゲ岩通過。
ここまでくれば一気に緩やかな道になります。
2018年09月13日 08:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/13 8:59
ザンゲ岩通過。
ここまでくれば一気に緩やかな道になります。
ハクサンフウロのような気がするとかしないとか
2018年09月13日 08:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
9/13 8:59
ハクサンフウロのような気がするとかしないとか
ゆるゆると最後の標高差を詰めて行きます。
青空ではないですが、ガスは晴れたので山頂展望には期待できそうです。
2018年09月13日 09:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/13 9:02
ゆるゆると最後の標高差を詰めて行きます。
青空ではないですが、ガスは晴れたので山頂展望には期待できそうです。
肩の広場のケルン兼指導標に到達。
まずは山頂へ行き、下山時に肩の小屋を経由し天神尾根を使う予定です。
2018年09月13日 09:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
9/13 9:15
肩の広場のケルン兼指導標に到達。
まずは山頂へ行き、下山時に肩の小屋を経由し天神尾根を使う予定です。
トマの耳まであと少しです。
まだロープウェイが動き出してからそんなに時間が経っていないので、今なら山頂が空いていそう!
2018年09月13日 09:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/13 9:17
トマの耳まであと少しです。
まだロープウェイが動き出してからそんなに時間が経っていないので、今なら山頂が空いていそう!
途中、肩の小屋から万太郎山に向かう縦走路に滝雲が出現していました。
初めて見た!
2018年09月13日 09:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
9/13 9:17
途中、肩の小屋から万太郎山に向かう縦走路に滝雲が出現していました。
初めて見た!
そしてまずはトマの耳(1963m)登頂です!
案の定、山頂はお一人いらっしゃるのみで空いていました。
狭い山頂なので混んでいる所を想像したくないですね。
2018年09月13日 09:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7
9/13 9:20
そしてまずはトマの耳(1963m)登頂です!
案の定、山頂はお一人いらっしゃるのみで空いていました。
狭い山頂なので混んでいる所を想像したくないですね。
トマの耳から平標山まで続く谷川連峰縦走路。
ここ物凄く歩きたい気持ちにさせられる縦走路ですね。
大人気と言う事ですが納得です。
2018年09月13日 09:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7
9/13 9:24
トマの耳から平標山まで続く谷川連峰縦走路。
ここ物凄く歩きたい気持ちにさせられる縦走路ですね。
大人気と言う事ですが納得です。
トマの耳からオキの耳方面。
一ノ倉岳と芝倉岳も見えています。
2018年09月13日 09:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
9/13 9:24
トマの耳からオキの耳方面。
一ノ倉岳と芝倉岳も見えています。
そしてトマの耳から少し歩くと谷川岳最高点となるオキの耳(1977m)に到着です。
2018年09月13日 09:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8
9/13 9:41
そしてトマの耳から少し歩くと谷川岳最高点となるオキの耳(1977m)に到着です。
一ノ倉岳方面。
写真ではわかりづらいですが、肉眼では清水峠の白崩避難小屋まで見えていました。
2018年09月13日 09:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/13 9:44
一ノ倉岳方面。
写真ではわかりづらいですが、肉眼では清水峠の白崩避難小屋まで見えていました。
馬蹄形縦走路方面。
朝日岳から連なる山々は巻機山に至る縦走路でしょうか。
2018年09月13日 09:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
9/13 9:44
馬蹄形縦走路方面。
朝日岳から連なる山々は巻機山に至る縦走路でしょうか。
平標山方面。
アルプスにもひけをとらない眺めです。
これで2000mに満たないとはとても信じられない。
2018年09月13日 09:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
9/13 9:44
平標山方面。
アルプスにもひけをとらない眺めです。
これで2000mに満たないとはとても信じられない。
富士山方面。
富士山は半分雲の中に。
手前の山塊は奥秩父の山々でしょうか。
2018年09月13日 09:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/13 9:45
富士山方面。
富士山は半分雲の中に。
手前の山塊は奥秩父の山々でしょうか。
日光白根山だと思うのですが、この辺りの山はまだまだ分からないところが多いです。
2018年09月13日 09:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
9/13 9:45
日光白根山だと思うのですが、この辺りの山はまだまだ分からないところが多いです。
オキの耳からトマの耳と西黒尾根。
その登りっぷが圧巻。
2018年09月13日 09:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
9/13 9:51
オキの耳からトマの耳と西黒尾根。
その登りっぷが圧巻。
下山は天神尾根を使いますが、ひとまず肩の小屋に寄ってバッジを購入しました。
2018年09月13日 10:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/13 10:07
下山は天神尾根を使いますが、ひとまず肩の小屋に寄ってバッジを購入しました。
天神尾根はロープウェイからの道であるため、整備度はなかなか高いです。
しかし、鎖場あり急登ありでなかなか侮れません。
2018年09月13日 10:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/13 10:18
天神尾根はロープウェイからの道であるため、整備度はなかなか高いです。
しかし、鎖場あり急登ありでなかなか侮れません。
ナナカマドが赤い実をつけています。
紅葉の時期はさぞ美しい景色になるのでしょう。
天神尾根は大渋滞するらしいので、やはり早朝から西黒尾根を使う方が良いような気はしますが。
2018年09月13日 10:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/13 10:29
ナナカマドが赤い実をつけています。
紅葉の時期はさぞ美しい景色になるのでしょう。
天神尾根は大渋滞するらしいので、やはり早朝から西黒尾根を使う方が良いような気はしますが。
天狗の留まり場を通過。
ここまでもザレた急斜面の下山のため、かなり神経を使います。
2018年09月13日 10:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/13 10:39
天狗の留まり場を通過。
ここまでもザレた急斜面の下山のため、かなり神経を使います。
天神尾根はロープウェイ登山だからと軽い気持ちで来てしまう人が多そうですが、なかなかガチな道のりですし天候も変わりやすいので、装備や体力などちゃんと準備をした方が良いでしょう。
2018年09月13日 10:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/13 10:51
天神尾根はロープウェイ登山だからと軽い気持ちで来てしまう人が多そうですが、なかなかガチな道のりですし天候も変わりやすいので、装備や体力などちゃんと準備をした方が良いでしょう。
天神尾根といえど複数回のロープ場や、長い鎖場があります。
そのような箇所は歩ける場所が狭くすれ違いが困難なので、渋滞すると大変な事になりそうです。
2018年09月13日 11:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/13 11:01
天神尾根といえど複数回のロープ場や、長い鎖場があります。
そのような箇所は歩ける場所が狭くすれ違いが困難なので、渋滞すると大変な事になりそうです。
熊穴沢避難小屋を通過。
おおよそ天神尾根の距離的な中間点。
大雑把に天神平から来るとこの小屋を境に一気に斜度がキツくなります。
2018年09月13日 11:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/13 11:05
熊穴沢避難小屋を通過。
おおよそ天神尾根の距離的な中間点。
大雑把に天神平から来るとこの小屋を境に一気に斜度がキツくなります。
谷川岳に数多くある鎖場や絶壁も難所ですが、真に怖いのはこういう濡れた木道な気がする。
ここなどうっかりツルっと左側に行ったらかなり危険ですら、
2018年09月13日 11:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/13 11:13
谷川岳に数多くある鎖場や絶壁も難所ですが、真に怖いのはこういう濡れた木道な気がする。
ここなどうっかりツルっと左側に行ったらかなり危険ですら、
乾いていればとても歩きやすい木道。
木道が増えてきたら天神平は近いです。
2018年09月13日 11:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/13 11:24
乾いていればとても歩きやすい木道。
木道が増えてきたら天神平は近いです。
そして谷川岳ロープウェイ天神平駅に到着です。
今回はここからロープウェイで楽をする予定なので、登山としてはゴールという事になります。
ちなみにロープウェイ片道は1230円でした。
2018年09月13日 11:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/13 11:35
そして谷川岳ロープウェイ天神平駅に到着です。
今回はここからロープウェイで楽をする予定なので、登山としてはゴールという事になります。
ちなみにロープウェイ片道は1230円でした。
空いているのでゴンドラを独占使用できました。
楽だ〜。
2018年09月13日 11:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/13 11:37
空いているのでゴンドラを独占使用できました。
楽だ〜。
ロープウェイからの展望も一見の価値あり。
天神平からは天神山や高倉山にもリフトを乗り継ぐ事ができますので、登山ではなく観光として来ても十分に楽しめると思います。
2018年09月13日 11:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/13 11:43
ロープウェイからの展望も一見の価値あり。
天神平からは天神山や高倉山にもリフトを乗り継ぐ事ができますので、登山ではなく観光として来ても十分に楽しめると思います。
下山後の温泉は鈴森の湯へ。
谷川温泉湯テルメさんが修繕休業中でしたのでこちらへやって参りました。
ガラ空きで露天風呂を独占でき、大満足です。
2018年09月13日 12:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/13 12:38
下山後の温泉は鈴森の湯へ。
谷川温泉湯テルメさんが修繕休業中でしたのでこちらへやって参りました。
ガラ空きで露天風呂を独占でき、大満足です。
そのまま鈴森の湯にて昼食。
がっつりスタミナ定食をいただきました。
2018年09月13日 13:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7
9/13 13:12
そのまま鈴森の湯にて昼食。
がっつりスタミナ定食をいただきました。

感想

ハイシーズンであるはずの7月〜9月。
休みに限って雨という日が続き、月1回程度しかまともに動けておらずフラストレーションが溜まっていました。
今回も本当は連休なので泊まり山行を予定していましたが、お目当の山域はことごとく悪天候の予報。
どうしようと悩んでいた矢先、谷川岳に晴れ予報が出ている事に気付き、チャンスとばかりに行って参りました。

谷川岳はロープウェイを利用する事もできる山なのですが、溜まりに溜まったフラストレーションを吐き出す事も兼ねて、ここは西黒尾根でしょ!
という具合に計画・実行となりました。

西黒尾根は日本三大急登にも数えられている有名なルートですが、実際登ってみるとそこまで凶悪なキツさには感じませんでした。
複数回出現する鎖場や、凄まじい迫力の岸壁による険しい印象が強いのだと思います。
単純なキツさという事でしたら、私個人としては瑞牆山荘からの金峰山の方がキツイように思います(単純にコースが長いからとも言えますが)。
だからといってお気軽に侵入して良いコースとは言えませんが。
特に下山で西黒尾根を選ぶのは基本的に避けた方が良いような気がします。

谷川岳は独特の景観と低い森林限界に加えて、上記のロープウェイにの存在もあり非常に人気の山です。
そういう意味で早朝スタートが可能な西黒尾根は、ロープウェイ利用の方々よりも早く山頂に立つ事ができるめ、歩ける人にとっては美味しいルートとも言えるように思います。
これから始まる紅葉シーズン、混雑する天神尾根を避ける事ができるのはとても大きいと感じました。



お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:4046人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 谷川・武尊 [日帰り]
谷川岳/天神尾根ルート
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5
無雪期ピークハント/縦走 谷川・武尊 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら