妙義山(浅間山の代わりに行きました!)

- GPS
- --:--
- 距離
- 4.8km
- 登り
- 807m
- 下り
- 791m
コースタイム
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
ポール
|
|---|
感想
この日早朝の関越道、好天予報の浅間山を目指して、車を北上させていましたが
群馬県内は低い雲が垂れこめて一向に浅間山の端正な姿は見えてきません(>_<)
せっかく火山警戒レベルが下がり、火口間近からの大パノラマを求めて向かって
いるのに眺望ゼロでは意味がなし! 日程先送りを決定。
とは言え既に車は上信越道の富岡、今更引き返すワケにはいかずお隣の妙義山へ
車のホコ先を変更! 「浅間山の代わりに行く山でない!」と10人中8.5人!は思
うのではないでしょうか? 私もその8.5人の中の一人なのですが、昨年行きそび
れた相馬岳(妙義山最高峰)にも行ってみたいし、「こんな事もあり得る」とヘ
ルメットも持参したし勇気を出して?岩登りを楽しむ事に方針変更となりました。
妙義山の白雲山稜線コース、キケンな難所は次の4ケ所かと
奥の院クサリ場
妙義山の滑落事故報道は、「鷹戻し」かここかと言った印象があります。
登り始めのとっかかりにコツがあるようで、なかなか取り付けず15分間の見本
(次の登山者)待ちを強いられましたが、登り始めればしっかりしたステップが
あり、それ程の難しさは感じません。 ここが難所たる所以は、岩が濡れ気味
で足の踏ん張りだけでは、ズルッと滑った時の静止が効かず、しっかりした腕
のサポートが必須であるからだと感じました。
ビビリ岩
垂直登り〜斜め上方向へのヨコバイ〜再び垂直登り とクサリを頼りに登って
いきます。 右手が切れ落ちている為 かなりの高度感はありますが、既に
稜線上に出ている為、岩の濡れによるスリップ感はなく その名前(ビビリ)
程の緊張感はなしと感じました。
背びれ岩
両サイドが切れ落ちた巾数十センチ程のクサリ場を垂直に登っていきます。
むしろこちらを「ビビリ岩」と命名したい感があります。特に横風が強い時は
確実にビビル事でしょう。ただし手がかり、足がかりはしっかりしています。
大のぞきからの下り
大のぞき直下から、クサリ3本(約50m)を下りていきます。 とにかく
長〜く感じます。 下りているうちに頭がクラクラしてきました(>_<)!
また下りきる直前は足がかリが非常に薄く、かつ腕の力も疲れてくる頃で、
緊張感の維持が大切です。
慎重に緊張感を維持しつつ、1つ1つ丁寧にこなしていけば、私でもなんとか
行ける!と言う事が分かりました(^^♪ ただ「怖い」と思う気持ちは下山
するまで心の奥にしまっておくのがよいと思います。 白雲山の稜線に辿り
ついたら、引き返すより先に行った方が余程ラクですし、「怖い」気持ちが
先行すると引き返す事もままならない状況に陥ってしまうと感じました。
妙義山、命がけのアスレチックジムのようなイメージがあるかもしれません?
ただそれは、山頂に辿り着くまでのほんの一要素に過ぎないと感じています。
稜線から眺める眺望が綺麗な事はもちろん、妙義山そのものが綺麗な姿をして
います。
行程を進めつつ、緊張感の隙間から目に飛び込んでくる風景は、正に「三大奇勝」
に相応しい特異さと幻想的な雰囲気を醸し出している名山であると感じました。
下山後、麓の温泉 露天風呂で一服していると、地元の年配さん達が声をかけて
くれました。「よく帰ってきたネ〜」「ヘリで帰ってくる人もいるようだ!」等
一見脅されているような言葉の裏には、「いい山だろ、ここの自慢なんだ!」と
誇りに思っている心境に溢れていました。
お疲れさま!(私へ〜)
(注)下山ルート タルワキ沢〜中間道(第2見晴)間、一部落石による通行止
区間がありますが、妙義山観光課へ連絡の上、ヘルメット装着で通過し
しました、
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anagashima









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