武尊山(剣ヶ峰山にて撤退)

登山者D
その他1人 - GPS
- 01:23
- 距離
- 1.4km
- 登り
- 168m
- 下り
- 174m
コースタイム
- 山行
- 1:03
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 1:19
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
大型の立体駐車場で、かなりの数の車を停めることができるようですが、スキー場の人気により結構埋まってしまうようです。 今回下山時には立体からだいぶ麓方向に下ったところにある平面も満車になっていました。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に1〜2m程度の積雪。 フカフカの箇所が多いが急登箇所も多いため、アイゼンとワカンを同時に使う方法が最も相性が良さそうでした。 トレースはありますが、常日頃から多くの登山者が歩いて踏み固められているという感じではなく、今日先行者が付けてくれたという感じです。 最初の急登から台地状の広場に上がったところは吹吹き曝しのため、トレースは容易にかき消えてしまう感じでした。 そのため青空であればなんて事はありませんが、今回のように全体が白い状況ですと非常に視認性は悪かったです。 全体的に群馬県側に切り立っているので、雪庇の発達も東側でした。 しかし剣ヶ峰山山頂付近は細尾根の両側が切れ落ちているため、最も緊張感の高いゾーンでした。 |
| その他周辺情報 | ・リフト 桜川エクスプレス、クリスタルエクスプレスの二本を乗り継いでゲレンデトップへ。 リフト券は川場シティ7Fの売り場で購入します。 売り場を正面に見て左側にトレッキングツアーのカウンターがあり、そこに登山届の用紙があります。 これに記入し売り場に持っていく事で登山用のリフト券を購入できます。 1回券を4回分(500円×4)と、ICカード補償金を500円で、計2500円(補償金の500円は下山後ICカードを返却すれば戻ってきます)支払います。 |
写真
ほぼ直登なので斜度が強烈なのでピッケル推奨。
12本爪で歩いていますが、ワカンと組み合わせた方が楽そうな感じです。
近傍はまだ視界がありますが、あまりゆっくりはしていられないでしょう。
ここからは画像右側の毛の生えたようになっている斜面を上り詰めていきます。
先行者の方がいなければ間違いなくだいぶ手前で撤退しています。
というか登山口からいきなり迷ったかもしれません。
最初にトレースを付けた方は凄いな。
剣ヶ峰山の山頂は鋭く尖った狭いピークなのですが、こうしてみてもどこまでが山頂広場なのかわからない様な状況です。
そして展望?なにそれ美味しいの?という状況。
ガスが薄まる瞬間に先行する何人かが見えます。
2人パーティーの方、3人パーティーの方、単独の方。
計6名ほど確認できましたが、この中先に進むとは凄いな…。
台地状の大岩の天辺部広場まで戻ってきました。
すでにトレースが消えかかっていて、写真ではよくわからない感じになっています。
肉眼では雪の深さ故の掘割状になっているのでまだなんとかわかります。
途中撤退したのでまだお昼前程度の時間でした。
せっかくなので少し雪で遊んでいきます。
写真ははじめてのワカン(私のものを貸して)で大興奮のS氏。
さらに練習を兼ねたラッセルごっこなどをして予想以上に疲れました。
ラッセルってキツイ…。
入浴+ラーメン+豚焼肉丼というわがままセットでなんと1080円という激安っぷり。
お風呂は露天こそありませんが、落ち着いた感じで気持ちよかったです。
感想
雪のある山じゃなくて、雪山に行きたい。
という謎のワガママの発動した私は、今回の登山に唐松岳・木曽駒ヶ岳・硫黄岳・武尊山・赤城山を計画しました。
直前まで天気とにらめっこし一番良いところに行こうという、私がよくやるプランです。
唐松岳は北アルプスという事もあり、ずっと悪天候予報が続いていまして、早々に却下。
木曽駒ヶ岳もやはり厳しい予報となってしまい却下。
冬晴れに期待が持ちやすい八ヶ岳エリアも、今週末は荒れ模様なようでアウトに。
そうして最後まで残ったのが赤城山と武尊山でした。
そして最終的に武尊山を選び、途中撤退するというなんとも締まらない内容でした。
実は当日朝の段階で、赤城山に行くつもりで出発しています。
しかし前橋ICを降り赤城山が近づいてくるにつれ、車内でS氏と雪少なくね?となっていました。
そこで急遽、渋川伊香保ICから関越に乗り直し武尊山を目指しました。
川場スキー場に到着したのは8時過ぎでしたが、装備の準備・リフト券の購入・リフトでの移動を経て登山口に立ったのはすでに10時。
結果、天候下り坂に間に合わず剣ヶ峰山で撤退となりました。
最大の誤算はリフト券売り場の大混雑でしたが、東京からアクセスしやしいスキー場ですので、そもそも最初から赤城山ではなくこちらを選び売り場に並んでおくというくらいの気持ちで来るべきでした。
しかしながら、雪山の天候変化による危険度の変化というものを比較的安全圏からリアルに体験する事ができたのは、非常に良い勉強になったと感じました。
一応ですが剣ヶ峰山という一つのピークを踏めたというのもありますので、短時間ですが満足度の高い登山となりました。
ラッセルのキツさも体験できましたし。
微風快晴の青空の中登る雪山はなにも恐れる事はなく、装備さえちゃんとしていればその圧倒的な美しさにただただ感動しているうちに登れてしまうという感じです。
しかし、雪山に登る以上は必ずどこかで怖い体験をする事になるでしょう。
今回の登山は勉強登山となりました。
この経験を今後の登山に生かしていきたいと思います。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する










いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する