記録ID: 1735996
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
横岳・硫黄岳/3度連続厳冬の南八ツへ!
2019年02月18日(月) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- --:--
- 距離
- 25.6km
- 登り
- 1,693m
- 下り
- 1,690m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 10:47
- 休憩
- 3:16
- 合計
- 14:03
8:15
17分
日ノ岳
8:32
8:45
13分
石尊峰
10:22
10:30
49分
硫黄岳山荘
11:19
11:21
14分
三角点「箕冠」付近
12:22
12:24
31分
赤岩ノ頭付近・下降点
15:48
いつもどおり撮影しながらの山行なので、超早発して行動時間を確保しました。
しかし夜明け前の行者小屋では身体と手先が冷え切ってしまい、凍えた手でのアイゼン換装に時間が掛かり過ぎたのが反省点。行者小屋手前の樹林帯など風が通らなくてもう少し暖かく感じた場所で作業することが大事だと身をもって痛感しました。
八ヶ岳の朝方の冷え込みは少し前まで未体験だった相当なもので、関西出身の自分にとって決して甘くない世界です!
しかし夜明け前の行者小屋では身体と手先が冷え切ってしまい、凍えた手でのアイゼン換装に時間が掛かり過ぎたのが反省点。行者小屋手前の樹林帯など風が通らなくてもう少し暖かく感じた場所で作業することが大事だと身をもって痛感しました。
八ヶ岳の朝方の冷え込みは少し前まで未体験だった相当なもので、関西出身の自分にとって決して甘くない世界です!
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
夜中到着のために下山後に駐車料金支払い。その際にコーヒー引換券(期限無し)をいただけます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
美濃戸口〜美濃戸 : 雪はほぼ無く部分的に凍結。ツボ足で行けました。 南沢・北沢コース : 殆ど途切れずに積雪有り。チェーンスパイクを使用。 行者小屋〜横岳〜硫黄岳〜赤岳鉱泉 : 12本爪アイゼンを使用。 初めての横岳の岩稜でしたが順調に歩けました。 しかし稜線上は雪が無い区間も多く、特に硫黄岳山荘付近は完全に夏道。 後から振り返れば一旦はアイゼンを外すべきだったと思いました。 雪がある区間はトレースがしっかり付いています。 |
その他周辺情報 | 直帰しました。行きは2時間、帰りは3時間の運転です。 下道運転が好きで眠くはならないけど、帰宅ラッシュの時間帯で交通量は多いです。 |
写真
1:45 美濃戸口・八ヶ岳山荘(1,490m)出発
今回は前の2回以上に長丁場。じっくり行動時間を計算し、超早発できるように準備しました。
今回より温度計を携行しているのをこの時すっかり忘れてましたが、すごい冷え込みようでした…。
本当に来るたびに雪が減ってます。今回はやまのこ村までツボ足で歩けました。
今回は前の2回以上に長丁場。じっくり行動時間を計算し、超早発できるように準備しました。
今回より温度計を携行しているのをこの時すっかり忘れてましたが、すごい冷え込みようでした…。
本当に来るたびに雪が減ってます。今回はやまのこ村までツボ足で歩けました。
2:48 南沢・北沢分岐(1,720m)
検討の結果、横岳の稜線歩きを経て硫黄岳に辿り着く行程にしたので、まずは歩き慣れてきた南沢を登ります。
トレースは明瞭なうえに、この日は月明りで周囲が見通せて快適なナイトハイクでした。
検討の結果、横岳の稜線歩きを経て硫黄岳に辿り着く行程にしたので、まずは歩き慣れてきた南沢を登ります。
トレースは明瞭なうえに、この日は月明りで周囲が見通せて快適なナイトハイクでした。
5:15 行者小屋到着
今回もテント泊の方々でそこそこ賑わっていました。
凍えながらの12本爪アイゼンへの換装で思いのほか時間が掛かりました…。
停滞時に出来るだけ身体を冷やさないようにするための気配りが本当に大事と痛感します。
5:52 やっとの思いで準備を整えて地蔵尾根に取り付きました。
とにかく手先が凍えて、行者小屋で温度計を見る余裕もなかった。
でも登り始めると再び身体が暖まってきて調子が出てきました。
この日はカイロを3個使用。腰と腹、そしてカメラにと。
でも身体を動かすことが一番大事なようです。
今回もテント泊の方々でそこそこ賑わっていました。
凍えながらの12本爪アイゼンへの換装で思いのほか時間が掛かりました…。
停滞時に出来るだけ身体を冷やさないようにするための気配りが本当に大事と痛感します。
5:52 やっとの思いで準備を整えて地蔵尾根に取り付きました。
とにかく手先が凍えて、行者小屋で温度計を見る余裕もなかった。
でも登り始めると再び身体が暖まってきて調子が出てきました。
この日はカイロを3個使用。腰と腹、そしてカメラにと。
でも身体を動かすことが一番大事なようです。
地蔵尾根の急登で見る間に標高を稼ぎ、何度見ても素晴らしい山岳景観が広がってきます。
今回も遠くまで見えてますが、冬の澄み切った空気ではなく若干霞んでるようでした。
あとで知った話では長野県にも花粉が飛び始めた日だったようです。
自分はまだ花粉症は発症してませんが対策しないといけないかな。
まだ2月半ばなのに、少し春の気配を感じられた霞みでした。
今回も遠くまで見えてますが、冬の澄み切った空気ではなく若干霞んでるようでした。
あとで知った話では長野県にも花粉が飛び始めた日だったようです。
自分はまだ花粉症は発症してませんが対策しないといけないかな。
まだ2月半ばなのに、少し春の気配を感じられた霞みでした。
6:53 お地蔵さん(2,630m)
半ば雪に埋もれたお地蔵さんまでやってきました。
ここまで来ると稜線まであとひと登り。
せっかく携行しているので、ここで初めて温度計を見ると-10℃でした。
意外に高かったのでカイロの熱が少し影響したかも…。
半ば雪に埋もれたお地蔵さんまでやってきました。
ここまで来ると稜線まであとひと登り。
せっかく携行しているので、ここで初めて温度計を見ると-10℃でした。
意外に高かったのでカイロの熱が少し影響したかも…。
日ノ岳付近としたのは看板が読めなかったのと、植生保護のためのロープが張られている場所が多くて、指導標をはっきり確認出来なかったので。
横岳に至るまでかなりのミニピーク群を越えていくので、途中のピークの無通過はある程度やむを得ないという方針でした。
次の鉾岳も手前で西側斜面をトラバースに掛かるので踏みません。
横岳に至るまでかなりのミニピーク群を越えていくので、途中のピークの無通過はある程度やむを得ないという方針でした。
次の鉾岳も手前で西側斜面をトラバースに掛かるので踏みません。
8:32 石尊峰(2,810m)
次に稜線上に復帰すると、「大権現」の石碑が目印の石尊峰に到着!
眼前には横岳核心部の峰々が程近くに立ち並んでいます。
横岳は奥ノ院が最高地点となりますが、広義ではこの辺りの岩稜一帯を指していると考えてよいでしょうか。
ここで一旦登りが一段落するので小休止をとりました。
次に稜線上に復帰すると、「大権現」の石碑が目印の石尊峰に到着!
眼前には横岳核心部の峰々が程近くに立ち並んでいます。
横岳は奥ノ院が最高地点となりますが、広義ではこの辺りの岩稜一帯を指していると考えてよいでしょうか。
ここで一旦登りが一段落するので小休止をとりました。
同じく石尊峰でのひと時を満喫するあおいとひなた。
サードシーズンが3ヶ月で終わってしまって寂しかったけど、ここ最近TVでちょこちょことヤマノススメを見かけて嬉しい。
ちなみにTVはひどい偏向報道のニュースが多いのと、自分に必要な情報が乏しいので基本的にはもう殆ど観ないです。
サードシーズンが3ヶ月で終わってしまって寂しかったけど、ここ最近TVでちょこちょことヤマノススメを見かけて嬉しい。
ちなみにTVはひどい偏向報道のニュースが多いのと、自分に必要な情報が乏しいので基本的にはもう殆ど観ないです。
9:21 横岳主峰・奥ノ院(2,830m)
三叉峰から30m弱のアップダウンを経て奥ノ院に着きました!
稜線上の僅かな起伏といった感じで、それほど広くはありません。
それはともかく初めての横岳登頂。ここでは風も穏やかで、最高の気分で小休止をとっていきます。
三叉峰から30m弱のアップダウンを経て奥ノ院に着きました!
稜線上の僅かな起伏といった感じで、それほど広くはありません。
それはともかく初めての横岳登頂。ここでは風も穏やかで、最高の気分で小休止をとっていきます。
再び稜線に戻ると眼前には穏やかな光景が広がりました。
これで終わり!?と岩稜歩きがあっけなく終わった感が否めませんでした。
カニの横ばいを楽しみにしてたのですが通過しなかったのか、
または気付かずに通過したのか。夏に答え合わせしてみようと思います。
これで終わり!?と岩稜歩きがあっけなく終わった感が否めませんでした。
カニの横ばいを楽しみにしてたのですが通過しなかったのか、
または気付かずに通過したのか。夏に答え合わせしてみようと思います。
台座ノ頭の西山腹を下りると、いよいよ硫黄岳が眼前に見えてきました!
硫黄岳山頂は本当に見事なまでに水平で広いなと感嘆。早く山頂に着きたいけど、その前に硫黄岳山荘のアップダウンを越えなくてはいけません。
この辺りでは逆向きに歩かれている方々とけっこうすれ違いました。
硫黄岳山頂は本当に見事なまでに水平で広いなと感嘆。早く山頂に着きたいけど、その前に硫黄岳山荘のアップダウンを越えなくてはいけません。
この辺りでは逆向きに歩かれている方々とけっこうすれ違いました。
10:22 硫黄岳山荘(2,650m)
大ダルミという名のとおり、広いコルに位置する硫黄岳山荘に下りてきました。
ここは話に聞いてたとおりにこれだけ好天でも強風に晒されました。出来るだけ風を避けて小休止を入れました。
なお硫黄岳山荘は冬季休業中で人けはありません。
10:30 硫黄岳山荘出発
大ダルミという名のとおり、広いコルに位置する硫黄岳山荘に下りてきました。
ここは話に聞いてたとおりにこれだけ好天でも強風に晒されました。出来るだけ風を避けて小休止を入れました。
なお硫黄岳山荘は冬季休業中で人けはありません。
10:30 硫黄岳山荘出発
硫黄岳への登り
地味にしんどそうな硫黄岳への登りが始まりました!
山頂に向けて八つのケルンに沿って登っていきます。
それにしてもこの辺りは本当に雪が無く、完全に夏道となっていました。
途中から再び雪が付いてきますが、この辺りでは一旦はアイゼンを外しても良かったでしょう。
地味にしんどそうな硫黄岳への登りが始まりました!
山頂に向けて八つのケルンに沿って登っていきます。
それにしてもこの辺りは本当に雪が無く、完全に夏道となっていました。
途中から再び雪が付いてきますが、この辺りでは一旦はアイゼンを外しても良かったでしょう。
11:00 硫黄岳山頂・爆裂火口壁に到達!
硫黄岳山頂に入りましたが、まずは火口縁を東へ!
道なりに進めば硫黄岳山頂のモニュメントがあるのですが、
一旦鋭角に向きを変えて火口縁沿いに東へ進みました。
これまで爆裂火口を眺めた最寄の地点は天狗岳でした。
この時初めて間近に見る爆裂火口に興奮を隠せませんでした!
太古の昔、ここが火山活動していた頃の様子を観てみたいなという気に駆られます。
硫黄岳山頂に入りましたが、まずは火口縁を東へ!
道なりに進めば硫黄岳山頂のモニュメントがあるのですが、
一旦鋭角に向きを変えて火口縁沿いに東へ進みました。
これまで爆裂火口を眺めた最寄の地点は天狗岳でした。
この時初めて間近に見る爆裂火口に興奮を隠せませんでした!
太古の昔、ここが火山活動していた頃の様子を観てみたいなという気に駆られます。
11:19 三角点「箕冠」の辺り…
予想外に三角点付近だけしっかり雪に覆われていました。
火口縁を東端までわざわざやってきて、三角点を探したのですが発見出来ませんでした。
念のためにGPSで現在地確認もしたので、三角点付近までやってきたのは間違いないです。
周知のとおり、この先はルートがありませんが、普通に下りていけそうな緩やかな斜面が続いています。
予想外に三角点付近だけしっかり雪に覆われていました。
火口縁を東端までわざわざやってきて、三角点を探したのですが発見出来ませんでした。
念のためにGPSで現在地確認もしたので、三角点付近までやってきたのは間違いないです。
周知のとおり、この先はルートがありませんが、普通に下りていけそうな緩やかな斜面が続いています。
三角点付近から火口縁を西に引き返していきます。
東側から見ても爆裂火口はダイナミックです。
なお写真にも少し写っていますが、火口縁には地割れや窪みがあって崖に寄り過ぎると非常に危険と思われました!
ある意味、荒船の艫岩よりも危険かも。
この時、“日本百名山”の中で友人が墜死された経験を深田氏が記述されていたのを思い出していました。
深田氏とご友人は赤岳鉱泉を発ち、中岳、赤岳、横岳を越えて硫黄岳に着いた時に悲劇が起きました。
登山は常に危険と隣り合わせということを忘れてはならないと肝に銘じなければと思います。
東側から見ても爆裂火口はダイナミックです。
なお写真にも少し写っていますが、火口縁には地割れや窪みがあって崖に寄り過ぎると非常に危険と思われました!
ある意味、荒船の艫岩よりも危険かも。
この時、“日本百名山”の中で友人が墜死された経験を深田氏が記述されていたのを思い出していました。
深田氏とご友人は赤岳鉱泉を発ち、中岳、赤岳、横岳を越えて硫黄岳に着いた時に悲劇が起きました。
登山は常に危険と隣り合わせということを忘れてはならないと肝に銘じなければと思います。
11:35 硫黄岳山頂(2,760m)着きました!
三角点を見つけられなかったのは残念でしたが、広大なスケールに圧倒される硫黄岳山頂に初登頂です!
本当に広い山頂で感嘆でした。
ところでケルンと一緒になぜか周辺案内図も設置されていますが、別にここに無くても良いものなのではという気がしました。
北側には昨冬に初登頂した天狗岳がよく見えています。
昨年は3月でも真っ白だったのに、今年は2月中旬にして早くも茶色が目立ってます。
三角点を見つけられなかったのは残念でしたが、広大なスケールに圧倒される硫黄岳山頂に初登頂です!
本当に広い山頂で感嘆でした。
ところでケルンと一緒になぜか周辺案内図も設置されていますが、別にここに無くても良いものなのではという気がしました。
北側には昨冬に初登頂した天狗岳がよく見えています。
昨年は3月でも真っ白だったのに、今年は2月中旬にして早くも茶色が目立ってます。
ダイナミックさに圧倒されつつ爆裂火口をじっくり眺めました。
硫黄岳山頂は話に聞いていたとおりに強風地帯で、天気が良くても寒かったです…。
寒さで落ち着かないのと、下山までまだ4時間ほど掛かるということもあって、
一応用意はしてた山コーヒーは今回は飲みませんでした。
硫黄岳山頂は話に聞いていたとおりに強風地帯で、天気が良くても寒かったです…。
寒さで落ち着かないのと、下山までまだ4時間ほど掛かるということもあって、
一応用意はしてた山コーヒーは今回は飲みませんでした。
12:22 赤岩ノ頭付近
赤岩ノ頭の手前でトレースは尾根を外れます。
森林限界を下回る前に、青と白の世界を眺めておきました。
振り返って見ると、硫黄岳は意外にきれいな三角錐の山に姿を変えていました。
なお、オーレン小屋へ下るルートは雪崩危険地帯だそうで、積雪期は立入禁止。もちろん分岐からノートレースでした。また赤岩ノ頭、峰の松目方面もノートレースでした。
赤岩ノ頭の手前でトレースは尾根を外れます。
森林限界を下回る前に、青と白の世界を眺めておきました。
振り返って見ると、硫黄岳は意外にきれいな三角錐の山に姿を変えていました。
なお、オーレン小屋へ下るルートは雪崩危険地帯だそうで、積雪期は立入禁止。もちろん分岐からノートレースでした。また赤岩ノ頭、峰の松目方面もノートレースでした。
すぐに樹林帯に入りました。
やはり下りは早くて見る間に標高を下げていきます。
そして硫黄岳山頂では寒かったのに、もう暑くなってきました。
樹林帯でもトレースは明瞭でしたが、尻セード跡と思われるフォールラインと何度も交錯。
自分はかつて尻セードをやって死ぬ思いをしたことがあって未だにトラウマが…。
スキーと違ってスピードが出たらブレーキを掛けられないのが怖い。
やはり下りは早くて見る間に標高を下げていきます。
そして硫黄岳山頂では寒かったのに、もう暑くなってきました。
樹林帯でもトレースは明瞭でしたが、尻セード跡と思われるフォールラインと何度も交錯。
自分はかつて尻セードをやって死ぬ思いをしたことがあって未だにトラウマが…。
スキーと違ってスピードが出たらブレーキを掛けられないのが怖い。
13:02 赤岳鉱泉(2,250m)に下り立ちました。
稜線からも見えてましたが、初めて赤岳鉱泉に着きました。
大きな山小屋と落ち着けそうなテント場(この日も数張り設営中でした)。
行者小屋と並んで、夏にも来たいと感じるところでした。
ここでチェーンスパイクに換装。朝と違って暖かくて楽でした。
稜線からも見えてましたが、初めて赤岳鉱泉に着きました。
大きな山小屋と落ち着けそうなテント場(この日も数張り設営中でした)。
行者小屋と並んで、夏にも来たいと感じるところでした。
ここでチェーンスパイクに換装。朝と違って暖かくて楽でした。
横岳辺りの稜線が見通し良くて、長い間見えていました。
展望の良い沢というのは珍しいなと楽しい時間でした。
それと上流側の赤岳鉱泉の名のとおり、北沢は見るからに温泉成分を含んでいるようです。
やや硫黄臭も漂っていて、八ヶ岳も元々は火山であることを感じさせられます。
展望の良い沢というのは珍しいなと楽しい時間でした。
それと上流側の赤岳鉱泉の名のとおり、北沢は見るからに温泉成分を含んでいるようです。
やや硫黄臭も漂っていて、八ヶ岳も元々は火山であることを感じさせられます。
14:29 堰堤広場出発
林道終点となっている堰堤広場なので、ここからは林道歩き。
北沢は歩きやすいけど林道歩きが長くなるのが個人的に微妙なところ。
美濃戸口・美濃戸間とは違って、まだまだ雪はしっかり残っていました。
凍結している個所もあってまだチェーンスパイクが必要です。
林道終点となっている堰堤広場なので、ここからは林道歩き。
北沢は歩きやすいけど林道歩きが長くなるのが個人的に微妙なところ。
美濃戸口・美濃戸間とは違って、まだまだ雪はしっかり残っていました。
凍結している個所もあってまだチェーンスパイクが必要です。
14:57 北沢・南沢分岐(1,720m)
やはり林道歩きとなると疲れます…。山行後の舗装路歩きと同じ疲れ方です。
見慣れてきた美濃戸山荘前の分岐まで戻ってきてほっとしました。
分岐前は完全にスケートリンクになっています!
余談ですが自分は小学生の頃にポーアイのスケート場に行ったことがありますが全然滑れませんでした。スケート靴を履いたのはこの時が最初で最後。
やはり林道歩きとなると疲れます…。山行後の舗装路歩きと同じ疲れ方です。
見慣れてきた美濃戸山荘前の分岐まで戻ってきてほっとしました。
分岐前は完全にスケートリンクになっています!
余談ですが自分は小学生の頃にポーアイのスケート場に行ったことがありますが全然滑れませんでした。スケート靴を履いたのはこの時が最初で最後。
15:04〜15:15 やまのこ村(1,670m)
今回もやまのこ村前でチェーンスパイクを外しました。
高くそびえる阿弥陀を振り返ってから林道歩きを再開。
美濃戸口までは部分的に凍結していて油断できないところもありましたが、
ツボ足で下りるほうがベターと思われる状況でした。
今回もやまのこ村前でチェーンスパイクを外しました。
高くそびえる阿弥陀を振り返ってから林道歩きを再開。
美濃戸口までは部分的に凍結していて油断できないところもありましたが、
ツボ足で下りるほうがベターと思われる状況でした。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
カイロ3個
バイメタル式温度計
ゲイター
ネックウォーマー
薄手のビーニー
毛帽子
靴
ザック
ワカン
チェーンスパイク
12本爪アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
アマチュア無線機
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ゴーグル
タオル
カメラ
交換レンズ
三脚
ねんどろいど(あおい・ひなた)
|
---|
感想
1月下旬の厳冬期赤岳初登頂ですっかり冬の八ヶ岳に魅せられて以来、赤岳の周りの山々もぜひ登りたいと思うのは自然な勢いでした。
しかし自分の場合は、夏季も未登頂の山ばかり。ということで登りたいとは思っても、しっかりと最新情報を確認してから臨みました。
積雪は本当に少なかったですが、そのおかげで順調に横岳の岩稜を自分も越えられたと思います。
硫黄岳も人気の高さを納得出来る素晴らしい山でした。
今回までで南八ヶ岳核心部の山々はほぼ登れたので大満足です。
この先も少雪傾向が変わらなければ、次に八ヶ岳へ行くのは雪解け後でしょう。
夏の緑濃い光景の中を歩くのも楽しみにしています。
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八ヶ岳・蓼科 [2日]
美濃戸(南沢)〜行者小屋〜赤岳(文三郎尾根)〜横岳〜硫黄岳〜赤岩の頭〜行者小屋〜阿弥陀岳(ピストン)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
こんばんわ。
お知らせをありがとうございます。
金曜日から 娘の所に行っていまして、
スマホで拝見しました。
いや、、、すばらしいですね。
ほんとに すばらしい景色です。
寒さが半端ないようですが 冷えた透明な空気のためか、
景色が ため息が出るほど美しいですねぇー。
今季なんど 赤岳を眺められたんでしょう!
すごいなぁー。
もう100人を超える方が レポを見ておられますね。
すごいな、、。
赤岳から 硫黄岳間の 岩峰に全部名前がついているのですね。
横岳が 奥の院 初めて知りました。
iwahigeさんが赤岳に登られた時から
憧れていました。
赤岳は踏めませんでしたが、横岳 硫黄岳 天狗岳だけは
踏めました。
また 行きたいものです。
美しい 景色をフンダンニ 本当に ありがとうございますした。
こんばんは、mayasanpoさん。
娘さんのところに居られるのですね。
ご多忙のところをご覧いただきまして、ありがとうございます!
特に朝までが本当に寒さで大変なんですが、それでも雪山は登りたくなる魅力がありますね!
晴天だと夜間に放射冷却で余計に冷え込むんですよね。八ヶ岳は耐寒登山といっても良いでしょう。
mayasanpoさんも天狗岳、硫黄岳、横岳と八ヶ岳は相当登られてきていますね。
ぜひいずれ赤岳を目指してくださいね。赤岳は本当に感動されると思います。
mayasanpoさんの久しぶりの八ヶ岳登山、実現されることを祈っています!
今回最も情報収集に気を配ったのが横岳の岩稜です。
元々の地形に加えて、最新の積雪とトレースの状況を把握して、
これなら行けると確信をもって実行しました。
本当に高度感のある場面が多いので、とにかく集中力を切らさないように
一歩一歩が勝負と思って歩きました。
だだっ広い硫黄岳に着いた時にはほっとしましたが、爆裂火口も縁に寄り過ぎると危険。
常に安全確保を心掛けて、今回も無事に山行を終えることができました。
この冬だけでも本当に良い経験になりました。
また多くの方に観ていただいていることは本当に有難いです。
今回もありがとうございました。
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