記録ID: 1913395
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ハイキング
白山
大汝峰〜七倉の辻、湯谷のコル手前、四塚山
2019年07月03日(水) [日帰り]
石川県
岐阜県
pattatta
- GPS
- --:--
- 距離
- 24.5km
- 登り
- 2,325m
- 下り
- 2,316m
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日帰り
- 山行
- 10:06
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 10:39
4:26
9分
スタート地点
15:05
ゴール地点
| 天候 | 「曇り」でいいでしょう |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
砂防新道：残雪はありません 室堂〜七倉の辻：室堂から千蛇が池までの登りに3個所残雪あり。千蛇が池周辺、大汝巻き道の南側合流点手前辺りにも残雪あります。少しガスってくるだけで夏道との合流点が見通せなくなります。道迷いでとんでもない所に向かうことはないですが、注意が必要です。御手水鉢から七倉の辻まではいつもの残雪1か所残っていますが、大分斜度も緩んで特に危険な感じは無くなっています。七倉の辻は雪に覆われ、標柱の頭も見えません。ここもガスが出ると夏道の入り口を見失います。間違って急斜面の方に下りないようにしましょう。 七倉の辻〜湯谷のコル：現在通行止め中ですので自己責任で。残雪はもうありませんでした。通行止めが続くため整備や刈り払いは入っておらず荒れ気味ですが、思っていたよりはましでした。上部トラバース路の数年前から崩れていたところは、迂回バイパスが消滅しており、無理やり通りました。その先の九十九折で雪渓まで降りるところも足元ががれて崩れやすくなっていました。湯谷のコルへ向かいトラバース気味に下っていく手前辺りでも登山道が崩落していました。無理やり通れないこともないとは思いましたが、植生への影響なども考え止めておきました。 七倉の辻〜四塚山：こちらもルート上に残雪は殆どありません。積石塚へ向かう登山道はこの時期雪解け水で川になっていますが、両サイドは登山道間際までハクサンコザクラやなんやらがこの先咲き乱れるところなので、登山道を外れてはいけません。 |
| その他周辺情報 | 平日はすいているので、今回も白峰温泉総湯へ行きました。 |
写真
登山届を出して出発
行けるかどうかわかりませんが、届は湯谷のコルまでにしておきます
行けるかどうかわかりませんが、届は湯谷のコルまでにしておきます
石段手前でまさかのセンジュガンピ
こんなところに咲いているのは初めて見ました
こんなところに咲いているのは初めて見ました
ギンちゃん
下草が生い茂っていたのでもう会えないと思っていました
下草が生い茂っていたのでもう会えないと思っていました
ベニバナイチヤクソウはもうすぐ終了かな
実は一旦中飯場に到着しそうになり慌てて戻って撮りましたw
実は一旦中飯場に到着しそうになり慌てて戻って撮りましたw
ササバさんももう見れないと思っていましたが、間に合ったようです
キターーーーーー
いつもの砂防堰堤ビューポイントに咲くアマニュウさんですね
いつもの砂防堰堤ビューポイントに咲くアマニュウさんですね
せり科の先輩、シャクはまだ頑張っています。ってか今年はシャク頑張りすぎじゃない？例年は6月中旬に終わりかかっているのを見るイメージなのですが
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7/3 5:33
せり科の先輩、シャクはまだ頑張っています。
ってか今年はシャク頑張りすぎじゃない？例年は6月中旬に終わりかかっているのを見るイメージなのですが
ってか今年はシャク頑張りすぎじゃない？例年は6月中旬に終わりかかっているのを見るイメージなのですが
ハクサンチドリが大分育っています
株が増えたといっていましたが、ハクサンチドリらしく育っているのはこれだけでした。
株が増えたといっていましたが、ハクサンチドリらしく育っているのはこれだけでした。
オニシモツケももうすぐですね。シシウドやオオハナウドはまだ影も形もありませんでした
別山方向も霞んでいます。ガスが掛かっているというより湿度が高い感じ
私が一番好きなキヌガサソウ群落が始まっていました。
ここのキヌガサソウはでかいです
ここのキヌガサソウはでかいです
現れました！完全体のせり科です。
トラバース区間ではこのミヤマゼンコがよく咲いています
トラバース区間ではこのミヤマゼンコがよく咲いています
ミヤマゼンコの最大の特徴は真ん中下あたりに見えている、小さい葉っぱが羽状複葉するという点です。
ラーンツヒードさんの言ってた五葉坂のイブキゼリの葉っぱってこれのことかなあ。この時期からでかくなりすぎじゃない？花の出始め時分でもっと華奢だったと思うけど。
1
7/3 7:14
ラーンツヒードさんの言ってた五葉坂のイブキゼリの葉っぱってこれのことかなあ。この時期からでかくなりすぎじゃない？花の出始め時分でもっと華奢だったと思うけど。
クロユリを発見しましたが、真下に石がありうまく撮れませんでした。まあ、この先まだあるでしょう
雪渓横断は少しホワイトアウト気味。踏み跡が濃いので事なきを得ました
神社裏には菅笠姿のしぶいお兄さんがガスの晴れるのを待っていました
七倉方面が見えてきました。
問題の雪渓は大分縮小しているようです。渡れるかな
問題の雪渓は大分縮小しているようです。渡れるかな
クロユリはもっと咲いてるかと思っていたのですが、2〜3株しか見つけられませんでした
こっちもキヌガサソウ
キヌガサソウ好きには今日の山行はたまりませんね
キヌガサソウ好きには今日の山行はたまりませんね
歩く人が少ないからか、登山道の真ん中にミヤマクワガタが進出していました
ハクサンチドリもこの時期の釈迦新道名物ですが、これしか見つかりませんでした。ちなみにこいつはウズラバ
オオサクラソウは爆咲きしていますが、群落はせず点在しているので、写真で爆咲きを表現できませんでした
「釈迦新道と言えばオオサクラソウ」で定着していますが、私的には、釈迦岳前峰前後を埋め尽くすこのミヤマイワニガナが釈迦新道の象徴のイメージがあります。砂防や観光にはない花なので数株だけでも見ることができて来た甲斐がありました。
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7/3 10:10
「釈迦新道と言えばオオサクラソウ」で定着していますが、私的には、釈迦岳前峰前後を埋め尽くすこのミヤマイワニガナが釈迦新道の象徴のイメージがあります。砂防や観光にはない花なので数株だけでも見ることができて来た甲斐がありました。
おっと、登山道が崩落しています。右を迂回すれば先の登山道に合流できそうですが、植生を荒らすことになるのでここで帰りましょう。
行きで全く気付かなかったクロユリが帰りは結構見つかりました。代わりに行きで結構みたクロユリの蕾は全くなかったです。数時間のうちに全部咲いたの？
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7/3 10:58
行きで全く気付かなかったクロユリが帰りは結構見つかりました。代わりに行きで結構みたクロユリの蕾は全くなかったです。数時間のうちに全部咲いたの？
崩壊地を越えます。ただでさえ厄介なのに、手前に倒木があるのがさらに厄介に輪をかけます
実は崩壊地のすぐ手前にもオオサクラソウがあるのですが、谷側を向いているのです
多分ここが崩壊地う回路だと思います。倒木やササで埋まって通れる状況ではありません
オオサクラソウから七倉の辻まで登りたった4分！往復10分もかかりません。御手水鉢からちょっと足を延ばす感覚でオオサクラソウを見ることができるんですね。いつまで咲いてるか知りませんが、蕾もあるので土日は持つんじゃないかな
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7/3 11:28
オオサクラソウから七倉の辻まで登りたった4分！往復10分もかかりません。御手水鉢からちょっと足を延ばす感覚でオオサクラソウを見ることができるんですね。いつまで咲いてるか知りませんが、蕾もあるので土日は持つんじゃないかな
この細い登山道が雪解け水で川になっていますが両側に乗らないでください。この先登山道の際までコザクラやイチゲが咲き乱れますので
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7/3 11:34
この細い登山道が雪解け水で川になっていますが両側に乗らないでください。この先登山道の際までコザクラやイチゲが咲き乱れますので
ハクサンイチゲ、シナノキンバイですがちょっと登山道から遠い所でした。返す返すも登山道を外れて近づかないように
イチゲさんもこのあとキンバイやらクロユリやらアオノツガザクラやらチングルマやら咲き乱れる地上の楽園になります。期待しましょう
1
7/3 11:38
イチゲさんも
このあとキンバイやらクロユリやらアオノツガザクラやらチングルマやら咲き乱れる地上の楽園になります。期待しましょう
このあとキンバイやらクロユリやらアオノツガザクラやらチングルマやら咲き乱れる地上の楽園になります。期待しましょう
七倉の辻もガスってきました
左の際を降りれば夏道ですが、手前を降りてしまうとかなり急なところに出てしまいます
左の際を降りれば夏道ですが、手前を降りてしまうとかなり急なところに出てしまいます
で、室堂とうちゃこ
この後ガンガン砂防を下ります。写真は撮りません！
この後ガンガン砂防を下ります。写真は撮りません！
下山専用路に入ってすぐせり科がとうせんぼ。なんだこれは？と思い調べたのですがきっとオオバセンキュウのはず。まだ確定には至っておりません
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7/3 14:37
下山専用路に入ってすぐせり科がとうせんぼ。なんだこれは？と思い調べたのですがきっとオオバセンキュウのはず。まだ確定には至っておりません
下山完了
この後駐車場で風邪が全く治ってないくせにやって来たラーンツヒードさんに遭遇。風邪治してね
この後駐車場で風邪が全く治ってないくせにやって来たラーンツヒードさんに遭遇。風邪治してね
【県道白山公園線脇に咲く花】
トウキ。前回と違うところにも咲いていました
トウキ。前回と違うところにも咲いていました
撮影機器：
感想
去年、一昨年と御手水鉢までのレコを上げ、「ハクサンイチゲが咲いてる」だの、「クロユリが咲いてる」だの言っていたのですが、実際のところは「七倉の辻敗退」でした。ともかく雪渓が越えられない。ってことで今年はチャレンジする時期を遅らせてみました。今年は雪融けは早く花期が遅い、っていう点でもチャンスだと思いまして。で、めでたく釈迦新道を歩けたのですが、少し誤算でしたね。
2015年7月12日や2016年7月10日ではニッコウキスゲやグンナイフウロが咲き乱れ、オタカラコウやマルバダケブキなども顔を出しながらオオサクラソウも残っている、って感じだったので、その1週間前のイメージで行ったのですが、2〜3週間前くらいの感じでした。特に今回一番期待していたオオカサモチが影も形もなかったのは残念でしたね。また来るか？
釈迦新道は整備されていない割には歩きやすかったように思いましたが、崩壊地通過や、狭いトラバースでの枝の張り出しなど、危険個所はありますので行く人は自己責任でお願いします。くれぐれも遭難して救助された際に「pattattaがヤマレコで上げてたので行けると思った」なんて言わないようにお願いしますね
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利用交通機関：
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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pattataさん、おはよーございます。
お邪魔させていただきます。
禁断の地、お楽しみ様でございました。
(十分に満喫されたみたいだからお疲れさまじゃないよね)
誰もが羨ましがるオオサクラソウを見事にキャッチ。
のんびりまったりがしっくりとくる七倉ノ辻がまたいいですわね。
それはそうと今年はセリカも遅いようね。
それは「またおいで」の記しね。
ミヤマゼンコもぼちぼち出だす頃なんだけどね。
millerさんこんばんは😃
コメント有難う御座います
いやー、とりあえず釈迦新道に足を踏み入れることが出来たのが一番の収穫ですかね。途中で崩壊してたので引き返しましたが、あの先もどうなっていることやら😥Millerさんの大好きな森へはなかなか行けなさそうですね😅
セリ科の花期は、まだニッコウキスゲも咲き始めなのを考えるとこんなもんでしょう。いつも早めに咲くオオハナウドがまだ影も形もないのが気になりますが😅
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