記録ID: 1957407
全員に公開
アルパインクライミング
甲斐駒・北岳
北岳バットレス - Dガリー大滝〜ピラミッドフェース〜四尾根〜城塞ハング〜
2019年08月03日(土) 〜
2019年08月05日(月)
山梨県
はるたろう
その他3人
体力度
6
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 13:32
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 2,983m
- 下り
- 2,195m
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| 天候 | 8/3(土) 晴れ後曇り 8/4(日) 晴れ 8/5(月) 晴れ 三日ともよく晴れてくれました。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
行き：芦安〜広河原 バス 1270円 始発 5:15、広河原には6:15着 帰り：広河原〜芦安 乗合タクシー 1300円 始発は8:00らしい。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
一般道は割愛。 �．丱奪肇譽拘霽堯Д競譴討い撞鐃潅楼�い。 ��Dガリー大滝：快適 ��ピラミッドフェース：1P目がかなり脆い。 落石を起こすと下部岸壁に向かって落ちていくので要注意。 残置ピン少なくカムがあるとよい。 �せ揚�根：快適だが、残置ピンが遠くランナウト箇所あり。 �ゾ觝疋魯鵐亜Р�適 ��終了点〜一般道：快適。お花畑に癒される。 |
| その他周辺情報 | 下山後、白根会館で温泉700円。 営業時間：9:00〜17:00 |
写真
久しぶりにやって参りました。広河原。
インフォメーションセンターのトイレ使用不可でした。
インフォメーションセンターのトイレ使用不可でした。
C沢を渡渉して一般道を少し進んだところにバットレス基部への踏み跡があります。
入口にケルン、以降は明瞭な踏み跡一本道で迷うことは・・・たぶんない。
入口にケルン、以降は明瞭な踏み跡一本道で迷うことは・・・たぶんない。
2日目！！
2:00 小屋を出発
天気は快晴。満天の星空がすごくキレイだった。
2:00 小屋を出発
天気は快晴。満天の星空がすごくキレイだった。
暗闇をグングン歩いてアプローチ。
前日の偵察のお陰であっさり到着・・・嘘。ちょっと迷ったw
C沢の渡渉点が偵察の時より少し下流だったのが失敗だった。
前日の偵察のお陰であっさり到着・・・嘘。ちょっと迷ったw
C沢の渡渉点が偵察の時より少し下流だったのが失敗だった。
バットレス基部から見た朝焼けはキレイだった。注意）ここはかなりザレていて、荷物適当に置いとくと、斜面が崩れて勝手に落ちていくので確保しとかないとマズイことになる。(実際なった。たまたま歩きで回収できたけど)
1
バットレス基部から見た朝焼けはキレイだった。
注意）ここはかなりザレていて、荷物適当に置いとくと、斜面が崩れて勝手に落ちていくので確保しとかないとマズイことになる。(実際なった。たまたま歩きで回収できたけど)
注意）ここはかなりザレていて、荷物適当に置いとくと、斜面が崩れて勝手に落ちていくので確保しとかないとマズイことになる。(実際なった。たまたま歩きで回収できたけど)
1P目の終了点より、1P目を見下ろす。
出だしがちょっと難しいが、あとは快適。
左手に明瞭な終了点あり。
出だしがちょっと難しいが、あとは快適。
左手に明瞭な終了点あり。
3P目。
2P目の終了点からみて左上のルンゼを登る。
2P目の終了点から直登してもよいみたい。
2P目の終了点からみて左上のルンゼを登る。
2P目の終了点から直登してもよいみたい。
3P目のルンゼの内部。快適な登攀。
ビレイ点がなかった、かつ安定したテラスだったので、普通にビレイ。
ビレイ点がなかった、かつ安定したテラスだったので、普通にビレイ。
ルンゼを抜けると横断バンド。
ここで少し休憩。
下部フランケを登るパーティーがいました。
ここで少し休憩。
下部フランケを登るパーティーがいました。
4P目。
ピラミッドフェース1P目。
かなり脆く落石を起こすと下部岸壁に向かって落ちていく。
1つ落としてしまった。猛省してる。
ピラミッドフェース1P目。
かなり脆く落石を起こすと下部岸壁に向かって落ちていく。
1つ落としてしまった。猛省してる。
5P目。逆層のスラブ。
残置ピンを見つけにくい。カム使用。
この時点で6:50。
横断バンドを歩く際に手持ちのロープが絡んで、ほどくのに時間がかかってしまったのが原因。どうすればよかったんだろね。
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5P目。
逆層のスラブ。
残置ピンを見つけにくい。カム使用。
この時点で6:50。
横断バンドを歩く際に手持ちのロープが絡んで、ほどくのに時間がかかってしまったのが原因。どうすればよかったんだろね。
逆層のスラブ。
残置ピンを見つけにくい。カム使用。
この時点で6:50。
横断バンドを歩く際に手持ちのロープが絡んで、ほどくのに時間がかかってしまったのが原因。どうすればよかったんだろね。
6P目。今回の核心のように感じたピッチ。
お花が生えてるカンテ沿いに登って乗っ越すと快適なテラス。
5P目はここで終了した方がよかったかも。
続けてロープを伸ばすとツルツルの小チムニー状からのツルツルスラブが悪かった笑
このピッチでは下部のカンテ状でカム使用。
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6P目。
今回の核心のように感じたピッチ。
お花が生えてるカンテ沿いに登って乗っ越すと快適なテラス。
5P目はここで終了した方がよかったかも。
続けてロープを伸ばすとツルツルの小チムニー状からのツルツルスラブが悪かった笑
このピッチでは下部のカンテ状でカム使用。
今回の核心のように感じたピッチ。
お花が生えてるカンテ沿いに登って乗っ越すと快適なテラス。
5P目はここで終了した方がよかったかも。
続けてロープを伸ばすとツルツルの小チムニー状からのツルツルスラブが悪かった笑
このピッチでは下部のカンテ状でカム使用。
7P目。
6P目の終了点から左にトラバースして直上。
逆層のスラブ。終了点は直上後、少し左側の小テラスでトラバースして立ち木で作成。
6P目の終了点から左にトラバースして直上。
逆層のスラブ。終了点は直上後、少し左側の小テラスでトラバースして立ち木で作成。
8P目。
ツルツルのスラブ。真っすぐ登るだけだが・・・悪かった。
スラブが続いて足の指痛くなってきた・・・
ここでもカム使用。
ツルツルのスラブ。真っすぐ登るだけだが・・・悪かった。
スラブが続いて足の指痛くなってきた・・・
ここでもカム使用。
9P目。ピラミッドフェースの最終ピッチ。
直上して立ち木の下あたりから右へトラバースして四尾根に合流する。
ガバフレークが数か所あるが、グラついてるものが多く要注意。
トラバース前にピッチを切った方が良いかも。
9P目。
ピラミッドフェースの最終ピッチ。
直上して立ち木の下あたりから右へトラバースして四尾根に合流する。
ガバフレークが数か所あるが、グラついてるものが多く要注意。
トラバース前にピッチを切った方が良いかも。
ピラミッドフェースの最終ピッチ。
直上して立ち木の下あたりから右へトラバースして四尾根に合流する。
ガバフレークが数か所あるが、グラついてるものが多く要注意。
トラバース前にピッチを切った方が良いかも。
10：00 四尾根に合流して振り返る。大樺沢、鳳凰三山がキレイね〜。30分ほど休憩〜
とか思ってたら・・・
10P目。
白い岩のクラックの写真忘れてたw
そういえば雷鳥さんの雛いたな。
このピッチは快適そのものだけど終了点が微妙。
適当な残置ピンと岩にスリング巻いて作成。
1
10：00 四尾根に合流して振り返る。
大樺沢、鳳凰三山がキレイね〜。30分ほど休憩〜
とか思ってたら・・・
10P目。
白い岩のクラックの写真忘れてたw
そういえば雷鳥さんの雛いたな。
このピッチは快適そのものだけど終了点が微妙。
適当な残置ピンと岩にスリング巻いて作成。
大樺沢、鳳凰三山がキレイね〜。30分ほど休憩〜
とか思ってたら・・・
10P目。
白い岩のクラックの写真忘れてたw
そういえば雷鳥さんの雛いたな。
このピッチは快適そのものだけど終了点が微妙。
適当な残置ピンと岩にスリング巻いて作成。
11P目。
ピラミッドフェースの頭を巻いて登る。
(左手の影になってる岩がピラミッドフェースの頭)
快適だけど長いw
ピラミッドフェースの頭を巻いて登る。
(左手の影になってる岩がピラミッドフェースの頭)
快適だけど長いw
12P目。マッチ箱へ向かって登る。
落ちる感じは全くしないけど、結構なランナウト。
出だしのランナウト後のテラスで支点取ったら、そのあと絶望的にロープ重かった。ロープの流れをもう少し気にしないとね。
最後もまぁまぁランナウトしてマッチ箱の頭へ。
12P目。
マッチ箱へ向かって登る。
落ちる感じは全くしないけど、結構なランナウト。
出だしのランナウト後のテラスで支点取ったら、そのあと絶望的にロープ重かった。ロープの流れをもう少し気にしないとね。
最後もまぁまぁランナウトしてマッチ箱の頭へ。
マッチ箱へ向かって登る。
落ちる感じは全くしないけど、結構なランナウト。
出だしのランナウト後のテラスで支点取ったら、そのあと絶望的にロープ重かった。ロープの流れをもう少し気にしないとね。
最後もまぁまぁランナウトしてマッチ箱の頭へ。
マッチ箱の終了点と少し奥に懸垂支点。
黄色いスリングがあります。
向かって左手に降りていくことになります。
黄色いスリングがあります。
向かって左手に降りていくことになります。
13P目。右側のロープはマッチ箱の頭から懸垂下降したロープ。
降りたところの小テラスから13P目。快適なスラブ。
枯れ木テラス崩壊地直前まで60mいっぱいロープを伸ばして登る。
かなり居心地の悪い場所でビレイする羽目に。
少し下のテラスを終了点とした方がよかった。
この辺で疲れ切ってコールが雑に。最後まで丁寧にやらなあかん。
13P目。
右側のロープはマッチ箱の頭から懸垂下降したロープ。
降りたところの小テラスから13P目。快適なスラブ。
枯れ木テラス崩壊地直前まで60mいっぱいロープを伸ばして登る。
かなり居心地の悪い場所でビレイする羽目に。
少し下のテラスを終了点とした方がよかった。
この辺で疲れ切ってコールが雑に。最後まで丁寧にやらなあかん。
右側のロープはマッチ箱の頭から懸垂下降したロープ。
降りたところの小テラスから13P目。快適なスラブ。
枯れ木テラス崩壊地直前まで60mいっぱいロープを伸ばして登る。
かなり居心地の悪い場所でビレイする羽目に。
少し下のテラスを終了点とした方がよかった。
この辺で疲れ切ってコールが雑に。最後まで丁寧にやらなあかん。
14P目。
最上部のガバガバリップトラバース。
城塞ハング基部まで。
快適だけど怖い。終了点は貧弱。
最上部のガバガバリップトラバース。
城塞ハング基部まで。
快適だけど怖い。終了点は貧弱。
15P目。
城塞ハング。
今回のクライミングで一番面白く感じた。
少し被ったチムニーの中をガバでぐいぐい登る。
城塞ハング。
今回のクライミングで一番面白く感じた。
少し被ったチムニーの中をガバでぐいぐい登る。
ハイマツ帯まで登って終了点とした。
13：45 4人全員登攀完了。
30分ほど休憩。
13：45 4人全員登攀完了。
30分ほど休憩。
草付きを20分ほど歩いて一般道へ。
間ノ岳方面はガスってきてる。
素晴らしい稜線。
間ノ岳方面はガスってきてる。
素晴らしい稜線。
草滑りをだらだら下る。
何しても足がつりそうw
結局一人遅れて、足を引っ張ってしまった。。。
何しても足がつりそうw
結局一人遅れて、足を引っ張ってしまった。。。
17:30
ヘロヘロになりながら白根御池へ到着。
こんなに疲れたのは初めてでございました・・・
ヘロヘロになりながら白根御池へ到着。
こんなに疲れたのは初めてでございました・・・
18:00 晩御飯。
連泊するとメニュー替えてくれるらしく、ハンバーグでした。
最高に美味しかった。
(」゜д゜)」ハンバーーーグ!!
連泊するとメニュー替えてくれるらしく、ハンバーグでした。
最高に美味しかった。
(」゜д゜)」ハンバーーーグ!!
6:00
白根御池小屋を出発。
三日間お世話になりました。
とてもよくして頂き感謝でございます。
白根御池小屋を出発。
三日間お世話になりました。
とてもよくして頂き感謝でございます。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図（地形図）
トポ
笛
ヘッドランプ
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
ロープ
クライミングシューズ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
クイックドロー
スリング
セルフビレイランヤード
キャメロット
ナッツキー
ディッセンダー
|
|---|---|
| 備考 | ナッツは使わなかった。 カムはキャメロット#0.1〜4持っていった。 #0.3〜#3で十分かも。 テント泊でもよかったかもしれない。 |
感想
よく晴れた中、いつかは登りたいと思ってたバットレスにトライ出来てよかった。
チームに入れてくれた仲間たちに感謝です。
ルートの詳細は写真と共にいっぱい書いた(つもり)なので略！！
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