ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2001004
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

涸沢〜北穂高岳(テント泊)

2019年09月01日(日) 〜 2019年09月02日(月)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
17:13
距離
44.7km
登り
2,095m
下り
2,066m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:11
休憩
2:22
合計
10:33
距離 21.2km 登り 1,874m 下り 1,077m
5:50
9
6:29
4
7:58
8:16
16
8:32
33
9:05
9:08
45
9:53
39
10:32
6
10:38
12:15
3
12:18
12:20
2
12:22
6
12:28
93
14:01
14:07
13
14:20
14:24
0
14:24
14:26
2
14:28
14:37
10
14:47
86
16:13
16:14
5
16:19
2日目
山行
5:03
休憩
1:33
合計
6:36
距離 23.6km 登り 221m 下り 1,014m
7:28
3
7:31
7:32
22
7:54
36
8:30
27
8:57
14
9:11
10:05
34
10:39
7
10:46
6
10:52
11:17
6
11:23
6
11:29
11:30
26
11:56
12:07
32
12:50
31
13:26
32
13:58
13:59
5
天候 初日。出だしは雲多めも青空もあって気持ち良くスタート。午後になって北穂高岳山頂にアタックするタイミングで雨。この雨はしばらくして止んだものの、夜から明け方にかけてはガスと強風で荒天。
2日目。さらに天気が崩れるとの情報を受け、予定変更して歩き出して間もなく雨。撤退を決め上高地まで戻る道中ずっと降り続いた。
今回も見事に雨雨雨…
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
大阪・京都ー上高地を結ぶ「さわやか信州号」を往復利用。
乗り換えなしで上高地まで行けるのはすごく便利なのだけど、片道10,400円は登山に向かう高速バスの運賃としてはなかなかキツい。
コース状況/
危険箇所等
上高地から横尾まではほぼ高低差もない歩きやすい道。ただ距離は11kmほどあるけど。
横尾から涸沢までは平均的な登山道。特別危険なところや難所もなし。
涸沢から北穂高岳のルートはゴツゴツした岩場がメイン。途中に梯子と鎖場もあり。両腕も使って3点確保しつつ慎重に。ただし、雨で濡れると難度アップ。
予約できる山小屋
横尾山荘
前回から一ヶ月以上間が空いて久し振りの登山。
今回の計画。初日、上高地から涸沢に向かいテントを張って北穂高岳登頂、2日目、奥穂高岳・前穂高岳登頂、3日目、上高地に戻ってくるプラン。
いざ上高地へ。
2019年08月31日 22:34撮影 by  iPhone XS, Apple
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8/31 22:34
前回から一ヶ月以上間が空いて久し振りの登山。
今回の計画。初日、上高地から涸沢に向かいテントを張って北穂高岳登頂、2日目、奥穂高岳・前穂高岳登頂、3日目、上高地に戻ってくるプラン。
いざ上高地へ。
今回予約できたのが最後尾1つ前の真ん中の席。思っていた以上に揺れて熟睡できず。まぁ、バスではいつも熟睡できないのだけど、今回は特にダメだった気がする。
そんな寝不足のまま上高地に到着。
2019年09月01日 05:10撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/1 5:10
今回予約できたのが最後尾1つ前の真ん中の席。思っていた以上に揺れて熟睡できず。まぁ、バスではいつも熟睡できないのだけど、今回は特にダメだった気がする。
そんな寝不足のまま上高地に到着。
一ヶ月半振りの上高地。前回より人が多い。
上空には青空が広がっている。今回こそはいい山行になりそうな予感。

と、この時は思っていたのだけど。
2019年09月01日 05:25撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/1 5:25
一ヶ月半振りの上高地。前回より人が多い。
上空には青空が広がっている。今回こそはいい山行になりそうな予感。

と、この時は思っていたのだけど。
河童橋の下を梓川が流れ、奥に穂高連峰が聳える。最高の景色。
2019年09月01日 05:50撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/1 5:50
河童橋の下を梓川が流れ、奥に穂高連峰が聳える。最高の景色。
反対方向には朝日が当たって輝く焼岳の姿もくっきり。
2019年09月01日 05:52撮影 by  iPhone XS, Apple
9/1 5:52
反対方向には朝日が当たって輝く焼岳の姿もくっきり。
出発45分ほどで明神館に到着。
2019年09月01日 06:28撮影 by  iPhone XS, Apple
9/1 6:28
出発45分ほどで明神館に到着。
IWANAさんは今回も健在。
2019年09月01日 06:29撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/1 6:29
IWANAさんは今回も健在。
出発して1時間、木々に囲まれた遊歩道を歩く。
まだまだ先は長い。
2019年09月01日 06:44撮影 by  iPhone XS, Apple
9/1 6:44
出発して1時間、木々に囲まれた遊歩道を歩く。
まだまだ先は長い。
徳沢到着。
テントがたくさん張られ、中で食事をしている人も多かった。
今回は帰りにここでソフトクリームを食べるつもり、だった。
2019年09月01日 07:08撮影 by  iPhone XS, Apple
9/1 7:08
徳沢到着。
テントがたくさん張られ、中で食事をしている人も多かった。
今回は帰りにここでソフトクリームを食べるつもり、だった。
出発2時間、まだまだ遊歩道を歩く。
1時間前と絵が変わっていない気がする。
2019年09月01日 07:47撮影 by  iPhone XS, Apple
9/1 7:47
出発2時間、まだまだ遊歩道を歩く。
1時間前と絵が変わっていない気がする。
横尾に到着。
ここでザックを下ろして休憩。
2019年09月01日 07:54撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/1 7:54
横尾に到着。
ここでザックを下ろして休憩。
横尾大橋。
目指す涸沢はこの先。
2019年09月01日 08:17撮影 by  iPhone XS, Apple
9/1 8:17
横尾大橋。
目指す涸沢はこの先。
橋からの眺め。
きれいな川と美しい山。最高。天気が薄曇りなのが残念だけど。
2019年09月01日 08:19撮影 by  iPhone XS, Apple
9/1 8:19
橋からの眺め。
きれいな川と美しい山。最高。天気が薄曇りなのが残念だけど。
出発して3時間。
横尾から先は登山道に。
2019年09月01日 08:44撮影 by  iPhone XS, Apple
9/1 8:44
出発して3時間。
横尾から先は登山道に。
左手に屏風岩がドン!っと 控える。
すごい圧力。
2019年09月01日 08:58撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/1 8:58
左手に屏風岩がドン!っと 控える。
すごい圧力。
本谷橋。
涸沢から戻る人の列が途切れず結構待たされた。
2019年09月01日 09:06撮影 by  iPhone XS, Apple
9/1 9:06
本谷橋。
涸沢から戻る人の列が途切れず結構待たされた。
Sガレ付近。
これだけ注意喚起の看板があると嫌でも緊張してしまうじゃない。ささっと通過。
2019年09月01日 09:39撮影 by  iPhone XS, Apple
9/1 9:39
Sガレ付近。
これだけ注意喚起の看板があると嫌でも緊張してしまうじゃない。ささっと通過。
出発4時間。
岩がゴロゴロする登りをひたすら歩く。
2019年09月01日 09:49撮影 by  iPhone XS, Apple
9/1 9:49
出発4時間。
岩がゴロゴロする登りをひたすら歩く。
ようやく涸沢カールが見えてきた。ものすごく小さいけど小屋も見える。
ただ、まだまだ遠いなぁ。
2019年09月01日 09:55撮影 by  iPhone XS, Apple
9/1 9:55
ようやく涸沢カールが見えてきた。ものすごく小さいけど小屋も見える。
ただ、まだまだ遠いなぁ。
一部分だけオレンジいろになっているナナカマド発見。
紅葉先走り?シーズンになったらこれが真っ赤になるのかぁ。見てみたい。
2019年09月01日 10:14撮影 by  iPhone XS, Apple
9/1 10:14
一部分だけオレンジいろになっているナナカマド発見。
紅葉先走り?シーズンになったらこれが真っ赤になるのかぁ。見てみたい。
涸沢分岐に到着。
あと少し、あと少し…
2019年09月01日 10:21撮影 by  iPhone XS, Apple
9/1 10:21
涸沢分岐に到着。
あと少し、あと少し…
上高地を出発して5時間で涸沢ヒュッテに到着。
あぁ、しんど。小屋の奥に進むと…
2019年09月01日 10:32撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/1 10:32
上高地を出発して5時間で涸沢ヒュッテに到着。
あぁ、しんど。小屋の奥に進むと…
涸沢カールとそれを取り囲む穂高連峰がドーン!と目に飛び込んできた。
すごい。
2019年09月01日 10:33撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/1 10:33
涸沢カールとそれを取り囲む穂高連峰がドーン!と目に飛び込んできた。
すごい。
正面に涸沢のテント場が見える。
日曜日ということもあって、写真で見ていたような大きなテント村ではなかった。
2019年09月01日 10:33撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/1 10:33
正面に涸沢のテント場が見える。
日曜日ということもあって、写真で見ていたような大きなテント村ではなかった。
テント場から眺めるカールと穂高連峰。
すごいしか出てこない絶景。モルゲンロートも楽しみ、にしていたのだけど。
2019年09月01日 10:38撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/1 10:38
テント場から眺めるカールと穂高連峰。
すごいしか出てこない絶景。モルゲンロートも楽しみ、にしていたのだけど。
テント泊の申し込みは13時から。先に張っておいてOK。テントを張る場所は選びたい放題。
なるべく平でなだらかなところ、かつヒュッテからの距離を考慮してここに決めた。
2019年09月01日 10:40撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/1 10:40
テント泊の申し込みは13時から。先に張っておいてOK。テントを張る場所は選びたい放題。
なるべく平でなだらかなところ、かつヒュッテからの距離を考慮してここに決めた。
地面に埋まっていた大きめの石を掘り出して整地。
寝心地に直結するので必死。
2019年09月01日 10:46撮影 by  iPhone XS, Apple
9/1 10:46
地面に埋まっていた大きめの石を掘り出して整地。
寝心地に直結するので必死。
地面が固くてペグが刺さらず苦労するも、細引きを結ぶ岩は売るほどある。40分ほどで設営完了。
昼ご飯を食べた後、眠くなったので少し休憩。
2019年09月01日 11:26撮影 by  iPhone XS, Apple
9/1 11:26
地面が固くてペグが刺さらず苦労するも、細引きを結ぶ岩は売るほどある。40分ほどで設営完了。
昼ご飯を食べた後、眠くなったので少し休憩。
昼寝を終えて出発準備。
まずはヒュッテの水場で給水。蛇口が8つあって水量も豊富。
2019年09月01日 12:19撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/1 12:19
昼寝を終えて出発準備。
まずはヒュッテの水場で給水。蛇口が8つあって水量も豊富。
アタックザックを背負い、ウエストポーチを巻いて北穂高岳を目指す。
北穂高へは涸沢小屋の脇から向かう。
2019年09月01日 12:26撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/1 12:26
アタックザックを背負い、ウエストポーチを巻いて北穂高岳を目指す。
北穂高へは涸沢小屋の脇から向かう。
少し登ったところからテント場を見下ろす。
白いテントの我が家がはっきりと見える。
2019年09月01日 12:31撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/1 12:31
少し登ったところからテント場を見下ろす。
白いテントの我が家がはっきりと見える。
前穂高岳〜奥穂高岳、それに包まれたようなカールの全景がドーンと見える。
2019年09月01日 12:40撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/1 12:40
前穂高岳〜奥穂高岳、それに包まれたようなカールの全景がドーンと見える。
しばらく上ると岩場のコースに。
○や矢印のペンキが多いのでよっぽどボーっとしなければ道迷いはしないはず。
2019年09月01日 12:51撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/1 12:51
しばらく上ると岩場のコースに。
○や矢印のペンキが多いのでよっぽどボーっとしなければ道迷いはしないはず。
さらに進むと鎖場登場。
取っ掛かり多く、所々杭も打ってあるので必ずしも鎖を使わなくても大丈夫。ゆっくり慎重に。
2019年09月01日 13:18撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/1 13:18
さらに進むと鎖場登場。
取っ掛かり多く、所々杭も打ってあるので必ずしも鎖を使わなくても大丈夫。ゆっくり慎重に。
1ヶ所梯子もあり。
ここも慎重にいけば何ら問題なし。
2019年09月01日 13:22撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/1 13:22
1ヶ所梯子もあり。
ここも慎重にいけば何ら問題なし。
東の方も見ると三角形の常念岳から蝶ヶ岳へと続く稜線がくっきり。
2019年09月01日 13:33撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/1 13:33
東の方も見ると三角形の常念岳から蝶ヶ岳へと続く稜線がくっきり。
さらに高いところから見下ろす。
もうすごいしか出てこない。
2019年09月01日 13:33撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/1 13:33
さらに高いところから見下ろす。
もうすごいしか出てこない。
北穂高岳山頂が見えてきた。
斜面を見るとテントが1張。ここが北穂高小屋のテント場なの?これはすごい…
2019年09月01日 14:01撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/1 14:01
北穂高岳山頂が見えてきた。
斜面を見るとテントが1張。ここが北穂高小屋のテント場なの?これはすごい…
北穂分岐到着。
ここで雨が降り出す。北穂高小屋まであと少しも雨足かなり強く、無念のレインウェア装着…(4回連続)
2019年09月01日 14:12撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/1 14:12
北穂分岐到着。
ここで雨が降り出す。北穂高小屋まであと少しも雨足かなり強く、無念のレインウェア装着…(4回連続)
ようやく北穂高岳山頂3,106mに到着。
眺望は真っ白で何も見えず。
2019年09月01日 14:20撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/1 14:20
ようやく北穂高岳山頂3,106mに到着。
眺望は真っ白で何も見えず。
槍ヶ岳のある方向もご覧の通り。
2019年09月01日 14:21撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/1 14:21
槍ヶ岳のある方向もご覧の通り。
北穂高小屋の軒先をお借りしてレインウェアを着直す。
雨は全然止みそうにない。雨で濡れてスリッピーな岩場を下りていくのか…げんなり。
かと言って戻らない訳にもいかず。気合い一発スタート!
2019年09月01日 14:25撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/1 14:25
北穂高小屋の軒先をお借りしてレインウェアを着直す。
雨は全然止みそうにない。雨で濡れてスリッピーな岩場を下りていくのか…げんなり。
かと言って戻らない訳にもいかず。気合い一発スタート!
山頂から戻る道を確認。
しかし、改めて見てもとんでもないところに来たなぁ。
2019年09月01日 14:36撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/1 14:36
山頂から戻る道を確認。
しかし、改めて見てもとんでもないところに来たなぁ。
遠く下の方に涸沢のテント場が、我が家の白テントが見える。うへぇ、遠い。
先行者発見、外国人の2人組。岩場が苦手なのかゆっくり。道を譲ってもらい先に行く。
ただこの2人組、この後やらかすことに。
2019年09月01日 14:54撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/1 14:54
遠く下の方に涸沢のテント場が、我が家の白テントが見える。うへぇ、遠い。
先行者発見、外国人の2人組。岩場が苦手なのかゆっくり。道を譲ってもらい先に行く。
ただこの2人組、この後やらかすことに。
常念岳の方を見ると…あれ、あっち晴れてない?こっちはいまだ雨ポツポツなのだけど。
2019年09月01日 15:12撮影 by  iPhone XS, Apple
9/1 15:12
常念岳の方を見ると…あれ、あっち晴れてない?こっちはいまだ雨ポツポツなのだけど。
梯子まで戻る。
雨で濡れて滑りそうで怖い。おまけに冷えて手が冷たい。慎重に。
2019年09月01日 15:25撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/1 15:25
梯子まで戻る。
雨で濡れて滑りそうで怖い。おまけに冷えて手が冷たい。慎重に。
鎖場も終え、ひたすら岩場を下っていく。
突然右後方からすごく乾いた、それでいて恐ろしい音が聞こえてきた。
振り返ると、さっきの外国人2人組の方から人の頭くらいはありそうな大きな岩がすごい音を立てて転がり落ちていくのを目撃。
おいおいおいおい、マジかぁ。落石、これは怖い。自分も落とさないようにと改めて意識する。
2019年09月01日 15:39撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/1 15:39
鎖場も終え、ひたすら岩場を下っていく。
突然右後方からすごく乾いた、それでいて恐ろしい音が聞こえてきた。
振り返ると、さっきの外国人2人組の方から人の頭くらいはありそうな大きな岩がすごい音を立てて転がり落ちていくのを目撃。
おいおいおいおい、マジかぁ。落石、これは怖い。自分も落とさないようにと改めて意識する。
北穂高小屋から2時間弱で涸沢小屋まで下りてきた。
いやぁ、無事で何より。
2019年09月01日 16:13撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/1 16:13
北穂高小屋から2時間弱で涸沢小屋まで下りてきた。
いやぁ、無事で何より。
我が家に到着する頃には雨は上がっていた。少し明るくなってない?回復しているんじゃない?
テント泊申し込みの際、明日の天気を聞く。
「明日は崩れます。早ければ午前中から。」
ガーン。何それ、聞いてないけど。携帯の電波弱く、天気予報が見られない。明日以降どうなる?どうする?
2019年09月01日 16:19撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/1 16:19
我が家に到着する頃には雨は上がっていた。少し明るくなってない?回復しているんじゃない?
テント泊申し込みの際、明日の天気を聞く。
「明日は崩れます。早ければ午前中から。」
ガーン。何それ、聞いてないけど。携帯の電波弱く、天気予報が見られない。明日以降どうなる?どうする?
とりあえず、今できることをしよう。
今できること、それはビールを買って飲むこと!
2019年09月01日 16:29撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/1 16:29
とりあえず、今できることをしよう。
今できること、それはビールを買って飲むこと!
穂高に向かって乾杯!ヤバイ、美味い!
ご飯もしっかり食べて体力を回復させる。
2019年09月01日 16:41撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/1 16:41
穂高に向かって乾杯!ヤバイ、美味い!
ご飯もしっかり食べて体力を回復させる。
食後、まったりと穂高連峰を眺める。
相変わらず雲は晴れない。当初の計画では、明日は奥穂高岳から前穂高岳に行き、戻って涸沢岳に登ってもう1泊するつもりだった。雨が降るとなると難易度跳ね上がって難しいなぁ。
天気が好転することを願って就寝。
2019年09月01日 18:12撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/1 18:12
食後、まったりと穂高連峰を眺める。
相変わらず雲は晴れない。当初の計画では、明日は奥穂高岳から前穂高岳に行き、戻って涸沢岳に登ってもう1泊するつもりだった。雨が降るとなると難易度跳ね上がって難しいなぁ。
天気が好転することを願って就寝。
夜中、強風に煽られてテントがバタつく音で何度も目を覚ます。その度外を見るも一面ガスだらけ。朝までに何とか晴れて…

そして朝。
雲が手に届きそうなくらいまで垂れ込めており、いつ降り出してもおかしくないレベルに。おまけに風も相当強い…
穂高はどこぉ?
2019年09月02日 05:14撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/2 5:14
夜中、強風に煽られてテントがバタつく音で何度も目を覚ます。その度外を見るも一面ガスだらけ。朝までに何とか晴れて…

そして朝。
雲が手に届きそうなくらいまで垂れ込めており、いつ降り出してもおかしくないレベルに。おまけに風も相当強い…
穂高はどこぉ?
一方、カールと反対側の常念山脈は朝日に照らされていた。昨日からあっちばっかりなぜなのだ。
2019年09月02日 05:26撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/2 5:26
一方、カールと反対側の常念山脈は朝日に照らされていた。昨日からあっちばっかりなぜなのだ。
朝ご飯を食べつつ今からどうするか考える。
視界悪く奥穂高岳へはとても行けそうにない。このままテントで1日過ごしても明日は登っている時間はなく上高地に戻るだけ。
…じゃあ撤退しかないか。
ということで予定を切り上げ、強風の中テントを撤収。
2019年09月02日 07:25撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/2 7:25
朝ご飯を食べつつ今からどうするか考える。
視界悪く奥穂高岳へはとても行けそうにない。このままテントで1日過ごしても明日は登っている時間はなく上高地に戻るだけ。
…じゃあ撤退しかないか。
ということで予定を切り上げ、強風の中テントを撤収。
今は雲に隠れて見えない奥穂高岳よ、前穂高岳よ。今度改めてリベンジに来るから待っとけ!(山は逃げない)
下山開始。
2019年09月02日 07:27撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/2 7:27
今は雲に隠れて見えない奥穂高岳よ、前穂高岳よ。今度改めてリベンジに来るから待っとけ!(山は逃げない)
下山開始。
下山道を突き進みつつまだ悩む。
休みはあと1日あるのに、せっかく北アルプスまで来たのにこのまま帰るももったいないなぁ。今回登ったピークは北穂高岳のみ。もう一ヶ所くらい登れないかなぁ。
そうこうするうちに横尾まで戻ってくる。
2019年09月02日 09:09撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/2 9:09
下山道を突き進みつつまだ悩む。
休みはあと1日あるのに、せっかく北アルプスまで来たのにこのまま帰るももったいないなぁ。今回登ったピークは北穂高岳のみ。もう一ヶ所くらい登れないかなぁ。
そうこうするうちに横尾まで戻ってくる。
横尾で休憩しているととうとう降ってきた。しかもかなり強め。
あぁ、やっぱりダメかぁ。携帯をいじってみると今日京都に帰るバスに空きはある。そして、槍ヶ岳の天気を見てみると、今日はいまいちも明日は晴れて登山日和とある。
うーん、いきなり予定していなかった槍ヶ岳、とかどうなの?
2019年09月02日 09:36撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/2 9:36
横尾で休憩しているととうとう降ってきた。しかもかなり強め。
あぁ、やっぱりダメかぁ。携帯をいじってみると今日京都に帰るバスに空きはある。そして、槍ヶ岳の天気を見てみると、今日はいまいちも明日は晴れて登山日和とある。
うーん、いきなり予定していなかった槍ヶ岳、とかどうなの?
ここから槍ヶ岳に向かうとなると約5時間。殺生ヒュッテ、できれば槍ヶ岳山荘まで行き、翌朝槍ヶ岳を登頂してダッシュで下りてくれば15時発のバスにも間に合うのではないか…
いつの間にか雨も止んでいた。
2019年09月02日 10:01撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/2 10:01
ここから槍ヶ岳に向かうとなると約5時間。殺生ヒュッテ、できれば槍ヶ岳山荘まで行き、翌朝槍ヶ岳を登頂してダッシュで下りてくれば15時発のバスにも間に合うのではないか…
いつの間にか雨も止んでいた。
よし、とりあえず行けるとこまでいってみよう。天気さえ保ってくれればやれるはず!
ということで、急遽決めた槍ヶ岳登山を開始する。
2019年09月02日 10:06撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/2 10:06
よし、とりあえず行けるとこまでいってみよう。天気さえ保ってくれればやれるはず!
ということで、急遽決めた槍ヶ岳登山を開始する。
一ノ俣、二ノ俣まで順調にやって来る。体もまだまだ調子いい。これは本当に槍ヶ岳まで行けるかも…

甘くはなかった。
二ノ俣を過ぎた辺りで再び雨。これが本降りとなって大慌てでレインウェアとザックカバーを装着。その間にずぶ濡れとなり、完全に心が折れてしまった。今度こそ本当に撤退を決める。
2019年09月02日 10:52撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/2 10:52
一ノ俣、二ノ俣まで順調にやって来る。体もまだまだ調子いい。これは本当に槍ヶ岳まで行けるかも…

甘くはなかった。
二ノ俣を過ぎた辺りで再び雨。これが本降りとなって大慌てでレインウェアとザックカバーを装着。その間にずぶ濡れとなり、完全に心が折れてしまった。今度こそ本当に撤退を決める。
槍ヶ岳に向けて出発してから2時間、横尾に舞い戻る。
ここで今日のバスの予約を取り、事前に取っていた明日のバスのキャンセルを行う。これであとは時間までに上高地に戻るだけ。目標は2時間。いざ!
2019年09月02日 12:04撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/2 12:04
槍ヶ岳に向けて出発してから2時間、横尾に舞い戻る。
ここで今日のバスの予約を取り、事前に取っていた明日のバスのキャンセルを行う。これであとは時間までに上高地に戻るだけ。目標は2時間。いざ!
雨が降り続ける中、ただひたすらに歩く。
45分で徳沢に到着。当初予定していたソフトクリームは当然お預け。また今度の機会に。先を急ぐ。
2019年09月02日 12:49撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/2 12:49
雨が降り続ける中、ただひたすらに歩く。
45分で徳沢に到着。当初予定していたソフトクリームは当然お預け。また今度の機会に。先を急ぐ。
雨が止む気配は全くなし。それでも歩き続ける。
徳沢から35分、明神館着。予定していなかったIWANAを食べる…ことは当然なし。
この辺りから観光客が増えてきた。月曜日の、しかも雨降りの中、傘やポンチョでよく来るなぁ。
上高地へ急ぐ。
2019年09月02日 13:25撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/2 13:25
雨が止む気配は全くなし。それでも歩き続ける。
徳沢から35分、明神館着。予定していなかったIWANAを食べる…ことは当然なし。
この辺りから観光客が増えてきた。月曜日の、しかも雨降りの中、傘やポンチョでよく来るなぁ。
上高地へ急ぐ。
雨の中、途中から先行者を抜くことだけを目標に歩き続ける。
14時前、河童橋に到着。ここまできてようやくホッとする。しかし、平日の雨降りにこれだけの観光客とは…さすが上高地、すごい。
2019年09月02日 13:58撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/2 13:58
雨の中、途中から先行者を抜くことだけを目標に歩き続ける。
14時前、河童橋に到着。ここまできてようやくホッとする。しかし、平日の雨降りにこれだけの観光客とは…さすが上高地、すごい。
予定通り2時間で上高地バスターミナルまで戻ってきた。
バスの時間まであと1時間半。やることはまだある。まずは片付けと着替え。
2019年09月02日 14:07撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/2 14:07
予定通り2時間で上高地バスターミナルまで戻ってきた。
バスの時間まであと1時間半。やることはまだある。まずは片付けと着替え。
片付け・着替えの次は昼ご飯。
山賊焼きとメンチカツのボリューム満点定食に生ビールを添えて。
2019年09月02日 14:46撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/2 14:46
片付け・着替えの次は昼ご飯。
山賊焼きとメンチカツのボリューム満点定食に生ビールを添えて。
食後にお土産を買ってパッキングをし直す。これで今回の山行終了。今回も大きな予定変更があったけど、もうこればかりは仕方ないね。
自分へのご褒美「安曇野浪漫BEERしらかば」ゲット。
2019年09月02日 15:30撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/2 15:30
食後にお土産を買ってパッキングをし直す。これで今回の山行終了。今回も大きな予定変更があったけど、もうこればかりは仕方ないね。
自分へのご褒美「安曇野浪漫BEERしらかば」ゲット。
きちんと予約できていた「さわやか信州号」に乗って京都へ。
上高地よ、穂高連峰よ。また来るから!
2019年09月02日 15:31撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/2 15:31
きちんと予約できていた「さわやか信州号」に乗って京都へ。
上高地よ、穂高連峰よ。また来るから!
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 サングラス タオル ストック ポール テント テントマット シェラフ ツェルト

感想

今年の遠征第4弾は涸沢から穂高岳へのチャレンジでした。
初日に上高地から涸沢に入ってテントを張って北穂高岳に登頂。2日目に奥穂高岳・前穂高岳と涸沢岳に登り、3日目に帰るというプラン。結果はご覧の通り、またも天気に味方してもらえず途中撤退となりました。そもそも今回のプラン策定も、また8月のベストシーズンにただの1度も山に行けなかったのも、全ては天気に振り回され続けたためで…

前回の富士登山の後、当然すぐに次の山行計画に取り掛かり、お盆の翌週に3泊4日で黒部源流域を満喫するプランを作成。仕事の休み取得、バスの予約を終えて後はその日を待つのみに。ところが、出発日が近付くにつれどんどん天気予報が悪くなっていき、しまいには行程4日中4日ともに雨マークが付く始末。これでは楽しめないどころか危険もありうるため泣く泣く延期を決定。すぐに仕事をやりくりし、なんとか1週間後の8月最終週出発に変更、調整できました。しかし、この変更した日程もまた雨予報の連続。まさかの2週続けての延期に追い込まれることに…(白い目)

「このままでは8月に、ベストシーズンに山に行けない!」
とにかくどこか山に行きたい!遠征したい!その一心で天気予報を見続け、仕事の予定と休みの取れるタイミングを計り、バスの空席も確認してようやく今回の涸沢〜穂高連峰が決まったのでした。

それなのに。
出発直前に見た予報では、3日目の後半に雨マークがあったものの、初日・2日目は晴れとか曇りとかであったはず。それが1日午後には早々にレインウェアのお世話になり、2日目には曇天・強風から本気の雨…
これで4山行連続で雨に降られ、レインとザックカバーを使わされ、計画変更に追い込まれております。うーん、いくら山の天気は変わりやすいとは言え度が過ぎていない?日頃の行い云々と言われたりもしますが、一体何をしたらこんな目に合うのか…
特に今回はメインの目的であった奥穂高岳に行けなかったのがすごく残念。これまでの遠征山行で最も消化不良で、がっかりな形で終わりました。

ただ、こんな今回の山行でも涸沢カールの雄大さや穂高連峰の圧倒的な迫力と危険さを感じ入ることができました。いつかのリベンジ戦に活かせるでしょう。
今回も「無事に、元気に帰ってくる」という登山をする上で最大の目標は達成できたので、まぁ良しとします。
ただ!次こそは天気本当にお願いします!

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