娘(9歳)と百名山 奥穂高→槍ヶ岳のテッペンへ！【安全第一】
長野県
岐阜県
子連れ登山
rxv11051
やまなみちゃん
体力度について
- GPS
- 38:35
- 距離
- 48.7km
- 登り
- 4,051m
- 下り
- 4,030m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 9:13
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 11:23
- 山行
- 11:34
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 13:42
- 山行
- 10:12
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 11:27
距離も50km近くになってしまいましたが、充実の山歩きでした。
| 天候 | 1日目：快晴、 2日目：快晴、 3日目：霧雨のち晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
復路 上高地バスターミナル 17:25 → 新島々 乗換 → 松本駅乗換 → 特急あずさ 帰りは新島々駅の改札から入って近くの席が松本駅で便利 特急あずさは、駅弁の社内販売なし。飲み物・おつまみ類のみ。 夕飯は松本駅で調達したいが、駅構内の駅弁専門店はこのくらいの時間帯では駅弁は売り切れの可能性大。 いったん改札外へ出て、コンビニ（NewDays)なら、コンビニ弁当なら買えるかも。 あるいは大急ぎで、長野蕎麦を食べるか。。。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
どこも、それなりに危険です。 良く調べて判断しましょう。 |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
大きな模型があって、今日の予定を確認。
ビクトリーロードを前に、一心同体解除。
奥穂の山頂は狭くて大混雑だったので、涸沢岳山頂にて。
まだ真っ暗ですが、外で朝ごはん。
今日は長いよ〜
まだ涸沢岳の先へは行けないので、横尾へ下ります。
うどんと牛丼、ジュース。
きれいだけど、ちょっと見飽きてくる。
早く進まないかなぁ。。。
続いて、山頂の撮影順番待ち。
皆さん、足元を照らしあって安全に一歩づつ下山。
完全に真っ暗じゃないですか。。。
19時20分からのお夕飯。普通なら遅めですが、ちょうどいい時間でした。1日で穂高から槍ヶ岳までこられて、山頂まで踏めたので大成功。 乾杯〜。
3
1日で穂高から槍ヶ岳までこられて、山頂まで踏めたので大成功。 乾杯〜。
5時まではいい感じに晴れていたんですが、この後雲に包まれて、霧雨状態。
大きな思い出をもらいました。
どこかの山で、小さな▲を見つけるたびに、思い出すと思います。
これでいいのだ！
天気は回復したので、雨装備解除、大荷物はデポして、今回最後のピーク南岳へ行ってみます。
名残惜しいですが、バスに間にあわなくなるので、帰りましょう。 もう少し時間があれば、大キレットが見えるあたりまで行きたかったのですが、、、。
1
前にもどこかで見たんだけど。。。
イマイチですが、まあ、仕方ない。。。
15分のタイムリミットなので、下山開始。
ここからは写真を撮る余裕もなく、5時間一気に下ります。
お昼ご飯の小休止をしようとして、紙パックのジュースが破裂。ザック丸洗いしてリパック。10分以上のロス。
そういえば、登りの途中でも、パン！という音で、カップラーメンのフタが剥がれていた。
1
ザック丸洗いしてリパック。10分以上のロス。
そういえば、登りの途中でも、パン！という音で、カップラーメンのフタが剥がれていた。
立ち止まる時間が取れないので、、、
感想
高いところは苦手なので、ずっと後回しにしていた穂高岳・槍ヶ岳
百名山がんばるには、そろそろ年貢の納め時
前穂→奥穂→【安全第一で！】→槍ヶ岳
なかなかきつそうですが、がんばります。
今週の目標：
1．日本百名山81座目、82座目ゲット！
2．日本一高い縦走路を歩いてみよう。
3．逆さ槍見てみよう。
先週の五竜岳の岩登り、唐松岳への尾根縦走で、トレーニングを積んで、そろそろ大丈夫かなぁ。
ということで、行ってみましょう！
今回も、いつもの、夜行バス。 まいにちアルペン号。
しかし、今回は三連休で満員の表示。
ダメなら車で行くしかないかとあきらめつつも、今週もどうにか席を確保。
帰りは3連休渋滞を恐れて、電車に乗り継いで帰ってくる予定。
■0日目
今週も懲りずにまいにちアルペン号。
通勤のように、いつもの時間帯に上り電車に乗って、いつもの駅で乗換え、いつもの階段を上がって、、、
ただ、そこは会社ではなく、冒険へ連れて行ってくれる魔法のバス、まいにちアルペン号が待っているのだ！
先週のバスよりは少し狭い。
いつもの談合坂でトイレを済ませて就寝。
■1日目
今回は直行ではないので、平湯温泉で路線バスに乗り換える。
早朝に平湯温泉に到着後、大急ぎで荷物を受け取り、路線バス乗り場へダッシュ。
ギリギリですぐに発車のバスに乗れてよかった。多分、4人くらいだけ。後は次のバス。
まいにちアルペン号の料金に路線バスの切符代も含まれているので、夜明け前の早朝から猛ダッシュが吉。
寝ぼけていると出発が遅れてしまうので、早めに娘の目を覚ましておいてよかった。。。
車内放送があってから身支度して下車の準備をしていると間に合わなかった。。。
早朝の上高地バスターミナルには続々と大型バスがやってくる。
帰りもバスと電車で帰るので、帰りの整理券をもらいたいが、6時から配布とのこと。（実際には少しだけ早く配布開始）
おにぎりを食べて出発の準備、予定の確認をして出発。
河童橋を渡って、多くの皆さんが向かうのとはちょっと違う方向へ進み、いきなり静かなスタート。
このくらい静かなら、滞在型もいいかも。
やがて少しずつ登りが始まり、いい汗をかいたころ、岳沢に到着。
皆さんと一緒に軽く朝食の追加。
穂高の山々が上からにらんでいるようで、大丈夫かなぁという気持ちを抑えつつ、二人で頑張ろう！と先へ進みます。
さすが、重太郎。なかなかの勾配で登っていきます。
途中で、どこか見えないところで石が崩れ落ちていく音が聞こえたりして、ドキドキ。
当たったらアウトだな。。。
トレーニングの成果もあって、がっつり登っていきますが、想像よりは楽に喜美子平に到着。
たくさんの方たちが休憩中。
ザックを置いて、アタックザックで前穂高岳山頂を目指します。
ここも落石注意の急こう配をよじ登ります。
上からの落石、下へ落とさない注意を続けていくと、オコジョがちょろちょろ歩いていてビックリ。
小さくてかわいいです。
そして、今回の1座目、前穂高岳山頂に到着。
素晴らしい大展望が広がっていました。
山頂で、パンとコーヒーで栄養補給。
しかし、すぐ近くには、さらにそびえたつ奥穂高岳が待ち受けていて、登れるのかどうか。。。
不安もあって、あまりゆっくりできず、早々に喜美子平へ戻ります。
再びザックのずっしりとした重みを感じながら、一歩一歩奥穂高岳へ近づいていきます。
それほど、怖い場所もなく、ついに奥穂高岳山頂に到着。
写真待ちの行列に並びながら、先月の、北アルプス大縦走のルート、西穂高岳からのジャンダルムあたりを眺めます。
感動の山頂で皆さん整然と順番待ち。
写真撮影をしてから、今夜の宿、穂高山荘へ下ります。
ここがなかなかの急こう配。上から石を落としてしまう人が続出していました。
小屋に到着し、受付を済ませましたがさすがに三連休で大混雑。
テント場も満タンで、張る場所もなかったようで、部分的に斜面から浮いているテントやら、ギリギリで下の段に落ちそうなテントも。
今週はテントにしなくてよかった。。。
人が多すぎて居場所もないので、隣の涸沢岳へ散歩。
山頂にはほとんど人がおらず、陽の光で温まった丁度いい角度の大きな石のベットに横たわって、今日1日の予定を終えた満足感。
二人で山頂でゴロゴロ。ブロッケンを見たり、雲を眺めてのんびり。
小屋に戻ろうとすると、奥穂高から降りてくる人たちが、ガラガラと石を落としてしまっているのを見て、かなりビックリ。
小屋、満員なので、廊下のザック置き場はカオス状態。
しばらくのんびりしてから、小屋へ戻って19時10分からの夕食。
美味しい夕食でした。 食後部屋へ戻ると、高山病？ 飲みすぎ？ 立ちくらみ？ のオジサンが看病されていました。
2人で布団1枚。ちょっと狭い。 いびき攻撃あり。 耳栓で防御。 おやすみなさいzzz
■2日目
3時50分起床。
今日はいよいよ槍ヶ岳へ！ 安全第一で行きます。
早めに身支度を整えて、外で朝ごはん。
まだ眠いので、食べやすい雑炊。
気分を引き締め、ザイテングラートを下ります。
「奥穂→槍の安全第一コース」なので、いったん横尾まで下って槍へ登り返しです。
ザイテングラートも勾配はありますが、特に問題もなく下っていけます。
時々振り返って、穂高の景色を目に焼き付けながら、黙々と下って、涸沢のテント村。
ここまで下ってくると子供さんも大勢いて、賑やかそう。
登らないで、のんびりするのも楽しそう。
パンを食べて、一休み。
すぐに下ります。
横尾まではまだまだ下りが続きますが、どうにか横尾到着。
一気に下ってきましたが、まだ、食堂は営業前。ジンジャーエールを飲んで休憩。
結構辛めなので、飲み切れずに荷物が増えた。。。
ここからは槍ヶ岳までの長い登り。
いくつかの沢を越えて登っていきますが、登りより下ってくる人が多い。
もう登りの時間のタイミングは終わったかなぁ。
無理なら、途中で1泊の代替案もありますが、できれば、穂高から降りてその日のうちに槍ヶ岳に登りたい。
下ってくる皆さんに、「がんばってるねー」ってお声がけいただくのですが、二人とも汗だくでクタクタなのは、
一気に下って来たからなのですが、説明することもできず、「いってきまーす」とお答えしながら、登り続けます。
途中、牛丼とうどん、オレンジジュースで昼食。
さらに登り続け、ババ平を抜け、山頂が大きく見えてきました。
ただ、遠くから見る槍ヶ岳とは何か印象が違う。。。
一歩一歩登り続けて、ようやく槍ヶ岳山荘到着。
ササっと受付を済ませて、山頂への大行列に並びます。
丁度、団体さんが登っているタイミングだったせいか、降りてくる人たちは3時間半かかったとか、、、
日没まであと1時間くらいでしょうか。
並んでいる途中で日没。まだまだ梯子にも到着していません。
陽が暮れて、ヘッデン装着。
万一に備え、娘とアンザイレン。
薄暗くなっていくタイミングでどうにか梯子到着。
一歩一歩登り、ようやく槍ヶ岳山頂！
どこの山からでも見えた大きな▲の目印。
▲のテッペンに登れました。
これで、また1つ思い出の宝物ができました。
しかも、2泊3日、奥穂→槍の縦走？ 迷走？ルート。
薄暗い中での山頂ゲット。
思い出の1座になりました。
もう真っ暗なので、皆さんで照らしあって、声をかけながらの下山。
ゆっくりと丁寧に、岩場を下って小屋に戻りました。
チェックインが遅かったのが幸いして、夕食時間（19時20分）にもギリギリ間に合って大成功！
お部屋はカーテンも閉まり、のんびりとできて熟睡。
■3日目
今日も3時50分起床。
最終日は、逆さ槍を見て、夕方のバスに乗るというミッション。サッと起きてみるが、外は霧雨。
少し出発を遅らせようということで、ゆったりとコーヒー（500円）と手持ちのパンで朝食。
いきなり名前を呼ばれ、びっくり。
前日の穂高で同宿だった方かと思ったら、一緒に富士山登った知人でした。
今日はそのまままっすぐ下山されるとのこと。
しばらく様子をみて、雨支度で予定より30分ほど遅れてスタート。
進む人の少ない大喰岳方向へ。
少し歩いているとすぐに雨はやみ、視界も回復してきています。
日本一高いところの縦走路、静かで、いいですね。
体が北アルプス大冒険、南アルプス大冒険で慣れてしまったのか、あっという間に南岳に到着。
もっともっと歩きたい！ と思いつつ、下山路へ。（この後、すぐに気づきますが、この感想は間違ってました。。。）
かなりの急こう配での下山で一気に高度を下げます。
この区間は要注区間です。
逆さ槍の撮影ポイント到着。
満点とは言えませんが、どうにか逆さ槍のシルエットくらいは撮影できたので、ミッションクリアー。
最後のミッション、バスで帰る。です。
さすがに3日目なので、少々疲れも出てきましたが、調子よく下山。
途中で、紙パックのジュースが破裂するというトラブルでタイムロス。
上高地までは遠く遠くなかなかたどり着きません。
たいていの人たちは、上高地から入山しているので、距離感がつかめるのでしょうが、こちらは上高地から前穂高のほうへ行ってしまったので、横尾から上高地の距離感がつかめません。
歩いても歩いてもなかなかつかないですが、どうにか長ーーーい林道歩きを終えてバスターミナルに到着したのは5分前。
お疲れ様用の、アイスとお酒を買ってギリギリセーフ。
整理券1番、2番を無駄にすることなく、無事に乗車し、電車を乗り継いで無事に帰宅。
●感想
危険な大キレットを通らずに、穂高と槍ヶ岳、両方楽しめて最高でした。
2泊3日で満喫しすぎて、思い出に残りました。
ログ見たら、またもや、50kmのロングルートで、双耳峰のような高低図。
今週もまた密度濃すぎの山行でした。
どちらかといえば、今回のルートはあまりオススメしませんが、もしやるなら、もっとゆったりと楽しめる日程でどうぞ。
今週は、かなり緊張の山行で、かなりテンパってしまって、たくさんの方々にお声がけいただいたのにもかかわらずちょっと無愛想でスイマセンでした。
無事に、穂高の山々と槍ヶ岳、満喫することができました。
ありがとうございました。
こっそり拍手
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何回でも言います。すごいすごいすごい。
次も期待してます。
yamanonusioさん
コメントありがとうございます！
思い返せば、すごいかもしれませんね。
本人たちは、楽しんで歩いているつもりなのですが、、、(笑)
冒険は好きですが、危険は嫌いなので、安全第一で楽しみます！
これからもご声援よろしくお願いします。
はじめまして
槍穂に行かれた他の人のレコを流し見していて目が釘付けにされました。
涸沢〜北穂〜大キレットを歩かれていたらスライドしましたね。
でも考えて見ると横尾まで下山して稜線まで登り返すこちらのルートの方がタフ
穂先の渋滞おつかれさまでした。前日に私も同じような状態でした。
この3連休は最終日こそ曇りがちでしたが1日目、2日目は快晴
8月後半も同じ日に御嶽にいたんですね。
3度目でお見掛けしたらファンとしてお声かけさせていただきますよ
hoyanさん こんにちは！
コメントありがとうございます。
hoyanさんの正統派なルート、私たちにはとても無理ですー。
娘のおかげで、少しづつ高い山にも登れるようになってきました。
北穂、食べ残しになってしまっているので、いつか行かなければ。。。
これからも、一歩一歩歩き続けていきたいと思います。
どこかで見かけたらぜひお声がけ待ってます〜！
凄い行程を行かれましたね〜（＠＿＠;;）
その体力に本当にびっくりです
私は昨年大キレットに行きましたが、むしろ大キレット経由で槍ヶ岳と奥穂高に行った方が全然楽だったと思いますよ（笑）鬼の登り返しと１日の行動時間に本当に驚きです
次回の山行レポートも楽しみにしておりま〜す
uotanieriさん コメントありがとうございます
大キレット行かれてたんですね〜！
さすがです。
鷲羽岳から少しだけですがご一緒させていただいて、とてもうれしかったようです。
サッと写真を撮って、頑張って追いかけて行ったのですが、さすがの脚力ですね。
南アルプスの林道歩きや、上高地までの平らな道は、しばらくこりごりです。。。
またどこかで見かけたら是非、お声がけお願いします。
奥穂に登山予定で、レポ拝見させていただきました。
工程がかなりハードですね！めちゃくちゃ濃いのでびっくりしました。
そしてまだ、小さいのにすごい！
小さいうちからこんなステキな体験できて、景色が見れて、超うらやましいです！
お山をやるお父さんがいていいですね☆
絶対大きくなってからも覚えてますよー父が足が良くないため親子で登られる方を見るとうらやましいです。
これからも安全で楽しい旅を☆
seacatさん コメントありがとうございます！
奥穂と槍どっちにしようかと迷って、「両方！」と言う娘のパワーに負けました。
いろんなルートを相当考えて、このルートになっちゃいました。
あちこちの山に登って、富士山と槍ヶ岳はすぐに見つかるので、どうしても槍ヶ岳に行きたかったようです。
槍ヶ岳だけにするという選択肢があったのか、なかったのか、、、
今となっては、いい思い出です！
だんだん娘のパワーについていけなくなるので、娘のためにも父はもう少し頑張ります！
安全第一でね。
seacatさんも楽しんでください。
これからもよろしく見守ってください。
穂高に槍、やりましたね
梯子、岩塊、足幅が合わないところがあったと思いますが
よく完歩されました
素晴らしい
写真もよく撮れていました。
小生この日は北岳・間の岳に登っていました。
ひょっとしたらお会いできるかも、と期待していたのですが・・・
ゴールを目指してがんばれ
やまなみちゃん
ありがとうございます
北岳いいですね〜
後は本州の残りも少なくなってきたので、北岳もそろそろ行きたいです。
来年には100座行けるかなあ。
今週末は台風ですねー
楽しんできます。
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