横尾山荘〜常念岳〜燕岳〜中房温泉

- GPS
- 29:03
- 距離
- 32.1km
- 登り
- 2,524m
- 下り
- 2,567m
コースタイム
徳沢、13:50横尾山荘【泊】
7月29日05:05横尾山荘、5:34槍見台、7:49横尾分岐、8:15蝶槍、12:16常念岳、13:45常念小屋【泊】
7月30日05:28常念小屋、6:20横通岳、7:33東天井岳分岐、8:33大天井岳、9:44切通岩、11:06大行の頭、12:16燕山荘、13:15燕山荘発、13:48燕岳、14:21燕山荘【泊】
7月31日05:40燕山荘、6:21合戦の頭、6:30合戦小屋発、6:47富士見ベンチ、7:29第二ベンチ、7:49第一ベンチ、8:18中房温泉、8:30中房温泉発バス
| 天候 | 初日はれ、二日目曇ときどき晴れ、三日目はれときどき曇、四日目快晴。 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
<道の状況> よく整備されていて特に迷うところはありません。切通岩から大下りの頭に向かう最後手前の樹林帯で痩せた道があり谷側に傾斜している上に砂地ですべりやすくなっている箇所があります。また切通岩の2段ハシゴ上部のクサリに気づかず反対の崖側へ入り込むご婦人がありご注意しました。下る場合には左手下のクサリが見づらいのかもしれません。 燕山荘から中房温泉は大変よく整備されています。 <携帯電話の電波> 大行の頭から樹林帯に入ったあたりでauの電波拾えました(他は試していません)。燕山荘あたりではauはつながったり圏外になったりです。Cメールの送受信は根気よくやればできます。 <中房温泉立ち寄り湯> 中房温泉のホームページhttp://www.nakabusa.com/daytrip/daytrip.html で立ち寄り湯は9時半からと書いてありましたが、登山道入り口すぐ脇の立ち寄り湯は8時15分の下山時には既に営業していました。早く営業している日があるのかもしれません(いつもかどうかはわかりません)。 |
| 予約できる山小屋 |
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写真
感想
昨年初めて北アルプス、本格的な「登山」で涸沢小屋から奥穂高岳を歩きました。今年、二度目の北アルプスで横尾から常念岳を超えてゆく長時間のコースには不安でした。燕岳から蝶ヶ岳へ南下してゆくコースはガイドブックにも紹介がありますが、逆コースの情報は限られます。8時間を超えるコースで、横尾分岐から蝶槍へ向かう時点で常念小屋までたどり着けるのか心が折れそうになって蝶ヶ岳で泊まって敗退しようかとも考えました。とにかく北上すれば常念小屋までゆくしかありません。休みながらでも歩いていればなんとか着くものでほぼガイドブック通りに常念岳まで到着できました。一番つらかったのは常念岳から常念小屋までの下り。45分のコースタイムですが一時間以上かかって大勢の方に道を譲って常念小屋にたどり着きました。
常念小屋は250名ほど、2畳3人でしたが、昨夜はほぼ倍の宿泊者だったそうです。横尾山荘でも最近はお盆休みは大広間に布団を広げることはないとのことでしたが、7月末の週末は混んでいるようです。
二日目は昨日より短いコースなので気持ちに余裕がありました。大下りの頭までは登りが続き、バテます。基本的に切通岩から燕山荘までは登り主体です。昨日見下ろした常念小屋とちがって燕山荘が見えて、目線よりかなり上にあるので辛かったです。
燕山荘で宿泊受付を済ませて部屋に荷物を置いて、カメラだけもって空身で燕岳へ登りましたが、花崗岩が削れた砂地は滑りやすくストックが有ったほうがよかったと思いました(というか足がもうへたっていました)。
三日目、ご来光を拝んで富士山から八ヶ岳、白馬に槍ヶ岳の大パノラマ。蝶槍の手前で断念しなくてよかったとつくづく思いました。
naoyukie

















来年2016年の7月下旬から、上高地→岳沢→前穂→奥穂→涸沢→徳沢に続いてnaoyukieさんと同じコースを縦走しようと計画中です(6泊7日)。今年の秋槍に行った際に、正面に見える常念を見て次はぜひ行きたいと思った次第です。naoyukieさんの記録(沢山の写真とコメント)は非常に参考になります。ソロですので「穂高岳方面より指導標はすくない」 ことに多少不安は有りますが、何とか完遂したいと思っています。今後もご健闘ください。
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