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Yamareco

記録ID: 2198408
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

北横岳・縞枯山・茶臼山/ピラタス蓼科より

2020年01月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
--:--
距離
17.8km
登り
1,086m
下り
1,095m

コースタイム

日帰り
山行
8:45
休憩
3:12
合計
11:57
7:07
57
8:04
8:05
18
8:23
9:54
6
10:00
10:01
27
10:28
10:31
16
10:47
10:48
6
10:54
11:09
28
11:37
11:56
33
12:29
25
12:54
13:19
24
13:43
77
下りの滑降を除いて、全行程シートラで踏破しました。
こうなるだろうなとは思ってましたが、樹林帯ではスキーが木に当たりまくって難儀でした。

天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2020年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ピラタス蓼科スノーリゾート(北八ヶ岳ロープウェイ・山麓駅)前の無料駐車場を利用しました。
コース状況/
危険箇所等
北八ヶ岳でも人気エリアだけあって、降雪直後でない限りはしっかりトレースあり。
その他周辺情報 直帰しました。
4:00 北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅付近、北横岳・縞枯山登山口(1,760m)

広大な駐車場の北東隅にある登山口より登山開始。
登山口には大きなモニュメントがあるので、初めてでもすぐに分かりました。

初めから標高が高いだけあって、全てが凍り付くような相当に厳しい冷え込みでした。

一本道のルートであり、ナイトハイクでも全く支障なく辿れました。
途中でゲレンデを横切るところには誤らないように指導標もあります。
2
4:00 北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅付近、北横岳・縞枯山登山口(1,760m)

広大な駐車場の北東隅にある登山口より登山開始。
登山口には大きなモニュメントがあるので、初めてでもすぐに分かりました。

初めから標高が高いだけあって、全てが凍り付くような相当に厳しい冷え込みでした。

一本道のルートであり、ナイトハイクでも全く支障なく辿れました。
途中でゲレンデを横切るところには誤らないように指導標もあります。
6:37 北八ヶ岳ロープウェイ・山頂駅付近、坪庭入口(2,230m)

ようやく明るくなった頃に山頂駅前に着きました!ただただ寒いです!!

6:43 出発

有名なキツツキの前を通って、坪庭の遊歩道を時計回りで行きます。
1
6:37 北八ヶ岳ロープウェイ・山頂駅付近、坪庭入口(2,230m)

ようやく明るくなった頃に山頂駅前に着きました!ただただ寒いです!!

6:43 出発

有名なキツツキの前を通って、坪庭の遊歩道を時計回りで行きます。
坪庭の遊歩道はガイドロープが隠れるくらいの新雪に覆われていました!
乾いた軽い雪♪蹴散らしながら進んでいきました。
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坪庭の遊歩道はガイドロープが隠れるくらいの新雪に覆われていました!
乾いた軽い雪♪蹴散らしながら進んでいきました。
坪庭の向こうにはモルゲンロートの北横岳!!

2
坪庭の向こうにはモルゲンロートの北横岳!!

7:07 坪庭・北横岳分岐(2,250m)

分岐にはしっかりと指導標があって、見落とすことはありません。
ここからは進路を北へ。
2
7:07 坪庭・北横岳分岐(2,250m)

分岐にはしっかりと指導標があって、見落とすことはありません。
ここからは進路を北へ。
遊歩道を縫うように進んでいくうちに、やっと朝日が当たり始めました!

このあと、僅かに下ってから樹林帯の登りとなります。
2
遊歩道を縫うように進んでいくうちに、やっと朝日が当たり始めました!

このあと、僅かに下ってから樹林帯の登りとなります。
ジグザグに高度を稼ぐと、先ほどまで歩いていた坪庭を広く見渡せました!
北八ヶ岳も本当に変化に富んだ山域と感じます。
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ジグザグに高度を稼ぐと、先ほどまで歩いていた坪庭を広く見渡せました!
北八ヶ岳も本当に変化に富んだ山域と感じます。
7:50 三ツ岳分岐(2,360m)

息が上がった頃に三ツ岳分岐に差し掛かって、登りは一段落します。
ここで今日初めて他の登山者と出会いました。

7:57 出発

分岐からは緩やかになります。
2
7:50 三ツ岳分岐(2,360m)

息が上がった頃に三ツ岳分岐に差し掛かって、登りは一段落します。
ここで今日初めて他の登山者と出会いました。

7:57 出発

分岐からは緩やかになります。
8:04 北横岳ヒュッテ(2,380m)

抜けるような青空の下、出発前の方々で賑わう北横岳ヒュッテに到着。
出発準備中の方々と挨拶を交わしつつ、北横岳へ向かいます。
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8:04 北横岳ヒュッテ(2,380m)

抜けるような青空の下、出発前の方々で賑わう北横岳ヒュッテに到着。
出発準備中の方々と挨拶を交わしつつ、北横岳へ向かいます。
北横岳ヒュッテからは残る標高差は90mほど。
樹林帯の中でも次第に空が広がってきます。あと少し、あと少し…。
2
北横岳ヒュッテからは残る標高差は90mほど。
樹林帯の中でも次第に空が広がってきます。あと少し、あと少し…。
遂に樹林帯を抜けると、一気に広がる大展望!
苦労が報われた絶景です。何も言うことはありません!
2
遂に樹林帯を抜けると、一気に広がる大展望!
苦労が報われた絶景です。何も言うことはありません!
8:23 北横岳・南峰(2,472m)到着!

山頂方向を除いて、ほぼ全方位の大展望!
期待以上の素晴らしい南峰に感動しきりでした。

8:26 出発

とりあえず山頂を踏んでおくために先へ進みます。
2
8:23 北横岳・南峰(2,472m)到着!

山頂方向を除いて、ほぼ全方位の大展望!
期待以上の素晴らしい南峰に感動しきりでした。

8:26 出発

とりあえず山頂を踏んでおくために先へ進みます。
北横岳山頂へと続くヴィクトリーロード!

地形図を見て分かりましたが、この美しい樹林帯の稜線も外輪山の一部のようです。
北横岳も火山であることを忘れていました。
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北横岳山頂へと続くヴィクトリーロード!

地形図を見て分かりましたが、この美しい樹林帯の稜線も外輪山の一部のようです。
北横岳も火山であることを忘れていました。
8:31 北横岳山頂(2,480m)到着!!

快晴無風の最高の登頂となりました!
谷を挟んで大きくそびえる蓼科が一際美しい姿でした。
山頂は東方向を除いて、270度の大展望です。

実際に立ってみて、北横岳が人気のある山ということがよく分かりました。
2
8:31 北横岳山頂(2,480m)到着!!

快晴無風の最高の登頂となりました!
谷を挟んで大きくそびえる蓼科が一際美しい姿でした。
山頂は東方向を除いて、270度の大展望です。

実際に立ってみて、北横岳が人気のある山ということがよく分かりました。
眺望絶佳の北横岳山頂にて笑顔のあおいとひなた。

途中までロープウェイで上がれるし、ヤマノススメでもぜひ登場してほしい山なのですが。
2
眺望絶佳の北横岳山頂にて笑顔のあおいとひなた。

途中までロープウェイで上がれるし、ヤマノススメでもぜひ登場してほしい山なのですが。
山頂から西側にかけて、火口の外輪山に囲まれています。
2
山頂から西側にかけて、火口の外輪山に囲まれています。
長き白雲のたなびく佐久平の向こうには浅間山。春までにまた行っておきたいです。
2
長き白雲のたなびく佐久平の向こうには浅間山。春までにまた行っておきたいです。
本当に立ち去り難い山頂でした。

9:31 出発
2
本当に立ち去り難い山頂でした。

9:31 出発
9:35 北横岳・南峰到着

南峰も同様に素晴らしいので、しばらく過ごしていきました。
2
9:35 北横岳・南峰到着

南峰も同様に素晴らしいので、しばらく過ごしていきました。
三等三角点
点名:「横岳」
標高:2471.99m


9:54 北横岳・南峰出発

いつまで居てもキリがないので、重い腰を上げます。

下り中に続々と登りの方々とすれ違い始めました。
三等三角点
点名:「横岳」
標高:2471.99m


9:54 北横岳・南峰出発

いつまで居てもキリがないので、重い腰を上げます。

下り中に続々と登りの方々とすれ違い始めました。
10:00 北横岳ヒュッテ

大勢の方々で大賑わいの北横岳ヒュッテ。

このあと、坪庭に下りるまで数え切れないほど大勢の方々とすれ違いました。
北横岳が大人気の山であるということがよく分かりました。
スキーを背負っていることに興味を持った数人の方に尋ねられました。
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10:00 北横岳ヒュッテ

大勢の方々で大賑わいの北横岳ヒュッテ。

このあと、坪庭に下りるまで数え切れないほど大勢の方々とすれ違いました。
北横岳が大人気の山であるということがよく分かりました。
スキーを背負っていることに興味を持った数人の方に尋ねられました。
10:28 坪庭・北横岳分岐(2,250m)

北横岳ヒュッテから約30分で坪庭へ。分岐を過ぎると途端に人けは少なくなりました。
2
10:28 坪庭・北横岳分岐(2,250m)

北横岳ヒュッテから約30分で坪庭へ。分岐を過ぎると途端に人けは少なくなりました。
北横岳分岐を振り返ると、まだまだ大勢の方が北横岳へ向かわれています。

坪庭の白銀の庭園風景を楽しみつつ、縞枯山へ向かいます。
要所では指導標完備です。
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北横岳分岐を振り返ると、まだまだ大勢の方が北横岳へ向かわれています。

坪庭の白銀の庭園風景を楽しみつつ、縞枯山へ向かいます。
要所では指導標完備です。
クロスカントリースキーの方もちらほら見かけるのも納得の、平坦な地形がしばらく続きました。
自分もシール歩行もしたかったけど、換装が面倒なのでシートラのまま。
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クロスカントリースキーの方もちらほら見かけるのも納得の、平坦な地形がしばらく続きました。
自分もシール歩行もしたかったけど、換装が面倒なのでシートラのまま。
10:47 縞枯山荘(2,230m)

大きな三角屋根の縞枯山荘。冬季も素泊まりで泊まれるようです。
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10:47 縞枯山荘(2,230m)

大きな三角屋根の縞枯山荘。冬季も素泊まりで泊まれるようです。
10:54 雨池峠(2,240m)

雨池山の南山麓の平らな谷間をしばらく進むと雨池峠に到着。
行程が長くなってきてちょっと疲れてきた頃合に差し掛かるので、縞枯山への登りは苦戦が予想されました。
小休止を挟んで、久しぶりの登りに挑みます。
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10:54 雨池峠(2,240m)

雨池山の南山麓の平らな谷間をしばらく進むと雨池峠に到着。
行程が長くなってきてちょっと疲れてきた頃合に差し掛かるので、縞枯山への登りは苦戦が予想されました。
小休止を挟んで、久しぶりの登りに挑みます。
縞枯山への標高差は約150m。
登るにつれて次第に等高線が狭くなる直登で、ここが今日の行程で最も頑張りどころでした。
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縞枯山への標高差は約150m。
登るにつれて次第に等高線が狭くなる直登で、ここが今日の行程で最も頑張りどころでした。
11:37 縞枯山の頂上稜線(2,400m)に出る

息が上がって、サングラスも結露で滴る頃、ようやく急登から解放されました。

正確にはここは山頂ではないけど、山名標はあるので小休止を入れていきます。
展望は無いけど、清々しい青空と樹林に囲まれて、居心地は良いです。
2
11:37 縞枯山の頂上稜線(2,400m)に出る

息が上がって、サングラスも結露で滴る頃、ようやく急登から解放されました。

正確にはここは山頂ではないけど、山名標はあるので小休止を入れていきます。
展望は無いけど、清々しい青空と樹林に囲まれて、居心地は良いです。
11:54 出発

やっと落ち着いてきたので出発。
やはり北横岳で時間を取り過ぎたようで、この辺りから行程の短縮を考え始めました。
1
11:54 出発

やっと落ち着いてきたので出発。
やはり北横岳で時間を取り過ぎたようで、この辺りから行程の短縮を考え始めました。
縞枯山の穏やかな頂上稜線を行く。

北横岳に比べたらちょっと地味ではあるけど、
ここも穏やかな北八ヶ岳の良さに溢れる山です。
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縞枯山の穏やかな頂上稜線を行く。

北横岳に比べたらちょっと地味ではあるけど、
ここも穏やかな北八ヶ岳の良さに溢れる山です。
12:00 縞枯山山頂(2,403m)

この辺りが縞枯山の最高点にあたるようです。
稜線の木々は疎らでかなり眺望に恵まれていました!
南八ヶ岳の山々が近付いてきているのを感じます。
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12:00 縞枯山山頂(2,403m)

この辺りが縞枯山の最高点にあたるようです。
稜線の木々は疎らでかなり眺望に恵まれていました!
南八ヶ岳の山々が近付いてきているのを感じます。
頂上稜線には縞枯現象によるのか、昨秋の台風の影響か分かりませんが倒木もチラホラと。
木にスキーを当てないように体をよじる必要がありますが、普通の装備なら何の問題もなく通過出来ます。
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頂上稜線には縞枯現象によるのか、昨秋の台風の影響か分かりませんが倒木もチラホラと。
木にスキーを当てないように体をよじる必要がありますが、普通の装備なら何の問題もなく通過出来ます。
12:15 縞枯山・展望台分岐(2,380m)

縞枯山の南東の肩まで来ると、茶臼山が正面に見えてきました!
あそこまでは行っておきたいところ。

東側には眺望良さそうな展望台がありますが、今日は先を急いで下りに掛かります。
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12:15 縞枯山・展望台分岐(2,380m)

縞枯山の南東の肩まで来ると、茶臼山が正面に見えてきました!
あそこまでは行っておきたいところ。

東側には眺望良さそうな展望台がありますが、今日は先を急いで下りに掛かります。
12:30 2,300mコル

グループの方々が休憩中のコルの分岐を過ぎると、眼前に茶臼山が迫ります。
日本中にたくさんある茶臼山の中でも最高峰だそうで、もうひと頑張りします。
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12:30 2,300mコル

グループの方々が休憩中のコルの分岐を過ぎると、眼前に茶臼山が迫ります。
日本中にたくさんある茶臼山の中でも最高峰だそうで、もうひと頑張りします。
茶臼山への標高差は約80m。またひたすら直登ですが、縞枯山に比べるとだいぶ楽でした。
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茶臼山への標高差は約80m。またひたすら直登ですが、縞枯山に比べるとだいぶ楽でした。
12:45 茶臼山山頂付近(2,370m)

平坦で広大な茶臼山の頂上部の中ほどまで来ると「展望台」への分岐。
指導標には展望台としか書かれていないけど、茶臼山山頂なので必ず踏んでおきたいところです。
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12:45 茶臼山山頂付近(2,370m)

平坦で広大な茶臼山の頂上部の中ほどまで来ると「展望台」への分岐。
指導標には展望台としか書かれていないけど、茶臼山山頂なので必ず踏んでおきたいところです。
12:54 茶臼山山頂(2,384m)到着!

分岐から僅かに登ると西側に大きく視界が開け、茶臼山山頂に到着です!
午前より西風が強く吹いてきて、非常に寒い山頂でした。
下り坂の予報を裏付けるように薄雲が広がってきました。
それでも今日越えてきた山々を見る達成感は、何物にも代えがたいものでした。
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12:54 茶臼山山頂(2,384m)到着!

分岐から僅かに登ると西側に大きく視界が開け、茶臼山山頂に到着です!
午前より西風が強く吹いてきて、非常に寒い山頂でした。
下り坂の予報を裏付けるように薄雲が広がってきました。
それでも今日越えてきた山々を見る達成感は、何物にも代えがたいものでした。
スキー場の一番下からよく歩いてきました…。
でも登りの苦労があればこそ、絶景も更に素晴らしいものになるのは間違いありません。
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スキー場の一番下からよく歩いてきました…。
でも登りの苦労があればこそ、絶景も更に素晴らしいものになるのは間違いありません。
13:20 茶臼山山頂出発

八ヶ岳の絶景をいつまでも眺めていたいけど、とにかく寒いので山頂を後にします。
この時間なら暗くなるまでに下りれるでしょう。
2
13:20 茶臼山山頂出発

八ヶ岳の絶景をいつまでも眺めていたいけど、とにかく寒いので山頂を後にします。
この時間なら暗くなるまでに下りれるでしょう。
13:23 茶臼山山頂付近(2,370m)

下りに掛かる前に分岐で小休止。眺望は無いけど風からは守られます。
13:23 茶臼山山頂付近(2,370m)

下りに掛かる前に分岐で小休止。眺望は無いけど風からは守られます。
13:26 出発

北八ツの森、暖かい時期にも歩いてみたいです。
13:26 出発

北八ツの森、暖かい時期にも歩いてみたいです。
北隣の縞枯山を見やりつつ、茶臼山から引き返します。
本来の行程では麦草峠を経て周回するつもりでしたが、
そこまでの時間的余裕はないと考えました。
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北隣の縞枯山を見やりつつ、茶臼山から引き返します。
本来の行程では麦草峠を経て周回するつもりでしたが、
そこまでの時間的余裕はないと考えました。
縞枯山、茶臼山の鞍部にて。
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縞枯山、茶臼山の鞍部にて。
13:42 縞枯山・茶臼山の鞍部の分岐点(2,300m)

この分岐からは西山麓へ下ります。
分岐では茶臼山で出会ったグループの方々が休憩中でした。

13:46 出発
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13:42 縞枯山・茶臼山の鞍部の分岐点(2,300m)

この分岐からは西山麓へ下ります。
分岐では茶臼山で出会ったグループの方々が休憩中でした。

13:46 出発
緩やかな山腹の縞枯山を西へ下っていきます。
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緩やかな山腹の縞枯山を西へ下っていきます。
14:07 縞枯山・茶臼山、西山腹の登山道分岐点(2,150m)

西山腹を通る登山道と合流しました。ここからはスキー場へ向けて北上します。
14:07 縞枯山・茶臼山、西山腹の登山道分岐点(2,150m)

西山腹を通る登山道と合流しました。ここからはスキー場へ向けて北上します。
北東に見える縞枯山を見やりつつ、穏やかな雪原を通過。
この後の樹林帯では標高差50mほどの地味な登り返しが続き、
疲れてきた脚には地味にしんどいところ。
北東に見える縞枯山を見やりつつ、穏やかな雪原を通過。
この後の樹林帯では標高差50mほどの地味な登り返しが続き、
疲れてきた脚には地味にしんどいところ。
14:30 森林浴展望台(2,200m)

行程中、今日最後の展望スポットのようです。
遥か眼下の茅野市街を見下ろして小休止を入れました。
まだ日射しはありますが、もう曇りといってよい空模様に。
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14:30 森林浴展望台(2,200m)

行程中、今日最後の展望スポットのようです。
遥か眼下の茅野市街を見下ろして小休止を入れました。
まだ日射しはありますが、もう曇りといってよい空模様に。
更に標高差40mほど耐えて登ると、久しぶりに北横岳が見えてきました。
午前の抜けるような青空からすっかり曇天に。でも長かった周回もあと少しです!
更に標高差40mほど耐えて登ると、久しぶりに北横岳が見えてきました。
午前の抜けるような青空からすっかり曇天に。でも長かった周回もあと少しです!
15:00 北八ヶ岳ロープウェイ・山頂駅(2,230m)到着!

けっこうな歩き応えでした…。
大勢の登山者とスキー客で賑わう山頂駅にようやく到着です。
既に日差しはほぼ無く、気温も相当下がってきていました。

そそくさと滑走準備を始めます!
15:00 北八ヶ岳ロープウェイ・山頂駅(2,230m)到着!

けっこうな歩き応えでした…。
大勢の登山者とスキー客で賑わう山頂駅にようやく到着です。
既に日差しはほぼ無く、気温も相当下がってきていました。

そそくさと滑走準備を始めます!
キツツキのモニュメントと共に。三座繋いで盛りだくさんの行程でした!

15:30 滑降準備完了し出発

休憩も含めて約30分の滞在で山頂駅を出発します。
下り乗車の方が多い時間帯のようで、山頂駅からはしきりに増発の案内放送が流れていました。
キツツキのモニュメントと共に。三座繋いで盛りだくさんの行程でした!

15:30 滑降準備完了し出発

休憩も含めて約30分の滞在で山頂駅を出発します。
下り乗車の方が多い時間帯のようで、山頂駅からはしきりに増発の案内放送が流れていました。
初めてのピラタス蓼科での初滑り!

斜面が空くのを見計らって出発しました。昨年5月の白馬大雪渓以来、久しぶりのスキー。
感触を確かめつつ下りていきます。標高が高いので雪質は最高です!
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初めてのピラタス蓼科での初滑り!

斜面が空くのを見計らって出発しました。昨年5月の白馬大雪渓以来、久しぶりのスキー。
感触を確かめつつ下りていきます。標高が高いので雪質は最高です!
中盤は比較的斜度が急な斜面を滑りました。
斜面の端は登りで歩いた登山道となっており、スキーヤーと登山者は安全にセパレートされています。
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中盤は比較的斜度が急な斜面を滑りました。
斜面の端は登りで歩いた登山道となっており、スキーヤーと登山者は安全にセパレートされています。
登山道が横切るところを通過。だいぶ脚が疲れてるので、休み休み下りていきます。
登山道が横切るところを通過。だいぶ脚が疲れてるので、休み休み下りていきます。
下部のリフトが掛かるエリアまで下りてきました。
スキーヤーの目線になると、スキーの着脱をしなくて済むリフトのほうがロープウェイより便利です。
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下部のリフトが掛かるエリアまで下りてきました。
スキーヤーの目線になると、スキーの着脱をしなくて済むリフトのほうがロープウェイより便利です。
15:57 ピラタス蓼科スノーリゾート最下部(1,750m)到着

登りで2時間40分掛かったところを、休み休みでも30分掛からずに下りてきました。
スキーはずっと技術向上を目指すものとして関わってきた自分にとって、何も考えずゆったり滑るのが意外に難しい。
リスク管理されたスキー場においては、荷重の仕方とか外向傾とか、つい何かに意識を持ってしまう長年の習性が出てました。
基礎スキーはもう辞めたんだから、とにかく安全に気持ち良く滑れればいいんです。
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15:57 ピラタス蓼科スノーリゾート最下部(1,750m)到着

登りで2時間40分掛かったところを、休み休みでも30分掛からずに下りてきました。
スキーはずっと技術向上を目指すものとして関わってきた自分にとって、何も考えずゆったり滑るのが意外に難しい。
リスク管理されたスキー場においては、荷重の仕方とか外向傾とか、つい何かに意識を持ってしまう長年の習性が出てました。
基礎スキーはもう辞めたんだから、とにかく安全に気持ち良く滑れればいいんです。
16:12 ピラタス蓼科スノーリゾート駐車場(1,760m)到着

ゲレンデの最下部から、ロープウェイ山麓駅などの建物を迂回して、ようやく車まで戻ってきました。
ほぼ12時間前に登山開始した、懐かしい登山口を見やりつつ、大満足の行程を終えました。
16:12 ピラタス蓼科スノーリゾート駐車場(1,760m)到着

ゲレンデの最下部から、ロープウェイ山麓駅などの建物を迂回して、ようやく車まで戻ってきました。
ほぼ12時間前に登山開始した、懐かしい登山口を見やりつつ、大満足の行程を終えました。

装備

個人装備
長袖シャツ ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー 薄手のビーニー 毛帽子 ザック ワカン チェーンスパイク 12本爪アイゼン 山スキー スキーブーツ 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS アマチュア無線機 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス ゴーグル タオル カメラ 交換レンズ 三脚 ねんどろいど(あおい・ひなた)

感想

初めての北横岳で大いに感動したことと、多くの方とのすれ違いまで計算していなかったことで、行程前半でかなり予想より時間が掛かりました。
八ヶ岳の中でも交通の便の良い北横岳の人気ぶりは自分の想像を越えていました。
予定では麦草峠経由で周回するはずでしたが、茶臼山はピストンで登頂とアレンジしました。
ただ短縮はしたものの、それでも北横、縞枯、茶臼と三座繋いだ歩き応えは相当なものでした。

下りではピラタス蓼科のゲレンデを一本滑降。バックカントリーではありませんが、
今冬の初滑りということで足慣らしには充分の滑走距離でした。

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コメント

お問い合わせ
当地北部の山は暖冬で雪山歩きがままなりません。
北八ヶ岳のスノーシュー歩きも考えているのですが、
当日早朝発で横岳ヒュッテ泊の場合、このルートをスノーシュー歩きは出来るでしょうか?
もちろんロープウェイ利用です。
残雪期(GW)に麦草峠から雨池経由で坪庭まで行き、縞枯山・茶臼山を通って麦草峠まで歩いた事は有ります。
2020/2/2 22:15
Re: お問い合わせ
hino_yamaさん、こんばんは。自分にお問合せいただきまして、ありがとうございます。

この冬の雪不足の様は自分としても過去に記憶が無いほどです。
でも今週にはようやく寒波が来そうですね。山に雪がたくさん積もるといいのですが。

ロープウェイの営業時間は9〜16時とのことです。
1日目午後にピラタス蓼科に到着してロープウェイ利用して北横ヒュッテへ。
2日目にこのルートを歩かれ、下りのロープウェイ利用ということで、
2日間の行程を組めば充分可能と思います。

スノーシューで歩いている方も多く見かけました。
部分的な急坂ではアイゼンのほうが良いかなと思うところもありますが、
大部分はスノーシューを楽しめるのではないでしょうか。

自分はGWに八ヶ岳にまだ登ったことがないのですが、まだ雪が残っているんですね。
今年は今のところ雪が少ないので、現状が意外に例年の春頃に近いのかなという気がします。
2020/2/2 22:48
Re[2]: お問い合わせ
Hino さん
早いですね
もうごらんになられて
明日拝見しまーす
2020/2/2 23:02
摩耶山さん歩です。おはようございます。
バックカントリーとは
圧雪されていない 所を滑ることらしいですね。
ザックにスキー板を装着、滑れば、
バックカントリーだと思っていました。

きれいな景色満載ですね。さすがは信州ですね。
樹林帯を抜けると 白い絶景がまっていますね。
すばらしいです。
木々に雪帽子が メルヘンチックです。
冬ならではの景色を 沢山シェアーしていただき
 ありがとうございます。

お衣装が気になり 装備を拝見、
12本アイゼン わかん チェーンスパイク おまけにスキーと
重い――(><)

ハードシェルの下の防寒着は ダウンなどきてはるんですか?
相当寒い所を行かれてるので、、
私なんぞは ユニクロフリースで間に合いますが、。
大勢行かれてるんですね。
行ってみたいものです。

ありがとうございました。
2020/2/3 9:51
Re: 摩耶山さん歩です。おはようございます。
こんばんは、mayasanpoさん。
さっそくご覧いただきまして、ありがとうございます!

“バックカントリースキー”はスキー場以外の自然の山で滑ることと捉えていただければと思います。
山スキーとほぼ同義語となります。スキー場と違ってリスク管理は自分で行います。
ザックにスキー板を装着するのは、基本的に山スキーヤーなのである意味で間違いではないです。

少し前の編笠、権現のような岩稜が多い南八ヶ岳に対して、北八ヶ岳は本当に森が美しいですね。
苔の林床のイメージが強いですが、積雪期もまた違う美しさがあるなと思いました。
北八ヶ岳は今までに蓼科山、天狗岳、にゅう、しか歩いていなかったので、
今回の行程は100%初めてのエリアになります。

荷物は重いといえば重いですが、それでもテント泊装備に比べるとだいぶ軽いんですよ。
それに山スキーはゲレンデ用と比べると遥かに軽いです。ブーツも然り。
わかんは今回使わなかったのですが、ザックの中で相当嵩張るのが悩ましいです。

ハードシェルの下は寒候期用のミズノのジャケット、秋冬用のミズノのミドルウェア、
アンダーウェアはスキーで使っていたskinsの裏起毛のあるものを流用しています。
フリースも持っていますが、ジャケットのほうが軽いうえに速乾性、透湿性に優れていると感じます。
登りで暑い時にはジャケットを脱ぐこともありますが、八ヶ岳ではだいたい1日中上記のままで過ごします。

北横岳、縞枯山はロープウェイ駅から比較的近く、mayasanpoさんなら
サクッと登れて十分に楽しめると思いますよ。ぜひご検討なさってみてくださいね。
2020/2/3 22:13
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この記録に関連する登山ルート

雪山ハイキング 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
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無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
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体力レベル
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