記録ID: 2198408
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積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
北横岳・縞枯山・茶臼山/ピラタス蓼科より
2020年01月19日(日) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,086m
- 下り
- 1,095m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:45
- 休憩
- 3:12
- 合計
- 11:57
15:57
下りの滑降を除いて、全行程シートラで踏破しました。
こうなるだろうなとは思ってましたが、樹林帯ではスキーが木に当たりまくって難儀でした。
こうなるだろうなとは思ってましたが、樹林帯ではスキーが木に当たりまくって難儀でした。
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
北八ヶ岳でも人気エリアだけあって、降雪直後でない限りはしっかりトレースあり。 |
その他周辺情報 | 直帰しました。 |
写真
4:00 北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅付近、北横岳・縞枯山登山口(1,760m)
広大な駐車場の北東隅にある登山口より登山開始。
登山口には大きなモニュメントがあるので、初めてでもすぐに分かりました。
初めから標高が高いだけあって、全てが凍り付くような相当に厳しい冷え込みでした。
一本道のルートであり、ナイトハイクでも全く支障なく辿れました。
途中でゲレンデを横切るところには誤らないように指導標もあります。
広大な駐車場の北東隅にある登山口より登山開始。
登山口には大きなモニュメントがあるので、初めてでもすぐに分かりました。
初めから標高が高いだけあって、全てが凍り付くような相当に厳しい冷え込みでした。
一本道のルートであり、ナイトハイクでも全く支障なく辿れました。
途中でゲレンデを横切るところには誤らないように指導標もあります。
6:37 北八ヶ岳ロープウェイ・山頂駅付近、坪庭入口(2,230m)
ようやく明るくなった頃に山頂駅前に着きました!ただただ寒いです!!
6:43 出発
有名なキツツキの前を通って、坪庭の遊歩道を時計回りで行きます。
ようやく明るくなった頃に山頂駅前に着きました!ただただ寒いです!!
6:43 出発
有名なキツツキの前を通って、坪庭の遊歩道を時計回りで行きます。
8:31 北横岳山頂(2,480m)到着!!
快晴無風の最高の登頂となりました!
谷を挟んで大きくそびえる蓼科が一際美しい姿でした。
山頂は東方向を除いて、270度の大展望です。
実際に立ってみて、北横岳が人気のある山ということがよく分かりました。
快晴無風の最高の登頂となりました!
谷を挟んで大きくそびえる蓼科が一際美しい姿でした。
山頂は東方向を除いて、270度の大展望です。
実際に立ってみて、北横岳が人気のある山ということがよく分かりました。
10:00 北横岳ヒュッテ
大勢の方々で大賑わいの北横岳ヒュッテ。
このあと、坪庭に下りるまで数え切れないほど大勢の方々とすれ違いました。
北横岳が大人気の山であるということがよく分かりました。
スキーを背負っていることに興味を持った数人の方に尋ねられました。
大勢の方々で大賑わいの北横岳ヒュッテ。
このあと、坪庭に下りるまで数え切れないほど大勢の方々とすれ違いました。
北横岳が大人気の山であるということがよく分かりました。
スキーを背負っていることに興味を持った数人の方に尋ねられました。
10:54 雨池峠(2,240m)
雨池山の南山麓の平らな谷間をしばらく進むと雨池峠に到着。
行程が長くなってきてちょっと疲れてきた頃合に差し掛かるので、縞枯山への登りは苦戦が予想されました。
小休止を挟んで、久しぶりの登りに挑みます。
雨池山の南山麓の平らな谷間をしばらく進むと雨池峠に到着。
行程が長くなってきてちょっと疲れてきた頃合に差し掛かるので、縞枯山への登りは苦戦が予想されました。
小休止を挟んで、久しぶりの登りに挑みます。
11:37 縞枯山の頂上稜線(2,400m)に出る
息が上がって、サングラスも結露で滴る頃、ようやく急登から解放されました。
正確にはここは山頂ではないけど、山名標はあるので小休止を入れていきます。
展望は無いけど、清々しい青空と樹林に囲まれて、居心地は良いです。
息が上がって、サングラスも結露で滴る頃、ようやく急登から解放されました。
正確にはここは山頂ではないけど、山名標はあるので小休止を入れていきます。
展望は無いけど、清々しい青空と樹林に囲まれて、居心地は良いです。
12:15 縞枯山・展望台分岐(2,380m)
縞枯山の南東の肩まで来ると、茶臼山が正面に見えてきました!
あそこまでは行っておきたいところ。
東側には眺望良さそうな展望台がありますが、今日は先を急いで下りに掛かります。
縞枯山の南東の肩まで来ると、茶臼山が正面に見えてきました!
あそこまでは行っておきたいところ。
東側には眺望良さそうな展望台がありますが、今日は先を急いで下りに掛かります。
12:54 茶臼山山頂(2,384m)到着!
分岐から僅かに登ると西側に大きく視界が開け、茶臼山山頂に到着です!
午前より西風が強く吹いてきて、非常に寒い山頂でした。
下り坂の予報を裏付けるように薄雲が広がってきました。
それでも今日越えてきた山々を見る達成感は、何物にも代えがたいものでした。
分岐から僅かに登ると西側に大きく視界が開け、茶臼山山頂に到着です!
午前より西風が強く吹いてきて、非常に寒い山頂でした。
下り坂の予報を裏付けるように薄雲が広がってきました。
それでも今日越えてきた山々を見る達成感は、何物にも代えがたいものでした。
15:00 北八ヶ岳ロープウェイ・山頂駅(2,230m)到着!
けっこうな歩き応えでした…。
大勢の登山者とスキー客で賑わう山頂駅にようやく到着です。
既に日差しはほぼ無く、気温も相当下がってきていました。
そそくさと滑走準備を始めます!
けっこうな歩き応えでした…。
大勢の登山者とスキー客で賑わう山頂駅にようやく到着です。
既に日差しはほぼ無く、気温も相当下がってきていました。
そそくさと滑走準備を始めます!
キツツキのモニュメントと共に。三座繋いで盛りだくさんの行程でした!
15:30 滑降準備完了し出発
休憩も含めて約30分の滞在で山頂駅を出発します。
下り乗車の方が多い時間帯のようで、山頂駅からはしきりに増発の案内放送が流れていました。
15:30 滑降準備完了し出発
休憩も含めて約30分の滞在で山頂駅を出発します。
下り乗車の方が多い時間帯のようで、山頂駅からはしきりに増発の案内放送が流れていました。
15:57 ピラタス蓼科スノーリゾート最下部(1,750m)到着
登りで2時間40分掛かったところを、休み休みでも30分掛からずに下りてきました。
スキーはずっと技術向上を目指すものとして関わってきた自分にとって、何も考えずゆったり滑るのが意外に難しい。
リスク管理されたスキー場においては、荷重の仕方とか外向傾とか、つい何かに意識を持ってしまう長年の習性が出てました。
基礎スキーはもう辞めたんだから、とにかく安全に気持ち良く滑れればいいんです。
登りで2時間40分掛かったところを、休み休みでも30分掛からずに下りてきました。
スキーはずっと技術向上を目指すものとして関わってきた自分にとって、何も考えずゆったり滑るのが意外に難しい。
リスク管理されたスキー場においては、荷重の仕方とか外向傾とか、つい何かに意識を持ってしまう長年の習性が出てました。
基礎スキーはもう辞めたんだから、とにかく安全に気持ち良く滑れればいいんです。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
薄手のビーニー
毛帽子
靴
ザック
ワカン
チェーンスパイク
12本爪アイゼン
山スキー
スキーブーツ
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
アマチュア無線機
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ゴーグル
タオル
カメラ
交換レンズ
三脚
ねんどろいど(あおい・ひなた)
|
---|
感想
初めての北横岳で大いに感動したことと、多くの方とのすれ違いまで計算していなかったことで、行程前半でかなり予想より時間が掛かりました。
八ヶ岳の中でも交通の便の良い北横岳の人気ぶりは自分の想像を越えていました。
予定では麦草峠経由で周回するはずでしたが、茶臼山はピストンで登頂とアレンジしました。
ただ短縮はしたものの、それでも北横、縞枯、茶臼と三座繋いだ歩き応えは相当なものでした。
下りではピラタス蓼科のゲレンデを一本滑降。バックカントリーではありませんが、
今冬の初滑りということで足慣らしには充分の滑走距離でした。
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当地北部の山は暖冬で雪山歩きがままなりません。
北八ヶ岳のスノーシュー歩きも考えているのですが、
当日早朝発で横岳ヒュッテ泊の場合、このルートをスノーシュー歩きは出来るでしょうか?
もちろんロープウェイ利用です。
残雪期(GW)に麦草峠から雨池経由で坪庭まで行き、縞枯山・茶臼山を通って麦草峠まで歩いた事は有ります。
hino_yamaさん、こんばんは。自分にお問合せいただきまして、ありがとうございます。
この冬の雪不足の様は自分としても過去に記憶が無いほどです。
でも今週にはようやく寒波が来そうですね。山に雪がたくさん積もるといいのですが。
ロープウェイの営業時間は9〜16時とのことです。
1日目午後にピラタス蓼科に到着してロープウェイ利用して北横ヒュッテへ。
2日目にこのルートを歩かれ、下りのロープウェイ利用ということで、
2日間の行程を組めば充分可能と思います。
スノーシューで歩いている方も多く見かけました。
部分的な急坂ではアイゼンのほうが良いかなと思うところもありますが、
大部分はスノーシューを楽しめるのではないでしょうか。
自分はGWに八ヶ岳にまだ登ったことがないのですが、まだ雪が残っているんですね。
今年は今のところ雪が少ないので、現状が意外に例年の春頃に近いのかなという気がします。
Hino さん
早いですね
もうごらんになられて
明日拝見しまーす
バックカントリーとは
圧雪されていない 所を滑ることらしいですね。
ザックにスキー板を装着、滑れば、
バックカントリーだと思っていました。
きれいな景色満載ですね。さすがは信州ですね。
樹林帯を抜けると 白い絶景がまっていますね。
すばらしいです。
木々に雪帽子が メルヘンチックです。
冬ならではの景色を 沢山シェアーしていただき
ありがとうございます。
お衣装が気になり 装備を拝見、
12本アイゼン わかん チェーンスパイク おまけにスキーと
重い――(><)
ハードシェルの下の防寒着は ダウンなどきてはるんですか?
相当寒い所を行かれてるので、、
私なんぞは ユニクロフリースで間に合いますが、。
大勢行かれてるんですね。
行ってみたいものです。
ありがとうございました。
こんばんは、mayasanpoさん。
さっそくご覧いただきまして、ありがとうございます!
“バックカントリースキー”はスキー場以外の自然の山で滑ることと捉えていただければと思います。
山スキーとほぼ同義語となります。スキー場と違ってリスク管理は自分で行います。
ザックにスキー板を装着するのは、基本的に山スキーヤーなのである意味で間違いではないです。
少し前の編笠、権現のような岩稜が多い南八ヶ岳に対して、北八ヶ岳は本当に森が美しいですね。
苔の林床のイメージが強いですが、積雪期もまた違う美しさがあるなと思いました。
北八ヶ岳は今までに蓼科山、天狗岳、にゅう、しか歩いていなかったので、
今回の行程は100%初めてのエリアになります。
荷物は重いといえば重いですが、それでもテント泊装備に比べるとだいぶ軽いんですよ。
それに山スキーはゲレンデ用と比べると遥かに軽いです。ブーツも然り。
わかんは今回使わなかったのですが、ザックの中で相当嵩張るのが悩ましいです。
ハードシェルの下は寒候期用のミズノのジャケット、秋冬用のミズノのミドルウェア、
アンダーウェアはスキーで使っていたskinsの裏起毛のあるものを流用しています。
フリースも持っていますが、ジャケットのほうが軽いうえに速乾性、透湿性に優れていると感じます。
登りで暑い時にはジャケットを脱ぐこともありますが、八ヶ岳ではだいたい1日中上記のままで過ごします。
北横岳、縞枯山はロープウェイ駅から比較的近く、mayasanpoさんなら
サクッと登れて十分に楽しめると思いますよ。ぜひご検討なさってみてくださいね。
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