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Yamareco

記録ID: 222469
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

雲ノ平周遊コース

2012年08月27日(月) 〜 2012年08月31日(金)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
103:24
距離
43.7km
登り
3,441m
下り
3,436m

コースタイム

8月27日(月) 8:00頃折立バス着 8:36出発−10:28三角点−12:15五光岩ベンチ12:28−13:15太郎平小屋・昼休憩13:55−15:13左俣出合(第三徒渉地点)−15:54薬師沢小屋着(小屋泊。素泊まり5500円)

8月28日(火)薬師沢小屋6:30−8:08木道末端−8:30アラスカ庭園9:03−9:47祖母岳分岐−9:57祖母岳10:15−10:39雲ノ平山荘11:00−11:30雲ノ平キャンプ場(設営・昼食)13:30−14:00雲ノ平山荘(ティータイム)16:00−雲ノ平キャンプ場17:10−祖母岳(夕景撮影)−雲ノ平山荘−雲ノ平キャンプ場泊(500円)

8月29日(水)雲ノ平キャンプ場4:00起床7:00−7:06スイス庭園−7:53祖父岳分岐−8:25祖父岳9:30−10:20岩苔乗越10:35−(途中源流碑を探索・お花観賞・両足の指が痛くて(泣))−12:08黒部川水源地標−13:18三俣山荘(ティータイム)13:30−14:17三俣峠−14:35三俣蓮華岳−16:00黒部五郎キャンプ場(500円)21:00就寝

8月30日(木)黒部五郎キャンプ場2:50起床6:25−8:46黒部五郎の肩(ザックデポ)−9:09黒部五郎岳9:30−黒部五郎の肩10:15−(途中両足の指が痛くて何度も休憩)−12:10頃?中俣乗越−12:26赤木岳(昼食)12:45−13:36北ノ俣岳−13:43神岡新道分岐−14:30池塘−15:40太郎平小屋(休憩生ビール!)−薬師峠キャンプ場(500円)

8月31日(金)薬師峠キャンプ場4:00起床6:00−6:28太郎平小屋−7:10五光岩ベンチ−8:17三角点8:30−9:30折立登山口
天候 8/27(月)晴れ時々曇りのち晴れ
8/28(火)晴れ
8/29(水)晴れのち雨
8/30(木)曇りのち晴れのち雨
8/31(金)曇り
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
<往時>8/26(日)梅田阪急バス22時発(往復8500円)
    8/27(月)富山駅5時50分着
         富山駅6時10分発、折立8時10分着予定(直通バス)
         (富山地鉄バス要予約片道3400円)
<復路>8月31日(金)折立10時30分発、有峰口11時20分着(富山地鉄バス2400円)
           有峰口11時47分発(無人駅なので一両目の後方入り口で整理券を忘れずに!)
           富山駅12:33着予定(富山地鉄990円)
コース状況/
危険箇所等
・折立から太郎平への道、とにかく暑い。三角点上部で小熊出没したらしい。熊鈴必須。
・登山届は、太郎平小屋で提出。
・太郎平小屋から薬師沢小屋までは何度か徒渉あり。川の増水・天候にご注意。
・薬師沢小屋から雲の平への道へも一旦川の脇に下りるので増水にご注意。この後の急登は頑張って!逆コースの時は岩が滑りやすいのでご注意。
・三俣蓮華岳から黒部五郎小舎への道で、ガスっている場合、途中一箇所、道にご注意。最後の樹林帯の道が急。岩が滑りやすいのでご注意。
・富山駅CICの裏50m弱のところに銭湯「観音湯」(¥400+石鹸シャンプー¥60→2012年8月末にて)定休日ご確認を。
・不二越駅に「満天の湯」あり。
・富山地鉄ビル内「あじち」さん美味。開店時間ご確認を。
・CIC内の富山物産センターでお土産「有磯せんべい」美味。
・富山駅構内お土産やさんで「玉天」美味。富山駅構内で富山のおすし夜ご飯に購入。
2012年08月27日 08:32撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
8/27 8:32
2012年08月27日 08:58撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月27日 10:48撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月27日 12:35撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月27日 13:26撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月27日 14:01撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月27日 14:36撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月27日 14:44撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月27日 15:52撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月28日 06:27撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月28日 08:00撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月28日 09:10撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月28日 09:26撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月28日 09:38撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月28日 09:40撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月28日 18:02撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月29日 07:06撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月29日 09:07撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月29日 10:31撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月29日 13:33撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月29日 14:34撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月29日 15:15撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月30日 09:10撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月30日 09:13撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月30日 10:29撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月30日 11:21撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月30日 11:49撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月30日 12:19撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月30日 12:39撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月30日 13:22撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月30日 13:34撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月30日 13:51撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月30日 14:05撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月30日 14:23撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月30日 15:30撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月30日 15:48撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月30日 18:24撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月31日 03:35撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月31日 06:03撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月31日 06:13撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月31日 06:18撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月31日 06:34撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
8/31 6:34
2012年08月31日 07:26撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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2012年08月31日 08:03撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
8/31 8:03
2012年08月31日 09:31撮影 by  Canon PowerShot SX100 IS, Canon
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感想

昨年、単独で初アルプス小屋泊で双六岳に2泊3日で行った時、三俣蓮華岳まで歩いたのですが、かねてから憧れだった雲ノ平・黒部五郎岳・北ノ俣岳・鷲羽岳を晴れ空の下見て、来年絶対ここを歩く!と決めていた。
休めるかもわからんし、歩けるかもわからんのに。。。

今回、休みを頂けまして、ついに決行!

ですが、8月になってから疲れが取れないなあと思っていた矢先、山行の三日前に風邪を引いてしまい、熱まで出ていた次第。
夜行バスで富山まで行くことになっていた為、体力的に無理かもしれないなあと弱気になりつつも、残っていた抗生剤・消炎剤・総合感冒剤をとり、なんとか行ける様にした。(通院ができる時間もなかった。よい子はまねしないように!)

そんなこんなで、仕事の後、梅田に猛ダッシュし夜行バス乗車。
8/27(月) 富山に着き駅のコンビニで朝食・昼食・水を購入。

折立(自動販売機があったので便利。)で、着替えたり朝食をとったりして出発。
暑い・重いでひたすら登る。
三角点上部で小熊出没と、下山中の男性に教えて頂いた。
やだ〜!!こんなに頻繁に人に出会うのに、なぜに〜!!小熊のあほ〜!!熊よりたち悪いやん!!しかも、三角点もうすぐやん!どっかいっといて〜!!と叫びたくなった。
それから一人になると、熊鈴と、歌いながら歩いたのは言うまでもありません。


途中で、歩荷さんかと思われるほどの荷物の山男にお会いし、声をかけてみた。
10日ほど山の中を歩くとのこと。しかも、地図上にはない道。変態歩き通り越して、仙人に近いような方だった。
山での生活が想像できやすいけれど、普通の生活をしている想像ができにくい方。
追いつ追われつしながら、何度かご挨拶を交わす仲に。
また、絵になる!この方!
休んでられても、自然の一部になっていて、写真を撮りたかったほど。ほんと、かっこよかった!
自然と一緒に呼吸しているような人だった。こういう人に初めて会ったなあ。

女一人旅ででかいザックを持って歩いているせいか、皆様に励ましてもらえて、うれしかった。たぶん、普通の女性よりも小柄なのも手伝っていたのかもしれない。(身長156cm、体重45kg、骨格華奢タイプ。けれど、なぜか160cmに見られる。。。実は、かなり小柄なのよん。私。)

五光色ベンチぐらいで曇り空になってきて、太郎平小屋に着いた時は、水晶・鷲羽がスッキリ見えてよかったです。あちらの方面の方が晴れていた模様。
太郎平小屋で、登山届を提出。
今夜は、薬師沢小屋で泊まることも伝えた。
(薬師沢小屋泊の予約をしていなければ、泊まることを伝えなくてはなりません。)
女性一人&これから薬師沢小屋へ&時間もすでに13時半だったこともあるせいか(薬師沢小屋へは2時間ちょっと)、緊急連絡先のことを詳しく聞かれた。
かなりの男前だったので、太郎平小屋に泊まればよかったなあ、と後悔しつつ、
昼食をがっつき、泉北の登山クラブの方々とお別れを済まし、薬師沢小屋へ。
14時になっていた。こんな時間から歩いている人は誰もいません。
静かな山歩き。
途中、熊が出そうな雰囲気のところばかりで、また歌と熊鈴の出番!

木道で一旦黒部五郎方面の道へ行き、途中、分岐で薬師沢後や方面へ進む。
ここから、どんどん下っていく。
全く誰にも出会いません。
徒渉を何度もし、大きな川が出てくれば下りて、又、登り、平坦な道を歩き、を繰り返す。
カベッケヶ原までくるともうすぐ。ここはなんか素敵なところだった。
太郎平小屋から2時間ほどで薬師沢小屋。16時前に到着。

着いてすぐ、夕ご飯。素泊まりなので、自炊。
川の見えるテラスでビールを飲みながらのご飯は最高!
部屋に戻り、隣のTちゃんとお話タイム。
Tちゃんは、双六小屋で現在アルバイト中。
次の日は、同じ雲ノ平へ。就寝前に、高天原に行こうか、雲ノ平泊まりにしようか、悩みながら就寝。

8/28(火) 起床が遅かったこともあって雲ノ平泊に決めた。
急ぐ必要もないので6時半に出発。
今日も同じく、暑い・重いのなか急登2時間の頑張り。
アラスカ庭園でTちゃんに追いつく。が、お腹がすいた私は腹ごしらえ&景色を楽しむため、雲ノ平で合流することに。
ここからの景色は最高でした。30分も滞在してしまった。。

ここからは景色を楽しみながら歩くだけ。
祖母岳によって景色を堪能。
この日は景色を楽しんでばかり。
思ったよりお花も残っていて満足。
途中山慣れたご夫婦と出会う。高天原へ行ってみては?と勧められる。
雲ノ平山荘に寄って、テント泊の受付と雲ノ平のTシャツを買いに行く。
Tシャツは売り切れていて残念。
テント場まで20分。景色を楽しみながら歩いたので30分かかってしまった。。。テント設営し、昼食を食べまったり。
同じく笠ヶ岳からきた単独行のTちゃんと出会う。
ダブルTちゃんと山荘でティー&ビアータイム!
景色もよくて最高です。
双六のTちゃんと夕景を楽しむべく祖母岳へ行くことに。
夕景を楽しんだ後、無性にまた果物が欲しくなり山荘へ。果物がなかったので100%ジュース2本購入。あぁ、缶のごみが増えちゃった。。。
小屋番の方とTちゃんとお話してたら、外は真っ暗に。
お腹いっぱいだったけれど夕ご飯。単独行のTちゃんとお話。就寝。

8/29(水)頑張って4時に起きたが出発がなぜか7時。
起きたときに前の日出会ったご夫婦は出発し、水晶やったか鷲羽で日の出を迎えるとのこと。すごいなあ。
昨晩、ジオラインの中厚手、長T、ダウンジャケット、下はジオラインの中厚手の長パンツと長パンツを着用して就寝したが寒かったようで風邪をぶり返す。
起きてダラダラ、鼻が出たり、コンタクトが目に入らない等々。
スイス庭園によって遠くの高天原を見た。結構な距離だ。スイス庭園の池塘は涸れていた。ここから1時間の頑張りで祖父岳。
山頂に着く。槍ヶ岳が見えた。久々の槍さまに感動!三俣蓮華・双六・黒部五郎・薬師は雲の中。水晶と笠ははっきり。時々鷲羽がお目見え。
ここで山慣れた素敵な紳士に出会う。
お花が好きなことを伝えると、今日はガスだし展望も悪いし、ピークハンターでなければ、鷲羽をやめて黒部源流に行っては?と。
トリカブトや様々なお花が咲き乱れているとのこと。
高天原もやめたことだし、鷲羽も次回にして、1時間の山頂滞在後、黒部源流に行くことにした。
祖父岳からはこれでもかっていうぐらい下り、私の両足の親指と小指はかなり痛くなってきた。何度も靴紐を締めなおした。荷物が重いから止まるの大変なんだよな。。。
お花の撮影も忙しく1時間半も費やす。源流碑から45分で三俣山荘だが1時間かかっていた。最高潮に指が痛く暑かった。それでも、山荘のケーキは忘れない!
山荘に着くと雨。。。とうとうカッパの出番か。。。出発しようとするとやんだのでザックの中に。だって暑いんだもん。。
山荘を13時半に出発して、いざ、黒部五郎のテント場へ!
前に歩いていた人は早くて、またまた、ひとりに。歌と熊鈴の出番!
三俣峠辺りで雨がきつくなってきた為カッパの上着だけ着用。
三俣蓮華岳でちょうど人に出会ったので写真撮影。
コースタイムで歩けているのでこのまま行くと16時にテント場予定。
ひたすら歩く。途中でさらに雨がきつくなったので、とうとうカッパのパンツも着用。雨だと認めたくなかったので、着用が遅くなった。結構濡れていた。寒かった。着用したら暑いし、なんでもないところを歩くと寒いし、どっちやねん!
山荘前の何分かは急な下り。指が痛かった。
コースタイムどおりに黒部五郎山荘着。
ストーブが点いていて暖かかった。
雨の中テント設営。寒いので着替えして夕ご飯。
雲ノ平で会ったご夫婦と再会。雨にあわなかったようだ。早く出発するべきだなあ。
やっぱり寒かったようで、温かいものをとってなんとか落ち着く。
風邪も何とかおさまっている。大丈夫だろう。21時就寝。

8/30(木) 3時起床なのに6時半出発。風邪は少し悪くなったようだ。
朝がもともと弱い上に朝から雨で。天気予報どおりだと、きっと一日雨だと思うとだらだらと。テント撤収も時間がかかった。朝からカッパ着用。
黒部五郎岳までカールルートで2時間半ちょっと。
途中雨が上がったのでカッパの上着だけ脱ぐ。
黒部五郎の肩に9時前。双六のTちゃんと再会。デポして山頂まで。ザックがないと、こんなに軽くて歩きやすいのか。奇跡的に晴れ!展望良好だが、槍さまだけはお目見えなし。山頂で30分ほど滞在。肩で腹ごしらえ。ここから急な下り。
下りの時点で天候がガスガスに。
下りで指がかなりの痛みを感じる。靴紐を締めなおしてみてもダメだったので、絆創膏を貼って少し楽になる。
ここを晴れ空の下歩きたかったがガス。12時を過ぎた時点で雨に。雨に風。人にもあまり出会わず、もくもくと歩く。
途中でかなりの山男に出会い同じ宿泊地の薬師峠まで一緒に歩く。
おかげで、なかなか見れないものや、山のお話を聞けたりと、楽しませて頂いた。
雨のせいか風邪がひどくなってきて、とうとう咳がでてきてしまった。
途中、雨風に雷までゴロゴロしだす。
この日は小屋泊にしようかと考えたが、太郎平で生ビールを飲めたのもあってまんぞくしたせいか、薬師峠でテント泊。
テント設営の時だけ雨が止んでくれたのでラッキー!
そのあと、結構な雨になって、雷もまたゴロゴロ。やだなあ。近づいてる。
近くにトイレもあるし、逃げ込んだらいいかと様子を見ながら夕ご飯。
ご飯のあと雨も止み雷もなくなった。よかった。夕焼けも見れた。
でも、雨は降ったり止んだり。
指が痛いのが気になるところだけど、次の日は、折立に下りるだけなので大丈夫だろう。
4日間の疲れと風邪で眠たくなり就寝。
夜中、自分の咳で何度か目を覚ます。風邪薬を服用。

8/31(金) 6時出発。山男さんは薬師岳へ。日の出を見に行ったようだ。
太郎小屋で小屋の方に挨拶をし折立へ。
10時半出発のバスに間に合えばいいので気が楽だ。
行きと違って人にあまり出会わない。もう少し後に出発するのかも。
熊鈴と歌の出番だ。三角点ぐらいで登ってくる登山者とやっと出会ってきた。
森林地帯で、女性の単独テント泊の登山者と出会った。この一帯で、単独テント泊の女性と出会ったのはこの五日間で二人目だ。そのくらいここでは珍しいのかもしれない。お互いにそう思ったのか、一瞬にして、仲間感というか同士感が芽生えてしまった。

9時半に折立登山口に到着。5日間おつかれさん。汗が凄かったのでお着替えしていたら1時間はあっという間だった。

有峰口からのちょっとした電車旅も楽しかった。
ちょうどお昼に富山駅に着き、今回は即効「あじち」さんへ直行!
たんぱく質がほしい!!糖質はもう十分!
お昼ごはんを奮発した。

CIC裏にある「観音湯」さんで6日間の汗を流す。洗髪3度目にしてやっと泡だった。
お土産を購入し、夕ご飯は富山のおすしにした。
お土産「有磯(ありそ)せんべい」「玉天」はかなりの美味しさだった。


16時半出発のバスで帰る。大阪には22時すぎ着予定。疲れていたのかずっと寝ていた。

みなさまのおかげで、楽しいなつ休みを過ごせた。


帰ってから風邪はひどくなり、また、6連勤はきつかった。

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コメント

お久しぶりです
kaoritreeさん こんにちは

折立から雲ノ平周遊と単独でロングコースの 山行されていたのですね

風邪や足指の痛みで大変だったようですが、お疲れさまでした。

素敵な人たちの出会いもあり、充実して楽しそうな様子が伝わってきますよ

一度訪れたいと思ってますが、私には長期の休みがない
2012/9/20 15:34
staygoldさん
コメントありがとうございます!

憧れの山にやっと行けました!
想い続けて6年。
山に登り始めてから、ずっと、想っていました。
年季が入っています(笑)
ただ、高天原と鷲羽だけ行けなかったのが残念です。

靴を新調しまして、同じメーカーの靴ですが木型が違うらしく、また、履いて三度目だったのもあり、かなりの痛さでした。帰ったら、両足小指の爪が黒くなっていました。

単独の楽しさは、孤独と出会いかもしれませんね。

この一帯は、また行きたいと思わせる、また、コースも色々あるので、また行っちゃいそうですね。

行ける機会がありますように。
2012/9/20 23:52
初めまして
kaoritreeさん、
初めまして! 来月の連休に、20年振りに雲ノ平、黒部五郎方面の周遊コースを計画している者です。(水晶+鷲羽も・・・と考えていますが)
しかし、ずっとテント泊・・・すごいですね! 私は寄る年波には勝てず、流石にこのコースは軽量化+小屋泊で・・と思っています。
(先週末は、剣山テント泊での見ノ越〜西島キャンプ場でひーひー言っていた位ですから・・。まあ熱中症予防に大量のビール歩荷の影響も有ったのですが)

関西のテント場(限定されますが)でお会いするかもしれませんね?
これからも、体調には十分注意して、楽しまれて下さい!
2015/8/4 14:04
初めまして。
コメントありがとうございます!
9月の連休ですね!いいですね!
その年によって雲の平の水の量が異なると思うのですが、出発前に雲の平の水の件確認された方がいいかもしれません。あと、高天原温泉も9月の何日かまでだったと思いますので
ぜひぜひ!
あと、熊鈴ご持参で(笑)

テン泊縦走が初めてだったので無駄な荷物が多かったなあと今では反省しております。
いきなりの4泊はいずれにせよ無謀でした(汗)
最近は3泊がいいところです。

関西周辺もいいところありますよね!
剣山〜次郎笈〜三嶺はほんとよかったです。
いつかどこかで!

レポート楽しみにしております!!
2015/8/4 23:35
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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
技術レベル
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体力レベル
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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
高天原と雲ノ平
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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