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Yamareco

記録ID: 226534
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

北ノ俣岳 (飛越トンネルより北アの稜線のピークへ)

2012年09月16日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 富山県 岐阜県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:25
距離
19.7km
登り
1,483m
下り
1,485m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

《飛越トンネルP》5:09−5:37《P1643》−6:31《P1842》−6:51《P1918》−7:17《寺地山》−8:12《避難小屋》8:24−9:29《2410m平坦地》9:59−10:25《稜線P2640》10:30−10:40《北ノ俣岳》11:30−12:42《避難小屋》12:45−13:28《寺地山》−14:11《P1842》−15:25《飛越トンネルP》
天候 快晴のち曇り
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
飛越トンネル西口駐車場:約20台(簡易トイレあり)

駐車場までは、R471より完全2車線舗装の大規模林道あり。
ルートは、R471見座発電所北の丁字路交差点−山吹峠−山之村−打保−飛越トンネル。
信号無しの道なりで、距離は約30kmあり。

注意点としては、カーブが多いので対向車に注意。車が少ないのでセンターを割ってくる車が多い。
路肩が少し沈んでいる所が数ヶ所あり。また、トンネル近くは草木が道路に被っているところあり。
コース状況/
危険箇所等
登山口−避難小屋間は、泥んこ道で歩きにくい。特に雨後はぬかるみが酷そう。スパッツ必携かな。
避難小屋から上は、高層湿原でほとんど木がないので、荒天時は要注意。
【どっかで会ったよね】
昨日の焼岳のと同じだ。
【どっかで会ったよね】
昨日の焼岳のと同じだ。
【こんなに低くていいの?】
送電線に手が届きそう。
【こんなに低くていいの?】
送電線に手が届きそう。
【そろそろ日の出かな】
向こうは富山だから日本海だね。
【そろそろ日の出かな】
向こうは富山だから日本海だね。
【くま洞なんとか】
「くま」って熊かなあ。熊だよねえ…。
【くま洞なんとか】
「くま」って熊かなあ。熊だよねえ…。
【親切なんだか】
神岡新道は刈払いしてない為…とか書いてある。
【親切なんだか】
神岡新道は刈払いしてない為…とか書いてある。
【クモの巣グラス】
乾杯したくなるほどキレイ。
【クモの巣グラス】
乾杯したくなるほどキレイ。
【いい雰囲気】
冷たい朝露に濡れながら、朝日を受けて進む湿原の道。
【いい雰囲気】
冷たい朝露に濡れながら、朝日を受けて進む湿原の道。
【涼しい空】
青空に秋の雲。涼しさを演出してくれる。もちろん休憩は無しだ。
1
【涼しい空】
青空に秋の雲。涼しさを演出してくれる。もちろん休憩は無しだ。
【あれが稜線】
あこがれの北アの稜線。あそこで縦走路が待っている。
【あれが稜線】
あこがれの北アの稜線。あそこで縦走路が待っている。
【帰りには開いてるかな】
道の脇にはリンドウがいっぱい。
1
【帰りには開いてるかな】
道の脇にはリンドウがいっぱい。
【裾野くらべ】
笠、焼、乗鞍、御岳が、それぞれ裾野を自慢してるよう。
3
【裾野くらべ】
笠、焼、乗鞍、御岳が、それぞれ裾野を自慢してるよう。
【西には白山】
ガスが上がるのが早いなあ、白山は。
2
【西には白山】
ガスが上がるのが早いなあ、白山は。
【小屋に寄っていこう】
樹林を抜けると小屋への分岐。小屋で一息入れよう。
1
【小屋に寄っていこう】
樹林を抜けると小屋への分岐。小屋で一息入れよう。
【斜めってるよ】
朝露で濡れてるだけでも滑りやすいのに。これは運だめしか。
【斜めってるよ】
朝露で濡れてるだけでも滑りやすいのに。これは運だめしか。
【挟まってる】
1分くらいで、すぐ小屋だ。水が引いてあり、トイレもあるようだ。
【挟まってる】
1分くらいで、すぐ小屋だ。水が引いてあり、トイレもあるようだ。
【天上への階段】
ここからずっと高層湿原だ。緩いカーブを描く木道を一歩ずつ上へ。
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【天上への階段】
ここからずっと高層湿原だ。緩いカーブを描く木道を一歩ずつ上へ。
【池塘もあるよ】
逆さ北ノ俣って、あまり様にならない。
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【池塘もあるよ】
逆さ北ノ俣って、あまり様にならない。
【五重の裾の波】
北ノ俣岳も加わり裾の五重奏。池塘の水面がビブラートを奏で出す。
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【五重の裾の波】
北ノ俣岳も加わり裾の五重奏。池塘の水面がビブラートを奏で出す。
【静かな別天地】
登山口から誰にも会っていない。独り占めしていいのかな、この時空間。
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【静かな別天地】
登山口から誰にも会っていない。独り占めしていいのかな、この時空間。
【リアルな色の遠近感】
手前で風に揺れるのはイワショウブの実か。
1
【リアルな色の遠近感】
手前で風に揺れるのはイワショウブの実か。
【裾野比べも接近戦で】
裾ラインの競演は見事だ。見ていて飽きない。
1
【裾野比べも接近戦で】
裾ラインの競演は見事だ。見ていて飽きない。
【いつのまにか薬師が】
気付かないうちに、のっそりと顔を出していた。
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【いつのまにか薬師が】
気付かないうちに、のっそりと顔を出していた。
【がんばって!】
少し後に登山口を出発した二人。黒部五郎までピストン日帰りだと。
【がんばって!】
少し後に登山口を出発した二人。黒部五郎までピストン日帰りだと。
【ツルちゃん、かわいい〜】
ひょっこり顔を出した坊主頭の剱岳。
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【ツルちゃん、かわいい〜】
ひょっこり顔を出した坊主頭の剱岳。
【もうすぐ稜線】
あの向こうに何が待ってるのかな?
【もうすぐ稜線】
あの向こうに何が待ってるのかな?
【とうとうここまで来たよ】
振り返ると、登ってきた足跡が延々と。
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【とうとうここまで来たよ】
振り返ると、登ってきた足跡が延々と。
【ケルンの向こうに…槍だ】
裏銀座の山々の大パノラマが広がっていた。
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【ケルンの向こうに…槍だ】
裏銀座の山々の大パノラマが広がっていた。
【薬師、剱よ、ありがとう】
まずは、誘導してくれた薬師と剱に挨拶しよう。
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【薬師、剱よ、ありがとう】
まずは、誘導してくれた薬師と剱に挨拶しよう。
【オシャレな薬師】
薬師岳のきれいな衣装。ほれぼれするね。
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【オシャレな薬師】
薬師岳のきれいな衣装。ほれぼれするね。
【あれは太郎小屋だね】
雲の平への玄関口だ。黒部五郎へと周回する人が多いようだ。
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【あれは太郎小屋だね】
雲の平への玄関口だ。黒部五郎へと周回する人が多いようだ。
【どうしても目が行くね】
やっぱり槍を探しちゃう。分かりやすいしね。
1
【どうしても目が行くね】
やっぱり槍を探しちゃう。分かりやすいしね。
【あそこが今日の終点】
あの丘のような平凡な山が北ノ俣岳。あそこでしばらくのんびりしよう。
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【あそこが今日の終点】
あの丘のような平凡な山が北ノ俣岳。あそこでしばらくのんびりしよう。
【あれに見えるは日本海】
有峰湖の向こうは富山平野と日本海か。
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【あれに見えるは日本海】
有峰湖の向こうは富山平野と日本海か。
【縦走路がそこに】
ここを通ったのは40年も前のこと。剱から笠へ向かう途中だった。
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【縦走路がそこに】
ここを通ったのは40年も前のこと。剱から笠へ向かう途中だった。
【北ノ俣への花道】
ゴールはすぐそこ。景色を楽しみながらゆっくり行こう。
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【北ノ俣への花道】
ゴールはすぐそこ。景色を楽しみながらゆっくり行こう。
【黒部の源頭部はもう秋色】
今、こんな所にいることが信じられない。
2
【黒部の源頭部はもう秋色】
今、こんな所にいることが信じられない。
【夏の終わりのチングルマ】
もう夏の花は終わってしまった。綿毛のチングルマも残り少ない。
1
【夏の終わりのチングルマ】
もう夏の花は終わってしまった。綿毛のチングルマも残り少ない。
【煙で歓迎とは、ヤリますね】
槍の穂先から煙が出るとは知らなかった(笑)
2
【煙で歓迎とは、ヤリますね】
槍の穂先から煙が出るとは知らなかった(笑)
【やっぱり三等】
北ノ俣岳は、どこまでも控えめだ。
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【やっぱり三等】
北ノ俣岳は、どこまでも控えめだ。
【小さすぎない?】
いくら控え目とはいっても。
【小さすぎない?】
いくら控え目とはいっても。
【笠に向かって】
笠まで続く縦走路。人影はまばらだね。
2
【笠に向かって】
笠まで続く縦走路。人影はまばらだね。
【剱から笠までがズラッと】
剱、薬師、赤牛、水晶、ワリモ、鷲羽、大天井、三俣蓮華、槍、黒部五郎、そして笠。
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【剱から笠までがズラッと】
剱、薬師、赤牛、水晶、ワリモ、鷲羽、大天井、三俣蓮華、槍、黒部五郎、そして笠。
【とんがってる】
ここから見る笠は尖っている。知らない人になら槍で通用しそう。
2
【とんがってる】
ここから見る笠は尖っている。知らない人になら槍で通用しそう。
【やっぱりこっちの方が】
さすがに槍は鋭角だ。空が痛そう。
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【やっぱりこっちの方が】
さすがに槍は鋭角だ。空が痛そう。
【奥に大天井も】
黒部源頭部の奥に見えるのは表銀座の大天井岳。
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【奥に大天井も】
黒部源頭部の奥に見えるのは表銀座の大天井岳。
【存在感があるね】
雲ノ平の奥には、でんと構えた鷲羽岳。鷲羽山じゃないよ。
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【存在感があるね】
雲ノ平の奥には、でんと構えた鷲羽岳。鷲羽山じゃないよ。
【黒光りの筋金入りだ】
水晶岳の深く刻まれた皺は伊達じゃないね。
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【黒光りの筋金入りだ】
水晶岳の深く刻まれた皺は伊達じゃないね。
【酔払った薬師みたい】
顔を真っ赤にしているスキンヘッドは赤牛さんだね。
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【酔払った薬師みたい】
顔を真っ赤にしているスキンヘッドは赤牛さんだね。
【キアゲハも昼寝】
生きているよ。しばらくしたら飛んでいった。
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【キアゲハも昼寝】
生きているよ。しばらくしたら飛んでいった。
【そろそろ見納め】
黒部五郎と槍。もうそろそろ見納めだ。帰らなくっちゃ。
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【そろそろ見納め】
黒部五郎と槍。もうそろそろ見納めだ。帰らなくっちゃ。
【名残惜しいけど】
薬師へと誘(いざな)う縦走路。でも今日はそこで左折だよ。
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【名残惜しいけど】
薬師へと誘(いざな)う縦走路。でも今日はそこで左折だよ。
【また来るね】
ホスト役をありがとう。薬師にお別れの挨拶だ。
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【また来るね】
ホスト役をありがとう。薬師にお別れの挨拶だ。
【いい天気だったなあ】
しばらく空がこんなに青いのを忘れていたよ。
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【いい天気だったなあ】
しばらく空がこんなに青いのを忘れていたよ。
【元来た道はうら寂しい】
今日日帰りで入った人は…多分4人だけ。
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【元来た道はうら寂しい】
今日日帰りで入った人は…多分4人だけ。
【振り返ると上はガス】
寺地山から見ると、稜線はもう雲の中。夢のようなひとときだった。
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【振り返ると上はガス】
寺地山から見ると、稜線はもう雲の中。夢のようなひとときだった。
【赤や青がいっぱい】
ゴゼンタチバナとリンドウがにぎやかだ。
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【赤や青がいっぱい】
ゴゼンタチバナとリンドウがにぎやかだ。
【やっとルビー色】
マイヅルソウの実がやっと赤くなってきた。宝石ルビーまであと一息だね。
【やっとルビー色】
マイヅルソウの実がやっと赤くなってきた。宝石ルビーまであと一息だね。
【長かったぁ】
やっと下に車が見えてきた。やっぱり五郎までは無理だ。
【長かったぁ】
やっと下に車が見えてきた。やっぱり五郎までは無理だ。
【ここを抜けると富山県】
折立の方は人が多いのに、こっちはさっぱりだ。
【ここを抜けると富山県】
折立の方は人が多いのに、こっちはさっぱりだ。
【あれっ】
距離の割には少ないなあ。
【あれっ】
距離の割には少ないなあ。

感想

3連休の中日、期待以上の快晴となった。
やっぱり、山は晴れた方がいい。
この山は展望が命なので、尚更だ。

稜線まで上がるのに、距離が長く、標高差もあるので、体力が心配だったが、
天候に恵まれたおかげで、割と楽に山頂に辿り着く事が出来た。
前日の午後、下界は土砂降りだったので、泥濘の道も心配のタネだったが、
山の方はあまり降らなかったのか、ややぬかるんでいる程度で、拍子抜けするくらいだった。

時期的には、丁度花の端境期ということもあり、登山者が少なく、北アルプスにしてはちょっぴり寂しい山行になった。
駐車場にはかなりの車があったのだが、ほとんど泊まり山行だったようだ。

静か過ぎるということはあるが、
こんなに簡単に北アの稜線に上がり、名だたる山々を身近に見ることの出来るこのコースは、
途中の高層湿原と相まって、花の時期には垂涎のコースであると思われる。
今度は、花の時期の天気のいい日を狙って行ってみたいと思う。

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