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記録ID: 236773
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ハイキング
八ヶ岳・蓼科

初!硫黄岳・赤岳+中岳★バリルート中岳沢下降は緊張

2012年10月20日(土) 〜 2012年10月21日(日)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
27:56
距離
24.5km
登り
2,147m
下り
2,129m

コースタイム

20日 ( )内は美濃戸口からの時間
10:09  ( 0分)美濃戸口
10:52   (43分)美濃戸山荘
<北沢>
12:03(1時間54分)赤岳鉱泉 〜12:17
13:40(3時間31分)硫黄岳  〜13:43
14:59(4時間50分)赤岳鉱泉

21日 ( )内は赤岳鉱泉からの時間 
6:15(   0分) 赤岳鉱泉
6:46(  31分) 行者小屋  〜6:50
7:50(1時間35分) 地蔵の頭  〜7:56
8:05(1時間50分) 赤岳展望荘 〜8:07
8:46(2時間31分) 赤岳頂上山荘〜8:49
8:54(2時間39分) 赤岳頂上  〜9:08
10:24(4時間 9分) 中岳頂上
10:40(4時間25分) 中岳のコル 〜11:03(弁当)
11:45(5時間30分) 行者小屋  〜12:04(カレーライス)
<南沢>
13:28(7時間13分)美濃戸山荘
14:05(7時間50分)美濃戸口 
 
天候 20日 山頂付近は曇り ガス多く視界悪い
21日 快晴 ただし地蔵の頭〜赤岳稜線は強風
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
バス JR茅野駅〜美濃戸口 往復券1500円 7日間有効
コース状況/
危険箇所等
一般ルートは多くの本で紹介されている通りです。
21日朝の地蔵の頭は風の通り道なのか強風(体感風速20m?)で
やせ尾根通過時はバランスを崩さないように注意しました。
体温下がるので、手袋と毛糸の帽子および防風効果のあるアウター必須でした。

●中岳沢(中岳のコル〜行者小屋の下降)
いわゆるバリルートに当たると思いますが、晴天時涸れ沢ですが浮石だらけ、
急傾斜のザレ場でとても滑りやすく一歩一歩とても神経を使いました。
一部凍結個所もありました。
(当たり前ですが、素直に実線ルートを下りるのが断然楽です。
 全然時間短縮になりません。)
美濃戸口バス停。車でないのでここから歩かなければなりません。
美濃戸口バス停。車でないのでここから歩かなければなりません。
美濃戸山荘まで快調なペースで到着。ここからは北沢ルートで赤岳鉱泉を目指します。
美濃戸山荘まで快調なペースで到着。ここからは北沢ルートで赤岳鉱泉を目指します。
途中広場のような場所があり景色がきれいでした。
途中広場のような場所があり景色がきれいでした。
突然ヘリの音がきこえたと思ったら赤岳鉱泉の方に低空飛行していきました。
突然ヘリの音がきこえたと思ったら赤岳鉱泉の方に低空飛行していきました。
何回も沢を横切る橋が現れます。
何回も沢を横切る橋が現れます。
赤岳鉱泉到着。コースタイムで約3時間とのことでしたが、バス停から2時間かからずに到着しました。なので硫黄岳に行くことにしました。
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赤岳鉱泉到着。コースタイムで約3時間とのことでしたが、バス停から2時間かからずに到着しました。なので硫黄岳に行くことにしました。
樹林帯を抜けるとこの景色。
樹林帯を抜けるとこの景色。
山頂まで行きますがどんどんガスが上がってきます。
山頂まで行きますがどんどんガスが上がってきます。
山頂方向。このときはガスなし。
山頂方向。このときはガスなし。
山頂。風強いです。寒いです。
山頂。風強いです。寒いです。
爆裂火口。すごい迫力。
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爆裂火口。すごい迫力。
同じく。
とても広い山頂です。
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とても広い山頂です。
赤岳鉱泉受付。右奥が風呂の入口でたまたま一人でゆったりと入れました。
赤岳鉱泉受付。右奥が風呂の入口でたまたま一人でゆったりと入れました。
夜の廊下です。
夕食。右の切ってあるステーキを焼きながら食べます。
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夕食。右の切ってあるステーキを焼きながら食べます。
結構個室の数が多いです。
結構個室の数が多いです。
朝食です。
朝6時の気温。
行者小屋に着きました。赤岳鉱泉ではバッジ売り切れだったので、ここでも聞きましたがゴメンナサイ、売り切れです、とのこと。
行者小屋に着きました。赤岳鉱泉ではバッジ売り切れだったので、ここでも聞きましたがゴメンナサイ、売り切れです、とのこと。
行者小屋の皆さんも続々と出発です。
行者小屋の皆さんも続々と出発です。
地蔵尾根は梯子(階段ですが急なのでほとんど梯子に近い)が多いです。
地蔵尾根は梯子(階段ですが急なのでほとんど梯子に近い)が多いです。
登るにつれ景色が良くなります。これが登る原動力になります。
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登るにつれ景色が良くなります。これが登る原動力になります。
見えた地蔵。
尾根の向こうに富士山!
尾根の向こうに富士山!
ここにもバッジなし。
ここにもバッジなし。
でも富士山はきれい。
でも富士山はきれい。
これから目指す赤岳です。
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これから目指す赤岳です。
赤岳到着。山頂は人で一杯です。
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赤岳到着。山頂は人で一杯です。
何と言ってもこの景色。
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何と言ってもこの景色。
南アルプスもくっきり。
南アルプスもくっきり。
何枚撮ったか分からないこのアングル。
何枚撮ったか分からないこのアングル。
右下諏訪湖。左上御嶽山。
右下諏訪湖。左上御嶽山。
しつこい。
文三郎尾根を下る途中。
文三郎尾根を下る途中。
中岳とその奥に阿弥陀岳。
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中岳とその奥に阿弥陀岳。
左側の蓼科山からずらりと八ヶ岳の山々が見渡せます。
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左側の蓼科山からずらりと八ヶ岳の山々が見渡せます。
中岳への登りです。広々としてとても開放的な尾根道です。
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中岳への登りです。広々としてとても開放的な尾根道です。
中岳から赤岳を振り返る。
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中岳から赤岳を振り返る。
中岳から阿弥陀岳を見上げる。
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中岳から阿弥陀岳を見上げる。
中岳のコルです。
中岳のコルです。
やっぱりこれ。
赤岳鉱泉の昼弁当。
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赤岳鉱泉の昼弁当。
中岳沢。写真では傾斜分かりませんが普通に立つとずるっと滑って落ちて行きます。
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中岳沢。写真では傾斜分かりませんが普通に立つとずるっと滑って落ちて行きます。
緊張の連続でやっと行者小屋に到着。コルで弁当食べたばかりですが、ここでカレーライス食べて一息つきました。
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緊張の連続でやっと行者小屋に到着。コルで弁当食べたばかりですが、ここでカレーライス食べて一息つきました。
帰りは南沢ルートでした。
帰りは南沢ルートでした。

感想

南八ヶ岳は編笠山(日帰り)しか登ったことがなかったので、
赤岳鉱泉に一泊して硫黄岳+赤岳を楽しんできました。

20日 
美濃戸口バス停から北沢ルートで赤岳鉱泉まで2時間かからなかったので
赤岳鉱泉のチェックインを済ませたら硫黄岳往復しました。
残念ながら山頂付近はガスで展望は悪かったですが爆裂火口は見応えあり。

赤岳鉱泉の風呂では浴室に1人だけでゆったりと入れました。
夕食は噂通りの焼きながら食べるステーキで、
大部屋は24人くらい?で布団1枚に1人の通常の状態でした。
(全体としてもそんなに混雑していません)

21日
何と言っても快晴。
赤岳鉱泉では日の出が見れませんが、山頂からの景観を楽しみに
朝6時少し過ぎにスタート。(朝食が6時なので)
行者小屋からの地蔵尾根は急登で頂上付近は梯子(急階段)になり、もうすぐ
地蔵の頭というあたりからかなりの強風でした。

そこから赤岳・中岳を経由して行者小屋に下りるまでの間、
あらゆる場所の景色が素晴らしく、
カメラの電源入れっぱなしで撮影しまくりでした。
おかげでバッテリーを2回交換しました。(気温が低いせいもあり)

最後の行者小屋への下降ですが、当然地図通りの道を下りるはずが
中岳沢を登って来る人2名、下りる人1名を見たことからついつい
そちらのルートにしてしまいました。
(どなたもベテラン風の通いなれた感じの年配の人でした。)

最初の段階から、え?これって道なの?と思うくらいですから
この時点で断念すれば良かったのですが、極めてゆっくり1歩1歩下りれば
なんとかなりそうだったので結局最後まで行ってしまいました。
結構急なざれ場なので、足がかりとなる岩を慎重に見極めながらの
とても緊張する40分でした。
良い経験にはなりましたが、敢えて通る必要もない道でした。(やや反省)

行きは北沢ルート、帰りは南沢ルートでしたが、
断然北沢ルートの方が歩きやすいと感じました。
(でも、景色は南沢の方が変化あり・・・ですが。)

行者小屋に行く場合でも北沢を通って赤岳鉱泉経由にした方が
良いかも・・・と思いました。

それにしてもやや霞んではいたものの、富士山の姿が美しかったです。

なお、赤岳のバッジは下って来て赤岳山荘で購入しました。

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