記録ID: 2464826
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
東河内温泉→青笹山→青薙崩れ→青薙山→無岳山→東河内温泉
2020年08月01日(土) [日帰り]


体力度
7
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 10:06
- 距離
- 26.2km
- 登り
- 2,731m
- 下り
- 2,729m
コースタイム
天候 | 曇り(ガス)時々晴れ(青空&日差し) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
青薙崩の箇所は、かなり危険です。クライミング経験者でも躊躇するほどです。 |
写真
朝4時に出発。まだ暗かったです。夏至を過ぎてこれからだんだん日中の時間が短くなってくる。山方面は曇りっぽいので、その影響からか朝4時でも明るくないのでヘッドライトをつけてスタートしました。
まず目指すは青笹山。尾根を目指します。ルートは、トレースが比較的あり、また写真のようにピンクテープが所々にありました。しかし途中からトレースもマークもない箇所もあり、迷うこともありました。
だんだん尾根に近づいてきた頃、これから目指す青薙山方面が見えてきました。、、、しかし山頂は雲に隠れてしまってました。本日の天気は梅雨明け直後もあって雲多めの天気。雨は降りそうにないものの、絶好の登山日和でもなかったです。
尾根近く。歩きやすい縁を行きます。梅雨明け直後もあって、尾根近くの笹は雨露がかかっており、歩いているとズボンの裾や、登山靴がビショビショになっていきました。途中でスパッツを着用しました。
仮眠して少し元気を取り戻し、今度はイタドリ山を目指します。イタドリ山までもトレースやマークがあるのでそれほど迷うことはないと思いました。途中に道標がありました、、、が割れて落ちてました。
イタドリ山を後にして、本日のクライマックス「青薙崩れ」へと向かいます。ドキドキ。途中で歩いてきた(だろう)尾根筋が見えたのでパシャリ。雲が低く垂れこめ、今にも雨が降りそうで、どこか不気味な感じ、、、。
来ました。本日のメインイベント。青薙崩れ。ヤマレコの過去の記録などを見て、調べておりましたが、年々崩れ具合が進行しているようで、本当に歩けなくなってしまわない内に行っておこうかと思いました。この地点から見たときに、写真真ん中にロープが張られているのを確認し、誰かが整備したのかな?と思いましたが、この後に通り過ぎたときにはそのロープ地点は気づきませんでした。いくつかルートがある(?)のかな?
いくつか痩せ尾根を過ぎ、「なんだ、なんてことないじゃん」なんて思っていた矢先、この写真のようなチョー危険箇所が現れました。「これか、皆が言っている箇所は」。写真ではわかりづらいかもですが、この両側は切れ落ちており、この尾根自体が崩れやすい岩と土のミックスの地質。歩幅1つあるか、ないかといった道幅。何かのTV番組の罰ゲームかと思うくらいのルートでした。映画「カイジ」でも出てきておかしくないんじゃない?。しかし、このポイントはたった数メートル(2〜3m?)しかなく、目と鼻の先に普通に歩けるトレースがあります。
どうしよう。普通の歩いたら道が崩れて落ちそうだし、、、。で考えたのが「馬乗り」で渡りました。跳び箱のように、尾根を股に挟んで、ヨチヨチと進みました。しかし登り傾斜なので中々進まない。ボロボロと崩れるし、、、。途中スタックしてしまいましたが、足で斜面を蹴り上がりなんとか苔むした斜面をスローパー掴み(クライミング用語)で推進力を得て、安全なところまで行くことができました。本当は、ここを往復しようかとも考えたルートも考えたのですが、下りで同じようなことはしたくないと思いました。
どうしよう。普通の歩いたら道が崩れて落ちそうだし、、、。で考えたのが「馬乗り」で渡りました。跳び箱のように、尾根を股に挟んで、ヨチヨチと進みました。しかし登り傾斜なので中々進まない。ボロボロと崩れるし、、、。途中スタックしてしまいましたが、足で斜面を蹴り上がりなんとか苔むした斜面をスローパー掴み(クライミング用語)で推進力を得て、安全なところまで行くことができました。本当は、ここを往復しようかとも考えたルートも考えたのですが、下りで同じようなことはしたくないと思いました。
無岳山からスタート地点の林道まで降ります。参考にさせて頂いたルートを見ると、無岳山から一気に林道まで下っておりました。そのルートは一見するとさっきのガレ場の真ん中を突っ切って進んでいるような感じでした。「え、このガレを進むの?」と疑ってしまい、よーく周りを見渡すとそのガレの縁に進める斜面がありました。変な先入観でガレ場を進まなくてよかった。
(*´Д`)
(*´Д`)
撮影機器:
感想
長梅雨の影響で、1ケ月以上登山をしておりませんでした。それでリハビリを兼ねて今回のルートへ。Zenjinさんの山行記録を参考にさせていただきました。
寝不足と二日酔いもあって、思った以上に歩くペースが上がりませんでした。しかも天気もそれほど良くなかった。
青薙崩れは、去年大無間山に登った際に会ったSS_Creatorさんから話に聞いており、なかなかの難所であることは知っておりました。それからヤマレコでルートを調べて、なんとか行けるだろうと思い今回の山行となりました。
「青薙崩れ」は、写真部分でコメントしてある通り、一番の危険箇所は数m(2〜3m)。足幅1つ、2つ(?)あるかないかの道幅で、とても崩れやすい地質でした。普通にあるけるような状態ではなく、自分は馬乗りにてなんとか通過できました。
自信の無い方にはあまりお勧めできません。
しかし、この地点はなんとか迂回するルートなど無いもですかねぇ。このルートは山伏から青薙山間を繋げたい人がいると思うので、なんとかしたいですが自然のことなので仕方ないでしょうか。
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コメント
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ご無事で何よりです。青薙崩れ通過できたんですね
SS_Creatorさん、コメントありがとうございます。行ってきましたよ〜。青薙崩れ。想像通りでした。私の経験上、国内5位内に入る難所の1つになりました。(他4位はどこだ?)SS_creatorさんは下りで差し掛かったのですね。下りのほうが危険なような?
次回の冒険(?)どうしようかな? そういえば百名山達成おめでとうございます!!
下りだとやはり同じようにギリギリまで馬乗りになって崩れ落ちそうになった瞬間にジャンプです!上から下に跳ぶんで距離も稼げますし勇気さえ有れば大丈夫でした
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