八坂山遊歩道のオキナグサ・シュンラン+藤野遊歩道


- GPS
- 05:19
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 708m
- 下り
- 706m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
藤野駅の案内所で八坂山散策路の地図が置いてある。しかし散策路入口までの道標はないのはやや問題。オキナグサの畑もわかりにくい。オキナグサはまだ一株しか開花していない。八坂山へは杉峠経由と直登ルートなどいくつかコースがあるようだ。金剛山から赤沢バス停まで、ロープの急斜面があるが、慎重に下ればさほどの危険はない。 藤野遊歩道はB13地点から入る場合、最初の秋山川橋までが急な下りと荒れた崩壊斜面のトラバース道にやや苦労するが、ロープにつかまって通過。 高倉山までは、大した登りはないが、長い階段がある。その後、天神峠・金剛山から一度舗装道路に出て、シュターナー学園の少し先のA6入口から一本松山・古峰山などの尾根道に入るが、結構長い。やさしいコースではあるが、意外と時間がかかり、疲れを感じるかもーー。 |
写真
感想
御春山は貯水池でバスに間に合ったので、10時前に藤野駅に到着。駅前の案内所で八坂山コースと藤野遊歩道の案内地図を入手し、日連大橋を渡り、周辺の山々や風景などを撮影し、四季亭、スーパーを通過して、藤野小学校手前の道に入る。しかし道標は、入口までないらしい。学校の切れ目に分岐ーー左はかつて日連山への道で歩いたことがあるが、地図を見て右の坂を上る。集落の家並みの間の細い道を進み、馬頭観音や玄関前のシュンラン、オキナグサなどを楽しみながら歩くと、日連大橋からやまなみ温泉に通じる76号線から来る広い通りに出る。すぐ左に山咲という居酒屋があり、ここが目印で、向かい側に案内板がある。ここからコースに入ると、すぐ「恵みの湧水」があり、おいしいお水を一口いただく。のどを潤してオキナグサ畑を探す。すぐ八坂山の直登ルート入口がある。ここには入らず、オキナグサを地図と照らし合わせて探すがなかなか見当たらない。住民と思しき人に尋ねると、その辺じゃないかな、花はあるのかなーー一緒に探すがーーあった、しかしほとんど咲いていないーー先週、あまり気温が上がらない日が多かったのであまり開花が進まなかったのかなーー??
地図にあるようにベンチもあるので、間違いはなさそうーー残念、日差しもあまりなく、花はあまり開いておらず、大半は開花以前の状態だ。残念だなーー。
「ふじのの里人」のブログでも畑の状態が中々アップされないのでどうしたのかなーーと思っていたのだがーーやはりーー。
気を取り直して先に進む。八坂山直登でなく杉峠を目指す。道は南東に向かい大きく等高線に沿って緩やかに登る。少し先で八坂神社に向かう道が分岐、神社には行かずに左に進む。その先に八坂山に向かう別の尾根道入口があるはずだが、よくわからなかった。谷を挟んで道は大きく湾曲してこれを越える橋を渡り、稜線に向かう。畑から20分弱で杉峠に到着。どこか見慣れた風景だーー。道標があり、東北東方向は宝ノ峰、日連山方面、西南西方向は八坂山・金剛山方面だが、南にいけば鉢岡山方向だ。以前、日連山から鉢岡山、石砂山方面を歩いたときにここを通過したのだった。今回は八坂山・金剛山を目指す。
すぐに峰山・八坂山分岐に出る。手書き道標があり、峰山に進む。展望を良くする景観伐採を行った旨、表示されていた。ここは「ふじのの里人」氏の私有地なのかしらーー。峰山山頂に荷物を置き、八坂山に行ってみる。両ピークとも樹木が伐採されて展望が良い。伐採の仕方、後始末は、御春山周辺よりはるかに丁寧に行われている。御春山は心が感じられず、荒っぽかった。
ここはこの山と土地を愛する気持ちが伝わってくる。景観、展望を楽しみ、八坂山の直登ルートを確認し、峰山に戻ってここで昼食をとる。100円レーズン・ロールパンとレバーペーストが今日のメニュー。山頂で10数分昼食休憩し、出発。すぐに登り返して金剛山。ここから赤沢バス停に向かって下る。途中、ロープのある急斜面があるが、さほどの危険箇所はない。20分くらいで登山口までくだり、バス停まで行ってみる。その先には大きな橋が見える。一瞬、方向がわからなくなるーーが、この道はそういえば藤野芸術家の家、やまなみ温泉に向かう道だ。藤野園芸ランド遊歩道は戻るのだったーー地図で確かめる。戻って遊歩道入口に出る。秋山川橋に出るB13という入口だ。
ここから橋までは急斜面のくだり。道はやや荒れていてロープなどで崩壊斜面をトラバースする箇所もあり、結構厳しい。何とか橋の袂に出て渡る。道は秋山川に沿って芸術の道に向かう道と、高倉山に向かう園芸ランド遊歩道に分かれる。高倉山に向かうー今日三つ目のコースだ。最初少し登って緩やかな谷沿いの道になり、沢を越えるとやや急なのぼりになる。ヒトリシズカ、マムシ草、スミレ、ジュウニヒトエなどの花やツツジの蕾などを見ながらゆっくり歩く。やがて先にハイカー一人、今日はじめて見るハイカー。階段が続き、低山といえども、今日これで三つ目のコースなのでさすがにスピードが鈍る。先のハイカーはザックに肩掛けバッグをっもっている。どういう目的で歩いているか不明だが、挨拶をして先に失礼する。やがて秋山川橋から30分強で高倉山に出る。藤野駅に戻るまで、まだまだ先が長い。やや疲れを感じ、もはやこれ以上登る気力がうせてきた。車道まで降りてきて、天神峠・金剛山には向かわず、車道をシュタイナー学園方向に向かい、ショートカット。20分くらいで正念寺間で着たので、枝垂桜の古木を見に行く。桜は満開だった。10分足らずでシュタイナー学園、どうやら藤野町の名倉小学校の廃校跡を借りたようだ。独自の施設もある。春休みで誰もいない様子。芸術の道は多数の彫刻が設置してるようだが、今回はここは通らず、一本松山、古峰山からラブレターを目指す。シュタイナー学園誘致や、芸術の道、芸術の家(県立)など、藤野町は中々面白い町という印象。実際どの程度機能しているかはわからない。今日は平日なので人気はあまりない。バス停を見ると、今日は春休みなので、バスは土休日扱いでバスはない。あれば乗って帰りたいと感じるほど、何か疲れてしまった。
バスがないので藤野までがんばらねばーー。10分くらいでA6入口。ここも陶芸工房に向かう舗装路との分岐で、次のA10がどこにあるかわからず、舗装路を進んでみるが、一本松山と離れていくので戻ってA06の道に入る。するとその先にA10の看板。ここもA09と12の分岐で09に入るがA09で一本松山に登る気が失せ、A11からA12に出て、古峰山に向かう。いろいろな分岐の番号が出てきて、道は良くわからないが、なんとか14時に祠のある古峰山に出る。
地図を良く見るとラブレターに向かうのに古峰山は通過しなくとも良かったみたいだが、大した登りではないので、まあいいかーー。ここから園芸ランド駐車場と芸術の道への分岐。はじめは良くわからず芸術の道を進むと、どうやら名倉集落に向かう様子なので引き返して、駐車場方向に進む。A19で駐車場への道が二通りに分かれる。ラブレターに直接出られそうなA24 に出る右の道を選ぶ。
古峰山から20分くらいでA24 分岐に出る。A28に向かって進むと、上のほうにラブレターが見える。藪の中にしたからラブレターに近づく踏み跡が見えるが、そこには入らず、今度はA25 に出て上からラブレターを見下ろす。この作品は大きすぎて、近づいてもあまり意味がなさそう。遠くから見るものだ(当たり前だがーー)。これも芸術作品のひとつということかーー??
疲れてあまり頭が働かない。桜を見ながら園芸ランドの外に出る。14時半過ぎだ。少し進んで二十三夜塔を見る。そこから近道の看板に従って弁天橋まで結構な下り。橋を渡ると鶴の彫刻ーーこれも芸術の道の作品か??結局藤野駅には3時に到着し、駅前でビールを買って次の列車の中で飲み、疲れを癒して帰宅した。
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