ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 296633
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍→大キレット→穂高

2009年10月10日(土) 〜 2009年10月13日(火)
情報量の目安: S
都道府県 東京都 神奈川県 山梨県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
--:--
距離
---km
登り
---m
下り
---m

コースタイム

省略
天候 ほぼ晴れ
過去天気図(気象庁) 2009年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
【初日】
永年勤続休暇を3連休にぶっつけて、あこがれの槍・穂高、そして大キレットをやろうとしている。
自宅7:00発の予定が、飲み過ぎで寝坊して出発は9:00。
槍沢ロッヂまで行きたいが、着けるのか?
ここは沢渡(さわんど)のバス停。バイクは写真奧の駐車場に止めてある。
今回は、バイクの雨対策も完璧。
【初日】
永年勤続休暇を3連休にぶっつけて、あこがれの槍・穂高、そして大キレットをやろうとしている。
自宅7:00発の予定が、飲み過ぎで寝坊して出発は9:00。
槍沢ロッヂまで行きたいが、着けるのか?
ここは沢渡(さわんど)のバス停。バイクは写真奧の駐車場に止めてある。
今回は、バイクの雨対策も完璧。
紅葉にはまだ早い模様。
急いでいるのだが、バスはなかなか来ない。
20分ほど待ったか。
紅葉にはまだ早い模様。
急いでいるのだが、バスはなかなか来ない。
20分ほど待ったか。
上高地のバスターミナル着。
いま、14:10分。遅くとも17時には小屋に着きたいが、そのためには、地図のコースタイムで4時間50分の道のりを、3時間弱で歩く必要がある。
たぶんムリ。
途中で宿に電話しなくてはいけない。
危ないから来るなとか言われたらどうしよう。
上高地のバスターミナル着。
いま、14:10分。遅くとも17時には小屋に着きたいが、そのためには、地図のコースタイムで4時間50分の道のりを、3時間弱で歩く必要がある。
たぶんムリ。
途中で宿に電話しなくてはいけない。
危ないから来るなとか言われたらどうしよう。
河童橋手前。
ポツポツ来てるなと思い、嫌な感じで歩いていたら、なんと虹が出迎えてくれた。
河童橋手前。
ポツポツ来てるなと思い、嫌な感じで歩いていたら、なんと虹が出迎えてくれた。
キレイ。
テンションむちゃくちゃ上がる。
これは足取りも速まるか。
キレイ。
テンションむちゃくちゃ上がる。
これは足取りも速まるか。
もくもく歩き始める。
全く平坦な道。
ウォーキング。
もくもく歩き始める。
全く平坦な道。
ウォーキング。
梓川対岸の山。
まだこの地域のスケール感がわからず、
あれが穂高かー、とか思って撮っていたと思う。
梓川対岸の山。
まだこの地域のスケール感がわからず、
あれが穂高かー、とか思って撮っていたと思う。
明神館の分岐着。
ってことは、これは明神岳なのね。
いま(帰ってから)わかった。
明神館の分岐着。
ってことは、これは明神岳なのね。
いま(帰ってから)わかった。
徳沢手前。あれは何だろう。赤沢山だろうか。
徳沢手前。あれは何だろう。赤沢山だろうか。
徳沢のテン場。賑やか。
徳沢のテン場。賑やか。
新村橋。
この橋には用は無い。
新村橋。
この橋には用は無い。
が、一応足を踏み入れるのが人の性。
急いでるって言うのに。
が、一応足を踏み入れるのが人の性。
急いでるって言うのに。
何となく紅葉ムードが。
何となく紅葉ムードが。
アレが槍か?と思って撮っている(全然違う)。
アレが槍か?と思って撮っている(全然違う)。
落石があったらしく、工事中との事で河原を迂回。
落石があったらしく、工事中との事で河原を迂回。
斜面では、ビルの壁面清掃のような作業をしている。
(ビル清掃よりもこっちの方が怖そう)
斜面では、ビルの壁面清掃のような作業をしている。
(ビル清掃よりもこっちの方が怖そう)
横尾山荘着。16:30分。
コースタイムを上回っているが、17:00槍沢ロッヂ着はムリ。
ドコモもソフトバンクもつながらないので、ここの公衆電話で連絡を入れる。
カード専用の電話機で、久しぶりにテレカ買った&見た。
槍ヶ岳のテレカなら記念になるかも知れなかったが、今見たらフツーのネコのテレカ。
いらないよ。コレ。
槍沢ロッヂの人は、17時過ぎると聞いてちょっと嫌そうだったが、あと一時間ちょいで着くならOKなので、気をつけて来いとのこと。
横尾山荘着。16:30分。
コースタイムを上回っているが、17:00槍沢ロッヂ着はムリ。
ドコモもソフトバンクもつながらないので、ここの公衆電話で連絡を入れる。
カード専用の電話機で、久しぶりにテレカ買った&見た。
槍ヶ岳のテレカなら記念になるかも知れなかったが、今見たらフツーのネコのテレカ。
いらないよ。コレ。
槍沢ロッヂの人は、17時過ぎると聞いてちょっと嫌そうだったが、あと一時間ちょいで着くならOKなので、気をつけて来いとのこと。
穂高へ向かう吊り橋。
行ってみたいが、余裕はないのでまた今度。
穂高へ向かう吊り橋。
行ってみたいが、余裕はないのでまた今度。
ようやく山道らしくなる。人影が見えて、この人も槍沢行きかと思ってちょっと安心。
追い抜いたので、この人の実際の行き先は不明。
(槍沢ロッヂかテント泊以外無いとは思うが。)
ようやく山道らしくなる。人影が見えて、この人も槍沢行きかと思ってちょっと安心。
追い抜いたので、この人の実際の行き先は不明。
(槍沢ロッヂかテント泊以外無いとは思うが。)
登山道から見える沢。
かなり暗くなってきている。
登山道から見える沢。
かなり暗くなってきている。
暗い。
宿に着くのが先か、初のヘッドランプを出すのが先か
暗い。
宿に着くのが先か、初のヘッドランプを出すのが先か
宿着が先だった。
宿のあかりが見えたときはほっとした。
いろいろ手続きしてあてがわれた私のスペース。屋根裏だが上等。
ここは風呂があるのだが、風呂の時間は終わっている。
無念。
宿着が先だった。
宿のあかりが見えたときはほっとした。
いろいろ手続きしてあてがわれた私のスペース。屋根裏だが上等。
ここは風呂があるのだが、風呂の時間は終わっている。
無念。
私のスペース周辺。
悪くない。
私のスペース周辺。
悪くない。
私のスペース(3階)への登り口。
きれいな建物だ。
私のスペース(3階)への登り口。
きれいな建物だ。
入り口の土間。
ストーブ中心に団らんしている。
遅れてきた罪悪感があるのでハブ気分。
入り口の土間。
ストーブ中心に団らんしている。
遅れてきた罪悪感があるのでハブ気分。
外から建物外観。一人暗がりを歩いてきた身としては実に頼もしい。
注文の多い料理店だと知っていても入らずにはいられないだろう。
蛾の気持ちがわかる気がする。
外から建物外観。一人暗がりを歩いてきた身としては実に頼もしい。
注文の多い料理店だと知っていても入らずにはいられないだろう。
蛾の気持ちがわかる気がする。
メシまでちょっとあったので、今日の記録つけながら一杯。
メシまでちょっとあったので、今日の記録つけながら一杯。
喫煙スペースは外。
温度計がある。
5℃だって。寒い。
喫煙スペースは外。
温度計がある。
5℃だって。寒い。
晩飯の写真は撮り忘れた。
味はイマイチ。
晩飯後、絵はがき書きながらビール飲んでたら、40代とおぼしき山好きの夫婦と意気投合。
だいぶ飲んだ。自販機のランプ、3人でほぼ売れ切れにした。
8時消灯だったので解散したが、それがなかったらもっと飲んでたかも。
これは寝る前の一服(のタバコの先)。
晩飯の写真は撮り忘れた。
味はイマイチ。
晩飯後、絵はがき書きながらビール飲んでたら、40代とおぼしき山好きの夫婦と意気投合。
だいぶ飲んだ。自販機のランプ、3人でほぼ売れ切れにした。
8時消灯だったので解散したが、それがなかったらもっと飲んでたかも。
これは寝る前の一服(のタバコの先)。
なかなか寝付けず外でタバコを吸っていると、満天の星空。
デジカメいろいろいじって見たが、酔っぱらいが三脚無しで撮れたのはこの程度。
もう少しマシなのが撮れるのかも知れないが、カメラの使い方知らないからなー。
なかなか寝付けず外でタバコを吸っていると、満天の星空。
デジカメいろいろいじって見たが、酔っぱらいが三脚無しで撮れたのはこの程度。
もう少しマシなのが撮れるのかも知れないが、カメラの使い方知らないからなー。
【2日目】
朝。
がさごそ準備してる音に起こされる。「雲一つ無いとはこのことだ!」とか騒いでいる。
外に出てみると、まさにその通り。
ここは谷間なのでまだ日は差さないが、横尾尾根(左)の上部が染まり始めている。
【2日目】
朝。
がさごそ準備してる音に起こされる。「雲一つ無いとはこのことだ!」とか騒いでいる。
外に出てみると、まさにその通り。
ここは谷間なのでまだ日は差さないが、横尾尾根(左)の上部が染まり始めている。
朝食。
うーん、シンプル。
そして昨日の夕飯同様、あまりうまくない。
朝食。
うーん、シンプル。
そして昨日の夕飯同様、あまりうまくない。
だいぶ谷に日が差し込んでくる。
早い連中はそろそろ歩き始めている。
トイレが大行列しているので、タバコを吸いながら待っている。
だいぶ谷に日が差し込んでくる。
早い連中はそろそろ歩き始めている。
トイレが大行列しているので、タバコを吸いながら待っている。
歩き始める。
前方遠くに見えるのは・・・
歩き始める。
前方遠くに見えるのは・・・
おお、アレこそ槍のようだ。
初めまして。
お手柔らかに。
おお、アレこそ槍のようだ。
初めまして。
お手柔らかに。
紅葉は終わりかけているが、青空バックだとそれでもキレイ。
紅葉は終わりかけているが、青空バックだとそれでもキレイ。
槍沢のテン場。
テントを片付ける人たち。
テントを片付ける人たち。
沢の水もきれい。
沢の水もきれい。
月が浮かんでいる。
美しい。
月が浮かんでいる。
美しい。
大曲の分岐。ここから水俣乗越へと向かう。
(昨日の夫婦おすすめのルート)
大曲の分岐。ここから水俣乗越へと向かう。
(昨日の夫婦おすすめのルート)
この沢沿いを登っていく。
この沢沿いを登っていく。
一時間後。
600mほど登った。
時計見てどんだけ登ったかチェックしている所を見ると、バテ始めているのだろう。
600mほど登った。
時計見てどんだけ登ったかチェックしている所を見ると、バテ始めているのだろう。
ナナカマドかな?
ナナカマドかな?
そろそろ水俣乗越か。
そろそろ水俣乗越か。
水俣乗越着。
後で知ったが、ココが世に言う「表銀座」というコースらしい。
右へ行くと大天井岳、左は槍ヶ岳。

尾根に立つと、冷たい風が吹き付ける。
ジャケットを羽織る(すぐに脱ぐことになるが)。
SOYJOYで軽く腹ごしらえ。
水俣乗越着。
後で知ったが、ココが世に言う「表銀座」というコースらしい。
右へ行くと大天井岳、左は槍ヶ岳。

尾根に立つと、冷たい風が吹き付ける。
ジャケットを羽織る(すぐに脱ぐことになるが)。
SOYJOYで軽く腹ごしらえ。
再び歩き出す。尾根歩きは気持ちが良い。
月と槍ヶ岳がきれいだ。
再び歩き出す。尾根歩きは気持ちが良い。
月と槍ヶ岳がきれいだ。
なんか本格的なのキタ。
なんか本格的なのキタ。
超えると、先にもなんかいる。
超えると、先にもなんかいる。
始まりましたね、という感じ。
始まりましたね、という感じ。
槍沢を振り返る。
昨日の宿は、この沢を下ってちょい左くらいか。
槍沢を振り返る。
昨日の宿は、この沢を下ってちょい左くらいか。
歩いてもなかなか槍は近づいてこない。
歩いてもなかなか槍は近づいてこない。
せっかく登ったのに、なんかイジメのような下りのハシゴ。
この人は、「怖いー」と声に出しながら下っていった。
せっかく登ったのに、なんかイジメのような下りのハシゴ。
この人は、「怖いー」と声に出しながら下っていった。
カメラのズームで見たら、槍ヶ岳山荘が見えた。
あそこまで行けば一息つける。
カメラのズームで見たら、槍ヶ岳山荘が見えた。
あそこまで行けば一息つける。
が、実際はまだこんなに遠い。
が、実際はまだこんなに遠い。
横尾尾根の向こうに、前穂高(中央左)と奧穂高(中央右)が見える。
明後日おじゃまします。
横尾尾根の向こうに、前穂高(中央左)と奧穂高(中央右)が見える。
明後日おじゃまします。
日陰には、昨日降ったらしい雪が残っている。
日陰には、昨日降ったらしい雪が残っている。
振り返るとこんな感じ。
怖くはない。
振り返るとこんな感じ。
怖くはない。
なんとか尾根をやっつけて、開けた場所に出る。
1.3kmとあるが、これは地図で1.3kmなのだろうか。歩行距離で1.3kmなのだろうか。
平地なら20分もあれば歩ける距離だが、ここから槍ヶ岳山荘まで約1時間、そこから頂上まで30分と、コースタイムには書いてある。
いずれ、ここまで歩いた感じで、あのてっぺんまではまだだいぶある、というのは理解した。
なんとか尾根をやっつけて、開けた場所に出る。
1.3kmとあるが、これは地図で1.3kmなのだろうか。歩行距離で1.3kmなのだろうか。
平地なら20分もあれば歩ける距離だが、ここから槍ヶ岳山荘まで約1時間、そこから頂上まで30分と、コースタイムには書いてある。
いずれ、ここまで歩いた感じで、あのてっぺんまではまだだいぶある、というのは理解した。
左にはヒュッテ大槍。
左にはヒュッテ大槍。
というわけで、もう、メシだ。メシ。
槍ヶ岳山荘で食う予定だったが、あんなところ、もうしばらくは着かないって。
今回、大枚はたいて(3万弱)登山靴を新調したが、慣らしが不十分なこともあって、なんか左のくるぶしがジンジン言っている。
紐をゆるめてカレーを食う。

うめー。
というわけで、もう、メシだ。メシ。
槍ヶ岳山荘で食う予定だったが、あんなところ、もうしばらくは着かないって。
今回、大枚はたいて(3万弱)登山靴を新調したが、慣らしが不十分なこともあって、なんか左のくるぶしがジンジン言っている。
紐をゆるめてカレーを食う。

うめー。
気を取り直して登山再開。
左に見えるのは、殺生ヒュッテ。
気を取り直して登山再開。
左に見えるのは、殺生ヒュッテ。
ガレた岩場を進む。
ガレた岩場を進む。
殺生ヒュッテへの分岐。
殺生ヒュッテへの分岐。
本来通る予定だったルートを見下ろす。(これはズーム)
あっちはあっちでしんどそうに見える。
本来通る予定だったルートを見下ろす。(これはズーム)
あっちはあっちでしんどそうに見える。
左に巻くようにして槍ヶ岳山荘へ。
最初に見えてから2時間経つが、まだ遠いなあ・・・
左に巻くようにして槍ヶ岳山荘へ。
最初に見えてから2時間経つが、まだ遠いなあ・・・
あとちょっと・・・
あとちょっと・・・
ああ、やっとつきました。
でも、まだ槍のふもと。
ああ、やっとつきました。
でも、まだ槍のふもと。
今日は南岳山荘まで行きたいので、休まずここにザックをデポして槍に向かうことにします。
今日は南岳山荘まで行きたいので、休まずここにザックをデポして槍に向かうことにします。
山荘から槍ヶ岳。
山荘から槍ヶ岳。
ズームしてみると、槍にとりついている人たちが見える。
ズームしてみると、槍にとりついている人たちが見える。
ああ、しんどそう。
ああ、しんどそう。
さて、オレも行くか。
これを、白ペンキのマークを目印に登っていきます。
さて、オレも行くか。
これを、白ペンキのマークを目印に登っていきます。
右を見ると、結構な角度を登っているのがわかる。
右を見ると、結構な角度を登っているのがわかる。
左を見ても同じ。
左を見ても同じ。
そして上を見てため息。
そして上を見てため息。
前を行くおじいさん。
前を行くおじいさん。
ひたすら登る。
これは、最後のハシゴ。左が登り専用、右が下り専用。
これは、最後のハシゴ。左が登り専用、右が下り専用。
やっと着きました。頂上。
なぜか、思ったより感慨は無い。
やっと着きました。頂上。
なぜか、思ったより感慨は無い。
西鎌尾根方面。
登るのに一所懸命だったので気づかなかったが、ガスが出始めている。
西鎌尾根方面。
登るのに一所懸命だったので気づかなかったが、ガスが出始めている。
東鎌尾根方面。赤い屋根がさっきカレーを食った小屋。
そこから左に下って一番低いところが水俣乗越。
奥の一番高い山は常念岳(あいつも百名山なので、いつか行かなくてはいけない)。
東鎌尾根方面。赤い屋根がさっきカレーを食った小屋。
そこから左に下って一番低いところが水俣乗越。
奥の一番高い山は常念岳(あいつも百名山なので、いつか行かなくてはいけない)。
頂上でくつろぐ人たち。
あまり広くはない。せいぜい2〜30人が立てる程度か。
タバコを吸うのも気が引ける感じ。
(風下に立って吸わせてもらいましたが。)
頂上でくつろぐ人たち。
あまり広くはない。せいぜい2〜30人が立てる程度か。
タバコを吸うのも気が引ける感じ。
(風下に立って吸わせてもらいましたが。)
さて、降りるぜ。
さて、降りるぜ。
降りる途中の中腹から槍ヶ岳山荘。
左へ続く尾根道を歩いて南岳小屋に向かう事になります。
降りる途中の中腹から槍ヶ岳山荘。
左へ続く尾根道を歩いて南岳小屋に向かう事になります。
降りました。先に進みます。
降りました。先に進みます。
頂上付近のテン場。
頂上付近のテン場。
尾根道を歩いて、大喰岳(おおばみだけ)に向かいます。
尾根道を歩いて、大喰岳(おおばみだけ)に向かいます。
大喰岳着。かなりガスって来ている。
槍の頭だけが見える。
大喰岳着。かなりガスって来ている。
槍の頭だけが見える。
なんか不穏な感じになってまいりました。
急がねば。
なんか不穏な感じになってまいりました。
急がねば。
氷河のスタート地点と思われる。
今年は溶け残ったようだ。ここにまた新しい雪が積もっていく。
氷河のスタート地点と思われる。
今年は溶け残ったようだ。ここにまた新しい雪が積もっていく。
なんか、また激しいのが始まりました。
なんか、また激しいのが始まりました。
雲海。
これ、飛行機からではない。徒歩です。
雲海。
これ、飛行機からではない。徒歩です。
もう3時過ぎてる。
まだ先が見えない尾根歩き。
もう3時過ぎてる。
まだ先が見えない尾根歩き。
中岳着。あとちょっと(1時間程度)で宿に着くはず。
中岳着。あとちょっと(1時間程度)で宿に着くはず。
雲の中を進む感じになってきた。
雲の中を進む感じになってきた。
ブロッケンが見えてます(中央に円形の虹状の文様)。
ブロッケンが見えてます(中央に円形の虹状の文様)。
あの辺が南岳か?
あの辺が南岳か?
と思って30分歩いたが、まだまだ。
と思って30分歩いたが、まだまだ。
ケルンが積まれている。
ケルンが積まれている。
あれが南岳だろうか。そろそろ暗くなりかけて不安になってくる。
あれが南岳だろうか。そろそろ暗くなりかけて不安になってくる。
振り返ると槍ヶ岳。
振り返ると槍ヶ岳。
北穂高岳が見えた。どうやら着いたっぽい。
北穂高岳が見えた。どうやら着いたっぽい。
ピークに登ると、眼下に南岳小屋。
たくさんの人が、丘に登って何かを見てる。
後で知ったが、大キレットを見ようとしてたようだ。
ピークに登ると、眼下に南岳小屋。
たくさんの人が、丘に登って何かを見てる。
後で知ったが、大キレットを見ようとしてたようだ。
夕暮れせまる雲海。
絵になる。
ただシャッター押しただけだが、写真がうまくなった気がする。
夕暮れせまる雲海。
絵になる。
ただシャッター押しただけだが、写真がうまくなった気がする。
山頂の標識。
南岳小屋と北穂。
南岳小屋と北穂。
奧で雲から頭を出しているのは常念岳。
奧で雲から頭を出しているのは常念岳。
やっと着きました。南岳小屋。
宿泊手続きをして、外に写真を撮りに出る。
かなり寒い。
やっと着きました。南岳小屋。
宿泊手続きをして、外に写真を撮りに出る。
かなり寒い。
獅子鼻(右)と北穂(奧)。
眼下には、ガスがなければ大キレットが見えるはず。
獅子鼻(右)と北穂(奧)。
眼下には、ガスがなければ大キレットが見えるはず。
陽が沈もうとしていることであるよ。
陽が沈もうとしていることであるよ。
小屋と南岳と奧に槍。
小屋と南岳と奧に槍。
獅子鼻から一枚。
あの人が何を撮ろうとしているのか知らないが、客観的に見るとすごいところに立っている。
獅子鼻から一枚。
あの人が何を撮ろうとしているのか知らないが、客観的に見るとすごいところに立っている。
とか言いながら、こっちの足下もなかなか。
写真ではわからないが、雪もあって、ツルっと行ったら楽に死ぬ。
とか言いながら、こっちの足下もなかなか。
写真ではわからないが、雪もあって、ツルっと行ったら楽に死ぬ。
まさに陽が沈もうとしていることであるなあ。
まさに陽が沈もうとしていることであるなあ。
夕日を撮ろうとしているおっさん。
夕日を撮ろうとしているおっさん。
小屋の中はこんな感じ。
こぢんまりしていてキレイ。トイレもそれほど臭くない。
小屋の中はこんな感じ。
こぢんまりしていてキレイ。トイレもそれほど臭くない。
今日の寝場所。
右は夫婦、左はカップルで、なんかこっちが緊張する。
妻が着替えるのでちょっと・・、とか言われるし。
今日の寝場所。
右は夫婦、左はカップルで、なんかこっちが緊張する。
妻が着替えるのでちょっと・・、とか言われるし。
外の気温はマイナス3度。
体感ではもっと寒い。
(タバコは外でしか吸えない)
外の気温はマイナス3度。
体感ではもっと寒い。
(タバコは外でしか吸えない)
テント場。
がんばるなあ。寒くないのだろうか。
テント場。
がんばるなあ。寒くないのだろうか。
夕食。
ここの夕食はうまかった。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
このあと眠ることになるが、眠る直前、
「部屋が空いているので、窮屈な方はそこに移動して良い」と、宿からアナウンスがあった。
カップルに挟まれていた私は、渡りに舟と移動。
これが選択ミスで、その部屋は、4人中2人が轟音を立てる大いびき部屋であった。
だいぶストレスあったが、でも疲れていたので最後には寝れたけどね。
何度もタバコ吸いに外に出てました。
夕食。
ここの夕食はうまかった。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
このあと眠ることになるが、眠る直前、
「部屋が空いているので、窮屈な方はそこに移動して良い」と、宿からアナウンスがあった。
カップルに挟まれていた私は、渡りに舟と移動。
これが選択ミスで、その部屋は、4人中2人が轟音を立てる大いびき部屋であった。
だいぶストレスあったが、でも疲れていたので最後には寝れたけどね。
何度もタバコ吸いに外に出てました。
【3日目】
朝の一服。日の出が近い。
【3日目】
朝の一服。日の出が近い。
ナントカという名前のついた見晴台。
富士山が見える。
ナントカという名前のついた見晴台。
富士山が見える。
昨日ガスで見えなかった大キレット。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
昨日、ビールを飲みながらそこらで話されている話を聞いていたら、
雪があるので大キレットを諦める、という意見が多かった。
私も諦める気でいたが、この写真見ると、行けそうでない?
ねえ、行けるよね?
昨日ガスで見えなかった大キレット。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
昨日、ビールを飲みながらそこらで話されている話を聞いていたら、
雪があるので大キレットを諦める、という意見が多かった。
私も諦める気でいたが、この写真見ると、行けそうでない?
ねえ、行けるよね?
槍が見える。今日も天気が良い。
槍が見える。今日も天気が良い。
日の出。
今日も無事でありますように。
下期はメリハリ付いた仕事できますように。
あと、気になるあのコと仲良くなれますように。
日の出。
今日も無事でありますように。
下期はメリハリ付いた仕事できますように。
あと、気になるあのコと仲良くなれますように。
宿へ戻る途中に霜柱。
下界より毛足が長い気がする。
宿へ戻る途中に霜柱。
下界より毛足が長い気がする。
エノキみたい。おいしそう。
エノキみたい。おいしそう。
宿の手前で振り返ると、なんか神々しい絵が撮れた。
昔の角川映画でこんなラストがあったような。
宿の手前で振り返ると、なんか神々しい絵が撮れた。
昔の角川映画でこんなラストがあったような。
テン場の皆さん。
寒くなかっただろうか。
まだ寝てるのかな?
テン場の皆さん。
寒くなかっただろうか。
まだ寝てるのかな?
朝食。
ショボくて、昨日の朝飯と大差ない様に見えるが、
こっちはウマイ。
味噌汁が違う。
朝食。
ショボくて、昨日の朝飯と大差ない様に見えるが、
こっちはウマイ。
味噌汁が違う。
さて、ちょっとでも雪で滑るようなら引き返すつもりで、大キレット方面に歩いてみる。
ここは入り口。
さて、ちょっとでも雪で滑るようなら引き返すつもりで、大キレット方面に歩いてみる。
ここは入り口。
そこそこ角度のある下りが始まる。
そこそこ角度のある下りが始まる。
今のところ、フツーに進める。
今のところ、フツーに進める。
獅子鼻を、下から見たところ。
昨日は怖かったが、晴れてて冷静に見ると、そんなでもないか。
落ちたらただではすまないだろうけど。
獅子鼻を、下から見たところ。
昨日は怖かったが、晴れてて冷静に見ると、そんなでもないか。
落ちたらただではすまないだろうけど。
大キレットが近づいてきた。
大キレットが近づいてきた。
なんか怪しくなって来ましたよ。
なんか怪しくなって来ましたよ。
ハシゴ来ました。
ハシゴ来ました。
こんな所を下ってきた。
でも、まだ、死ぬとかいうレベルではないな。
こんな所を下ってきた。
でも、まだ、死ぬとかいうレベルではないな。
2つめのハシゴ。
ここもそれほど怖くない。
2つめのハシゴ。
ここもそれほど怖くない。
これが大キレットの入り口。
これが大キレットの入り口。
こっちの斜面は飛騨側。死ぬ感じではない。
こっちの斜面は飛騨側。死ぬ感じではない。
信州側。こっちも死ぬ感じでは今のところ無い。
信州側。こっちも死ぬ感じでは今のところ無い。
今のところ、そんなに厳しくない。
稜線をお散歩という感じ。
なんだ?実はたいしたことないのか?大キレット。
今のところ、そんなに厳しくない。
稜線をお散歩という感じ。
なんだ?実はたいしたことないのか?大キレット。
尖った石がある。
これに尻もち付いたら痛そうだ。

ミニ槍ヶ岳と名付ける。
フラクタルだね。
尖った石がある。
これに尻もち付いたら痛そうだ。

ミニ槍ヶ岳と名付ける。
フラクタルだね。
来た道を振り返る。
そんなに怖くなかった。ここまでは。
来た道を振り返る。
そんなに怖くなかった。ここまでは。
ミニ槍ヶ岳2号。探せばたくさんあるかもしれない。
ミニ槍ヶ岳2号。探せばたくさんあるかもしれない。
これもナナカマドか?
ちょっと余裕があるようだ。
これもナナカマドか?
ちょっと余裕があるようだ。
尾根をテクテク歩く。
尾根をテクテク歩く。
なんか、角度が付いてきた。
なんか、角度が付いてきた。
出た。クサリ。
角度が出て来ましたよ。
これは、右に転んでも左に転んでも、ちょっとただではすまない感じになってきました。
角度が出て来ましたよ。
これは、右に転んでも左に転んでも、ちょっとただではすまない感じになってきました。
これは飛騨側だろうか。落ちたくない。
これは飛騨側だろうか。落ちたくない。
なんかすごいステップがつけてある。
もしこれが無かったら、えらい危険箇所なのだろう。
なんかすごいステップがつけてある。
もしこれが無かったら、えらい危険箇所なのだろう。
これ、ペンキで「○」と書いてあるので正しいルート。
写真の真ん中を上に行けと言うことです。
これ、ペンキで「○」と書いてあるので正しいルート。
写真の真ん中を上に行けと言うことです。
ここにも「○」。
この岩に捕まりながら左を抜けるのだったかな。
当然、下は絶壁。
ここにも「○」。
この岩に捕まりながら左を抜けるのだったかな。
当然、下は絶壁。
3Dカメラは、こういう所に需要があるのかも知れない。
これは、クサリに捕まりながら、左の切り立った15cmほどの足場を歩くところ。
東の斜面だから良かったものの、日陰で雪があったらマジ怖い。
3Dカメラは、こういう所に需要があるのかも知れない。
これは、クサリに捕まりながら、左の切り立った15cmほどの足場を歩くところ。
東の斜面だから良かったものの、日陰で雪があったらマジ怖い。
これは覚えてない。
けど、絵的に怖い。
どうしろと言うの?
右もダメ、左もダメ、真ん中をゆけ、という感じか。
これは覚えてない。
けど、絵的に怖い。
どうしろと言うの?
右もダメ、左もダメ、真ん中をゆけ、という感じか。
なんか初めて見る形の補助具がくっついている。
これ無かったときは怖かったんだろうな。
なんか初めて見る形の補助具がくっついている。
これ無かったときは怖かったんだろうな。
進行方向からおっさん。
話を聞いたところ、この先に北向きの斜面があって、雪がひどいので断念して戻る所だという。
前を歩いていたヤッケの男がいたが、北壁を登っていって、途中で見えなくなった、とか、怖いことを言う。
アイゼンでもあれば行くかも知れないが、自分の技術ではムリと思って引き返してきたとのこと。

ああ、オレより山っぽい人が諦めたか、そこそこ順調に来たが、ここまでかと思う。とりあえず、私もその北壁を見てから引き返します、と告げて分かれる。
進行方向からおっさん。
話を聞いたところ、この先に北向きの斜面があって、雪がひどいので断念して戻る所だという。
前を歩いていたヤッケの男がいたが、北壁を登っていって、途中で見えなくなった、とか、怖いことを言う。
アイゼンでもあれば行くかも知れないが、自分の技術ではムリと思って引き返してきたとのこと。

ああ、オレより山っぽい人が諦めたか、そこそこ順調に来たが、ここまでかと思う。とりあえず、私もその北壁を見てから引き返します、と告げて分かれる。
斜面も容赦が無くなってくる。
斜面も容赦が無くなってくる。
北壁の手前。
振り返ると、さっきのおっさんと、その後から来た誰かが、こっちを見ながら話をしている。
私がどうするか見ているようだ。
振り返ると、さっきのおっさんと、その後から来た誰かが、こっちを見ながら話をしている。
私がどうするか見ているようだ。
とりあえず、ずんずん進む。
確かに、正面は雪だらけ。
とりあえず、ずんずん進む。
確かに、正面は雪だらけ。
着きました。北壁。
確かに雪はそこそこ。
着きました。北壁。
確かに雪はそこそこ。
足場は、こんな感じ。
さっきのおっさんは、関西だった。
オレ東北。
このくらい、いけるんじゃね?と思う。
足場は、こんな感じ。
さっきのおっさんは、関西だった。
オレ東北。
このくらい、いけるんじゃね?と思う。
行けるでしょ。これは。
行けるでしょ。これは。
と、思うが、こういうのは怖い。
ズルっといったら痛いだろう。
と、思うが、こういうのは怖い。
ズルっといったら痛いだろう。
そしてこういうのはもっと怖い。
捕まるところ無いじゃん。右に落ちたら大怪我だし。
そしてこういうのはもっと怖い。
捕まるところ無いじゃん。右に落ちたら大怪我だし。
ああ、これを行けと言うのね。
ああ、これを行けと言うのね。
これは、ひとしきり登って振り返ったところ。
おっさんはもういなくなっている。
一緒にいた黄色の人がこっちを見ている。
来るか戻るかは自己責任。
これは、ひとしきり登って振り返ったところ。
おっさんはもういなくなっている。
一緒にいた黄色の人がこっちを見ている。
来るか戻るかは自己責任。
とりあえず難所は抜けたっぽい。
とりあえず難所は抜けたっぽい。
と思ったらコレ。
どうやっていくの?
気をつけて下って、○の壁に貼り付いて、左に抜ける。
と思ったらコレ。
どうやっていくの?
気をつけて下って、○の壁に貼り付いて、左に抜ける。
「○」が呼んでいる。
ここまで来い。と。
「○」が呼んでいる。
ここまで来い。と。
なんかすごい道。
例のステップがしつらえてある。
無かったら怖いんだろうな。
なんかすごい道。
例のステップがしつらえてある。
無かったら怖いんだろうな。
こういう所が怖い。
手すり無し、ステップ無し。
踏み外すと左側にサヨナラ。
こういう所が怖い。
手すり無し、ステップ無し。
踏み外すと左側にサヨナラ。
唐突に、展望台と書かれた箇所に。
唐突に、展望台と書かれた箇所に。
いま10:06。
北穂の小屋が見える。
昼飯は近い。
いま10:06。
北穂の小屋が見える。
昼飯は近い。
なんかの足跡。
たぶんライチョウかなと思います。
なんかの足跡。
たぶんライチョウかなと思います。
200mとある。
すぐ着きそうだが、着くまで30分かかった。
地図上の直線距離では200mなのだろうが、その距離の間でよっぽど立体的に入り組んでいるのだろう。
200mとある。
すぐ着きそうだが、着くまで30分かかった。
地図上の直線距離では200mなのだろうが、その距離の間でよっぽど立体的に入り組んでいるのだろう。
奧に北穂高小屋のテラスが見えた。
奧に北穂高小屋のテラスが見えた。
簡単には行かせてくれないようだ。
簡単には行かせてくれないようだ。
後ろからずんずん追い上げてくる人。
この人は軽アイゼンをつけていた。
足取りが全然違う。
もしこの季節にまた来ることがあれば、用意してこようと誓う。
後ろからずんずん追い上げてくる人。
この人は軽アイゼンをつけていた。
足取りが全然違う。
もしこの季節にまた来ることがあれば、用意してこようと誓う。
わかりにくいかも知れないが、中央に虫眼鏡の様なピンが打ってある。
それに捕まりながら登る。もうすぐだ。
わかりにくいかも知れないが、中央に虫眼鏡の様なピンが打ってある。
それに捕まりながら登る。もうすぐだ。
小屋着。
これは前穂からの尾根と、その下の涸沢ヒュッテ。
これは前穂からの尾根と、その下の涸沢ヒュッテ。
小屋前にはテラスがあって、展望すこぶる良い。
小屋前にはテラスがあって、展望すこぶる良い。
来た道を振り返る。
真ん中の尾根筋を通って、右下から急斜面を登ってきたことになる。
来た道を振り返る。
真ん中の尾根筋を通って、右下から急斜面を登ってきたことになる。
こちらへ向かってくる登山者が見える。
ここから見ると、天気良くて気持ちよさそう。
こちらへ向かってくる登山者が見える。
ここから見ると、天気良くて気持ちよさそう。
昼飯。
ちょっと悩んだがラーメンにする。
シンプルでチョーうまい。
ここでラーメン屋開業したら儲かるだろうかとか考えてみる。
「春木屋」とか「はつね」のようなシンプルなのが良いのだろうな。
あまり凝ったのとかギトギトのとか出されてもな。
なんか今のラーメン業界間違ってる、とかそういうことを標高3000mで考えてた。
昼飯。
ちょっと悩んだがラーメンにする。
シンプルでチョーうまい。
ここでラーメン屋開業したら儲かるだろうかとか考えてみる。
「春木屋」とか「はつね」のようなシンプルなのが良いのだろうな。
あまり凝ったのとかギトギトのとか出されてもな。
なんか今のラーメン業界間違ってる、とかそういうことを標高3000mで考えてた。
北穂の山頂。
奧穂高方面。ジャンダルムも見える。
奧穂高方面。ジャンダルムも見える。
槍方面。中央奧で雪をかぶっているのは薬師岳。
槍方面。中央奧で雪をかぶっているのは薬師岳。
ちょっと歩くと、今日の宿、穂高岳山荘がチラ見え。
まだまだ遠い。
ちょっと歩くと、今日の宿、穂高岳山荘がチラ見え。
まだまだ遠い。
気を取り直して歩き始める。
気を取り直して歩き始める。
なんかチュンチュン鳴いている鳥がいる(真ん中)。
ライチョウなのだと思うが真偽は不明。
うまく撮れなかったが、雪を食っている様に見えた。
スズメではなさそう、というのだけわかった。
なんかチュンチュン鳴いている鳥がいる(真ん中)。
ライチョウなのだと思うが真偽は不明。
うまく撮れなかったが、雪を食っている様に見えた。
スズメではなさそう、というのだけわかった。
北穂の分岐。
涸沢カール。
氷河がこの地形を作った、と言うことと、それがまだ進行中であるということが、何となく理解できる。
涸沢カール。
氷河がこの地形を作った、と言うことと、それがまだ進行中であるということが、何となく理解できる。
険しい道は続く。
ペンキの「○」が無いと、どこを進んで良いのかわからない。
ここは真ん中を上がっていく。
険しい道は続く。
ペンキの「○」が無いと、どこを進んで良いのかわからない。
ここは真ん中を上がっていく。
左上奧にあるのが奧穂高。
今は、その手前の涸沢岳を目標に歩いている。
中央にどっしりいるのが涸沢岳と思うが、本物はその裏に隠れているかも知れない。
「あれが涸沢岳」と思ってやっとこさ登ると、その先にまだピークが、
と言うことが何度もあった。距離感狂います。
手前の山と、左奥の山の二つしか写っていないが、その間にどれだけ山があるかは、見た目では全く判断できないということ。
左上奧にあるのが奧穂高。
今は、その手前の涸沢岳を目標に歩いている。
中央にどっしりいるのが涸沢岳と思うが、本物はその裏に隠れているかも知れない。
「あれが涸沢岳」と思ってやっとこさ登ると、その先にまだピークが、
と言うことが何度もあった。距離感狂います。
手前の山と、左奥の山の二つしか写っていないが、その間にどれだけ山があるかは、見た目では全く判断できないということ。
はい、クサリ。
もう慣れっこ。
はい、クサリ。
もう慣れっこ。
これは、降りてから振り返ったのだと思う。
今見るとなかなかきれいな絵になっている。
どんな気持ちでシャッター押したかは、もう忘れた。
これは、降りてから振り返ったのだと思う。
今見るとなかなかきれいな絵になっている。
どんな気持ちでシャッター押したかは、もう忘れた。
なんか、怖い感じのルート。
これに薄氷でも張っていたら、または雨で風が強かったら、
と考えると怖い。
つるっと行ったら右下の谷底へ。
なんか、怖い感じのルート。
これに薄氷でも張っていたら、または雨で風が強かったら、
と考えると怖い。
つるっと行ったら右下の谷底へ。
槍を振り返る。
結構歩いた感じがする。
槍を振り返る。
結構歩いた感じがする。
疲れたので一服。
さすがに本数は減っているが、それでも1日1.5箱。
疲れたので一服。
さすがに本数は減っているが、それでも1日1.5箱。
岩壁には、なんか植物が。
この葉っぱは何度も見ているモノ。
岩壁には、なんか植物が。
この葉っぱは何度も見ているモノ。
綿毛の植物。
夏に来たらキレイだったのかも知れない。
綿毛の植物。
夏に来たらキレイだったのかも知れない。
北穂と奧穂の間の最低地点。
北穂と奧穂の間の最低地点。
誤差は大きいが、目安として、これから100〜200m登り返さなければ行けない。
しんどい。
誤差は大きいが、目安として、これから100〜200m登り返さなければ行けない。
しんどい。
これ、ペンキと雪が一体化している。
こういうのを見逃して、これまでも何度かルートを見失ったし、この先も苦しめられる。
赤くすればいいかとも思うが、夏は白が見やすい、本格的に雪が降ったら、色は関係なくどのみち見えない、ということなら、この時期に歩くヤツが悪いということなのでしょう。
(下山してから知ったが、昨日泊まった南岳小屋は、私が泊まって2日後に営業終了でした。)
これ、ペンキと雪が一体化している。
こういうのを見逃して、これまでも何度かルートを見失ったし、この先も苦しめられる。
赤くすればいいかとも思うが、夏は白が見やすい、本格的に雪が降ったら、色は関係なくどのみち見えない、ということなら、この時期に歩くヤツが悪いということなのでしょう。
(下山してから知ったが、昨日泊まった南岳小屋は、私が泊まって2日後に営業終了でした。)
ガスが出てくる。
コレを登ったら涸沢岳かと思うが、そんなことはなく、奧に立派なのが控えている。
ガスが出てくる。
コレを登ったら涸沢岳かと思うが、そんなことはなく、奧に立派なのが控えている。
はい、また来た。クサリ。もう驚かない。
はい、また来た。クサリ。もう驚かない。
なんか、ハシゴが2つかかっている。いよいよクライマックスか?
なんか、ハシゴが2つかかっている。いよいよクライマックスか?
一つ目のハシゴ。
さっきは晴れてたのに、ここではガスっている。
午後になると、本当にめまぐるしく天気が変わる。
一つ目のハシゴ。
さっきは晴れてたのに、ここではガスっている。
午後になると、本当にめまぐるしく天気が変わる。
1つめのハシゴを登ってちょっと歩いて振り返る。
カメラは水平。難所っぽいです。
1つめのハシゴを登ってちょっと歩いて振り返る。
カメラは水平。難所っぽいです。
クサリに捕まって歩く。
奥のハシゴの飛び出しっぷりが、なんか笑える。
クサリに捕まって歩く。
奥のハシゴの飛び出しっぷりが、なんか笑える。
高さがあって怖い、という表現をしようと思って撮った。
伝わらないねえ。3Dカメラだとどう見えるのか。
高さがあって怖い、という表現をしようと思って撮った。
伝わらないねえ。3Dカメラだとどう見えるのか。
2つ目のハシゴ。
登り終えると、ずっとクサリが続いている。
登り終えると、ずっとクサリが続いている。
ほぼ同じ写真だが、この間に落石があった。
上から、「カラカラっ」という音が聞こえたと思ったら、そこそこのサイズの石が、目の前を転がっていった。当たったらたぶんただではすまない。
下の人に対して「ラーク」と叫ぶのがマナーらしいが、このときは言葉が出なかった。
山、怖いねえ。
画面中央のたるんだクサリの所を通過していった。
写真ではわからないが、撮ったとき、そのクサリはまだ揺れていた。
あそこを横断中だったらと思うと、ぞっとする。
ほぼ同じ写真だが、この間に落石があった。
上から、「カラカラっ」という音が聞こえたと思ったら、そこそこのサイズの石が、目の前を転がっていった。当たったらたぶんただではすまない。
下の人に対して「ラーク」と叫ぶのがマナーらしいが、このときは言葉が出なかった。
山、怖いねえ。
画面中央のたるんだクサリの所を通過していった。
写真ではわからないが、撮ったとき、そのクサリはまだ揺れていた。
あそこを横断中だったらと思うと、ぞっとする。
折り返して、またクサリ。
折り返して、またクサリ。
ガスのなかの太陽がキレイだ。
稜線のいびつさもすごい。
ちょっとトランス状態になってもおかしくない。
ガスのなかの太陽がキレイだ。
稜線のいびつさもすごい。
ちょっとトランス状態になってもおかしくない。
なかなか山頂は近づかない。
地図があるからそろそろ終わると知っているが、無ければ悪夢のよう。
なかなか山頂は近づかない。
地図があるからそろそろ終わると知っているが、無ければ悪夢のよう。
クサリの連続。
クサリとピン。
見えたか、涸沢の頂上。
なんか看板らしきものが見える。
見えたか、涸沢の頂上。
なんか看板らしきものが見える。
穂高岳山荘が見える。
どうやら本物の涸沢岳に着いたっぽい。
穂高岳山荘が見える。
どうやら本物の涸沢岳に着いたっぽい。
ピーク付近。
ガスが良い感じ。
ピーク付近。
ガスが良い感じ。
ブロッケン。
昨日のよりはよく撮れた。
ブロッケン。
昨日のよりはよく撮れた。
涸沢岳の標識。
写真撮影を拒否するような場所と向きで立っている。
ツンデレ。

いま14:24。
涸沢岳の標識。
写真撮影を拒否するような場所と向きで立っている。
ツンデレ。

いま14:24。
これはジャンダルムか。
涸沢岳頂上で写真を撮っていたおっさんと話をしたが、
快晴はありがたいけど、雲がある方が絵になると言っていた。
確かにその通り。秒単位で景色が変わっていく。
これはジャンダルムか。
涸沢岳頂上で写真を撮っていたおっさんと話をしたが、
快晴はありがたいけど、雲がある方が絵になると言っていた。
確かにその通り。秒単位で景色が変わっていく。
奧穂と小屋と前穂。
奧穂と小屋と前穂。
奧穂とジャンダルム。
奧穂とジャンダルム。
ツンデレな涸沢の標識。
ツンデレな涸沢の標識。
山頂は景色最高で、もうしばらくいても良かったが、とりあえず宿へと思い降り始める。
ヘリポートが見える。
山頂は景色最高で、もうしばらくいても良かったが、とりあえず宿へと思い降り始める。
ヘリポートが見える。
奧穂高山荘。石畳がキレイ。
奧穂高山荘。石畳がキレイ。
私のスペース。
今回の3泊では一番条件が良い。
掛け布団も、毛布2枚と掛け布団1枚で、寒いことは無さそう。
早く着いた方が良い条件で眠られそう、ということもわかった。
私のスペース。
今回の3泊では一番条件が良い。
掛け布団も、毛布2枚と掛け布団1枚で、寒いことは無さそう。
早く着いた方が良い条件で眠られそう、ということもわかった。
宿自慢のリビングルーム。
宿自慢のリビングルーム。
きれいな作りだ。
きれいな作りだ。
食堂と土間。
ビール飲みながら、今日の記録をつけている。
ビール飲みながら、今日の記録をつけている。
誰が作ったのか、雪だるまが愛らしい。
誰が作ったのか、雪だるまが愛らしい。
夕食。
これまでの中で、一番ゴージャス。
味も良い。
まあ、規模もかなりでかいので、槍沢や南岳と比べるのはなんだけど。
夕食。
これまでの中で、一番ゴージャス。
味も良い。
まあ、規模もかなりでかいので、槍沢や南岳と比べるのはなんだけど。
外に出て、涸沢岳。
白いのは、水タンクで、ここの半年分の水をため込んでいるとのこと。
(いまは、シーズンオフ直前なので、空に近いのかも。)
外に出て、涸沢岳。
白いのは、水タンクで、ここの半年分の水をため込んでいるとのこと。
(いまは、シーズンオフ直前なので、空に近いのかも。)
ほっとするあかり。
ほっとするあかり。
これは、西穂高からの客が、到着遅れで、ヘッドランプの明かりを頼りに奧穂高から降りてくるところ。宿の関係者は、半分怒りながら心配していた。
ハシゴとかある急斜面なので、見ていて怖かった。
小屋には、明るいウチに着かなきゃね。反省。
これは、西穂高からの客が、到着遅れで、ヘッドランプの明かりを頼りに奧穂高から降りてくるところ。宿の関係者は、半分怒りながら心配していた。
ハシゴとかある急斜面なので、見ていて怖かった。
小屋には、明るいウチに着かなきゃね。反省。
リビングでは、小屋の紹介DVDを流している。
訳知り顔でコメントしている客がいて鬱陶しかったので、一歩離れて見ている。
リビングでは、小屋の紹介DVDを流している。
訳知り顔でコメントしている客がいて鬱陶しかったので、一歩離れて見ている。
売店。おねーちゃん、受け答えもしっかりしていてかわいい。
近所のセブンイレブンよりずっとマシ。
売店。おねーちゃん、受け答えもしっかりしていてかわいい。
近所のセブンイレブンよりずっとマシ。
消灯。おやすみなさい。

この日は、なかなか寝付けず、外に2回ほど出た。
寒いので数分ほどしか外にいられなかったが、その間流れ星5個見た。
目が良いひとならもっと見えたのではないか。
設備も食事も従業員も良いし、星を見に泊まるだけでもいいかもね。
山小屋は4回しか泊まったことが無いけれど、ここは素晴らしい。
消灯。おやすみなさい。

この日は、なかなか寝付けず、外に2回ほど出た。
寒いので数分ほどしか外にいられなかったが、その間流れ星5個見た。
目が良いひとならもっと見えたのではないか。
設備も食事も従業員も良いし、星を見に泊まるだけでもいいかもね。
山小屋は4回しか泊まったことが無いけれど、ここは素晴らしい。
【4日目】
3000mの夜明け。
今日も天気が良さそうだ。
【4日目】
3000mの夜明け。
今日も天気が良さそうだ。
朝食。
シンプルだが、この3連泊の中では一番うまかった。
生卵がうれしい。
朝食。
シンプルだが、この3連泊の中では一番うまかった。
生卵がうれしい。
目の前のおっさんが、「ナントカ味噌」と言ってた。
飛騨の名物らしい。
具の乗った味噌を香ばしくあぶって、ご飯のおともになる。
目の前のおっさんが、「ナントカ味噌」と言ってた。
飛騨の名物らしい。
具の乗った味噌を香ばしくあぶって、ご飯のおともになる。
雲海からの日の出。
神々しい。
雲海からの日の出。
神々しい。
無事に家に帰れますように。
世界からいざこざが無くなりますように。
無事に家に帰れますように。
世界からいざこざが無くなりますように。
朝焼けに染まる奧穂の入り口。
朝焼けに染まる奧穂の入り口。
こちらは涸沢岳。
頂上に何人かいるのが見える。
こちらは涸沢岳。
頂上に何人かいるのが見える。
準備を済ませて登山開始。
これはちょっと登って振り返ったところ。
準備を済ませて登山開始。
これはちょっと登って振り返ったところ。
風力発電の風車。
これにもオーナーの工夫が詰まっているみたい。
(昨晩のDVDでなんか語られてた。)
風力発電の風車。
これにもオーナーの工夫が詰まっているみたい。
(昨晩のDVDでなんか語られてた。)
岩場を登っていく。
いきなりハードである。
奧にはハシゴが見える。
岩場を登っていく。
いきなりハードである。
奧にはハシゴが見える。
おなじみクサリ&ハシゴ。
おなじみクサリ&ハシゴ。
そこそこの斜面を黙々登る。
そこそこの斜面を黙々登る。
ジャンダルムがチラ見えしてる。
ジャンダルムがチラ見えしてる。
振り返ると槍。
思えば結構歩いたのだなあ、という気がする。
振り返ると槍。
思えば結構歩いたのだなあ、という気がする。
前穂の尾根。
コントラストが絵になっている。
中央奧は富士山。
前穂の尾根。
コントラストが絵になっている。
中央奧は富士山。
結構な風が吹き付けている。
ご来光見ようと日の出前に歩いたら、キツイかも知れない。
結構な風が吹き付けている。
ご来光見ようと日の出前に歩いたら、キツイかも知れない。
頂上近辺。
先客がいる。
頂上近辺。
先客がいる。
頂上。
一段高いところにほこらがある。
北岳に次いで日本で3番目に高い山頂。
結構狭い。
頂上。
一段高いところにほこらがある。
北岳に次いで日本で3番目に高い山頂。
結構狭い。
槍。
槍からここまでの間に、ここと槍を含めると標高ベストテンの山が5コある。
そこを歩いてきたのだなあ
槍。
槍からここまでの間に、ここと槍を含めると標高ベストテンの山が5コある。
そこを歩いてきたのだなあ
ジャンダルム。
あこがれの大キレットを越えてきたので、
次の目標はおまえだ。
今日のところはかんべんしてやる。
ジャンダルム。
あこがれの大キレットを越えてきたので、
次の目標はおまえだ。
今日のところはかんべんしてやる。
奧に、マウント・フジ。
奧に、マウント・フジ。
そこそこ長居した。山頂独り占め。
夏に来たらこうは行かないのだろう。贅沢した。
前穂へ向かう事にする。
そこそこ長居した。山頂独り占め。
夏に来たらこうは行かないのだろう。贅沢した。
前穂へ向かう事にする。
前穂。
これは標高11位だってさ。
すごいんだねえ。この辺。
前穂。
これは標高11位だってさ。
すごいんだねえ。この辺。
ズームすると富士山。
どこから見てもわかる、と言う点で、槍と富士山は別格だ、ということを今回の山登りで実感した。
ズームすると富士山。
どこから見てもわかる、と言う点で、槍と富士山は別格だ、ということを今回の山登りで実感した。
歩き始めて振り返ったジャンダルム。
歩き始めて振り返ったジャンダルム。
こないだのヘリ墜落の残骸が見えました。
ヘリのしっぽだろうか。
こうしてみると、ジャンダルムが異常な形をしていて、人も落ちるのもなんとなく理解できる。
こないだのヘリ墜落の残骸が見えました。
ヘリのしっぽだろうか。
こうしてみると、ジャンダルムが異常な形をしていて、人も落ちるのもなんとなく理解できる。
動物の動き回った形跡。
雷鳥だろうか。
動物の動き回った形跡。
雷鳥だろうか。
槍がちらり。
これが今回の見納めとなった。
槍がちらり。
これが今回の見納めとなった。
岳沢と上高地が見える。
近いようで遠い。まだ1500m程度の標高差がある。
岳沢と上高地が見える。
近いようで遠い。まだ1500m程度の標高差がある。
吊り尾根を歩く。
日本ではないところを歩いている気がしてくる。
吊り尾根を歩く。
日本ではないところを歩いている気がしてくる。
ウマとか羊とかいたら、チベットの奥地とかにいる気分にならないだろうか。
行ったこと無いが。
ウマとか羊とかいたら、チベットの奥地とかにいる気分にならないだろうか。
行ったこと無いが。
さっきからヘリがビュンビュン飛んでいる。
さっきからヘリがビュンビュン飛んでいる。
ニシキゴイみたい。
ニシキゴイみたい。
上高地が足下に見える。
近くなった気もするが、高さは変わってない。
上高地が足下に見える。
近くなった気もするが、高さは変わってない。
紀美子平着。
ここから前穂を登る。
もういいじゃない、降りようよ、という気分があるのは否定しない。
紀美子平着。
ここから前穂を登る。
もういいじゃない、降りようよ、という気分があるのは否定しない。
ザックはここに置いていく。
先客が3人ほどいるようだ。
ある意味脱衣所のようでもある。
ザックはここに置いていく。
先客が3人ほどいるようだ。
ある意味脱衣所のようでもある。
ザックを降ろすと、身は軽い。
しかし、相対的に楽だというだけであって、キツい上りであることには変わりはない。
ザックを降ろすと、身は軽い。
しかし、相対的に楽だというだけであって、キツい上りであることには変わりはない。
前穂への道。
中央奧に「○」がある。
これをいきなり見落として、右方向に進んでしまう。
前穂への道。
中央奧に「○」がある。
これをいきなり見落として、右方向に進んでしまう。
奧穂から西穂へ向かう稜線が見渡せる。
ココを通るのはいつになることか。
しかし必ず通ってやる。
奧穂から西穂へ向かう稜線が見渡せる。
ココを通るのはいつになることか。
しかし必ず通ってやる。
道が怪しくなってくる。
初日の槍沢の夫婦は、前穂でペンキを見失うと大変、と言っていた。
しかし、ペンキ自体が無いじゃないか!!
とか思ってのぼっている。
デタラメ吹き込まれたか、とか思っている。
道が怪しくなってくる。
初日の槍沢の夫婦は、前穂でペンキを見失うと大変、と言っていた。
しかし、ペンキ自体が無いじゃないか!!
とか思ってのぼっている。
デタラメ吹き込まれたか、とか思っている。
ガレガレにガレたのぼり。
歩くそばから足下が崩れ、なかなか進まない。
これは道を間違えている、と、やっと気づく。
しかし、がんばればどうにかなりそうな雰囲気があるのでそのまま進む。
ガレガレにガレたのぼり。
歩くそばから足下が崩れ、なかなか進まない。
これは道を間違えている、と、やっと気づく。
しかし、がんばればどうにかなりそうな雰囲気があるのでそのまま進む。
何とか正規のルートに復帰。
ヨカッタ。
何とか正規のルートに復帰。
ヨカッタ。
先客が降りてくる。
先客が降りてくる。
ヘリがうるさいと思ったら、ジャンダルムのあたりを執拗に周回している。
誰か落ちたのか。
すれ違った先客も気にしていた。
しかし、その先客に言われて気づいたが、いつの間にか雲行きが怪しくなっている。
人の心配をしている場合ではないのかも知れない。
ヘリがうるさいと思ったら、ジャンダルムのあたりを執拗に周回している。
誰か落ちたのか。
すれ違った先客も気にしていた。
しかし、その先客に言われて気づいたが、いつの間にか雲行きが怪しくなっている。
人の心配をしている場合ではないのかも知れない。
山頂着。
今朝のスタート地点が見える。
今朝のスタート地点が見える。
奧穂。あの頂上から、中央の尾根を通ってここまで来たことになる。
奧穂。あの頂上から、中央の尾根を通ってここまで来たことになる。
奧穂遠景。
中央が涸沢岳。
北穂は雲に隠れている。
奧穂遠景。
中央が涸沢岳。
北穂は雲に隠れている。
梓川を見下ろす。右下の分岐が横尾。
梓川を見下ろす。右下の分岐が横尾。
北穂。
ジグザグの登山道が見える。
あれもキツそうだ。
北穂。
ジグザグの登山道が見える。
あれもキツそうだ。
奧穂から槍へ続く稜線。
今回の総括として槍までの稜線を撮りたくて10分ほど滞在したが、ガスが晴れる気配は無し。
諦めて降りることにする。
奧穂から槍へ続く稜線。
今回の総括として槍までの稜線を撮りたくて10分ほど滞在したが、ガスが晴れる気配は無し。
諦めて降りることにする。
今度は道を外さないよう慎重に下っていく。
ペンキは見にくい。
視界悪かったり雪が降ったりしたらしんどそう。
今度は道を外さないよう慎重に下っていく。
ペンキは見にくい。
視界悪かったり雪が降ったりしたらしんどそう。
紀美子平にもどる。
ザックを担いで、さあ、下山だ。
紀美子平にもどる。
ザックを担いで、さあ、下山だ。
いきなりクサリ。
誰かがおとした手袋片っぽ。
いきなりクサリ。
誰かがおとした手袋片っぽ。
注意します。
テラス状になっている。
雨や雪なら怖そうだ。
テラス状になっている。
雨や雪なら怖そうだ。
なんというか、セクシーなハシゴ。
なにもこんな所に道をつけなくたって、と思うが、右も左ももっと怖いことになってるのかも知れない。
なんというか、セクシーなハシゴ。
なにもこんな所に道をつけなくたって、と思うが、右も左ももっと怖いことになってるのかも知れない。
それほどしんどくは無いが、ここで怪我でもしたら台無しなので慎重に進む。
それほどしんどくは無いが、ここで怪我でもしたら台無しなので慎重に進む。
雷鳥広場だって。
雷鳥広場だって。
確かに雷鳥が出そうな雰囲気はある。
確かに雷鳥が出そうな雰囲気はある。
広場の先はすとんと切れ落ちている。
広場の先はすとんと切れ落ちている。
雷鳥見たかったが、気配は無し。
長居せず降りることにする。
雷鳥見たかったが、気配は無し。
長居せず降りることにする。
ザレ場を下っていく。
ザレ場を下っていく。
ナナカマドのアクセント。
ナナカマドのアクセント。
岳沢パノラマとある。
岳沢パノラマとある。
岳沢が一望できる。
岳沢が一望できる。
西穂方面。
晴れてたら気持ちよいのであろう。
西穂方面。
晴れてたら気持ちよいのであろう。
クサリと危なっかしいハシゴのコンビネーション。
クサリと危なっかしいハシゴのコンビネーション。
土が見えていて、ロープがある。
嫌な感じ。
土が見えていて、ロープがある。
嫌な感じ。
ロープの支えは、いかにも頼りない。
ロープの支えは、いかにも頼りない。
そろそろと降りていく。
そろそろと降りていく。
ハシゴさん。
ナ・ナ・カ・マ・ド・♪
音符か星座みたい。
ナ・ナ・カ・マ・ド・♪
音符か星座みたい。
いくらか楽になってきたか。
いくらか楽になってきたか。
カモシカの立場とある。
カモシカ社会も、いろいろと立場上の問題があるのかも知れない。
カモシカの立場とある。
カモシカ社会も、いろいろと立場上の問題があるのかも知れない。
カモシカの立場に立ってみた。
カモシカ課長、崖っぷち。
カモシカの立場に立ってみた。
カモシカ課長、崖っぷち。
暗雲立ちこめるとまでは行かないが、先行き不透明である。
今日の立場はあまり良くない。
暗雲立ちこめるとまでは行かないが、先行き不透明である。
今日の立場はあまり良くない。
カモシカ課長を支える若手と紅一点。
カモシカ課長を支える若手と紅一点。
これは最後のハシゴか。
これは最後のハシゴか。
殺風景ななか、沢へとジグザグに下っていく。
殺風景ななか、沢へとジグザグに下っていく。
沢に出たところ。
晴れていたら正面に奧穂が見えるはず。
絶景なのだろう。
沢に出たところ。
晴れていたら正面に奧穂が見えるはず。
絶景なのだろう。
沢を渡る。
水は涸れていたが、夏場は水があるのだろうか。
沢を渡る。
水は涸れていたが、夏場は水があるのだろうか。
岳沢ヒュッテ跡。
雪崩で全壊とある。
岳沢ヒュッテ跡。
雪崩で全壊とある。
再建中の様子。
一枚岩のテーブルがある。
ここで昼飯にする。
一枚岩のテーブルがある。
ここで昼飯にする。
槍ヶ岳山荘でもらった昼飯は、鮭のちらし寿司だった。
そこそこうまい。
ザックに入れて崩れないメニューと言うことで、考えてある、と思う。

緊張が途切れたせいか、左膝がだいぶまいっているのに気づく。
痛い。
槍ヶ岳山荘でもらった昼飯は、鮭のちらし寿司だった。
そこそこうまい。
ザックに入れて崩れないメニューと言うことで、考えてある、と思う。

緊張が途切れたせいか、左膝がだいぶまいっているのに気づく。
痛い。
一服して下山再開。
一服して下山再開。
道はだいぶ楽になっている。
しかし、左膝が痛い。
鶏モモのローストチキンで言うと、モモとふくらはぎを食い終わって、
つなぎ目の軟骨を攻めていて、両手でバラそうとしていて、
その軟骨になった気分。
やめてー、という感じ。
道はだいぶ楽になっている。
しかし、左膝が痛い。
鶏モモのローストチキンで言うと、モモとふくらはぎを食い終わって、
つなぎ目の軟骨を攻めていて、両手でバラそうとしていて、
その軟骨になった気分。
やめてー、という感じ。
沢を渡り返す。
植生が変わったっぽい。笹が登場。
植生が変わったっぽい。笹が登場。
高度が下がって、紅葉ムードが出て来た。
高度が下がって、紅葉ムードが出て来た。
青空がのぞく。
これはたぶん明神岳。
青空がのぞく。
これはたぶん明神岳。
左手に梓川も見えてきた。
上高地も近いと思われる。
左手に梓川も見えてきた。
上高地も近いと思われる。
天然クーラー。
夏場は憩いの場になるのかも知れない。
この季節ではピンと来ない。
夏場は憩いの場になるのかも知れない。
この季節ではピンと来ない。
いわゆる普通の登山道になってきた。
いわゆる普通の登山道になってきた。
ピントがあっていないが、丸太の橋。
十コくらい、続けざまにかけられていた。
サービスが良くなってきて、そろそろ旅の終わりを感じる。
ピントがあっていないが、丸太の橋。
十コくらい、続けざまにかけられていた。
サービスが良くなってきて、そろそろ旅の終わりを感じる。
登山道入り口着。
登山道入り口着。
ヘリ墜落についての貼り紙。
ヘリ墜落についての貼り紙。
さて、下界にもどってまいりました。
さて、下界にもどってまいりました。
がんばって下ってきたなあ、俺。
がんばって下ってきたなあ、俺。
水がきれい。岳沢からの水と思われる。
水がきれい。岳沢からの水と思われる。
ああ、観光地に来た。美しい。
ああ、観光地に来た。美しい。
木道。
景色など気にせず、風呂入りたいなあ、とか思って歩いている。
上高地の観光客は談笑しながらゆっくり歩いているが、
下山組らしいのは、脇目もふらず一目散にバスセンター方面に歩いている。私もそう。
木道。
景色など気にせず、風呂入りたいなあ、とか思って歩いている。
上高地の観光客は談笑しながらゆっくり歩いているが、
下山組らしいのは、脇目もふらず一目散にバスセンター方面に歩いている。私もそう。
河童橋着。
ひとまずお疲れ様でした。
河童橋着。
ひとまずお疲れ様でした。
河童橋より上流。穂高の山並みは見られず。
しかし、至近距離で嫌と言うほど見てきたので、悔しくも無い。
河童橋より上流。穂高の山並みは見られず。
しかし、至近距離で嫌と言うほど見てきたので、悔しくも無い。
平日なのに、なかなかの人出。
有閑老人、とか、文句は言わないことにする。
それより風呂入りたい。
平日なのに、なかなかの人出。
有閑老人、とか、文句は言わないことにする。
それより風呂入りたい。
いちおう、おきまりの写真は撮っておく。
いちおう、おきまりの写真は撮っておく。
バスターミナルに着くと、発車直前のバスがあったので飛び乗る。
これは大正池か。
バスターミナルに着くと、発車直前のバスがあったので飛び乗る。
これは大正池か。
バスから振り返って一枚。
上高地からだと、穂高の山々の詳細はわからないが、ここからだと、山が特定できる、と、槍沢の夫婦が言っていた。
いつか、また。
バスから振り返って一枚。
上高地からだと、穂高の山々の詳細はわからないが、ここからだと、山が特定できる、と、槍沢の夫婦が言っていた。
いつか、また。
沢渡着。
今回は、下に停めておくバイクの雨対策はばっちり。
沢渡着。
今回は、下に停めておくバイクの雨対策はばっちり。
メットもこの通り。
メットもこの通り。
しかし!
バイクのリアケースに、カギ差しっぱなしだった。
頭隠してなんとやら。
とられて困る物はそんなに無いが。
しかし!
バイクのリアケースに、カギ差しっぱなしだった。
頭隠してなんとやら。
とられて困る物はそんなに無いが。
日帰り入浴出来る店。
風呂はなかなか。
4日分の汗を流す。気持ちいいいいー。
日帰り入浴出来る店。
風呂はなかなか。
4日分の汗を流す。気持ちいいいいー。
あとは、無事東京に帰るのみ。
帰るまでが遠足。
これは諏訪湖SAで休んでいるところ。
結構寒いです。
あとは、無事東京に帰るのみ。
帰るまでが遠足。
これは諏訪湖SAで休んでいるところ。
結構寒いです。
談合坂。
平日なので、中央道は渋滞無し。
こんなの初めて。中央道とは思えなかった。

あとは部屋に帰って酒飲んで寝るだけ。
明日も休みとってあるが、会社行きたくねー。

膝が限界であるが、戻ってもう一回登るのと、会社行くのとどっちが良いと聞かれたら、悩んで前者を選択しそうです。

ともあれ、無事帰ることが出来ました。お疲れ様でした。
談合坂。
平日なので、中央道は渋滞無し。
こんなの初めて。中央道とは思えなかった。

あとは部屋に帰って酒飲んで寝るだけ。
明日も休みとってあるが、会社行きたくねー。

膝が限界であるが、戻ってもう一回登るのと、会社行くのとどっちが良いと聞かれたら、悩んで前者を選択しそうです。

ともあれ、無事帰ることが出来ました。お疲れ様でした。

感想

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10年勤続休暇を使って行った槍です。

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重太郎
利用交通機関: 電車・バス
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3/5
体力レベル
4/5

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