記録ID: 8749168
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
『前穂高岳→奥穂高岳→涸沢岳→北穂高岳』北穂高小屋泊
2025年09月27日(土) 〜
2025年09月28日(日)
長野県
岐阜県
aki
＠usako
体力度
7
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 18:57
- 距離
- 27.9km
- 登り
- 2,296m
- 下り
- 2,293m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 9:05
- 休憩
- 2:33
- 合計
- 11:38
距離 10.0km
登り 2,259m
下り 667m
16:45
2日目
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 7:13
距離 17.9km
登り 37m
下り 1,626m
13:57
ゴール地点
| 天候 | 2日間とも晴れ🌞 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
沢渡（さわんど）駐車場 – 上高地公式ウェブサイト https://www.kamikochi.or.jp/enjoy/public_facilities/2498/ ◆さわんどバスターミナル⇔上高地アクセス 路線バス | 長野のバス・鉄道ならアルピコ交通株式会社 https://share.google/o9QvBYRvrjZ7apJF2 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
◆岳沢登山口→前穂高岳◆ 登山口から岳沢ヒュッテまでは緩やかに登り、霞沢岳、乗鞍岳、焼岳の展望が良かった。 重太郎新道から急登の連続となるが展望が良く、奥穂高岳やジャンダルム、西穂高岳の稜線が素晴らしい。 紀美子平でザックをデポし、鎖場のない岩場の急な斜面を慎重に登り降りする。 ◆前穂高岳→奥穂高岳◆ 吊尾根と呼ばれる狭い稜線の岳沢側に岩稜の道が続く。 危険箇所には鎖あり、難易度は中程度。 ◆奥穂高岳→涸沢岳◆ 岩稜の道を緩やかに下り、穂高岳山荘が真下に見える3箇所の梯子付近は高度感もあり渋滞が発生しやすい。 穂高岳山荘から約20分程度、普通の登山道を登ると涸沢岳に着く。 ◆涸沢岳→北穂高岳◆ ★この区間が一番の難所 涸沢岳山頂から北穂高岳方面へ少し進むと、岩場の間を鎖を頼りに足場を探しながら6�団�懸垂下降。 その後も最低コルまで鎖や梯子の連続を繰り返しながら岩稜帯を慎重に下る。 最低コルから北穂高岳まで岩稜帯の登りとなるが涸沢側、滝谷側を進む箇所をどちらも足下が切れ落ちているので十分に注意する。鎖も多数あり。 ◆北穂高岳→涸沢◆ テント場の横を通り、岩稜の急な下りが始まる。 スラブ状の滑りやすい一枚岩が50�団�あるが鎖を頼りに下る。ガレ場は浮石に注意。 ◆涸沢〜横尾◆ 緩やかに下り、ほぼ平坦になる。 濡れている岩は滑りやすいので注意。 ◎コース全体、とてもよく整備されているが、危険箇所も多いため岩稜帯を歩き慣れていない人には不向き。 |
| その他周辺情報 | さわんど温泉 日帰り温泉 梓湖畔の湯 https://share.google/6yxKqIaHWuPzMI1mR |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
行きはバスを使わず、タクシーに乗って上高地バスターミナルに到着。大型タクシーに乗ると思っていたら普通のタクシーに私たち2人だけ。頭数で1人3,000円の大出費は想定外でした💦
2
9/27 4:58
行きはバスを使わず、タクシーに乗って上高地バスターミナルに到着。
大型タクシーに乗ると思っていたら普通のタクシーに私たち2人だけ。頭数で1人3,000円の大出費は想定外でした💦
大型タクシーに乗ると思っていたら普通のタクシーに私たち2人だけ。頭数で1人3,000円の大出費は想定外でした💦
登山口から1で始まり岳沢ヒュッテで10。ちょうど中間の1,830m地点。
重太郎新道の取り付きから歩き始めて30分程すると長〜い梯子があり。
上から撮ると結構な高度感。
右上辺りに岳沢ヒュッテの赤い屋根が見えます。
右上辺りに岳沢ヒュッテの赤い屋根が見えます。
今日は長丁場だけど、天気は最高にイイし景色を楽しみながらガンバロー!
紀美子平に到着😃
柑橘系のフルーツは夏山に最高です😋
草紅葉も始まっていて山も一段と綺麗です!
柑橘系のフルーツは夏山に最高です😋
草紅葉も始まっていて山も一段と綺麗です!
紀美子平にザックをデポしてヘルメットを装着し、前穂高岳の山頂にアタック開始。
多くの登山者が登り下りしています。
多くの登山者が登り下りしています。
山頂は広々としています。
これから歩く山も見えました!
無事に小屋へたどり着かないと💦
これから歩く山も見えました!
無事に小屋へたどり着かないと💦
奥穂高岳の山頂まであと少し!
左にはジャンダルムが見えました。
左にはジャンダルムが見えました。
穂高岳山荘が真下に見え、急な下りで渋滞が発生していました。目の前には涸沢岳も見えています。
穂高岳山荘前です。13:30を過ぎ宿泊の登山者も増えてきて賑わっています。
左に前穂高岳、中央には奥穂高岳。
涸沢岳への登りを頑張るakiさん!
涸沢岳への登りを頑張るakiさん!
本日3座目の涸沢岳に到着です!予定よりちょっと時間が押してしまったけれど、北穂高小屋に着くまで、ここから更に気を引き締めて進みます。
3
9/27 14:06
本日3座目の涸沢岳に到着です!
予定よりちょっと時間が押してしまったけれど、北穂高小屋に着くまで、ここから更に気を引き締めて進みます。
予定よりちょっと時間が押してしまったけれど、北穂高小屋に着くまで、ここから更に気を引き締めて進みます。
ここから難関の始まり!
岩の間を6�団�、鎖を頼りに急下降します。
岩の間を6�団�、鎖を頼りに急下降します。
降りきったakiさんが下からusakoを撮ってくれました。足場が悪い箇所にはステップが打ち付けられています。
時刻は16:36。やっと4座目のピーク、北穂高岳の山頂に無事 立つことができました💦
小屋で受付を済ませ、一段落した後に小屋の外へ。
槍さまが雲にのまれてしまう〜💦
槍さまが雲にのまれてしまう〜💦
夕食前にテラスで至福の一杯!
usakoはビールの苦味が苦手なので紅茶にウイスキーを少量入れてもらいカンパイ🍻
usakoはビールの苦味が苦手なので紅茶にウイスキーを少量入れてもらいカンパイ🍻
北穂高岳の山頂にも登山者が集まってきました。
風が強くて寒かった💦
風が強くて寒かった💦
昨日は疲れ切って笑顔で写真も撮れなかったので、下山前に若いカップルさんに撮っていただきました!
感想
穂高連峰…。
山をやるようになってからは、自分には関係ないところ。
まだ自分には早い、もっと経験を積んでからにしよう…。
そんな風に思ってきたが気が付けば歳も取ってきてしまい、そろそろ行かないと体力的にも行けなくなるかも…。
ということで、最初は北穂高岳のみのピストンで計画したのだが、usakoに「どうせなら四つ周りたい！」と言われビックリ。
自分の今の体力や体重を考慮すると不安はかなりあったが挑戦すことにした。
直前まで天気予報に振り回されたが、山行中はずっと好天に恵まれ、最高の条件で今回の山行を無事に達成することができた。
また、メタボな自分も、スリムなusakoも、この山行が今の体力の限界なんだと知ることもできた。
心地よい筋肉痛と達成感を感じながら北穂高小屋にはまた泊りに行きたいなと思うのでした。
登山を趣味に持つようになってから10数年…。
穂高に最も近い山で登ったことがあるのは、焼岳と槍ヶ岳だった私。
岩稜帯が苦手な訳じゃなく、むしろ楽しいと思っていたけれど、穂高縦走の機会が巡ってこなかった。
今年、私にとって人生の節目に大きな経験として残したかった今回の縦走を計画し、実現することができました。
天候によっては延期、ルート変更、山の変更など、直前まで天気予報に悩まされたり、歩きながら体力的、時間的に小屋まで無事にたどり着けるかどうか心配しながらも、北穂高岳のピークを最後に踏んで小屋へ向かう途中、感極まってしまいました。
私の山に対する情熱はこれで終わったわけじゃなく、目の前に山がある限り一生涯 続いていく…そんな気がしています。
一緒に歩いてくれたakiさん、今回もありがとう!
またよろしくお願いしますネ😅
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最高の秋晴れの中での穂高縦走、本当にお疲れさまでした！
奥穂〜北穂へのルートは、怖くて行けないところでしたが、一気に4座、踏破されるおふたり、凄いなぁと思いました！
やはり、涸沢岳から北穂へ向かう岩稜帯の写真は、見ているだけでタマヒュン…😂
北穂小屋からのマジックアワーの景色、そして朝焼けに染まる穂高連峰と槍ヶ岳は、ご褒美ですよね！
体力的にもギリギリの挑戦だったと書かれていましたが、一日で、そこまで行っちゃうレコは、ほぼ見た事ありません！！！
これからも、素敵な山旅レコ、楽しみにしてます。
そして、最後に土曜日の同じ時間、タクシー乗り場に居たので、お会い出来ず残念でした💦
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