記録ID: 317780
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無雪期ピークハント／縦走
甲信越
御嶽 日和田口から継子岳〜アルマヤ天
2013年07月06日(土) [日帰り]
長野県
岐阜県
yotty
- GPS
- 09:49
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,657m
- 下り
- 1,655m
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7:30日和田口-9:45ゴンドラ分岐点-11:50継子岳-12:20 5ノ池小屋(コーヒー)-13:25アルマヤ天-14:20継子岳-16:50日和田口
| 天候 | 曇りのち雨 山頂部は風雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
チャオ御岳スノーリゾートを目指して進み、そのスキー場手前の飛騨御岳橋の旧道が登山口（数台程度駐車可能） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
概要 蒸し暑いので高山として御嶽をチョイス。登山口として王滝、開田、小坂と登ってきたので今回は日和田より未踏の継子岳へ登りこれまた未踏のアルマヤ天に向かう。「暑いが良い天気」と思って出発したが、実際には風雨の天候（サイノ河原付近で気温10℃、最大風速18.4m/s）。また、アイゼン未携帯の為、雪渓の登下降に時間と神経を使うこととなった。 日和田口〜林道合流点：飛騨御岳橋の旧道に駐車し出発。いきなりの滑床を渡渉したその先から笹藪が続く（約8割）。なお、初めてで林道から下るのは道がわかりづらいので避けたほうがよい。 林道合流点〜ゴンドラ駅合流点；林道を500m進み再び登山道となる。しばらくはほとんど標高差のない樹林帯で散策気分。沢沿いにつけられた登山道を進み傾斜が増してきた先にゴンドラ駅合流点となる。なお小虫が多い。 ゴンドラ駅合流点〜継子岳：合流点からは急登。「山と高原地図」で「木無し」と呼ばれる地点が今回の核心。「この付近遅くまで雪渓が残ることあり注意」と記載があるがその通りで、崩壊斜面に沿って雪渓が残る。2013/7/6時点で登山道から3回雪渓に出る箇所がある。雪渓は傾斜があり またこの日は雪が比較的硬かったため 滑ったらぶつかるまで止まらない状態で危険。アイゼン未携帯であったので ひたすら蹴りこんでステップを切りつつ木の枝にしがみついてなんとか通過。下りも同様の手法で通過したがとにかく時間がかかった（登りは標高差150mを1時間くらい）。雪渓を通過すればあとは普通の登山道。 継子岳〜5の池小屋：普通の登山道。ガスっていたが道は明瞭であったので問題ない。 5の池小屋〜摩利支天乗越〜サイノ河原避難小屋〜アルマヤ天：避難小屋までは普通の登山道。アルマヤ天は登山道はないが、ほとんど平らで真っすぐかつ近いので難なく到達（ガスっていたので唯一コンパスを振ったが、再確認する前に着いてしまった。） |
写真
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立派な県道（チャオ御岳の手前）の脇に登山口表示がある。
50mほど下ると行き止まり これが登山口で、数台駐車可能
50mほど下ると行き止まり これが登山口で、数台駐車可能
準備をして出発。
（朝5時に中津川ICのすき家で朝食を食べてから向かったが、ここまで2時間近くかかったこともあり出発遅め）
（朝5時に中津川ICのすき家で朝食を食べてから向かったが、ここまで2時間近くかかったこともあり出発遅め）
日が照った。
天気はよいものだと思っていたのでこの先暑いかな と思ったが、実際はこの後雨となった
天気はよいものだと思っていたのでこの先暑いかな と思ったが、実際はこの後雨となった
はじめの1kmはあの笹藪登りで次の2�劼呂曚槓臣海米察�
ただし、この後に急登がまっている
ただし、この後に急登がまっている
突然ザーっと雨が降ったので装備を調えたが、すぐに止んだ。
レインハットは今回初使用。
風がなければフード被るより快適
レインハットは今回初使用。
風がなければフード被るより快適
ずっと先まで続いてる。雪が締まっているし、登山道はわからないし帰ろうかと思ったが、出発して2時間チョイしか経ってないから頑張って進む事に。
とにかく滑ったら死にそうだったので灌木を頼りにキックステップしまくり
7/7 10:42
ずっと先まで続いてる。
雪が締まっているし、登山道はわからないし帰ろうかと思ったが、出発して2時間チョイしか経ってないから頑張って進む事に。
とにかく滑ったら死にそうだったので灌木を頼りにキックステップしまくり
雪が締まっているし、登山道はわからないし帰ろうかと思ったが、出発して2時間チョイしか経ってないから頑張って進む事に。
とにかく滑ったら死にそうだったので灌木を頼りにキックステップしまくり
写真じゃ伝わらないが、アイゼン持ってないハイカーは完全にびびってしまった ほどの傾斜はある。
天気が悪い（気温が低めで太陽当たらず）なので雪が堅い。
ピッケルアイゼン持っていれば、逆に快適な雪渓詰めとなる!?
ピッケルアイゼン持っていれば、逆に快適な雪渓詰めとなる!?
何度見てもカワイイ。
こちらの様子をうかがって動かないのでそっと立ち去りました。
こちらの様子をうかがって動かないのでそっと立ち去りました。
登り尾根に到着した。
これまでは山に遮られてほとんど風はなかったが、この先場山を駆け上がってきた強風に晒されることとなる。
これまでは山に遮られてほとんど風はなかったが、この先場山を駆け上がってきた強風に晒されることとなる。
風に雨がプラスされてびしょ濡れになりつつあったのでフードに変更。
こんなにフードを絞って被ったの初めてだ
こんなにフードを絞って被ったの初めてだ
3ノ池とか全然見えない。
腹も減ったので、とりあえず5の池小屋で休憩することにした。
腹も減ったので、とりあえず5の池小屋で休憩することにした。
小屋から3ノ池方面はすぐに残雪が現れる。
先が見えないので進めなかったから摩利支天乗越経由でアルマヤ天に向かう
先が見えないので進めなかったから摩利支天乗越経由でアルマヤ天に向かう
小屋で休憩したおかげで難なく到着。
ここから下るが、この先の区間はとにかく風が強かった。
ここから下るが、この先の区間はとにかく風が強かった。
サイノ河原避難小屋。
このあたりで、雨がみぞれっぽくなって当たるとイタイ
アルマヤ天はこのまま直進（東）
このあたりで、雨がみぞれっぽくなって当たるとイタイ
アルマヤ天はこのまま直進（東）
アルマヤ天の祠（の残骸）
何も見えないし風も強いのですぐ引き返す。
何も見えないし風も強いのですぐ引き返す。
そういえば残雪の雪渓を詰めた記憶がない。
白馬の大雪渓も行ったことないし
白馬の大雪渓も行ったことないし
収まるかと思ってしばらくじっとしていたが止まないのであきらめて出発
林道から日和田口へむかう入り口。
看板はあるけど、初見だとかなり勇気がいる
看板はあるけど、初見だとかなり勇気がいる
登山口すぐ近くに滝。
朝は時間が無いと思って見なかった。
なかなか良い雰囲気
朝は時間が無いと思って見なかった。
なかなか良い雰囲気
感想
急に熱くなった愛知県から脱出するため高い山を物色していたが、翌週の連休にテン泊縦走予定なので比較的軽めにしたいと思い今回は御嶽に向かうことにした。
御嶽は愛知（名古屋）からでも良く見える山であり、まったく見えない富士山より親しみを持っている好きな山の一つです。
最近はほとんど行かなくなったスキーですが、通っていたころはおんたけ2240スキー場によく行っており、ここは登山口の一つ王滝口ともなっています。
（当時はおんたけと思っていたスキー場ですが、実際には寄生火山の三笠山であることを登山を始めてから知った）
個人的に思い入れのある御嶽さて今回は…
下部の笹藪が濃くて登山道とは呼べないレベル（廃道と言われれば納得））
晴れと思ったら横殴りの雨(ただし思う存分涼むことはできたw)
想像以上の残雪、アイゼン未携で肝を冷やす
五の池小屋のコーヒーは量が多くてしっかりあったまった
主目的は未踏のアルマヤ天だが、実は摩利支天山からシン谷、兵衛谷を見たかった（時間の都合＆ガスってたので行かず）
ザックカバーがいつの間にか飛ばされてた…
といった感じ。
昨年の7/28に開田口より登った経験で「7月はアイゼン要らないだろう」と舐めてましたが、7月の上旬と下旬では状況がかなり異なるようです。（ルートも違うし）
御嶽はやっぱり天気の良い日がいいですね。
また、5週前にぎっくり腰となったが今回の登山では腰は何ともなかった。
ただし、腰を折る（曲げる）姿勢は倒木をくぐる時くらいしかしなかったので、実際に沢や岩場に行った時どうなるか そろそろ確かめる時が来たようだ。
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