【骨折で敗退】棒ノ折山・棒ノ嶺 (白谷沢↑滝ノ平尾根↓)

ちろる
その他1人 - GPS
- 02:49
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 454m
- 下り
- 542m
コースタイム
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
7:10の始発バスに乗ろうとしましたが、満員電車並みの混雑状況を見て乗車を断念。 今回は新型コロナウイルス感染防止のためタクシーを利用しました。 飯能駅-さわらびの湯バス停 6,900円 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はありません。 白谷沢コースの核心部(ゴルジュ付近)は渋滞しやすいので余裕を持って。 |
| その他周辺情報 | バス停付近に売店やトイレがあります。 |
写真
感想
GW直前に新型コロナウイルス緊急事態宣言が発令され、悩んだ末に計画していた南アルプスの伝付峠から蝙蝠岳ピストン〜笊ヶ岳の3泊4日縦走を断念。
代わりに近場の棒ノ折山〜有間山を、GWで一番天気の良い5月4日に日帰り縦走することにしました。
登山当日は久しぶりの好天ということもあり登山者もそれなりに多く、人気の白谷沢コースのゴルジュ辺りでは渋滞も発生。その渋滞を抜けたところで後ろを歩いていた同行者と離れていることに気付き、登山道脇で待とうと振り返った際、少し大きめの石に乗せていた左足を滑らせて負傷…その瞬間、足首がありえない角度でぐにゃりと曲がるのをスローモーションで目撃しました。
すぐに登山道脇に避難して足の状態を確認。くるぶしはテニスボール大のドーム状に腫れ上がっていて、体重をかけると痛みと共に足首の不安定さが気にかかった。すぐにザックの中を漁って足首を固定できそうなものを探すが、この日は日帰りだからと油断して常に携帯しているテーピング等のエイドグッズは家に置いてきてしまっていた。とりあえず駅でもらった観光パンフレットを丸めて添え木代わりにしてタオルでキツめに足首を固定するとなんとか歩ける状態になり一安心。
しかしこのまま下山すれば渋滞が発生している難所を足を引きずりながら逆行することになる…それだけは避けたいとGPSを確認すると、負傷地点から約60m登った地点で車道とクロスするのが判り、そこから滝ノ平尾根経由で下山することにしました。
結果この判断は大正解。滝ノ平尾根は下山ルートとして使われことも多いのでこの時間は人も少なく、また概ね足に優しい道で安心して下ることができ無事に家路につくことが出来ました。
実はこの時点ではまだ普通の捻挫だと思っていたので2〜3日間自宅で安静に過ごし、その後、念のためにと受診した整形外科で腓骨骨折と判明しました。
実は1ヶ月前に眼部帯状疱疹に罹り、その後遺症で片目がよく見えなくなったのが直接の原因かもしれないけど、そんな体調でも自分なら登れるだろうと山を舐めていた部分もあるかもしれない。これからは初心に戻って慎重に行動するようにしたいと思います。










いやいや驚きました。骨折したのに歩いて帰ったというのは凄いですね。
「足首がありえない角度でぐにゃりと曲がる・・・」の時点で私だったら真っ青になって気絶しそうです。骨折した部位やその程度にもよるのでしょうが自分の足で歩いて帰れたのは不幸中の幸いでしたね。
山では何が起きるか分かりませんから常に安全登山を意識していないといけないですね。
私はもう古希を過ぎてしまいましたので常日頃「自分はもういい歳だから・・・」を意識して行動しています。歳はとりたくないものですがこれだけは仕方ないです
コメントありがとうございます。
事故の瞬間って本当にスローモーションになるんですね。
多分脳内麻薬が出まくって痛みを抑えていた部分もあるかと思いますが、自力下山できたのは幸いでした。
私もそろそろ「もういい歳だから・・・」を意識しなきゃいけないなって思うようになりました。年相応の大人の登山って奴ですね
古希を過ぎても精力的に山に登られているhachiさんみたいになりたいです
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